オシャレから遠ざかっていた妻が女へと戻ってしまって

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第1章
妻まゆみ43歳のことを少し書かせていただきます。

21歳で私と結婚した妻は23歳で長女を、25歳で次女を出産してから女としてより母親として

仕事で帰りの遅くなる私の分も一生懸命娘達を育ててくれました。

私自身、子育てには協力してきたつもりでしたが妻にしてみれば物足りない援助だったかもしれません。

結婚するまでは、まゆみもそれなりにお洒落をし、綺麗ではいてくれたものの子育ての毎日におわれお洒落する暇もなく、

いつのまにか私自身も妻を意識することもなくセックスの回数も減り妻への関心は少なくなっているのも事実でした。

自分のことよりも娘達のことを優先にいつもしてきた妻も、ようやく娘達も大きくなり自分の時間を持てるようになりました。

娘二人からも「ママ少しはお洒落でもしてみれば?」なんて言われても「お洒落してもパパは無関心だから意味なし!」なんて私の方を見ながら言う妻でした。

そんな妻から「パパお願いがあるんだけど」と夕飯の後片付けを終えた妻がテレビを見ている私に向かって言いました。

「お願いってなんだ?」私がそう言うと妻は「彩ちゃんのママと一緒にスポーツクラブに行きたいの」

「スポーツクラブ?」

「うん。彩ちゃんのママさぁ~スポーツクラブに通ってるんだけど最近とってもスリムになって」

「へぇ~そうなんだ。彩ちゃんのママって少しポッチャリしてたよな?」

「そうなの。それがね痩せて綺麗になったのよ」

「まゆみはそんなに太ってはないだろ?」

「ううん。やっぱり引力の法則には勝てないからさぁ~最近めっきり」

「まぁ健康にもいいからやりたいなら行ってみれば」

そんな会話をしてから数日後、妻はスポーツクラブに通いだしました。

「結構1日おきに行くとハードだよ」

「あまり無理しない方がいいんじゃないか?無理すると長続きしないよ」

「大丈夫だよ。スポーツクラブでも知り合いもできたし、楽しいから」

妻がスポーツクラブへ通うようになり、どこか生き生きとしているように私には見えました。

妻がスポーツクラブへと通い出し3ヶ月が経った頃の日曜日の朝、私が眠い眼をこすりながら起きてきた眼に飛び込んできたのはいつもと違う妻の姿でした。

いつもは家にいるときはジャージや部屋着と呼ばれるラフな格好でいるのですが、そのときはまるで娘から借りたかのようなローライズのピチッとしたジーンズに真っ白なTシャツ姿でした。

「ママどうしたの?その格好」

「あらパパ珍しいね。そんなこと言うなんて」

「だってそれ香奈か理奈の服でも借りたのか?」

「まぁそんなとこかな(笑)」

妻はどこか恥ずかしそうにそう言いながら私に朝食の用意をしてくれました。

よくみると髪の色まで少し変わっているようでした。

「あれ?髪染めたのか?」

「あぁこれね。昨日香奈に手伝ってもらって染めてみたの」

「ふ~んそうなんだ。またどうして」

「だってねぇ~彩ちゃんのママもそうなんだけどさぁ~スポーツクラブで仲良くなった人たちみんな若く見えるんだよ」

「いまさら若作りしたって」

「いいでしょ!どうせパパは私に無関心なんだから」

膨れっ面になりながらそう言って妻は洗濯物を干しに行きました。

どことなく少しずつ変わってきた妻がそこにはいました。

久しぶりに妻にドキっとした瞬間だったかもしれません。

何年ぶりかに妻を女として意識するような私自身でした。

その夜久しぶりに妻を抱きました。

どことなく引き締まった身体つき・・・今までは白かベージュの決してお洒落なモノとは言えない妻の下着ではなく、レースのついた淡いピンクの下着に包まれた妻の身体は私を興奮させました。

