巨根が少しずつ妻の中に入っていく悪夢のような休暇旅行

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妻の綾子は43歳。

父親の経営する地方のスーパーで経理の仕事をしている。

子供は高校二年の息子と中学三年の娘がいる。

私は地元の銀行に勤める銀行マン。

綾子は私の自慢の妻だった。

有名女子大を卒業し、私と同じ銀行に入社した綾子は優秀だった。

支店勤務は最初の一年程度で、いきなり役員の秘書に抜擢されたのだ。

しかも美人だった。

どちらかと言うと和服が似合う日本美人だが、洋服を着ても遜色はなかった。

何より、綾子は品があった。

父親が会社を経営していたせいもあるが、生活に余裕があったらしく、中学・・・高校と東京の一流どころに通っていたのだ。

才色兼備に加えて品があった。

そんな綾子とたかが一銀行員の私がどうして結婚出来たのか?

友人や同僚から、よく不思議がられていた。

それは私にとって幸運だった。

互いに独身だった頃、私は満員電車に揺られながら、ふと同じ車両に綾子が乗っているのを発見した。

それもすぐ近くに。

綾子は銀行内でも評判の美人職員だったから、私も顔位は知っていた。

その品のある美しさに胸をトキめかせながら彼女の横顔に見惚れていたが、急に彼女の顔が曇り出したのを見逃さなかった。

しばらくして、私は彼女が痴漢に遭っている事を知った。

彼女が嫌がり、困惑し、今にも泣き出しそうな表情になっているのを見ているうちに耐えられなくなった。

乗客を押し退け、何とかして彼女に近付いた。

「高橋さん!」

そしてわざと大きな声で綾子に声をかけたのだ。

名前を呼ばれて、えっ・・・?と、こちらを見た綾子。

「おはよう」

私は出来る限り、親しみを込めて挨拶をした。

一瞬、キョトンとした綾子だったが、すぐに笑顔で挨拶を返して来たのだった。

その顔にホッとした安堵の表情が浮かんだのを私は見ていた。

もちろん、痴漢が綾子を諦めたのは言うまでもない。

そんな偶然の出会いだった。

自分の窮地を救ってくれた私を信用してくれたようだった。

それから私達の交際が始まったのだ。

そして一年足らずで私達は結婚した。

周囲に大きな波紋を与えて・・・

私は銀行から勤続25年の表彰を受け、一週間の休暇と旅行を贈られた。

行き先は幾つかの候補地の中から選んでいいというシステムだった。

私は行き先を妻と相談した。

伊豆や軽井沢、行きたい先はあったが、結局、山奥のひなびた温泉を選んだ。

これが悲劇の始まりだとは知らずに・・・

1ヵ月後。

旅行は夫婦に贈られたものだったから、私達は子供らを妻の実家に預けて出発した。

新幹線と電車とバスを乗り継いでの半日コースだった。

目的地に着くと本当にそこは山奥だった。

でも空気が新鮮で心が洗われる思いだった。

旅館も古い木造だったが、それこそ私達が望んだ純日本風の旅館なのだ。

私達は露天風呂に入り、美味しい料理に舌鼓を打ち、心から二人の旅行を楽しんだ。

倦怠期を迎えていた私達も新婚気分に戻ったようだった。

二日目の夜。

私は酔った勢いもあって、妻の布団に潜り込んだ。

久しぶりに綾子を抱きたいと思っていた。

綾子は元々、セックスに関しては淡泊だった。

疲れている時は拒否もされるし、いざ始まっても気分が乗らずに私の行為にほとんど反応しない事もあった。

だから、最近では私も自分で慰める事が多かった。

だが、今日は久しぶりの解放感と酒の酔いが私をその気にさせていた。

綾子も拒みはしなかった。

寝巻の帯を解き、久しぶりに綾子の形の良い乳房を目にした私は思わずむしゃぶり付いた。

「あっ」

綾子が甘い声を上げる。

私は久しぶりに綾子の体を堪能した。

だが、その日も綾子をイカせる事が出来なかった。

綾子は不感症ではなかったが、私に言わせると感度が鈍いのかも知れなかった。

私は綾子の白い肌の上に射精し、綾子にキスをして横になった。

