中年夫婦の話ですので、ご興味のない方はスルーしていただけたらと思います。
私が50才、妻が47歳になります。
2人の子供が就職やら、大学進学やらで18年ぶりに夫婦2人の生活になったのが昨年でした。
家にいてもつまらないとこのことで、妻が働き始めたのですが、そこは私がネットで知り合った人の工務店でした。
加藤さんという男性と、ある寝取られサイトで知り合ったのが、ちょうど妻が働こうかなと言い始めた時でした。
離婚歴のある42歳で、写真では営業マンのような爽やかなイメージでした。
「ぜひうちで奥さんに働いてもらえないですか?」
自他共に認める熟女フェチだという加藤さんは、妻の写真を見て一目で気に入ったようでした。
そして加藤さんの提案で、パートさん募集のチラシをポストの中に入れました。
入れたと言っても我が家のポストだけですので、他に誰も応募するわけがありません。
案の定というか、妻がそのチラシを見て面接を受け、即採用となったのです。
「想像した以上の女性でしたよ。春らしいワンピースで来ていただいて、ほどよく贅肉がついて、胸も大きいし、奥さんの体型は最高にいいですね。面接しながら押し倒したくなりました(笑)。顔も身体も井川遥にそっくりですね。本当に寝取ってしまっていいですね?」
自信満々の加藤さんの言葉を、半信半疑で聞いていましたが、少し不安もありました。
「そうですか、でも妻もなかなかお堅いですからね、あまり無理なことはしないでくださいよ」
「まあ、任せてください。前田さんには大いに嫉妬してもらったり、今までにない焦りと興奮をお届けしますよ」
面接の翌日から妻は働き始めました。
働き始めても妻はそれまでと何ら変わることはありませんでした。
私が出勤した後に家を出て、帰宅する時にはすでに夕食の準備をして待ってくれていました。
「新しい仕事はどうだ?」
「うん、周りは男の人ばかりだからね、みんな私に気を使ってくれているみたいよ。でもいい人ばかりだから楽しいわ」
何度か仕事の事を聞いても、特に変わったことはないようでした。
男ばかりの工務店で働く妻はどんなふうに見られているのかとも思いましたが、セクハラ的なこともなく、仕事もこなしているようでした。
加藤さんは妻を寝取ると言っていましたが、聞けば工務店での妻の様子を教えてくれるものの、特に連絡もないまま2ヶ月が経ちました。
異性と馴れ馴れしくするタイプではありませんでしたので、もう諦めたのかと思いかけた時でしたが、妻に少し変化が現れたのです。
季節は夏に近付いてきて、汗ばむような気候になってきました。
家の中でも妻がTシャツ姿になりかけたある日、背中を見てハッとしました。
白いTシャツからブラジャーの線が透けていたのですが、引っ張れば簡単に切れてしまいそうなぐらいに紐が細くて、色は黒だったのです。
いつから妻はこんな下着を・・・特別下着に関心を持っていたわけではないですが、明らかに今までとは違う下着でした。
妻の中で何かが変わってきている・・・そう確信した私は加藤さんに電話をしてみました。
「前田さん、それは由美子さんが“女”であることを意識し始めたってことですよ」
妻の下着が変わっている・・・これはもしや・・・と思った私は、携帯から聞こえてくる加藤さんの声が意外でした。
「そ、そうですか・・・私はてっきり加藤さんが」
「僕は残念ながらまだ由美子さんには手は出してないですよ(笑)。ただ事務所の中では僕の好みで服装を決めているんです。上は薄手で白か淡い色のブラウス、下は膝上のタイトスカートです。男の視線を感じるような服装をしてもらったら、自然と下着も変わりますよね」
妻とはかなり親しくなったのか、以前は奥さんとしか言わなかったのが、
由美子さんという言い方になっていました。
まして、服装まで加藤さんの指示に従っているとは、予想外でした。
「あー、でも手を出してないというのは正しくないかな、ボディタッチぐらいなら何度かありますけど」
「それって・・・身体を触ったってことですか」
「まあ軽くですよ、一日の中で僕と由美子さんが一緒にいる時間は前田さんより長いし、事務所で二人きりになることも多いですからね、もう由美子さんは僕と身体が触れることにかなり慣れてきていますよ」
その気になればいつでも堕せるぞと言わんばかりの言い方に、少しムッときました。
このまま妻を好きにされてしまうかもしれないという焦りに似た気持ちと、妻を寝取られてみたいという気持ちが入り混じり、複雑な心境でした。
私の心を見透かしたように、加藤さんの言葉が追い打ちをかけるように響きました。
「由美子さんとの信頼関係も十分できました。そろそろ僕のものにしてしまいますが、いいですね?」
自分の中の躊躇する気持ちに、寝取られ願望が勝ってしまい、私は頷いてしまいました。
僕のものにしてしまいますという加藤さんの言葉を聞いて、毎日が落ち着かなくなりました。
妻とセックスするようなことがあれば必ず事前に連絡するようにお願いしていましたが、もしかしたら今、もう2人は・・・と思ったりして、仕事中も落ち着かなかったのです。
携帯が鳴るたびにドキッとするような有様で、もうこんなことならさっさと寝取ってほしいと思ったりもしました。
家の中での妻はまったく今までと変わりありませんでした。
こんな地味でどこにでもいるような普通の妻が、本当に下着が透けるブラウスやミニタイトで仕事をしているのかと思うほど、主婦として家事をきちんとしてくれていたのです。
しかし、来るべき時は少しずつ近づいてきていました。
加藤さんと話をした数日後でした。
仕事を終えて同僚と一杯飲みに行くこととなり、妻に晩御飯はいらないからとメールをしました。
いつもならすぐ返信があるのですが、その日はなかなか返事がなくそのまま飲みに行ったのです。
すると妻からではなく、加藤さんからメールがありました。
『事後報告となって申し訳ありません。さっき由美子さんとキスをしました』
居酒屋でそのメールを見た私は、席をはずして慌てて加藤さんに電話をしました。
「事前に連絡するはずだったのに、早速約束違反ですか?」
酔いもさめてしまい、少し強い口調で言った私に、電話の向こうの加藤さんは悪びれた様子はありませんでした。
「ああっ、すみません。自然の流れでそうなってしまったもので」
とうとう妻が他の男とキスを・・・気持ちを落ち着けるのがやっとでした。
「それで・・・今、どちらなんですか? 由美子はどうしているのですか?」
「まだ事務所にいますよ。由美子さんはもうすぐ帰宅します」
「じゃあ、事務所の中で・・・ですか、他に誰もいなかったのですか」
「由美子さんには倉庫の整理をしてもらってたんです。夕方になったので、もう帰るように言ったのですが、その時に・・・ですね」
「無理矢理に・・・ですか?」
加藤さんは途端に笑いながら言いました。
「まさか、僕はそんな野暮なことしないですよ(笑)。薄暗い中で2人きりになって・・・お互い無言で引き合うように、唇を重ねましたよ。由美子さんが口を開けてくれたので、少し舌も絡め合いました」
信じられないような加藤さんの言葉でした。
そのすぐ後に妻からもメールがきました。
『うん、わかったよ、あまり遅くならないようにね』
いつもながらの優しい言葉でしたが、文字がむなしく見えました。
同僚と飲む時はいつも遅くなっていたのですが、その日はいくら飲んでも酔うことがなく、結局早めに切り上げて帰りました。
「あれっ、早かったね」
今日も遅いと思っていたのか、妻はすでに風呂に入ってパジャマ姿で、ソファでくつろいでいました。