「あん・・・パパどうしたの」

「・・・」

無言で妻の身体にむしゃぶりつくように愛撫する私。

「パパ・・・あん・・・どうしたの・・・ダメだって・・・そんなに・」

「まゆみ変わったよな」

「そう?・・・でも嬉しいな」

妻はそう言って私を受け入れ、久しぶりに何度も絶頂へと登り詰め、私も妻の変化した身体に溺れ一気に果てました。

「パパ・・・嬉しいよ」

「ん?どうして」

「パパ久しぶりに激しかったから」

そう言って私に寄り添っていつの間にか眠ってしまった妻でしたが、その後私が想像もしない程に女に目覚めて行く妻でした。

数日した頃、たまたま用事で妻の通うスポーツクラブの近くを車で通りかかった時のことでした。

私の眼に困り果てた顔をして、白髪交じりの50代か60代くらいの男性に会釈をする妻の姿が飛び込んで来ました。

私はクラクションを鳴らし妻のいたところを少し過ぎた場所に車を止めました。

クラクションの音で私に気が付いた妻は私の車のルームミラー越しにその男性に頭を下げて私の方へ走り寄って来ました。

助手席のドアを開け妻は車に乗り込むなり

「ふぅ~江崎さんにはいつも困っちゃうんだよ」

「江崎さん??それよりまゆみ自転車は?」

「あぁ~最悪!江崎さんのせいでパパの車に逃げ込んだから」

「どうして逃げるんだ?」

「パパ変に勘違いしないでよ」

「勘違い?」

「うん。だってねあの江崎さんって人いつも水泳のプログラムが一緒なんだ」

「ふ~ん。そうなんだ」

「でさぁ~いつも帰り際にお茶でもいかがですか?って言われるの」

「あんなおじさんが?」

「もぉ~迷惑だって言うの!」

妻は本当に迷惑そうでした。

「そんなにまゆみを誘いたいんだ」

「こんなおばさん誘って何が楽しいんだろね(笑)」

「そんなことないだろ。あの人からすればまゆみは若いよ」

「そうなのかな?けど私は迷惑してるの。あぁ~水泳のプログラム時間変えようかな」

私に不思議なくらい嫌悪感は起こりませんでした。

それよりむしろ妻を誘う男がいるんだってことにその時は関心していたほどでした。

家に着き妻がスポーツクラブで着ていた水着を洗濯しながら私に「しかし江崎さんには困ったもんだね」とブツブツと言っておりました。

「まぁそんなに邪険にしないで、たまにはお茶でもしてあげれば?」

「そんな気全然ないよ。私にはパパがいますから(笑)」

「はいはい。お好きなように」

それから私の頭の中には私の知らない男から誘われる妻のことが何度も浮かびました。

その頃から妻と二人で買い物に出かけたりすると、時々妻を見る男の視線が気になるようになりました。

妻自身も最近男の人にジロジロ見られることがある、なんて言葉を聴くことも。

「男の人って変だよね。少し若い格好をすると私のこと見たりするんだもんね。中身は同じだってゆうのに」

妻からそのような言葉が度々出てくるようになったころ、私の中に少し変わった性癖が沸き起こってきたように思います。

それから妻とセックスするときに「今日もジロジロ見られたか?」なんて妻に聞くようになり

妻も「見られたよ・・・エッチな目で」なんて答えるようになって来ました。

私は妻のその言葉を聞いてより一層興奮するようになって行くのでした。

ある週の水曜日くらいだったと思うのですが、妻から「今週の金曜日に彩ちゃんのママとスポーツクラブのお友達と食事に行ってきてもいい?」と聞かれました。

「久しぶりに楽しんでくればいいよ。俺もその日、会社の飲み会があるから香奈達の食事の用意だけしてやればいいんじゃないか」

妻は嬉しそうに「そうするね」と答えて家事を続けました。

金曜日の当日5時を過ぎた頃、まだ仕事をしている私の携帯に妻から「今から行ってきます」とメールが届きました。

私は返事をすることもなく、私の飲み会の時間までに仕事を終えるのに必死でした。

私の飲み会が終わり家に帰ろうとするときに、また妻から「少し遅くなってもいいかな?」とメールが届いたので、「ゆっくり楽しんで来ていいよ」と返事を送りました。

私が家に着いたのは日付が変わった12時過ぎでした。

風呂に入りビールを呑んでテレビの深夜番組を見ていた1時過ぎ頃に妻は戻って来ました。

「ただいまぁ~」少し酔っている妻でした。

驚いたことに妻の格好は超ミニではありませんでしたが、一応ミニスカートって丈のスカートを履いていました。

「おかえり。楽しかったか?」

「うん!楽しかったよぉ~」

「そっか、じゃぁよかったね」

「うんうん」

「それよりミニなんて履くようになったんだ」

「あぁ~これね。理奈の借りちゃった(照)」

少し照れながら妻はそう言ってお風呂に入ると言い残し風呂へと向いました。

中々出て来ない妻が心配になり風呂場へと行くと風呂場からは出てはいたのですが、その場に座り込み「気分わる~い」と真っ青な顔をしている妻がいました。

少しその場で涼んでいると気分がましになった妻は「寝るね」と言い残し寝室へと。

ふと脱衣カゴを見るとそこには妻が脱ぎ捨てた黒の下着の上下がありました。

黒の下着・・・それもこんなにセクシーなもの・・・

直ぐに妻が浮気をと私の頭の中に浮かび、慌てて妻の下着を裏返し見て見るとそんなに汚れはありませんでした。

少しホッとした気持ちで妻のいる寝室に迎い、私も寝ようとしたときに妻の携帯が鳴りました。

携帯の外側の小さな液晶に着信江崎さんと表示されています。

携帯の音が何度もしますが、妻は起きる気配がありません。

私は迷いましたが、妻の携帯を手に取り「もしもし」と電話に出ました。

「もしもし」私は押し殺した声で妻の携帯に出ました。

「あ・・・夜分に申し訳ありません。○○さんの携帯ですよね」

聞こえてきた声は私が想像していたよりも低い声で見た目の年齢よりも若く聞こえる声でした。

「はい。そうですがどちら様でしょうか?」

「○○さんのご主人様ですか?突然のお電話申し訳ありません。わたくし奥様とスポーツクラブ○○でご一緒させていただいております江崎と申します」

江崎という妻にひつこくお茶を誘う男は慌てた様子もなく、落ち着いた声でそう言いました。

「妻は寝ていますが何か御用ですか?」

「いえいえ先ほどまでスポーツクラブでご一緒させていただいてる方々と食事をしていたのですが、

奥様が少し気分が悪そうだったもので無事にお宅に戻られたかと思い連絡させていただいたのですが、

お宅に戻られているのでしたらそれで結構です。

夜分に申し訳ありませんでした。では失礼します」

江崎という男はそう言って電話を切りました。

色々と聞きたいこともあったのですが、相手の方が落ち着いた感じで一方的に電話をきられてしまいました。

妻を見るとスースーと軽い寝息を立てて眠っている妻に近づき布団をゆっくりとめくってみると

Tシャツに白のパンティだけの姿でした。

布団をめくったときに「う~ん」と言いながら寝返りをうつ妻ですが、今浮気をしてきたようには感じられませんでした。

次の日の朝、妻に江崎から電話があったことを伝えました。

「昨日江崎さんって男の人からママの携帯に電話があったよ」