綾子は嫌がりはしなかったが、やはり淡泊だった。

山奥のひなびた温泉を楽しみながら忽ち時は過ぎ、五日目の日。

私達は近くの山を散策に出かけた。

綾子が言い出したのだった。

これといった名所もなく、ただ空気が新鮮で森林浴には最適な環境だった。

私と綾子は散策コースの簡単な地図を手に一時間ほど歩いた。

すると目の前に結構大きな池が現れ、私と綾子は思わず立ち止まって見惚れていた。

しばらくして池のほとりに山小屋らしき建物を見付け、私は綾子の手を引いて行ってみる事にした。

なだらかな道程とはいえ、一時間も歩けば汗ばむ程だった。

私は少し休憩しようと思ったのだ。

誰かの住居にしては小さく、少し大きなバンガローといった感じだった。

入り口の扉を開けて中に入った私達はそこに人がいたのを知って驚いた。

そこにいたのは背の高いがっちりした男だった。

不精髭を生やし、いかにもくたびれた衣服を身に着けていた。

「おっと、失礼!人がいるとは知らなかったので」

私は詫びた。

「別に構わないさ別に俺の小屋じゃないから」

風貌からは若いのか年寄りなのか、わかり辛かった。

素っ気なく答えた男に私は何と話し掛けたらいいのかわからずに言葉に詰まってしまった。

「俺に気を使う必要はないよ。休んでけばいい」

男がそんな私に話し掛けて来た。

よく見るとまだ二十代位の青年だった。

私は綾子を促して近くに置かれているベンチに腰を下ろした。

「君はこんな所で何をしてるんだい?」

私は息子のような青年に声をかけた。

「住んでるんだよ」

またも男は素っ気なく答えた。

「え?こんな所に?」

綾子が驚きの声を上げた。

「悪いか?」

男が綾子を睨んだ。

「いえいえ、そう言う意味では」

私が綾子に代って謝った。

住む家もない天涯孤独の身なのか、それともこの村のホームレスなのか・・・

それより、中に入った瞬間から、部屋には悪臭というか異様な臭いがしていて、私も綾子も顔を歪めていた。

「臭いのかい?風呂なんかしばらく入ってないからな」

男はそう言って笑った。

綾子が辛そうに顔をしかめた。

綾子は何より清潔好きだった。

家でも汚い場所があれば、とことん綺麗にしてしまうし、不潔な物や人は嫌いなのだ。

私は頃合いを見て立ち去ろうと思っていた。

綾子の為にも・・・

「あなた、そろそろ行きましょう」

綾子が、この小屋から一刻も早く出たくて仕方がないように言った。

「そうだな。じゃ、私達はこの辺で」

私はベンチから立ち上がって浮浪者風の青年に声をかけた。

するとその男が床から立ち上がり、ドアの前に立ったのだ。

私達が出て行くのを遮るように・・・

驚いた私はその男の顔を見た。

「風呂には1ヵ月以上入ってないけど、女とはもう3ヶ月はやってないんだ!奥さんとやらせてくれないかい?気持ち良くさせてやるから」

男の口から信じられないセリフが出た。

「えっ?」

私と綾子が同時に驚きの声を上げる。

「いいだろ?奥さん、綺麗だし、やりたいよ!」

男が近寄って来る。

私は綾子を庇うようにしながら後退りした。

「君、冗談なんだろう?でも、冗談にも程があるよ」

私は身の危険を感じながら、言葉で諭そうとした。

目の前の男は、中肉中背の私と比べると背は10㎝以上高く、体付きも浮浪者らしくないがっしりした体型だった。

「あんたは、おとなしく見てなよ」

男がいきなり私に掴みかかって来た。

「キャーッ!」

綾子が悲鳴を上げる。

私は男と取っ組み合いになり、しばらくは対抗出来ていたが、体力、腕力で押されていった。

壁に押しつけられ、腹にパンチを食らった。

息が出来なくなり、私は意識を失った。

それからどの位時間が経っただろう・・・

私はハッと意識を取り戻した。

最初の数秒間はここがどこで自分が今まで何をしていたのか思い出せなかった。

近くで女の悲鳴が聞こえて驚いた私は声のする方を見た。

聞き覚えのある声の主は見間違う筈もなく、妻の綾子だった。