「まあ、俺も歳だからな、今日はほどほどにしたよ」
なぜか妻の顔を正面から見ることができずに、そのまま風呂に入りました。
「ねえ、少し飲まない?」
風呂から出ると、妻は冷蔵庫からビールを出してきました。
「ほぅ、めずらしいな、由美子が風呂上りにビールを飲みなんて、何かいいことあったのか?」
「たまにはいいじゃない、暑いしね」
加藤さんとのキスを思い出させるように振ってみましたが、全く表情に変化がありませんでした。
こういう時は女の方が度胸が据わっているものなのでしょうか。
「あーっ、美味しいね」
ビールを飲む妻の横顔・・・風呂上がりのすっぴんでしたが、いきいきしているように見えました。年下の男性にさりげなくボディタッチされ、そして今日はキスまで・・・今まで眠っていた女性ホルモンが活性化しはじめたような感じでした。
この唇が加藤さんに奪われ、自ら口を開いて舌を絡め合ったのかと思うと、つい勃起してしまい、そばにあったクッションで下半身を隠してしまったほどでした。
翌日、仕事の合間に加藤さんに電話をして、妻の様子を伝えました。
「なるほど、由美子さんは堂々としたものですね。
でも少し後ろめたさもあって、ご主人と一緒にビールを飲んだような感じだったみたいですね」
「今日の由美子はどんな様子でしたか?」
「普段と変わらないですけど、朝は少し照れのようなものがあったみたいで、顔を合わせた時にちょっとはにかむ感じでしたよ。そんなところがまたかわいいです。今日のブラは清楚な白ですね、相変わらずよく透けています(笑)。あっ、今から由美子さんを連れて少し取引先を回りますので、ではまた」
まだ話したいことがあったのですが、言いたいことだけ言われて切られてしまったような感じでした。
妻を連れて外回りをしていることは初耳でしたが、透けブラの状態で外出する妻を思うとまた嫉妬心を掻きたてられてしまいました。
その日の夜、帰社途中のところに加藤さんから電話がありました。
「すみません、先ほどは少し急いでいたもので失礼しました。
いやぁ、それにしても由美子さんを一緒に連れて回ると仕事がスムーズにいって助かりますよ」
「はぁ・・・そうなんですか。妻にどんな事をさせているのですか」
「特に難しい事をしてもらっているわけではないですよ。まあ、僕の秘書みたいなものです。今日は業者を2社回りましたけど、みんな由美子さんを舐め回すように見てましたよ。肉感的な体型にブラウスとタイトスカートの組み合わせは男の視線を釘づけにしますね。前田さんさえよろしければ、彼女に枕営業をさせたいなあ。あの身体で接待すればこちらの思い通りですよ」
いくらなんでもそこまでは・・・私は途端に焦りました。
「ちっ・・・ちょっと、そこまでは」
「あははっ、すみません、まあそれはいずれということで」
妻を寝取るだけでなく、身体を使って営業させるという言葉に、焦りを感じつつも正直なところ言いようのない興奮を覚えてしまいました。
男の性欲を掻き立てるような服を着て営業に回り、夜は酒席での接待、仕事の受注と引き換えに熟した肉体を捧げる妻、ぎらぎらとして性欲の塊のような業者たちが
妻の身体を貪るように食べてしまう・・・・・・まだ妄想に過ぎないものの、そんな日が訪れるのではないかと思うとたまりませんでした。
「ところで前田さんは会社では内勤ですか?」
「はい、一応管理職ですから。ただ会議とかは割と多いので、席にいないこともありますが」
「そうですか、ちなみに明後日のご予定は?」
「明後日ですか・・・午後から内部会議がありますが、それがどうかしましたか?」
「明後日にまた外へ出る機会があるのですが、その時に由美子さんを堕とします」
いよいよ、きたか・・・私はしばらく言葉が出ませんでした。
ついに妻が加藤さんに寝取られる時が来たと思うと、何と言っていいか言葉を失ってしまいました。
「それで・・・できればその時の様子を動画で報告したいのですが、さすがにラブホテルにビデオを持参するわけにはいかないのですよ。慣れてくれば別ですけど、最初からそんなことすれば由美子さんも嫌がるでしょうから」
「」
寝取ることが既成事実であるかのように話す加藤さんの言葉を聞く一方でしたが、少し落着きを取り戻し、気になることを聞きました。
「加藤さん、それって昼間にするのですか、仕事中なのにホテルに行く時間があるのですか」
「ああ、それは大丈夫です。留守番の社員はいますし、由美子さんを連れて2~3時間外出しても誰も不思議に思いませんよ。1か所だけ外回りして、それからホテルに連れ込みます。それに昼間の方が絶対いいですから」
「はあっ、それは・・・・・・どういうことですか」
「ご主人が一生懸命仕事をされている真昼間に、由美子さんは僕に誘われるままにホテルに連れて行かれ、そして抱かれる。今まで経験したことのない快楽の世界を彷徨うでしょう。ご主人を裏切り、しかも昼間からパート先の経営者である僕に丸裸にされ、全てを奪われてしまうのです。ご主人のことを思い、背徳心にさいなまれつつも、僕のペニスで身体の奥まで貫かれて、そして虜になっていくのです。2時間程度で完璧なまでに僕の女にしてしまいますよ」
自信満々の言い方でした。その自信は一体どこから来るのか・・・
何も言えず、ただ私の下半身は痛いぐらいに堅くなっていました。
「まあ、動画は今回は無理なんですが、せめて由美子さんの声ぐらいはお聞かせしようと思います。ですので、明後日の午後はいつでも携帯に出られるようにしておいてください」
明後日の午後は内部会議ですので、途中で少し退席するぐらいは可能ですが、とても仕事になりそうにありません。
かといって休むわけにもいかず・・・そのまま明後日を迎えてしまいました。
早くその日が来てほしいという気持ちと、来ないでほしいという気持ち、両方の気持ちが入り混じったままその日を迎えました。
いつもと変わらないその日の朝、朝食を摂りながらキッチンに立つ妻の後ろ姿を、ついつい食い入るように見てしまいました。
Tシャツにジーンズの地味な服装は、まさしく家の中での我が妻の姿でした。
このふくよかで熟した身体が、あと数時間後に一糸まとわぬ姿に剥かれてしまい、加藤さんのペニスを受け入れるのか思うと、食事の味も分からないほどでした。
「じゃあ、行ってくる」
「はい、気をつけてね」
いつもの我々夫婦の会話でした。
見送ってくる妻を抱きしめたい気持ちに駆られましたが、できませんでした。
何か言い残したような気がしつつ、家を後にしました。
10時頃でしたが加藤さんからメールがありました。
『おはようございます。予定通り決行しますので、楽しみにしておいてください。多分2時以降には、由美子さんが僕に突き刺されて喘いでいる声をお聞かせできると思います。喘ぎ声かイキまくっている声か、はたまた声が出ないぐらいに気を失っているか、どうなるかわかりませんけどね(笑)』
やっぱりこんなこと止めておけばよかったのか、妻は今日を境に変わってしまうのではないか・・・
そんなことを思いながら、妻に午後から早退しろと電話したくもなり、まったく仕事どころではありませんでした。
昼食を食べる気にもならず、そのまま午後の会議を迎えました。
早く終わってほしい・・・私の気持ちを察したかのように会議は順調に進んでいったのですが、途中から遅々として進まなくなりました。
そして、私の部署の提案事項について質問があり、説明をしている時でした。
ポケットに入れていた携帯がブルブルと振動し始めたのです。
きた!!