「そうなんだ。電話してきたの?私少し悪酔いしてたからかな」

「けど江崎って迷惑がってたあの人じゃなかったのか?」

「そうだよ。昨日は同じプログラムで仲良くしてる人達と食事会だったから江崎さんも一緒だったの」

「けどどうしてママの携帯の番号知ってるんだ?」

「あぁ~教えるの嫌だったんだけど、みんなでメルアドと番号交換したから」

「ふ~ん。けど普通あんな時間に人妻の携帯に電話してくるかな?」

「でしょ?そんな人だから私は嫌なんだけどね。彩ちゃんのママ達は仲がいいのよ」

「結局男も一緒だったんだ?」

「ごめんごめん。一緒だって言えばパパ行かせてくれないでしょ?ごめんなさい」

妻は特に動揺することもなく普段の妻で、江崎と言う名前をだしても何も反応はありませんでした。

「それよりさぁ~最近ママの下着派手になってきてないかな?」

「あぁ~そうかもだね。だってねお洒落したいって思ってくれば下着もお洒落したくなるのよ」

「本当に?」

「え??他に何かある?」

「いや・・・浮気でもしてるのかって」

「あははパパそんなこと思っているんだ。それはないです。心配しなくっても」

「心配するさ。よく言うじゃないか下着や服装が変わったりすれば浮気してるって」

「確かにそうかもしれないけどさぁ~私は綺麗になりたいし、このままどんどんおばさんになるの嫌だから。パパはそんな私嫌かな?」

「嫌じゃないさ」

「じゃぁ心配なんてしないでね。私はパパだけが好きだよ。だから浮気なんてしません」

妻は満面の笑みを浮かべて私にそう言いました。

その日の夜、私はまた妻を抱きました。

妻に黒い下着を着けさせて・・・

「こんなエッチな下着誰に見せる為に買ったんだ?」

私は妻のうなじにキスしながらそう言いました。

「・・・誰にも見せないよ」

妻の首筋から胸へとキスをしていき、妻の少し大きめの敏感な乳首に私の舌先が到達したとき

「あん・・・感じる」

私は妻の耳元に戻り、「見せたいんだろ?まゆみのこのエッチな下着」

妻は無言で首を横に何度も振ります。

「江崎って奴が見たらどうなるだろな?」

「あん・・・そんなこと言わないで」

妻は私のその言葉に反応しました。

「まゆみ嘘は付けないよ。もうこんなに濡れてパンティ汚してるじゃないか」

「そんなことない・・・やめて恥ずかしい」

妻の恥ずかしい部分は既に厭らしい淫汁で溢れて、私の指の動きに合わせて厭らしい音を奏でるほどでした。

「いつも江崎に見られるんだろ?いやらしい眼で」

妻は私のその問いかけに首を横に振ります。

「嘘付け!ジロジロ視線感じるんだろ!」少し言葉を荒げて妻に言うと

「・・・うん・・・見られる」

「見られたこと思い出してこんなに濡らしているんだろ!」

「そんなこと・・・ない」

「正直に答えるんだ!感じるんだろ!」

「あぁ・・・パパお願い許して」

私はそう言いながら妻の淫汁でグチャグチャになった部分を激しく指で突き上げました。

「嫌って思う男に見られて感じる淫乱女なんだな!まゆみは!」

「違う・・・そんなこと言わないで」

私は一気にいきり立った私のモノを妻の奥深くまで挿入しました。

「あ~んパパぁ~いいぃ~~」

「江崎にこんなことされたらどうする?」

「言わないで」

「あのエロじじぃにこんなことされてみたいんだろ?」

私は妻にそう言いながら激しく何度も何度も妻を突き上げました。

「まゆみ!どうなんだ!」

私の興奮は最高に達し怒鳴ってそう妻に言うと妻から

「されたいの!!あぁ~~いくぅ」

妻のその言葉を聞いて私も妻と一緒に果てました。

お互いにそのまま倒れこむようにベットに横になり、しばらくそのままでいました。

「あのさぁ~まゆみ」

「ん?何?」

「俺さぁ・・・まゆみが江崎って男に」

「江崎さんに?」

「うん・・・江崎に抱かれるまゆみを想像すると」

「えぇ~そんなことある訳ないよ」

「ないのか?絶対に?」

「ないない絶対に」

「けど現実にまゆみがそうなることを俺は望んでいるかも」

「やだよ・・・そんなこと」

妻は一気に不機嫌になったようでした。

そのまま私に背を向けたまま眠りについた妻でしたが、セックスに最中江崎って名前に反応した妻は間違いありませんでした。

それからしばらくの間、妻とのセックスはありませんでした。

お互いにセックスを避けているかのようで、妻が先に寝てしまったり私が先に寝てしまったりと、

当然私の方から妻を誘うこともない日々が続いていたころに、仕事から戻ってみると彩ちゃんのお母さんが我が家へ子供と一緒に来ていました。

「こんばんは」

彩ちゃんのお母さんは帰って来た私にニコリと微笑みながら挨拶をしてくれました。

久しぶりに見た彩ちゃんのお母さんは妻が言うように私がビックリするほどにスリムになり、

若く綺麗になっていて一瞬ドキっとさせられるほど男好きするほどでした。

「久しぶりですね。少し変わったよね?」

私がそう言うと彩ちゃんのお母さんは「いえいえそうでもないですよ」と照れ笑いしなが明るく染められたロングストレートの髪を書き上げ少し顔を赤く染めていました。

「パパ嘘じゃなかったでしょ?本当に綺麗でしょぉ~?」

「うん。本当に綺麗になったよねぇ~」

私と妻の言葉でより照れる彩ちゃんのお母さんでした。

私が食事をしている間も妻と彩ちゃんのお母さんはスポーツクラブでの会話や、娘達の会話でワイワイと楽しそうに話す中には時々江崎という男の話題も出ていました。

「江崎さんってどんな人なの?」と私が彩ちゃんのお母さんに聞くと

「え?どうしてですか?」

「いえ。この間みんなで食事に行ったでしょ?スポーツクラブの仲間と」

「あぁ~行きましたよ」

「そのときにまゆみが悪酔いして帰ってきたころに江崎さんって人からまゆみの携帯に電話があったから」

「へぇ~そうなんだ。けど江崎さんなら心配いりませんよ」

「心配?」

「心配なんでしょ?理奈ちゃんのママが(笑)」

「いや・・・・別にそういうことでもないんだけど」

「理奈ちゃんのママはご主人一筋ってスポーツクラブでも有名ですから」

「そうなの?」

「はい!有名です。理奈ちゃんのママもきっぱり江崎さんにも宣言しましたから」

妻は急に慌てたように「もぉ~そんなことまで言わなくっても」と彩ちゃんのお母さんに手をバタバタとさせながらそう言って少しばつ悪そうでした。

妻が江崎に宣言・・・宣言したってことは・・・と私の頭の中で色んなことを考えてしまう言葉でした。

それからも二人の母親は女同士の会話で盛り上がっていましたが、彩ちゃんが眠くなったと言い出してきたので、彩ちゃんのお母さんと彩ちゃんは帰りました。

第2章
私は後片付けをしている妻に「江崎に宣言したってどうして宣言したんだ?」と聞くと

「別に変な意味はないよ。スポーツクラブの男の人たちって直ぐに変な話したりするから、それをかわすためにいつも私は主人オンリーですって言ってるだけだよ」

「そうなのか?本当に?」

「もぉ~パパったら信用ないんだね私のこと」

「そうでもないけど気になったから」