その綾子が先程の男に床に押し倒された格好で形で襲われていた。

その日着ていた薄手のピンクのセーターを捲り上げられて、ずり上げられたブラジャーの下の乳白の乳房をごつい手が揉み上げている。

「ああっ、嫌・・・やめて!」

綾子が男の腕を掴んだり、叩いたりして抵抗していたが、男に対してそれは何の効果もなかった。

私は慌てて立ち上がろうとした。

だが、私はその時になって初めて気が付いたのだった。

自分がロープで縛られていて、小屋の柱に固定されている事に・・・

「こらっ、おまえ・・・何をしてるんだ!」

私は怒りに顔を赤らめて男を怒鳴り付けた。

「もう起きたの?もっと寝てればいいのに」

男は私の方をチラと振り返り、そう言うと再び綾子を襲い始める。

「あなたっ、助けて!」

綾子が必死に救いを求めて来た。

私は柱に縛り付けられた体を振りほどこうと思い切り体を動かしたが、ロープはビクともしなかった。

「こんな馬鹿な真似をして・・・警察に訴えるぞ!」

私は精一杯の脅しをかけたつもりだった。

「警察なんて恐くないよ」

男はどこ吹く風だった。

片手で綾子の肩を床に押さえ付け、もう片方の手で豊満に実った乳房を揉みしだいている。

その状況からすると私が気を失っていた時間は男が私を縛り付けていた5分か10分程度だったようだ。

目の前で愛する自慢の妻が襲われているーー決して許される事ではなかった。

私は男を怒鳴り付け、罵り、必死に体を悶えさせた。

怒りが沸き上がり、錯乱しそうだった。

「ああっ?嫌ーっ!」

綾子がけたたましい悲鳴を上げた。

男が綾子のジーパンを脱がせようとしている。

それも有無を言わさぬ凄い力で・・・!

抵抗する綾子の邪魔な手を払い除けながら、男は無理矢理、綾子からジーパンを脱がせてしまった。

妻が浮浪者に

「嫌っ、嫌っ・・・やめてっ!お願い」

綾子が恐怖に顔を引きつらせて絶叫する。

目の前で展開する妻の凌辱劇・・・

これは現実の出来事なのだろうか?

だが、私の目の前でセーターを脱がされて下着姿にされてしまったしまった妻が、悲痛な叫びを上げている光景は紛れもない現実だった。

「おい、もういい加減にしろ!」

私はさっきから声が枯れる程叫んでいた。

せめて注意をこちらに逸らせて、隙が出来れば綾子も逃げ出す事が出来るかもしれないと思った。

だが、私の叫びがこれから女を犯す凌辱劇のBGMとでも思っているかのように、男は一々反応しなかったのだ。

男が綾子の腹の上に腰を落としたまま、自分の着ている物を脱ぎ出した。

私は何とかしてこのロープから脱出したかった。

妻を助けなければ!

私はふと自分のズボンの左のポケットに煙草とライターが入っている事を思い出した。

辛うじて手首だけ動かせる左手でライターを取ろうとした。

なかなか手が言う事を聞かなかった。

ポケットの入り口から先に進めないのだ。

男が上半身裸になり、次にズボンのベルトを緩めるのを見ながら、私は焦っていた。

男がズボンを脱ぐ為に綾子の腹の上から腰を浮かした瞬間、頭の良い綾子が好判断で男の股間を蹴り上げ、怯んだ隙に男から脱出したのだった。

私はやったと心の中で叫んでいた。

「綾子っ、逃げろ!」

私は実際に叫んでいた。

綾子が私の事を心配そうに見たが、すぐに身を翻してドアに向かった。

男が追う。

だが、綾子が一瞬早かった。

木製の重いドアを押して綾子が外に飛び出した。

少し遅れて男が外に出て行った。

(綾子、逃げろ!逃げてくれ!)

私は綾子が逃げ切ってくれる事を祈った。

祈りながら、自分も脱出を謀っていた。

ライターにやっと指先が届いた。

だが指先ではライターを引っ張り出せない。

舌打ちしながら作業を続けた。

ギィと軋み音がしてドアが開いた。

私はハッとしてドアの方を見た。

果たして綾子は逃げ切れたのか・・・?それとも・・・?

私は見るのが怖くてそこに現れた人間の足を見ていた。

一人なら二本。

綾子も一緒なら四本の筈。

男一人だった。

やったのか・・・?