・・・ふと時計を見ると2時15分・・・とうとう妻が、今この瞬間、加藤さんに・・・聞きたい、何としても妻がセックスしている生の声を聞きたい・・・
しかし、今説明を中断するわけにはいきません。
顔からは汗が滴り落ちてきました。
少ししどろもどろになりつつ、周りに気付かれないようになんとか説明を終えると、私は急用があるふりをして会議室を出て、トイレに駆け込みました。
しかし、時すでに遅しで、電話は切れてしまっていました。
着信歴は間違いなく加藤さんからでした。
もうすでに加藤さんと妻はセックスしたのでしょう。
なぜもう少し後に電話してくれなかったのか、悔しくてたまりませんでした。
今妻はどうしているのか、身体の関係にまで発展しベッドの中で抱き合っているのか・・・
ああっ、なんとしても知りたい、聞きたい・・・しかし、その後着信はありませんでした。
一生に一度の一大イベントを見逃した気持ちでした。
これ以上席を外すわけにもいかず、私は会議室に戻りました。
議事は順調に消化し、その後30分程度で終了しました。
大きな落とし物をしたような気持ちで残念でなりませんでしたが・・・思わぬことが起こったのです。
自席に戻るべく階段を降りかけた時でした。
再び携帯が振動し始めたのです。
マナーモードにしたままの携帯が再び振動し始めました。
一体誰なんだ・・・
せっかくの妻のセックス中継を聞き逃してしまった私は、まさかまた加藤さんからとも思えず、電話に出る気にもなれなかったのですが・・・
画面を見ると加藤さんからでした。
なっ、なんなんだ、もしかしたら・・・
震える手で着信ボタンを押し、耳に当ててみると・・・・・・・・・
「あああっ・・・~んんっ・・・・あああっ」
携帯から艶めかしい女性の声が聞こえてきたのです。
慌てて周りを見回し、思わず携帯を切ってしまいました。
誰にも聞こえるはずはないのですが、もしや誰かに聞かれたのはないか、昼間から女性のあの時の喘ぎ声を聞いている後ろめたさのようなものを感じ、反射的に切ってしまったのです。
私はすかさず隠れるようにトイレに入りました。
ゆっくり深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、さきほど飛び込んできた女性の声を必死に思い出しました。
あの声は妻だったのか・・・妻のようであり、そうでないような、いずれにしても聞いたことのないような声でした。
妻は元々恥ずかしがり屋で、あの時もほとんど声らしい声は出さない方です。
そんな妻があんな声を出すはずがない・・・あれは妻じゃない・・・
すると、再び携帯が振動しました。
そして、再び私の耳に信じられないような声が響いてきたのです。
「あああっ、大きいっ・・・・もうっ・・・・だめっ・・・・だめっ・・・ゆるしてぇ」
紛れもなく、妻 由美子の声でした。
今まで聞いたことのない妻の言葉でした。
「またっ・・・いきそう、いくわっ・・・いくっ・・・いくっ・・・ああっっっん、もうっ・・・ゆるして おねがいっ・・・こわれそう」
妻が必死に許しを乞う声に混じって、ヌチュヌチュという音、そしてパシッと肌を叩くような音も混じって響いてきました。
加藤さんの声はまったく聞こえません。
妻と加藤さんのセックスの全容は後で聞くことになるのですが、もう妻はこの時すでに何回もいかされてしまっていたのです。
最初に挿入した時から最後まで抜くことはなく、生で膣の奥までぶち込んだ状態で、体位を変えながら妻の身体を裏返したり反転させたりして、子宮までえぐり取ってしまうような濃厚なセックス・・・・・・後で加藤さんから聞かされました。
悲鳴にも似た喘ぎ声、妻は今加藤さんの餌食になって、溢れるばかりの性欲を身体全身に受け、その豊満な肉体を好き放題に弄ばれているのでした。
「ああああっ・・・・いくっっ・・・・・・ああああっ」
地の底に堕ちていくような悲鳴とともに電話が切れてしまいました。
電話が切れてしまった後、私はしばらくトイレから動けませんでした。
ついに妻が加藤さんに抱かれてしまった・・・
それも犯されているかのような凄まじいセックス中継を聞かされ、身体が凍りついてしまったかのようでした。
どのぐらいトイレの中にいたのか覚えてないぐらいでしたが、自分のデスクに戻りなんとか仕事を続けていたところ、加藤さんから今晩会えませんかとのメールがきて、会うこととなりました。
「いかがでしたか?きっと今までにない興奮の時間をお届けできたと思いますけど」
喫茶店に現れた加藤さんは、にんまりと笑いながら、私の顔を見て言いました。
何度かお会いした今までの加藤さんとはどこか違っている、すっきりした顔付きでした。
出したいものはすべて出した、お前の奥さんの中に溜まった精子をたっぷり注いでやったと言わんばかりの表情でした。
加藤さんに圧倒されつつも、最初の着信は会議中で聞き逃してしまったこと、その後妻が何度も許してと言っていたこと、いかされているところを聞いたことを話しました。
「それはよかった、由美子さんは何度もイキまくりながら、僕のすべてを受け入れましたからね。その時のリアルなシーンを聞けたのは幸いでしたね、前田さん もしかしたらご自分で抜いていたんじゃないですか(笑)」
今となっては後戻りはできませんが、私は気になっていたことを聞きました。
「由美子は・・・すんなりと加藤さんの誘いに応じたのですか?」
「外回りで一カ所訪問してから、由美子さんにストレートに言ったんです。『今から俺の女になれ』ってね。彼女は俯いたまま何も言いませんでしたよ。それでホテルに連れていきました」
あっさりと言ってのける加藤さんは得意満面でした。
「由美子さんにM性がかなりあることはわかってましたからね。ホテルでは少し手荒くさせてもらいました。強引に服を脱がせて、ブラとショーツは引き裂いてやりました。もうそれだけで彼女は十分濡れてましたよ。後はベッドに押し倒して・・・携帯で聞いてもらった通りです。彼女は拒否しませんでしたから、お約束通りの中出しです。膣から溢れ出てくるぐらいたっぷりと注入させてもらいました」
「そんなことまで・・・ちょっとひどすぎるじゃないですか!」
周りのことを考えず、思わず声を荒げて言ってしまいましたが、加藤さんは平然としていました。
「いいじゃないですか、由美子さんも最初少し抵抗しただけでしたよ。彼女もこうなることを期待していたんでしょうからね。それに僕は約束違反はしてないですよ」
下着を引き裂かれた妻はそのまま帰ったのでしょうか。私は早く帰って妻の顔を見たくなりました。