「もぉ~まったくパパッたらお風呂に入って寝るよ」

妻はそう言って後片付けを終えて風呂へと向かいました。

不思議なことに私自身も妻とのセックスをあれ以来避けていたのですが、彩ちゃんのお母さんが言ったあの一言で無性に妻を抱きたくなりました。

妻が風呂からあがり「パパ先に寝るね」と言い残し寝室へと向かったあとに、私は慌てて自分も風呂に入り妻の後を追うように寝室へと向かいました。

寝室に入るとすでに妻はいつものように布団にすっぽりと包まり軽い寝息をたてて眠っているようでした。

妻の布団に全裸になりもぐりこみます。

いつものようにTシャツにパンティだけの妻の背中からゆっくりと太ももを愛撫します。

妻に反応はありません。

耳元で「まゆみ寝たか?」の問いかけにも反応なく、寝息だけが私の耳に届いて来ます。

ノーブラの胸をTシャツの上から軽く摘まむように愛撫をすると妻は少し身体を動かせました。

そのままTシャツをめくり上げ、直に妻の乳首を私の指先で転がすように愛撫をすると妻の乳首が段々と固くなってくるのがわかりました。

妻のうなじに軽くキスをしながらゆっくりと下の方へ手を伸ばしていき、ツルっとした感触のパンティに触れるとまた妻は少し身体をぴくりと動かせました。

パンティの中にすこしづつ手を入れていくと妻のあまり濃くない陰毛が私の指先に優しくまとわりつきます。

そこから下に手をいれようとしても横向きに寝ている妻の脚は閉じられたままの為に手を入れることはできません。

そっと妻を仰向けにしてTシャツをめくり上げ妻の固くなった乳首へと舌を軽く這わせます。

「う・・・・・・んやめて・・・パパ」

妻はそう私に言いましたが脚は閉じられたままの為に、私の脚を妻の脚にからめて妻の脚を無理矢理拡げます。

妻のパンティの中にあった手は、さえぎられていた障害物もなくなりゆっくりと妻の陰部へと進むことが出来ました。

そこは少し熱を発し、独特の湿り感があり柔らかく寄り添う割れ目をそっと指で押し開き敏感な部分に触れた瞬間、妻はビクっと身体を反応させました。

「まゆみ?江崎にせまられたんだろ?」

小さな声で妻の耳元で囁きます。

妻は何も答えません。

その間も私の指先は妻の敏感になり、固くなりだした淫豆を弾くように愛撫します。

「はぁ・・・」

大きく妻の口から吐息が漏れ始めました。

「江崎に口説かれたんだろ?」

「・・・」

「この間俺に言えないことがあったんだろ?」

「・・・」

私の指にドンドンと絡まる妻の淫汁・・・そっと指を妻の淫穴へと進めます。

私の指が狭苦しい所から広々としたところへ到達した瞬間妻の脚が閉じられました。

「閉じることなんてないだろ?江崎に見られて感じるエッチなまゆみが」

「はぁ・・・・・・言わないで」

妻がまた不機嫌になるかと思いましたが、妻の反応はそうではありませんでした。

「口説かれたんだろ?江崎に」

「ない・・・・」

「ない?口説かれてないのか?」

「・・・・・・」

「俺に言えないことがあったのか?」

「ないって」

「じゃぁ正直に答えるんだ」

「・・・」

少し窮屈さが無くなった場所へと到達した私の指は天井へと何度も何度も激しく叩きつけられます。

「あぁ・・・・・・やめて」

一度妻の中から抜き去った指を今度は2本にしてゆっくりと窮屈な部分へと進めていき、窮屈感から開放された2本の指は上下に暴れます。

「こんなこと江崎にもされたいんだろ?」

「・・・」

「どうなんだ?」

「あぁ・・・わかんない」

2本の指はこれ以上に動けないってほどに妻の中で暴れます。

「江崎に何か言われたのか?」

「・・・・・・わかんないよ・・・あぁ」

「口説かれたんだろ?」

2本の指が激しく暴れるほど妻の興奮は増していき

「正直に答えないとやめるよ」

「あぁ・・・お願いやめないで・・・パパ」

「口説かれたんだろ?」

「よく・・・あぁ・・・わかんない」

「わかんない?何が?」

「・・・あぁ・・・パパ気持ちいい」

「辞めてもいいのかな?これ」

「あぁぁぁぁ・・・辞めないで・」

「だったら何があったんだ?江崎と」

「あぁぁ・・・・・・パパ・・・お願いゆるして」

「やめるぞ!正直に答えるんだ!」

「あぁ・・・やめないで」

「口説かれたのか?それともエッチでももうしたのか!!」

「あぁぁぁぁ~~パパ逝っちゃうぅ~~」

「どうなんだ!」

「あぁぁぁぁ~~~~したよぉ~~あぁ~~いくぅ・・・」

思いもかけない妻のその言葉に私は今まで感じたことの無いほどの脱力感、空しさ、寂しさ・・・

なんとも言葉では伝えきれない感情を覚えました。

「したよぉ~」

妻のその言葉を聞いた瞬間に私の固くいきりたったモノは妻の中で、激しい痙攣を起こし下半身がしびれるほどの快楽の瞬間を迎えました。

私は妻に繋がったまま妻の胸の上へと倒れこみ、何も言えませんでした。

妻の胸は荒々しい呼吸と連動をし私の頭を何度も持ち上げます。

妻の激しい鼓動と妻の温かさを感じながら何も言えない私に妻が口を開きました。

「パパ?大丈夫?」

「・・・・・・」

私は妻の問いかけに何も答えることが出来ませんでした。

「パパ・・・さっきの言葉信用してないよね?」

妻のその言葉で私は頭を持ち上げ妻を見ながら「信用してない?」

そう問いかける私を見ている妻の表情はどこにも悪びれたところはなく、むしろ私に向かって微笑んでいました。

「したって嘘なのか?どっちなんだ?」

「嘘に決まってるでしょ」

「はぁ~??さっき、したって言ったじゃないか」

「ごめんごめんパパがどうなるかと思ってつい(笑)」

「なんだよ!それ!」

「けどパパさぁ~私がそう答えた瞬間に逝っちゃったね。それも大きな声まで上げて」

「普通そうなるだろ。自分の嫁さんから男としたなんて聞くと」

「そうかなぁ~私なら悲しくなってエッチな気分なんか覚めちゃうよ」

「俺にもよくわかんないんだけど確かに寂しくって悲しい気分にもなったよ・・・けど」

「けど興奮もしたんだ?」

「あぁ・・・・した」

「嫉妬した?」

「したさ」

妻は嬉しそうにニコニコしながら私にキスをして来ました。

「パパ好きだよ・・・だから・・・パパに嘘付いてたこと話すね」

「嘘って?」

「うん・・・あのね」

妻は先ほどとは違いどこか思いつめたような表情で天井を見つめながらゆっくりと話始めました。

「この間ね・・・江崎さんに送ってもらったの」

「酔って帰ってきたときだよな?」

「そう・・・そのときに・・・後ろから急に抱きしめられた」

「江崎にか?」

「うん・・・そう・・・直ぐにやめてくださいって逃げたけど」

「それで?」

「それでって?それだけだよ」

妻は大きな眼を押し広げて、え??って表情で?私を見つめていました。

「キスされたとかは?」

「ないない」

「抱きつかれただけなのか?」

「うん。そうだよ・・・けど少しドキってしちゃった」

「ドキって・・・どんなドキ?」

「わかんないけど・・・ドキドキした」

「嫌いじゃなかったのか?江崎のこと」

「好きでもないよ・・・けど以前ほど嫌でもないかな」