私は綾子が逃げ切れたものと思い、糠喜びした。

だが、次の瞬間、私は愕然とした。

綾子が男の肩に担がれて、手足をばたつかせていた。

肩に担いだ綾子の尻を男はニヤニヤしながら手で撫で回していた。

パンストとパンティに包まれたむっちりした綾子の尻がやけに色っぼかった。

男がそのままの態勢で綾子のパンストとパンティを脱がせようとした。

綾子を担いだ位では苦にも思っていない様子だった。

「あっ!駄目っ、嫌よ!」

綾子が狼狽の悲鳴を上げる。

だが、綾子の手は男の背中側にあって、男の行為を邪魔する事は出来ない。

見る見る綾子の尻が露にされていく。

男がパンストとパンティを膝の辺りまで脱がせた時、私は目にしてしまった。

男に脱がされて裏返ったパンティの中心部が黄色く変色しているのを・・・まさか・・・綾子は感じてしまっているのか?こんな状況で犯されようとしながら、あそこを濡らしてしまったのか?

私は改めて愕然としていた。

「嫌っ、嫌ーっ!」

男が指で綾子の尻の割れ目に触れさせていた。

きつく閉じたアヌスの周りを撫で回し、肉の襞に隠された秘裂にも指先を入れた。

「ギャーッ!!」

綾子の悲鳴が室内に響き渡った。

男が指先にまとわり着いた透明な粘液を口に運んでニンマリと笑った。

私の体から力が抜けていった。

綾子はやはり感じていたのだ。

こんな不潔な男に私の目の前で犯されようとしながら、綾子は・・・

私は目の前が真っ暗になった。

そんな馬鹿な・・・どうして・・・?