「すべて最初に前田さんが望まれていた通りに進んでいますからご心配なく。あっ それから、これから数日間は彼女と毎日セックスします。それで僕の理想とする卑猥な女に仕立てますよ。その後で前田さんにいいものをお見せします」
これから妻 由美子はどうなってしまうのか、私には想像もつきませんでした。
加藤さんとお会いしている時は早く帰って妻の顔を見たい一心でしたが、いざ別れて帰路に着くとなぜか帰るのが怖くなってきました。
電話で聞いているだけでも、その場の雰囲気が手に取るように伝わってくるぐらいの凄まじいセックスでした。
私には到底真似のできない濃厚な性行為、妻もあそこまで逝かされたのは初めての経験でしょう。
逞しい加藤さんに今まで出会ったことのない「男」を感じ、自分が「女」であることを改めて実感し、何度も昇天してしまい、拒否することなく溜まった精子を全て受け入れた妻。
もしかしたら、妻はもう家に戻ってこないのではないか・・・
そんな気持ちにもなってきたのです。
我が家の前に立って、家の中に灯りが点いているのを見てホッとしたのを今でも覚えています。
「あーっ、お帰りなさい」
妻は食卓に夕食を並べているところでした。
いつもの地味な普段着でしたが、セーターからはブラをしていることがわかりました。
加藤さんに破り捨てられて、ノーパンノーブラのまま帰宅し、下着だけは付けたのでしょうか。
よく見るといつになく豪勢な食事が並んでいたのです。
「あれっ、今日はなんか豪華だな。なんかいいことあったのか?」
妻の顔が一瞬ピクッと引きつったような表情になりましたが、すぐに笑顔に変わりました。
「えへっ、ごめんね。実は私も今帰ったばかりなのよ。今日はちょっと楽してデパ地下でお惣菜買っちゃったの。さあっ、食べましょうよ」
少しペロッと舌を出しながらも、申し訳なさそうに言う妻でした。
向かい合って食事を摂りながら、妻をそれとなく観察してしまいました。
いつもはよく話をしてくれる妻が今日は口数が少ない感じです。
でも表情は加藤さんと示し合わせたかのようにすっきりしたような感じでした。
「そんなに忙しいなら、無理してパートを続けなくてもいいんだぞ」
妻が果たしてどんな反応を示すのか、少し意地悪かなと思いつつも、テレビを見ながら何気なく聞いてみました。
「ううん、大丈夫よ。今日は少し遅くなっちゃったけど・・・これから遅くなりそうな日はお食事作っておくからね」
「また、今日みたいな遅くなる日があるのか?そこまでしなくてもいいんじゃないか」
加藤さんが、これから数日間は毎日セックスすると言っていたことを思い出しました。
妻はそのことを知って、遅くなる日があるかもしれないと言ったのかもしれません。
私の食事より加藤さんとのセックスを優先させたいという気持ちに、一層嫉妬心を掻き立てられました。
妻がこのまま加藤さんに好き放題にされてしまいたい気持ちと、それを邪魔したい気持ちが入り混じっていました。
私が少し強い口調で言ってしまい、妻は何かを感じ取ったような表情になりました。
しかし、自分からパートを辞めるとは言わなかったのです。
「あなたに迷惑はかけないから、続けさせて欲しいの。いいでしょ?」
真剣な表情で続けたいという妻の言葉に、頷くしかありませんでした。
パートを続けるということは、これからも加藤さんに抱かれたい、今以上の関係になることを妻も望んでいることを意味していました。
妻が加藤さんに心まで奪われつつあることを感じ取りました。
次の日から私は今まで以上に妻を観察するようになりました。
と言っても、普段の日は私が先に出勤し、帰る頃には夕食を作って待ってくれていましたので、その間何があったかは分からないのですが、加藤さんと妻がセックスしていれば、必ず変化が出てくると思ったのです。
しかし、妻の様子にほとんど変化は見られず、私が帰ると必ずいつもの地味な服装で、妻は待っていてくれてました。
やっぱり毎日セックスなんてできるはずがない、もう寝取られたし、このぐらいにしておきたい・・・自分に言い聞かせるようにしていたのですが、少しだけ違うように思ったのは、妻が今まで以上に明るくなったことでしょうか。
家事をしながら鼻歌が聞こえてくることもありました。
あれ以来加藤さんからは連絡がなかったのですが、どうも気になってしょうがなかったので、その3日後の夜に電話をしてみたのです。
「やぁ、どうも、しばらくです」
異様に明るくて軽々しいほどの声でした。
「あれから妻とはどうなんですか、報告が全くないですけど」
「ああっ、申し訳なかったです。色々と用事もあったもので。順調ですよ、彼女とは。予想をはるかに超えて順調です(笑)」
「予想を超えてって・・・どういうことですか。報告がないということは、報告することがないものと思っていましたが、どうなのですか?」
加藤さんの態度に腹が立ち、声を荒げて言いましたが、相手は平然としたものでした。
「まあまあ・・・お伝えしましたけど、由美子さんとは毎日セックスしていますよ。セックスすることが日課になってしまって、報告が疎かになってましたね」
「セックスが日課って・・・いつそんなことを。妻は私より先に帰っているのに」
「前田さん、前も言いましたけど、僕と由美子さんは、加藤さんより一緒にいる時間が長いのですよ。その気になればいつでもどこでもセックスできます」
「いつでも・・・どこでも・・・ですか?」
やっぱり妻はあの日以降も加藤さんとセックスをしていたのです。私より先に帰っているから何もないだろうと思っていた私が馬鹿でした。
「昨日は車で一緒に外回りした帰りに、人気のない公園の駐車場でやりまくりです。
今週から、彼女には外回りの時は必ずマイクロミニに履き替えさせて、先方の事務所でパンチラするように指示してますからね。
土建屋の脂ぎった男たちに、いやらしい目つきでスカートの中をガン見されて興奮したのでしょうね。助手席を倒してショーツの中に手を入れてやったら、案の定膣は洪水状態ですよ。
もぅお願い、むちゃくちゃにしてほしいの、って自分から抱きついてきました。
その後は言わなくてもわかりますよね。車がギシギシ揺れぐらい激しく奥まで突いてやりましたよ」
「・・・」
「ああっ、それと、今日は会社の倉庫でしました。僕が近づく足音が聞こえたからでしょうけど、後ろから犯してくださいと言わんばかりに、お尻を突き出して資料を探す振りをしてましたよ。昨日のセックスがよかったんでしょうね。
少し焦らしてやろうかなとも思いましたけど、熟女らしい仕草がいやらしかったので、ご褒美をやりました。