「そうなんだ」

「けどね・・・私はパパがいいかな」

照れたように私から眼をそらせて妻は続けました。

「パパは少し変わったよ」

「変わった?何が」

「何がって・・・エッチ激しくなったし」

「なんか嫉妬すると興奮するんだよ」

「そうなんだ・・・私はパパが嫉妬して興奮すると愛されてるって感じる・・・私もそれで興奮しちゃうかな」

「まゆみ?江崎に抱かれてみないか?」

私のその言葉に少し戸惑いを感じながら少し時間をあけて

「それは無理だよ・・・直ぐには・」と私に言いました。

今までの妻とは確かに変わっていました。

私自身も妻が言うように変わってきたのでしょう。

妻は私さえよければ江崎に関わらず、もしそのようなことが自然になればしてもいいと始めて私に言ってくれました。

私は、その時が来るのはそれほど時間がかかることはないのでは・・・と思いながら

それからの日々を過ごしました。

それからの私達は以前よりはセックスをする回数も増えて、セックスの時は江崎のことを持ち出しては二人で興奮していました。

ある日曜日の妻と二人だけの昼食をとっている最中に妻から「今日スポーツクラブに行ってもいいかな?」

私は「行ってくればいいよ。けど日曜日にって珍しいね」と妻に言うと

「身体動かしたくなったから。パパが二人でどこかに行こうと思っていれば行かなくってもいいよ」

私は日ごろの仕事の疲れもあり1日のんびり過ごしたい気分だったもので、家でゆっくりしていたいので妻にスポーツクラブへ行くように言いました。

妻は簡単に掃除を済ませてスポーツクラブへ行く用意をして「行ってきまぁ~す」とニコニコしながら家を出て行きました。

出かけたのは昼の3時を過ぎた頃でした。

家でゆっくりとテレビを見ながらビール片手にくつろいでいると、5時過ぎに妻から私の携帯に電話がありました。

「もしもし」

「パパ?今日香奈と理奈も外で食事するって言ってたから、これからみんなで食事に行ってもいいかな?パパはどこかで食事してくれる?」

妻の電話の向こうから聞こえてくるいろんな音から、妻はスポーツクラブから電話をかけているようでした。

「いいよ。俺はコンビに弁当でも買って適当にしているから」

「ごめんね。パパじゃやお願いします」

「もしもしママ?」

「何?」

「うまく行けばしてもいいよ(笑)」

「バーーーカ!!みんな待ってるから切るね」

そう言って妻は電話を切りました。

妻はして来るかな?いやそんなことはないだろぉ・・・

何度も何度も同じことの繰り返しが私の頭の中でグルグルと回りながら浮かんでは消えていき、テレビを見てはいますが一向に頭の中には入って来ませんでした。

9時過ぎごろに二人の娘は順番に帰って来ては「ただいま。ママは?」の一言でした。

娘達が風呂に入り少し一緒にテレビを見ていたのですがいつの間にか私は眠ったようでした。

「パパ!パパ!こんなところで寝ると風邪ひくよ」と私をゆすぶりながらそう言う妻の声で私は眼が覚めました。

「あれ?いつのまに帰ってきたの?」

「今帰ってきたとこだよ」

「そうなんだ。で・・・した?」

「もぉ~するわけないでしょ。けど近くまで江崎さんに送ってもらった」

「ほぉ~また抱きしめられたか?」

「ううん。それはないよ」

「じゃぁ他に何かあったのか?」

「うん・・・もっと一緒にいたいって言われたかな」

「あれ?まゆみ今日は呑んでないのか?珍しく」

「この前みたいに悪酔いすると嫌だから呑まなかったの」

「だから江崎は誘ったんだな」

「そうだと思う」

「どうして帰ってきたの?一緒に呑みにでも行けばよかったのに」

「そう簡単には行けないよ。けど江崎さん、私を家まで送ってくれると家に帰るの遠くなるんだよね」

「反対の方なのか?」

「うん。電車まだあったかな?」

「車じゃないのか?」

「だって呑むから車じゃないでしょ」

「そっか。まゆみが呑んでないんだったら車で送ってあげれば、電車がなければ」

「う~んどうしようかな」

「行っておいでよ。夜中の二人のドライブが出来るかもだよ。俺はドキドキして待ってるから」

「電話してみるよ」

妻はバックの中から携帯を取り出し江崎に電話をしました。

「あもしもし?○○ですけど。先ほどはありがとうです」

「もう電車に乗りました?」

「あぁ~そうなんですか。もしよければ今送ってもらったところですが私の運転でよければ送りましょうか?」

「はい。わかりました駅前のコンビニですね。では行きますね」

妻は電話を切り私に「まだ最終はあるみたいなんだけど時間までうろうろしていたらしい」

「送り狼になってこぉ~~い!!」

「バーーーカ!!なりませんよ」

妻はそういい残して慌てて車に乗り込み出かけて行きました。

本当に妻の言っていることを信用していいのだろうか・・・

すでに江崎と関係が出来ていて二人で仕組んでこれから会う口実では・・・

あまりにも妻が江崎を送っていくことに不安も感じる自分もいるのですが、単純で優しい妻のことですから、素直に送ってあげようと思ったのか・・・

どちらにしても今ごろ二人は我が家の車の中で二人きりでいるのは間違いのないことです。

妻が出かけて1時間くらいしたころに携帯に妻からメールが届きました。

(パパ少しドライブに行ってきます)

そのメールに返信することすらできない私でした。

心臓の鼓動は早くなり、のどがカラカラになるほど緊張と興奮を覚えました。

時計の針だけを何度も何度も見ては時間が過ぎるのをただただ待つだけでした。

それから2時間もしないうちに我が家の車庫に車を入れる音がしました。

私は待ちきれずに玄関まで行き妻を出迎えました。

ドアを開けて入って来た妻は私の眼を少しそらして「パパただいま」と小さな声で言うと

私に抱きついて来ました。

「まゆみどうだった?」

「パパ・・・今は聞かないで」

「わかった」

そう言ってそのまま二人で寝室へと向かいました。

妻が先に寝室に入り私が後から入り寝室の鍵を閉めると妻はベットに倒れこむように大の字で寝転びました。

私はすぐさま妻の上に乗りかかりキスをします。

「まゆみ・・・したのか?」

私の問いかけに妻は私の眼を見つめて「少しだけ」と恥ずかしそうに答えました。

「少しだけ?」

妻は眼を閉じてこくりと頷くだけでした。

妻の唇に激しくキスをし、妻の唇から離れて「こんな風にキスしたのか?」と問いかけるとまた妻は頷きました。

私のあの部分は固く大きくズボンの中で窮屈な状態になり、いっきにズボンを脱ぎ捨てました。

妻のブラウスをめくり上げ、淡い紫のブラジャーを押し上げ乳首にキスしようとした瞬間・・・唾液の匂いが私の鼻へと漂ってきました。

「まゆみ・・・ここも舐められたんだな」

「あぁ・・・パパ・・・・ごめんなさい・」

私の興奮は収まることを知らずに妻のスカートの中へと進んで行きます。

レースに覆われたブラとお揃いのパンティーの上から妻の恥ずかしい部分に指を這わすと、そこは妻と結婚してから経験が無いほどにパンティを通り越しヌルヌルとしたものが溢れているのでした。