初めて綾子に対して不信感を抱いた。

見ると男がズボンもトランクスも片手で器用に脱いでいた。

プロレスラーのような、いかつい体が露になった。

こんな体付きの相手ではケンカしても私などが適う訳がなかった。

だが、私はハッとしていた。

これから妻は・・・綾子は・・・この男に犯されようとしているのだ。

私はある事を心配したが、今はそれどころではなかった。

全裸になった男の股間は信じられない位に膨張し切っていた。

私の・・・いや、恐らく普通の男のそれより長さも太さも確実に一回りは巨大だった。

男は私が縛られている柱と反対側に置かれていた木製の頑丈そうな椅子の所まで移動した。

そしてパンストもパンティも脱がされて下半身剥き出しにされた綾子を肩に担いだまま、その椅子にドッカと腰を下ろした。

綾子の脚が男の体にぶつかった。

男が綾子の腰を両手で掴んで肩から下ろし、そのまま自分の膝の上に跨がらせた。

そして背中のブラジャーのホックを外し、綾子からブラジャーを剥ぎ取ってしまった。

男と綾子が向かい合う格好だった。

綾子は身長が160㎝あるのだが、男の膝の上に跨がってさえ、まだ男の方が大きかった。

「お願い・・・もう許して」

綾子が泣きながら哀願する。

綾子の目の前にはあの巨大な男根が聳えていた。

「駄目だよ、俺は綺麗なあんたが欲しいんだ」

男はそう言うと改めて綾子の腰を掴んで少し浮かせるようにした。

「あっ!?嫌よっ、駄目っ!」

綾子はいよいよ犯されると知って激しく狼狽し、両手で男の胸を叩いた。

だが、男は平然と事を進めていく。

綾子の腰を自分の男根の真上に移動させて、そのまま降下させた。

「ああっ!?駄目っ!」

綾子の悲鳴が私の耳を打った。

私はと言えば、ライターは手にしていたが、火を着ける事が出来ないでいた。

妻が今にも犯されようとしているのに・・・!私は焦りながらライターをいじり、慌てながら火を着けようと苦労していた。

「あああああっ!!」

その時、綾子が今までにない程のけたたましい絶叫を放っていた。

ハッとして綾子を見た私は男の巨大な男根が少しづつ綾子の膣に挿入されていく様を目にしていた。

「ああっ」

肉を軋ませるようにして男の巨大な男根が綾子の秘裂を抉っていく。

私はその出産シーンにも似た凄絶な光景に思わず息を呑んだ。

室内が静まり返った・・・・・・綾子は自分を貫いて来る巨大な男根から逃れようとして、少しでも腰を浮かそうとしていた。

だが、男はそんな綾子の腰を自分の方に引き寄せる。

「あっ・・・!」

綾子が引きつった悲鳴を上げて男の肩にしがみ付く。

間もなく、男の男根が綾子の中に完全に納まったらしく見えなくなった。

あんな巨大なモノが・・・

私の心臓は爆発しそうに激しく鼓動していた。

こちらからは綾子の表情は見えなかったが、苦痛に歪んでいるに違いなかった。

「俺のが全部入るなんて、奥さん、スケベな体だね。うれしいよ」

男が感激したようにそう言うと妻の背中を抱き締めるのだ。

綾子は微かに呻きを洩らしながら男の胸に顔を埋めている。

私はと言えば、今だにライターの火を着けられずにいた。

目の前で繰り広げられる妻の凌辱劇をただ茫然と眺めるだけだった。

「うっ・・・んっ」

静寂の中、綾子の呻きが聞こえて来た。

男が綾子の乳房を揉み上げていた。

綾子は43歳になったばかりだった。

子供も二人いて、今は女としてより母親としての立場の綾子だった。

43歳には見えない若々しさと美貌。

そして未だに理想のプロポーションを誇っている自慢の妻だったが、それにしてもこの年になってレイプという男の非道な暴力に曝される事になろうとは・・・!

私は男への怒りと憎しみ、綾子への愛しさと憐れさを覚えていた。

男が綾子の尻に手を回して前後に揺らし始めた。

「ああっ!嫌っ、やめてっ!」

途端に綾子の口から悲鳴が上がった。

キュッと括れる腰の下の見事な形の双臀が淫らに動いていた。

男に動かされているとは言っても、あまりにも淫らだった。

私は何時しか自分の股間が疼き出している事に気が付いていた。

「ああっ・・・!?」

綾子の口から戸惑うような悲鳴が上がる。

「・・・・・・?」

私の胸がドキンと鳴った。

「あっ、あっ」

綾子が堪え切れないような引きつった悲鳴を洩らしている。

(まさか・・・?)

私はその声質が苦痛や拒否のものではない事を理解していた。

「ああっ、あん・・・はぁ・・・ああっ」

そしてそれを証明するがごとく、今度は疑いようもない明らかに喜悦のそれとわかる声を上げる綾子だった。

(綾子・・・・・)

私はその衝撃に打ちのめされていた。

見知らぬ男にレイプされながら感じてしまうなんて・・・

私の自慢の妻の綾子が・・・!

私は絶望と怒りに体を震わせた。

「やめろー!やめてくれー!」

私は声を限りに叫んでいた。

私のあらん限りの叫びに一瞬、綾子の体がビクッと反応した。

私が後ろで見ている事を思い出したかのように・・・

だが、それも束の間だった。

男に揺り動かされて、再び綾子の口から快感に負けた悦びの声が上がり始める。

43歳とは思えない官能的で見事な体が男の膝の上で淫らにくねっていた。

私は既にライターを手から落としていて、綾子を助けようとする意志も気力もなくしていた。

「あっ・・・?ああっ・・・!」

その時、綾子が切羽詰まったような悲鳴を上げて顔を仰け反らせた。

私はハッとして妻を見た。

男に腰を揺すられながら、何か慌てているように見えた。

まさかそれが私を奈落の底に突き落とす地獄の始まりだとは、その時の私には知る由もなかった。

「ああっ、い、や・・・・・・ああああっ!!」

綾子が錯乱したように首を振り、けたたましい悲鳴を上げた。

私は胸が張り裂けそうな切なさを覚えながら、綾子が自分から男の体を抱き締める様を目撃してしまった。

男が動きを止めた。

男の膝の上に跨がる綾子の尻がヒクヒクと小刻みに痙攣していた。

静寂の中、綾子の喘ぐ声だけが聞こえていた。

(嘘だ・・・ろ?冗談だろう・・・?)

私には信じられなかった。

綾子がイクなんて・・・!

私に抱かれても滅多にイク事などなかったのだ。

私が過去に何度か妻をイカせた事があるのは、指や舌でクリトリスを愛撫した時だった。

私が自分のモノで綾子をイカせた経験はなかった。

もちろん、私もアダルトビデオの男優のように持続力に自信がある訳ではなかったが、それにしても妻は膣ではイケない女だと思っていた。

女には膣派とクリトリス派がいると聞いていたから、妻はクリトリス派だと信じていた。

それなのに妻はろくな前戯も受けずに無理矢理挿入されながらイッてしまった・・・・・・

そんな馬鹿な・・・!?