前を向かせて口で奉仕させた後、後ろを向かせてスカートを捲りあげて、パンストとショーツを一気に引き降ろしてやりました。
素っ裸にひんむいてバックから突いてやると、大きい声で いいわっいいわっ って喘ぐものだから、他の従業員達に聞こえたでしょうね。
思った以上に早く淫乱なメスになってきましたよ。いつでもどこでも股を開くメスにね」
一方的に聞くばかりで、何も言えませんでした。
ただ、家にいる時とはまるで別人のように、淫乱で恥ずかしい女になっていく妻に興奮するばかりでした。
妻は完全にと言っていいほど、加藤さんの思い通りの女になっていきました。
加藤さんからは電話だけでなく、携帯に画像が送られてくるようになったのですが、これが本当に妻 由美子なのかと思ってしまうほどでした。
他の社員が帰った後なのか、誰もいない事務所の中で全裸になって仕事をしている写真、接客用のカウンターの上で全裸のまま大股開きのポーズをとり、自分の指でビラビラを拡げておま○この中まで見せている写真、事務所のあるビルの屋上らしきところで、全裸になって放尿している写真、どれもこれも全裸写真ばかりでした。
それでも家にいる時の妻にはほとんど変化はありませんでした。
ただ、こんな妻がパートに行くと別人のようになるのかと思うと、騙されているようで腹立たしくもありました。
いつまで妻は隠すつもりなのかと思いつつも、真実を突きつめていけば、元はと言えば私が仕掛けたようなものですから、それがバレてしまうリスクを考えれば、このままの方がいいのかなと思ったりもしました。
そんな矢先に加藤さんから連絡がありました。
「由美子さんが、ご主人に本当のことを伝えたいみたいですけど、どうしますか?」
まったく予想だにしなかったことでした。
「・・・・・・もしそんなことになれば、私が仕掛けたことがわかってしまうのではないですか」
妻に本当のことを語って欲しいのは山々でしたが、私が加藤さんに頼んで寝取ってもらったことは、永遠に隠し通さなければならないと思いました。
「僕に任せてくれるなら、うまくやりますよ。但し僕の言うことには必ず従ってください」
「それは、どうしたらいいのですか?」
「そうですね・・・じゃあ近いうちに由美子さんから、ある提案があると思いますから、了承してください、いいですね」
完全に主導権を握られ、私自身も堕ちてしまうような感じでしたが、従うことを約束しました。
そして、翌日の夜に妻が改まったように話しかけてきました。
「あなた、今度の土曜日だけど」
妻が話しかけてきた時、来た!と思いましたが、努めて平然を装いました。
「パート先の社長さんがね、この近くに用事があるらしくて。それでその帰りにあなたにお会いしたいって言われるんだけど、せっかくだからお招きしていいかしら?」
これが加藤さんが言っていた提案か・・・まさか家に来るとは意外でした。
「家に?別に予定もないからいいけど、俺は特に話すこともないけどなあ」
「いつもお世話になっているからお邪魔したいって。お昼ぐらいに来られるようだから、何か食事用意しておきますね」
否定するわけにもいかず、逆に歓迎するのも変だったので、特に気のない返事をしていたのですが、妻はむしろ喜ぶように話を進めていきました。
そして土曜日、妻は朝から掃除・・・洗濯と忙しく動き回り、準備に余念がないという感じでした。
昼前になって、家の前に一台のタクシーが到着、チャイムが鳴ると同時に、それを待っていたかのように妻が玄関に駆けて行くのがわかりました。
「あなた、社長さんが来られたから」
出迎える気にもならず自室にこもっていましたが、呼びに来た妻は外出する前のように化粧をして薄いピンクのワンピースに着替えていました。
リビングに入ると、スーツを着た加藤さんが立ちあがり、大袈裟とも思えるような挨拶を交わしました。
「初めまして、加藤と申します。いつも奥様にはお世話になっております」
「前田です。家内がお世話になっております」
お互い何度か顔は合わしていますが、妻の前では初対面です。
大の男が初めて会ったかのように芝居をするという、ある意味滑稽なことではありましたが、私にとっては加藤さんにすべてを暴露されてしまうのではとヒヤヒヤものでした。
リビングのテーブルには出前で取った寿司が並べてあり、それに合わせたかのように加藤さんは地酒を持参していました。
「知り合いからもらったものなんですが、よろしければ。なかなか口当たりが良くて呑みやすいですよ」
私と加藤さんは、寿司をつまみながら一升瓶のままで地酒を酌み交わしました。確かに呑みやすく寿司に合う酒でした。
加藤さんとは、今までは妻を寝取ってもらう相談や、その後の妻の様子を聞くばかりでしたが、改めて話をしてみると、なかなかの事業家で懐が深く、話題が豊富であることを初めて知りました。
メインの肩書は工務店の代表者でありながら、それ以外の事業も手掛けている40代前半のやり手の社長と、単なる雇われのしがない50才のサラリーマン、女としてどちらの男に魅力を感じるかといえば答えは明白です。
加藤さんが振ってくる株式や不動産といった話題に付いていくことができず、分かりやすく丁寧に教えてもらう様は、妻の前で私をみじめにさせるようなものでした。
妻は黙って話を聞いているだけでしたが、お酒を注いだり寿司を小皿に取り分けて加藤さんにそっと差し出す様子は、仲睦まじい夫婦のようでした。
「由美子さんの細やかな心遣いは最高ですね」
加藤さんは妻から小皿を受け取り、ぐいっと酒を飲み干しながら言いました。
「正直なところ、由美子さんを採用する時は、雑用をしてもらうことぐらいしか考えてなかったんです。でも彼女の働きぶりは僕の想像を超えていました。事務能力はもちろんですけど、女性としての気配り・・・心配りが最高なんです。今や取引先でも由美子さんの人気はすごくて、彼女がいるだけで事業が発展していくほどです」
「そうですか、そんなにお役に立ってますか」
次々と加藤さんの口から出てくる妻への褒め言葉・・・少し酔いが回っていた私は、和らいだ表情を見せたものの、何を言われるのか気が気ではありませんでした。
「そこでですが・・・今までは雇い主とパート従業員という立場でしたが、今後は役員並みの待遇を考えています」
「妻が役員ですか」
予想外の待遇に驚かざるを得ませんでした。
「そうです、ただそれ相応のことを僕も要求しますので。女としての由美子さんの魅力を、事業拡大のために最大限に使わせてもらいます。また、プライベートな面でも僕をサポートしてもらいますので、常に一心同体で行動してもらいます」
とんでもない役員待遇の内容でした。