「凄いじゃないか・・・・まゆみ・・・・こんなに」

「言わないで・・・パパが悪いんだよ」

そう言いながら顔を私から背けるようにする妻が私のすぐ目の前に・・・

それも始めて私以外の男に対して興奮してきたであろう妻が・・・

妻のパンティが濡れてヌルヌルしている部分を指先で押さえてみると本当にそこから妻の淫液が溢れてきそうなくらいでした。

「まゆみ?ここも江崎に?」

妻は慌てたように首を何度も横に振りながら「触られてない」

小さな弱々しい声で私にそう言うと妻の眼が少し潤んでいるように私には見えました。

「触られてないって?おっぱいは舐められたんだろ?どうだったのか聞かせてくれるか?」

「・・・うん」

妻への愛撫を辞め、妻の横に並んで寝転び、妻の口から出てくるそのときの事を興奮を押さえて聞くことにしました。

妻は仰向けに寝ている私の胸の上に頭をおき、私の手を握りながらゆっくりと話始めました。

「江崎さんを車に乗せて・・・少し走り出したころに江崎さんから時間があれば少しどこか遠回りして送ってもらえませんかって言われたの」

「私は何も答えずに車を運転していると江崎さんが喉が渇いたから、どこかコンビによってくれっていったからコンビに行ったのね。そのときにパパにメールしたの」

「まゆみはそのとき既にドライブに行ってそれからって覚悟していたんだろ?」

「覚悟したかはよくわかんないけどドライブはいいかなって思った」

「それからどうしたんだ?」

「それから江崎さんが道案内してくれたからそのまま車を運転したよ」

「江崎と会話してたんだろ?」

「あまりしゃべらなかったよ・・・江崎さんも私も」

「そうなんだ。それから?」

「うん。少し走ると大きな公園の入り口の前を通った時に車を止めて欲しいって言われた。トイレにって」

「周りを見ると何台かの車が等間隔に止まってた」

「みんな車でエッチしてたのかな?」

「わかんないけどそんな風だったかな」

「江崎が戻ってからは?」

「うん・・・少し車を止めて話をした」

「それで?」

「・・・好きって・・・言われた」

「そうなんだ・・・まゆみは言われてどんな感じだった?」

「・・・ドキドキした」

「それでキスされたんだ?」

妻は私の胸に顔を埋めて、そしてしばらくしてから顔を持ち上げ私にキスしてきました。

「キスされたんだな?」

「うん」

「どんなキスだった?」

「・・・激しかった・・・パパとするより」

その言葉に私は一瞬大きくため息をつき、妻の唇と舌を激しく吸い、コレより激しかったのか?」と妻に聞くとコクリと頷く妻でした。

私の身体中の血液が男の幹へと流れるのがわかる程に、グングンと益々大きくなって頭を持ち上げ出し今にも射精しそうな程の状態です。

「それから触られたのか?」

「・・・うん。服の上から胸を」

「おっぱい見られて舐められたんだろ?」

「うん。舐められた・・・パパと違った舐め方だった」

「感じたんだろ?江崎に舐められて?」

「うん・・・ごめん」

「江崎のモノは触ったのか?」

「触った・・・手を持っていかれたから」

「硬くなってたか?」

「凄く硬かった」

「まゆみのは触られてないのか?」

「スカートの中に手を入れられたけど・・・恥ずかしいから嫌だった」

「嫌だった?」

「うん・・・恥ずかしいから・・・脚を開かなかったの・・・開いてって言われたけど・・・嫌だから開かなかった」

「今みたいにパンティまで濡れていたから嫌だったんだろ?」

「・・・・・・」

妻は何も答えませんでしたが、私の言ったことは図星のようでした。

「まゆみは江崎のしごいたの?」

「・・・・」

少し間をあけてから「うん」と一言答えた妻でした。

「自分でズボンから出したのか?」

「うん・・・パパ・・・許してそれ以上は」

私は我慢しきれずに妻を仰向けにして妻が自分の愛液で汚している薄紫のパンティを一気に剥ぎ取りました。

嫌がる妻に汚れたパンティを裏返して「まゆみ江崎に触られてこんなに汚れてるよ」と妻に見せ付けるようにそう言いました。

「パパお願いやめて・・・恥ずかしいから」

「まゆみはエッチなんだな・・・俺以外の男でもこんなに濡らすんだ」

「あぁ・・・お願いゆるして」

私は嫌がる妻の脚を大きく拡げて電気に照らされ光っている妻のその部分に、そっと近づき優しく息を吹きかけました。

妻は身体を仰け反らすようにし「パパ・・・やめて汚いから」

妻の言葉を無視するかのように厭らしい音を立てながら妻のヌルヌルした部分にしゃぶりつき

「まゆみのここは俺以外の男でこんなになってるんだ。あぁ~俺じゃなくってもこんなに」

既に硬くなった妻の淫豆を吸っては舌で転がし、そして優しくそっと噛んだり・・・

「あぁ~~パパ・・・逝っちゃう」

「もう逝くのか?江崎にも逝かされたんだろ?」

「逝かされてない・・・あぁ・・・そんなこと言わないで」

「江崎のち○ぽ見たんだろ?」

「・・・」

「見たんだろ?どうなんだ!」

「見た・・・パパと違った」

「咥えたのか?」

「してない」

「江崎のはどう違ったんだ?俺より大きかったのか?」

「・・・太いの・・・パパより」

「まゆみ江崎の思い出してごらん・・・・江崎のを」

「あぁ・・・パパ許して・・・逝っちゃう」

妻は私の舌での愛撫で両脚を突っ張るようにして大きく仰け反り絶頂を迎えました。

「あぁ~~パパお願い来て~~」

「来て?違うだろどうして欲しいのか言ってごらん?」

「いじわる・・・これ・・・これが欲しいの」

妻は起き上がり見たこともない険しい表情になり私のモノを握りそう言いました。

「江崎のも欲しかったんだろ?」

「欲しくない~~パパのが欲しいの!!」

「嘘付くなよ!入れたくって仕方ないから入れたんだろ?」

「入れてないよぉ~~だから早くパパの入れて!!お願い!!」

妻の濡れそぼった淫壷に私の大きく硬くなった淫棒を力いっぱい押し込みました。

そこは今まで味わったことの無いほどヌルヌルし私の淫棒全てを包み込むかのようでした。

「江崎のち○ぽはそんなに違ったか?」

「うん。違ったのパパよりも平べったくって太いのぉ~~あぁ~~エッチな形してたの。パンツから出したとき、まるでコブラみたいだったの・・・あぁ」

「見て興奮したんだ?」

「あぁ~~お願いそんなこと言わないで」

「長くって大きかったんだろ?」

「大きさはパパとかわんないよ・・・・けど形が凄いの~~あぁ~~パパ思い出したらまた逝っちゃうぅ~~」

妻は2度目の絶頂を迎えました。

妻はセックスこそはしていないようでしたが、間違いなく江崎のモノが欲しくなったのだと思います。

結局妻はパンティを脱がされそうになった時点で恥ずかしいからこれ以上は辞めてと江崎に伝えると江崎は妻が嫌がるのなら我慢します。と妻に答えたそうです。

二人がそのときどんな表情をしてどんな気持ちで、またどんな行為をしたのかはわかりませんが、妻の口から発せられる言葉で私の頭の中に勝手な想像が浮かび、妻と同時に果てたのを覚えています。

妻から江崎と逢いに行きたいと告げられたのはそれから1週間したころでした。

妻の口から出たコブラみたいなモノ・・・その言葉は私の頭の中から1日も消えることはありませんでした。

妻も同じようにコブラのような江崎のモノを妻の頭の中にもくっきりと残されていたのに違いありません。

妻はそれを自分中に収めこむことまで頭の中で想像しているのかも知れません。

そんなことを毎日考えて過ごしている私に、妻が江崎と車で体験したあの日から1週間ほどたった週末近くに、娘達が居ないときを見計らったかのようにソファーで寝転ぶ私の横に缶ビールを持ちながら座って来た妻が私の顔を見ることもなく、真っ直ぐテレビを見ながら話しかけて来ました。