私は自分の事も妻の事も信じられなくなっていた。

「イッちゃったのかい?」

男が自分の肩に顔を伏せて熱い息を洩らしている綾子を揺さ振って聞いた。

すると綾子はコクりと頷くのだった。

男がそんな綾子の顔を持ち上げて唇を奪った。

だが、綾子は拒否しなかった。

男にされるがまま紅唇を預けている。

間もなく互いの舌を吸い合う音が聞こえて来た。

その信じられない光景を目にした私の心臓と股間が同時にドクンと切なく疼いた。

激しいディープキスの後で男がまた動き出した。

今度は自分が腰を動かして、綾子の子宮を突き上げるのだった。

「あああっ・・・あっ、ああ」

綾子の口から再び喜悦に喘ぐ悲鳴が上がり出した。

綾子の股間に男の巨大な男根が抜き差しされていた。

あれほど巨大なモノでも平気で受け入れている妻が信じられなかった。

「あんっ・・・はあっ、んっ・・・ああ」

綾子の悶え狂う狂態と快楽に酔い痴れた感じの甘ったるい嬌声が私の男の本能を掻き立てる。

怒りと憎しみと興奮が私を襲い、全身の血が沸騰したかのようだった。

「あっ・・・あっ・・・!」

そしてまたも絶頂に追い上げられた綾子が切なさに耐え切れない様子で短い悲鳴を上げて取り乱していた。

「またイクのかい?」

男が声を弾ませて、自分の膝の上で慌てる綾子に声をかけた。

「うん・・・またイキそう・・・!イキそうなの」

綾子が貞淑な妻の仮面を脱ぎ捨てて、快楽に溺れた一人のオンナに変身を遂げた瞬間だった。

「イク時は教えるんだよ。わかった?」

男が最後の追込みにかかりながら綾子にしきりに声をかけている。

「ああっ、ああっ」

男に激しく突き上げられながら、綾子は必死に頷いていた。

そして間もなく、綾子は二度目の絶頂に登り詰めていた。

「イクッ、イクわっ・・・!!」

喚くようにして自分がイク事を男に教えた綾子は自分からギュッと男にしがみ着くのだった。

官能的な腰をブルブルと痙攣させている綾子。

妻を襲った絶頂感がどれだけ凄まじいものなのかが男の私にも想像出来た。

そして妻が二度目の絶頂に登り詰めた瞬間、私も一緒に射精していたのだった。

それからしばらくの間、妻にとっては天国が、私にとっては地獄の時間が続いた。

綾子が五度目の絶頂に登り詰めた時、男が自分の欲望を解放した。

すべてが終わり、床に寝かされた綾子の股間からは黄色く濁った男の精液が絶える事なく溢れ出していた。

男は服を着ると何も言わずに小屋を出て行った。

縛られたままの私と犯し抜いた綾子を残して・・・

それから30分程経ってから、綾子が気怠そうに起き上がり、服を着るより早く私の所に来てロープを解いてくれた。

「あなた・・・ごめんなさい」

やっと自由になった私に抱き付いて綾子が泣きじゃくる。

私はそんな綾子を優しく抱き締めてやった。

服を来た私達は村に戻り、駐在所に全てを届け出た。

「また斎藤んとこの腐れ息子か・・・あの野郎、今度こそ刑務所に送ってやるばい」

駐在の警官が言うには、綾子をレイプした男は以前にも似たような前科があり、この村の大きな農家の息子らしかった。

年は26歳との事だが、少し知恵遅れ気味の青年らしかった。

私達は予定を繰り上げて帰宅した。

妻も私も会話を交わさなかった。

どちらも何を話したらいいのかわからなかったし、出来れば何も話したくなかったのだ。

そんな信じられない事件から二年。

今の私達は互いを慈しみあい、仲良く暮らしている。

時折、悪夢のようなあの日を思い出すが、そんな日こそ、私は激しく妻を求めたし、あれ以来、妻も積極的に私のセックスに応じてくれるようになった。

それが、私へのせめてもの償いと思っているのか、それとも今になって性に目覚めたのかは私は知らない。