それは提案などではなく、決まったことの報告を受けるようなものでした。
妻を事業拡大のために使うとともに、プライベートでも・・・それが何を意味するのか聞くまでもないことでした。
反論してはいけない、もしすれば何もかもバラされてしまう・・・なんとか我慢しましたが、どうにも耐えられませんでした。
「由美子は・・・どうなんだ?」
屈辱的なことを言われても何も言えなかったのですが、必死の思いで矛先を妻に向けました。
「俺は怒らないから、自分の気持ちを言ってくれ」
すると、黙って俯いたままの妻が顔を少しだけ上げて言ったのです。
「社長さんの言われる通りに・・・したい」
加藤さんの顔が少しニンマリしたように勝ち誇った表情に見えました。
「さあっ、まあ仕事の話はこれぐらいにして、呑みましょうか」
得意満面の加藤さんに合わせて嫌々ながら呑み直しましたが、ほとんど何を話をしたのか覚えてないぐらいでした。
これから我々夫婦はどうなるのか・・・妻はもしや離婚まで考えているのか・・・そんなことが頭の中を駆け巡っていきました。
もうダメだ、こんなことをしていては・・・私の気持ちは少しずつ固まっていきました。
そして、加藤さんが帰ろうとして玄関を出て行った時、私は決心しました。
「私、お見送りしてきます。大通りまで出ないとタクシー拾えないし」
「おいっ、由美子、待て」
加藤さんの後を追いかけようとする妻を呼び止めました。
「本当のことを言うから・・・待て」
私はすべてを妻にぶちまけてしまおうと思ったのですが・・・妻の一言で凍りついてしまったのです。
「知っているから・・・言わなくてもいいわ」
そう言い残すと、妻は出て行ってしまいました。
加藤さんが去り、それを追うように妻が出ていくと、途端に家の中が閑散とした感じになり、寂しさすら覚えるほどでした。
食べ残した寿司を食べる気にもならず、ボーッとしながら妻の捨て台詞のような言葉を思い起こしました。
妻に知られてはいけない、その一心で2人の前で芝居をしたつもりが、結局は知らなかったのは自分だけ・・・騙されたのは私だったのです。
ただ、その時は不思議と加藤さんに対する怒りよりも、これから妻とどうして過ごしていったらいいのか、そのことばかりが気がかりでした。
妻は私が仕掛けたことを知りながら、何食わぬ顔をして平然とこの家で生活をしていた、そのこと自体が私には信じられない気持ちでした。
2人がいなくなってから30分以上経ちましたが、妻はまったく帰る気配がありません。
もうこのまま帰ってこないのではないか・・・でも、もしそうならもうしょうがない・・・元はと言えば自分が播いた種でした。
テーブルに残された地酒を数杯あおるように飲んで、ソファで横になると、極度の睡魔が私を襲いました。
それからどのぐらい眠ったのかわからないぐらいでしたが、微かに聞こえる水と食器が擦れあう音で目が覚めました。
ふと見ると、キッチンに妻が背を向けて立っていました。
帰ってきてから着替えたのか、薄手のグレーのワンピース姿でした。
帰ってくれてよかったと思いつつ、まだ眠気が残っていた私は、しばらく横になったまま、妻の後ろ姿を眺めました。
決してセクシーでもなく、むしろ地味な服装でしたが、スエット生地のため体型がはっきりとわかりました。
こんもりと双丘のように盛り上がったお尻に自然と視線が奪われました。
妻はこんなにスタイルがよかっただろうか、我が妻ながら見事なお尻の曲線美でしたが、これは加藤さんの手で作り上げられたものかもしれないと思うと、ふと我に返ってしまいました。
「・・・由美子」
「・・・」
妻はしばらく返事をしませんでしたが、洗い物がひと段落したのか、手を拭きながら振り返って、私の前のソファに座りました。
私とは視線を合わそうとしませんでしたが、見送るだけなのに、なかなか帰らなかったことに嫌味を言いたくなりました。
「見送るだけで、かなり時間がかかったもんだな」
「駅前のショッピングセンターに行っていたから」
「それにしても長すぎないか?」
「・・・・・・・・・セックスしてました、社長さんと」
「はあっ? どこで?」
「・・・センターの中にあるトイレの中で」
私は呆れかえりました。いい歳した大人が何ということを・・・
「変態か! お前たちは」
すると妻はややクスッと笑ったように言いました。
「それってあなたが望んだことでしょ、どこがいけないの?」
確かに図星でした。私はしばらく何も言い返せませんでした。
何も言い返せない私に、妻は追い打ちをかけるように言いました。
「それに・・・見たでしょ、社長さんがあなたに画像を送ったって言っていたわ。あれが・・・今の私よ。私はあなたが望んだとおりに、社長さんの色に染められているのよ」
加藤さんから以前送られてきた妻の淫乱極まりない全裸写真が目に浮かびました。
あの写真の痴態に比べれば、ショッピングセンターのトイレでセックスすることなど、2人にとっては当たり前の行動かもしれません。
もう何を言っても妻に言い返され、挙句の果てにはそれは私が仕掛けたのが全て悪いと言われそうでした。
「一つだけ聞いていいか?」
しばらくの沈黙の後、妻を責めるのではなく、一番知りたかったことを聞きました。
「・・・いつ知ったんだ?俺が仕掛けたことを」
「・・・・・・最初から少し変だなとは思ったわ」
「・・・・・・」
「面接に行っても他に応募しているような人は見かけないし、社長さんは履歴書をサッと見ただけで、じゃあ明日から来てくださいって感じだったわ。
勤め始めてから、社長さんは服装とか何かと私にかまってくる感じだったし、よく身体に触れてくる人だったわ。でも、全然いやらしさとかはないし、すごく仕事ができて精力的で、人間的にも尊敬できる人だったから、私はかまってもらえることがうれしかった。だから初めてのキスも、抵抗なく受け入れたわ」
「しばらくして、女性をもう一人採用することになって、私は社長さんと外回りすることになったの。いつも一緒だと今まで以上に親しみも増して、この人に抱かれたいって思うようになったわ。
社長さんもその気だった・・・・・・抱いてもらったわ」
「社長さんに抱かれた後、私から聞いたの。最初からこうなることが目的だったのですか・・・って。
そしたら・・・これは全て君の亭主からの依頼だって言われたわ」
「・・・・・・」
「最初は涙が止まらなかった。・・・こんなことあなたが依頼していたなんて。それに、社長さんは好きでもなんでもない私を抱いたなんて・・・私は裸のまま泣き続けたわ」
「・・・・・・すまなかった、でもこれは」