「あのね、今日スポーツクラブの帰りに江崎さんに土曜日の夜食事でもって誘われたの」

私はあえて直ぐには返事せずにテレビに熱中しているふりをしました。

「パパ?聞いてるの?」

「あ・・・・ごめんごめんテレビを真剣に見てた。何?」

「だからぁ~江崎さんに土曜日食事に誘われたの」

「ふぅ~んそうなんだ」

「そうなんだって・・・パパは無関心なんだね。パパが嫌なら断るからいいよ」

「そんなこと無いって。まゆみが行きたければ行って来ればいいよ」

「何よその言い方・・・パパは怒ってるの?江崎さんとのこと」

「怒ってはいないさ。ただまゆみはどうなんだ?」

「どうって?」

「江崎のこと好きなのか?」

「嫌いじゃないと思う・・・嫌いな人とあんなことはできないもん」

「俺もよくわかんないんだ。エッチしてるときや、自分が興奮しているときはまゆみが江崎とエッチすることを望んでるだけど、冷静になったときには何か変な気持ちになるんだよ」

「パパが嫌なら私は行かないよ。確かにパパが興奮するなら、江崎さんとって意識し出したけど、私はパパと険悪な関係になるなら行かないよ」

妻はその言葉を言うときに始めて私の方を向き、そう言いました。

「俺はまゆみが江崎とエッチして欲しいって思ってる。けどそれは興奮するから・・・でも、まゆみが心まで江崎に奪われるのは嫌なんだと思う」

「パパがそう思うなら正直に言うね。今は愛してるとかって気持ちはないよ。けど江崎さんに好きって言われたことには自分でもドキドキしたし何かワクワクする気持ちもあるのね。だからこの間あんなことになったのもパパには解って欲しいの。でもそれは浮気ってことばの通り浮いた気持ちなのかもしれないね。私はパパが一番好きだし・・・パパしか愛してないもん」

「けどこれからドンドン好きになって浮ついた気持ちじゃなくなるかもしれないだろ?」

「そうかなぁ~この間の江崎さんとの時でもね、パパの顔が浮かんでこんなところ見たら、パパ興奮するだろなぁ~ってどこか冷静なときもあったんだよ」

「そうなんだ。そんなこと考えてたんだ」

「そうだよぉ~だってパパにこんなことされたって言いながらするの好きだもん。パパも興奮していっぱい抱いてくれるから。愛されてるって実感するの」

「わかったよ。じゃぁ約束してくれるかな?」

「何を?」

「江崎と遭ってもいいから、まゆみのしたいようにすればいいから、けど隠れて逢ったり嘘付いたりだけは辞めてくれるかな?俺が江崎のことで聞いたことは嘘付かないで教えて欲しい」

「解った。約束するよ。パパには嘘を付きません。けどパパが嫌になればパパも嘘を付かないで私に嫌って言ってね」

そんなことを二人で話し合い、土曜日の夜に妻は江崎と遭うことになりました。

土曜日の当日は私も仕事が休みの為に、朝から家にいたのですが、どうも今夜の二人のことを思うと落ち着かないのが本音でした。

一方妻の方とくれば、まったく普段どおりで、娘達の朝食の用意をして娘達を送り出し、洗濯に掃除にとバタバタと忙しそうにしていました。

「まゆみ今日何時に出るんだ?」私の前を忙しそうに通り過ぎる妻に声を掛けました。

「う~んと6時に駅前で待ち合わせだから、5時半過ぎには出る予定」

「そっかぁ~」

妻はその後に何も言わずに洗濯物を干しにベランダへと向かいました。

私はその日何もすることもなく、ただただボーッとテレビをゴロゴロしながら見ているだけでした。

3時を過ぎた頃に妻が近くのスパーから戻ってきて「わぁ~もうこんな時間。急がなくっちゃ」

慌てたようにスーパーで買ってきたものを冷蔵庫へと入れて、私達の夕飯の準備をしだしました。

「パパ~すき焼きの準備しておくから、あの子達が帰ってくれば手伝わせて食べてね」

「わかったよ」

テキパキと夕飯の準備をして慌てて寝室に行き、下着を取ってきて風呂場へと向かう妻でした。

こっそりとどんな下着を着けていくのか脱衣所に行き、脱衣カゴの中に脱ぎ捨てられた妻の今まで履いていたブルーのパンティとバスタオルの下に隠すように置かれた白と黒のレース使いの下着を確認しました。

下着全体は白のようですが、黒いレースが被されているような私が今まで見たことも無い妻の下着でした。

妻はおそらくこの日の為にこの下着を購入したのでしょう。江崎に見られることを意識してこんな派手な下着を・・・

この下着を身につけて、江崎に脱がされて行く妻を想像してしまい、股間が熱くなるのを感じました。

「パパ~何してるの?」

妻のその声でドキっとし、我に帰ってしまいました。

「下着の確認してました!!」と風呂場のドアを少し開け全身にシャワーの水しぶきを浴びる妻にそう言うと

「ばーーーーか!!変態!!」と照れ笑いをしながら言う妻の全裸姿はシャワーの水しぶきの影響と明るい日差しが差し込む光でキラキラと輝き、夫の私が言うのも変ですが、とても綺麗でいろっぽく見えました。

妻に襲い掛かかりたい気持ちをを押さえてリビングへと戻る私でした。

しばらくしてバスタオルを身体に巻いて、髪の毛を拭きながら寝室にあるドレッサーへと向かう妻は本当にいろっぽさが増したのは確かでした。

私の心拍数は徐々に高まりだし、いてもたってもいられない程に落ち着きのない状態でした。

そんな私の気持ちも知らずに、寝室から出て来た妻は膝上の真っ白なタイトなスカートに黒のノースリーブとジャケットを腕に持ち慌ててリビングへとやって来るなり私に言いました。

「パパお願い!駅まで送ってくれる?」お出かけ用のバックの中に財布や携帯などを入れ替えながら私にそう言いました。

車に向かい乗り込みエンジンをかけるとバックミラー越しに玄関の鍵をしめる後姿の妻はこれからおこるであろう行為を意識した少し淫らにも見える人妻でした。

「ごめんね。こんなときにまで送らせて」

「いいよ。どうせ暇なんだし」

「それより、もし江崎さんとそうなることになっても本当にパパは嫌じゃないよね?」

「大丈夫だって一人で興奮してシコシコしてるよ(笑)」

「バーーカ!!本当にいいのね?」

「あぁ」

そんな会話をして妻を駅の近くまで送って行き、妻を降ろしました。

笑顔で私にずっと手を振る妻を見たとき、どこか心にぽっかりと穴が開いたような寂しさがこみ上げてきたのを今でも覚えています。

私の車に手を振り続ける妻をバックミラー越しに見ながら複雑な気持ちで家路へと車を走らせる私は、何度も何度もこれでいいのか?今なら妻を戻すことが出来る・・・けどこれからの妻の行動にも興奮するし・・・答えを見つけられないまま家に着きました。

車をガレージに置き、部屋へ入り携帯を机の上に置こうとズボンのポケットから出すと、着信ランプが点滅していました。

携帯を開いて確認すると、妻からのメールでした。

(パパ送ってくれてありがとう。パパ?本当にいいのかな?このまま江崎さんと会って・・・パパが嫌なら連絡してね。直ぐに家に帰るから。ただどんなことがこれから起こっても私はパパを一番愛してるから)