「もういいの、社長さんは私を抱きしめながら、はっきり言ってくださったわ。確かに最初は君の亭主の依頼から始まったことだが、今は決してそうではない。心の底から君のことを好きになった、だから君を抱いた、自分の女にしたくなった・・・って。
最初の時よりももっと激しく優しく・・・身体が蕩けてしまうぐらい舐められて・・・気を失ってしまうぐらい。私はうれしかった・・・社長さんのすべてを受け止めたわ。妊娠してもいいって思った」
そこまで言うと、妻はスッキリした表情になって立ちあがりました。
「私は明日からあなたより早く出勤します。帰りも遅くなることがありますけど、その時は連絡しますから、食事は適当に済ませてください」
それだけ言うとリビングから出ていきました。
私の中でも当然離婚は考えていました。考えざるを得なかったというのが正しいですが・・・
ただ、正直妻に対しての未練、20数年夫婦として生きてきたのに・・・という思いも強くありました。
それと妻とのセックスは、加藤さんに寝取られるまでは月1か2ぐらいありました。
寝取られる可能性を高めるため、妻が勤め始めてからは意識して控えていましたが、寝取られてからは誘えなくなってしまいました。
断られたら気まずくなるという思い、それと加藤さんと比較されたらとても敵わないという思いがありました。
次の日から、我々夫婦の行動パターンが変わっていきました。
いつもは私を見送ってから出勤する妻でしたが、翌朝起きてみると妻は鏡台に向かって念入りに化粧をしているところでした。
身支度を整えて部屋から出てきた妻は淡い紫色のミニスカスーツ姿でした。
髪の毛をアップにして、耳にはキラキラ光るイヤリング、まるで生保レディを思わせるようでした。
「じゃあ、お先に出ます。夕食は冷蔵庫に入ってますから、温めて食べてください」
いつになく丁寧な言い方が、2人の間の“壁”を意識させるようでした。
「遅くなるのか?」
足早に出て行こうとする妻の背中に向かって声をかけましたが、振り返りもしませんでした。
「多分遅くなると思います。先に寝てもらっていいです」
カッ・・・カッ・・・と、ヒールの音が玄関先に虚しく響きました。
その日妻が帰宅したのは11時ぐらいでした。
すでに寝室は別々になっていましたが、帰宅してシャワーを浴びて部屋に入るのがわかりました。
深夜トイレに行く際、脱衣室にある妻の脱ぎ捨てた下着を確認しました。
黒と紺色のブラとパンティが2枚ずつありましたが、かざしてみると向こうが透けてしまうぐらいの薄いものでした。
もう夫婦ではない、単なる同居人のようになってしまいました。
妻との二重に近い生活は、離婚ということを意識せざるを得ませんでした。
ただ、もし離婚するとしても妻からではなく、最後通告は自分から言いたいという気持ちがありました。
妻に愛想をつかされて1人になるぐらいなら、自分から妻の不貞を責めて終わりたい・・・そんな変なプライドもありました。
妻は毎日が充実しているようでした。
私より早く出勤して、帰りは午後10時を過ぎることが多かったように思います。
家にいる間に最低限の家事を済ませていましたから、睡眠時間はかなり短かったでしょう。
そんな中でも、毎朝さっそうと出かけていく姿は、キャリアウーマンそのものでした。
ミニスカスーツでブラウスのボタンをいつも大胆に外している妻は30代後半から40代前半にも見え、スタイルも良くなったように見えました。
妻が綺麗になっていくことは夫にとっては嬉しいことなのかもしれませんが、私にとっては妻が手の届かない遠くに行ってしまうようでした。
もう加藤さんとは連絡を取っていませんでしたので、妻が枕営業のようなことをしているのかどうか分かりませんでしたが・・・事実は明白でした。
夜に加藤さんと連絡を取り合っていることが時々あり、その日の接待の成果を報告していることがよくあったのです。
私が会社の飲み会で遅くなった日に、勝手口から入ろうとした時に、妻が電話で話をしているのが漏れ聞こえてきました。
「・・・お昼から先方の会長さんと、ずっとご一緒していました・・・・・・・ええ・・・・・・ええ・・・そうです・・・はい・・・そうなんです、私の太股をずっと擦って・・・ええ、少しだけ見せちゃいました。あはっ・・・そうでしょうね」
「それで・・・・・・はい・・・契約書にはサインいただけるようなんですけど・・・ええ、明日○○ホテルに来るようにって」
「はい、わかりました。ええ・・・そうですね、会長さんは清楚な感じがお好きですから・・・・・・
あっ、あの前に買ってくださったワンピースですね、でもあれは・・・ちょっと背中が開きすぎていて・・・・・・あはっ、はいはい・・・そうですね、すぐに脱がされちゃいますから・・・・・・はい、サインは絶対いただきます」
聞くに堪えない会話でした。
妻はやはり身体を営業に使われていました。
翌朝、私が起きた時はすでに妻が出かけた後でした。
朝食の横に小さい紙切れが置いてありました。
『今晩も遅くなります、食事は外で済ませてください』
走り書きのようなメモからは愛情のかけらも感じられません。
・・・もう終わりだな・・・
メモをゴミ箱に投げ捨てながら、夫婦でいることに何の意味もないことを実感しました。
その日深夜に帰宅した妻は翌朝も早く出かけていきました。
妻のいなくなった部屋を覗くと、鏡台の横に隠すように白い紙袋が置いてありました。
中には、黒いパンティとブラ、そしてスケスケのベビードールのような下着、ガーターベルト・・・とても主婦が付けるとは思えないものが、雑然と放り込まれていました。
こんなものを、あいつは・・・・・・電話の会話の中に出ていた「会長」いう人物と昨晩は会っていたのでしょう。
紙袋の中からは、微かな香水の匂いに混じって、男の精液を思わせる匂いも漂ってきました。
契約と引き換えに、娼婦のような卑猥な下着をつけて、自分の身体を差し出していたのは間違いありません。
契約のためなら、加藤さんのためなら、誰とでも寝る女になってしまったのでしょう。
そして、その2日後、明日から3日間家を空けますからと妻が言ってきました。
もう好きにしろ、という境地でしたが、敢えて私は何も言いませんでした。
今に見ていろ、帰ってきたら絶縁だ・・・・・・私は覚悟を決めました。
妻のいない3日間は、幸か不幸か会社で予想外のトラブル処理があり、目まぐるしいほどの忙しさでした。
おかげで妻のことを考える暇もなく、夕食はコンビニ弁当とビールという生活でした。
あいつと離婚したらこんな生活になるのかな・・・そんなことをぼんやり考え、テレビを見ながらビールと弁当で食事を済ませて、風呂に入って眠る、何十年振りかの独身生活のようなものでした。
離婚の届出用紙も手に入れて、すでに自分の署名・・・押印は済ませていました。
妻が帰ってきた時に必ず目に留まるように、キッチンにあるテーブルの真ん中に置きました。
それを見た妻がどんな反応を示すか・・・加藤さんにすかさず連絡を取って『とうとう向こうから出してきたわよ』みたいなことを言うのかもしれません。
2人で私のことを馬鹿にするのかもしれません。
ただ、そうなったらそれでもいいと思っていました。
3日目の夜、私は定番になったコンビニ弁当とビールで夕食を済ませました。
妻からは3日間まったく音沙汰がなく、私からも連絡を取っていませんでしたので、何時に帰宅するのかわからないし、もしかしたらこのまま帰ってこないのではと思い、勝手に済ませていました。
いつ帰るのかわからない、まして離婚しようと思っている女を待つ必要はない、さっさと風呂に入ろうとした時に電話が鳴りました。
「もしもし・・・前田さんのお宅でしょうか?」
聞き慣れない女性の声でした。
「そうですが」
「私は望月といいます。○○工務店に勤めています」
妻と同じ工務店に勤めている女性のようでしたが、電話の声の雰囲気から少し焦っているような感じが伝わってきました。
女性の工務店に勤めているという言葉に、私は一瞬身構えました。
加藤さんのことも妻のことも、そしておそらく2人の関係も知る女性、今妻はどこにいるのかわからない中で、一体何の要件なのか・・・時間にすれば一瞬ですが、女性が次の言葉を発するまでが長く感じられるぐらいでした。
「由美子さんが、病院に運ばれました」
女性が言っている意味がしばらくわかりませんでした。
「もしもし」
「・・・あっ、はいっ」
「聞こえますか?由美子さんが救急車で病院に運ばれたんです。私は一緒に付き添って病院にいます」
妻が?救急車で?病院?女性の言葉が信じられず、どこか別世界での出来事のように聞こえてきました。
なぜか一瞬夢を見ているような感覚に陥ってしまい、すぐに言葉が出てきませんでした。
「妻が・・・ですか、何があったのですか、事故なんですか、意識は」
「事故ではありませんので、怪我はないと思います。意識もありますから大丈夫です。それよりも早くこちらに来ていただけないですか?」
女性はやや早口ながらも、はっきりとした口調で話しました。
私は病院の場所を聞いて、慌てて家を飛び出し、タクシーを拾って病院へ向かいました。
タクシーの中で少し落ち着きを取り戻し、女性が言っていた言葉を思い返しました。
“事故ではないので、怪我はないと思う” という言い方がどうも気になりました。
交通事故や不慮の事故ではないようですが、事故でなければ怪我はないはずです。
それならば怪我はないと断言してくれればいいのに、なぜ “ないと思う” という曖昧な言い方をするのか・・・
焦る気持ちと、訳がわからない気持ちが入り混じる中、病院に着きました。
病院はすでに正面玄関は締まっていましたので、職員専用の通用門から入り、守衛室で案内してもらって3階の病棟に行きました。
エレベーターから出ると、すぐ前にナースステーションがあり、その傍に1人の女性が長椅子に座っていました。
私を見てわかったのでしょうか、すぐに近寄ってきました。
「前田さん・・・ですか?」
「はい、望月さんですね?」
望月さんは小柄で、年は30代半ばのような感じでした。
「そうです、夜分お呼びたてしまして」
「いえいえ、とんでもありません。付き添っていただいて申し訳ありませんでした」
妻が病院に運ばれて駆けつけるのは当たり前なのに、こちらが恐縮してしまうほどでした。
電話があった時は身構えましたが、この人は絶対いい人に違いないと確信したほどでした。
「あのう・・・妻は今どこに」
「あっ、あの部屋で休まれています。今日はもう遅いし、入院された方がいいみたいです」
望月さんの後をついて、少し奥まったところにある病室に行きました。
4人部屋のようですが、他には患者はいなくて、妻だけが右側のベッドで眠っていました。
暗くてよく見えませんでしたが、確かに妻であることは間違いありません。
点滴を受けながら、微かに寝息を立てていました。
3日振りでしたが、久しぶりに見るような妻の顔は、暗がりの中でも少しやつれているような感じでした。
「ありがとうございました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
妻の顔を確認して少し落ち着いた私は、廊下の椅子に座りながら、望月さんに丁重にお礼を言いました。
「ところで、妻の容態は」
「過労による貧血だろうって聞きました」
「・・・過労ですか?」
「はい・・・それと・・・下半身に出血があったようなんですけど、それは大したことないって」
過労による貧血、そして下半身から出血・・・おぼろげながら想像はできましたが、望月さんに尋ねるしかありませんでした。
「望月さん、妻は一体この3日間、何をしていたのですか?」
望月さんは言いにくそうでした。
「前田さんは・・・由美子さんのこと、ご存じではなかったのですか?」
「お恥ずかしいことですが、私と妻は・・・・・・ここ最近は仮面夫婦のようになってしまってました。この3日間も家に帰らないって言ったきりで」
もうこの際、恥も何もありませんでした。
一体妻がどこで何をしていたのか、知りたい一心でした。
「私は何もかも知っているわけではありませんので」
望月さんはわざと視線をそらしている感じで、できれば言いたくないような素振りでした。
「知っておられる範囲で結構です、教えてください、お願いします!」
頭を下げた私をチラッと見る感じで、ようやく望月さんは話してくれました。
「一昨日から・・・由美子さんは加藤社長の別荘に行かれていました」
「別荘?」
思いもかけない望月さんの言葉に、ついそのまま言い返してしまいました。
「別荘って・・・そんなところに2人で行って・・・それで妻はあんなことになるのですか?」
「・・・」
望月さんはまた黙ってしまいました。
「単に別荘に行っただけじゃないですよね、そこで何があったのですか?」
「何があったかは知りません、私は一緒に行っていませんから」
「ただ・・・・・・別荘には他にも行かれている人がいますので・・・」
「・・・それは・・・誰なんですか?そいつらが・・・妻を」
「だから私は知らないのです」
望月さんは誰から口止めをされているような感じでした。
望月さんを更に問い詰めると。。。次の瞬間
ハッと目が覚めて、すべて夢で、私の妄想でした。
長らくのご声援ありがとうございました。