私には嬉しい内容のメールでした。きっと江崎を待つ間に私にこのメールを打ってくれたのだろうと思いました。

私は妻のメールで妻がこの家に「ただいま」と戻ってくることを待つことに決めました。

携帯を開いては妻からのメールはないかと確認したり、時計の針をなんども確認したり、本当に落ち着かない時間でした。

娘達が私に話しかけてきた内容すらよくわからないほどで、娘達から「パパなんだか今日は変だよ」と言われてしまうくらいでした。

落ち着かない時間の中、風呂に入り婦舟に使っていても今ごろ妻は既に江崎のコブラのようなモノで感じまくっているのかと思うばかりで、私のモノは固く、熱くなっていました。

自分で慰めたいほどに勃起するモノを触ってみると今にも爆発しそうなくらいになり、スン止めばかりを繰り返し、結局逝くのは我慢しました。

風呂から上がり冷蔵庫に冷やされた缶ビールを開けようとしたときに携帯にメールの着信音があり、慌てて携帯を開くと妻からでした。

(パパ・・・この後ホテルに行くことになりそうです)

その文字をを何度も繰り返し読む私の鼓動は激しくなり、それと同じように嫉妬となぜか怒りも湧き起こってきました。

男なんて勝手なもので、興奮しているときは調子よく抱かれてくれ!なんて妻に言いますが、いざとなると腹立たしさまでこみ上げてくる変な生き物かもしれません。

自分から言い出しておいて・・・それだけが私の怒りを納めているようでした。

妻からメールが来てからいろんな気持ちと格闘しつづけた私でしたが、結局妻が私の知らないところで抱かれることに耐え切れずに、妻の携帯に電話をする始末でした。

何度も呼び出し音がわたしの携帯から聞こえてきますが、妻のいつもの「もしもし」という声は聞こえて来ませんでした。

結局留守番電話になり、妻が出ることはありませんでした。

ひょっとして「ごめんごめん」なんて言いながら妻から電話があるかと思いましたが、結局待てども待てども、妻からの電話はなく一人で気が狂いそうな時間を過ごしました。

私は酔いもあって、うとうとしていると私の携帯が鳴り寝ぼけ眼で電話に出ると

「もしもし・・・パパ?まだ起きてた?」

妻の声はどことなく弱弱しく聞こえました。

「あぁ少しうとうとしてたけど」

「そっか・・・起こしちゃったね。ごめん」

「電話したんだけど?」

「あぁ・・・ごめん」

「今は一人?」

「うん・・・一人歩いてる」

「で、どうだった?」

「うん・・・」

「した?」

「・・・・・・嫌いにならない?」

「したの?」

「・・・・」

直ぐに「うん」とは答えない妻でした。

「どうなんだよ?」

「うん」

「抱かれたんだ」

「・・・・・・うん」

「そっか・・・迎えに行こうか?」

「少し歩きたいから・・・もう少し歩いてからタクシーで帰るね」

「そっか」

「パパ?気分悪くしてない?」

「大丈夫だよ・・・たぶん」

「じゃぁもう少しすれば帰るね」

妻はそう言って電話を切りました。

脳天を打ちぬかれたようなショックと興奮でした。

経験した人にしか、わからないそのときの気持ちは言葉で表すには難しいほど、複雑な思いで私にとって始めての経験だったことには間違いの無い現実でした。

私はリビングでうとうととしていましたが、寝室に行きベットに横たわり妻を待ちました。

しばらくして妻が帰ってきて、寝室のドアを開けて小さな声で「パパただいま」と言いながら寝室に入ってきました。

「おかえり」と私が返すとビックリしたように「起きてたんだ。寝たかと思ってた。シャワー浴びてくるね」

そう言いながらスカートを降ろし、服を脱ごうとする妻に「まだシャワー浴びてないのか?」と聞くと

「うん。浴びてないよ。だから綺麗にしてくるね」

私は直ぐに妻を後ろから抱きしめて「そのままでいいよ」と妻の耳元にキスしをながら言いました。

「パパ汚いからシャワー浴びさせて・・・お願い」

「このままのまゆみを抱きたいんだ」

スカートだけを脱いだ格好の妻の胸を後ろから両手で掴みました。

「パパお願い・・・やめて・・・綺麗にさせて」

「まゆみはそんなに汚れてるのか?」

「だって」

「興奮したのか?まゆみは」

「していないって言えば・・・・・・嘘になる」

「抱かれたんだな?」

「・・・・・・うん」

「入れたんだな。あのコブラみたいって言ってた江崎のあれを」

「あぁ・・・言わないで・・・そんなこと」

妻の太ももへと私の手のひらを持っていくとパンストを履いていませんでした。

暗かったのでよくわからなかったのですが、妻がパンストを脱いで入るところは見ませんでした。

「まゆみパンストは?」

「あ・・・やぶかれたの・・・換えを持ってなくって」

「やぶかれた?」

「うん」

「そんなに激しかったのか?」

「・・・・・・うん]

妻の激しかったと言う言葉には、たまらない嫉妬と興奮が私の脳天を貫き、私の頭の中をまるで破壊したかのようでした。

妻が素足でいたことで、江崎がなんだかの形で妻のパンストを破いたのは事実であって、それを愛する妻の口から聞くことになった私でした。

「そんなに激しかったのか?」

「うん」

「まゆみゆっくりと聞かせてくれるかな?そのときのこと」

私はとても冷静でいることはできずにいましたが、妻は私の愛撫を受けながら話始めました。

「どうしてホテルに行くことになったんだ?」

「・・・人のいない静かなところで二人で話がしたいと江崎さんが言い出したから」

「そうなんだ・・・口説かれたんだな」

「口説かれたのかな?」

「そうだよ。一昔のお決まりの誘い文句だよ」

「けどそのときどうしてかドキドキしたの」

「江崎にとエッチするんだって思ったからだろ?」

妻は答えにくそうにしていましたが、「そうかもしれないね」と眼を閉じてそう答えました。

「ホテルにはタクシーで?」

「うん。凄く恥ずかしかった・・・運転手さんがチラチラルームミラーで私を見てた」

「ホテルに行ってくれとでも言ったのか?江崎は」

「うん。どこでもいいからって」

「それでホテルに入ったんだ」

「うん」

「それから?」

「部屋に入ると私はベットに腰掛けて・・・少しお話してたんだけど、隣に座ってきてそのまま」

「押し倒されてかな?」

「うん。押し倒されて・・・いいね?って聞かれた」

「うんって答えたのか?」

「何も言わなかったよ・・・けどキスしてきて・・・後は色々してきた」

「色々って?」

私は意地悪く妻の乳首を強く摘まんでそう言いました。

「あぁん・・・パパ痛いよ」

「こんなこともされたんだろ?」

「されてない・・・身体中にキスされた」

「感じた?」

「よくわかんないよ・・・けどいきなり激しくなって」

「どんなに激しくなったの?」

「うん・・・強く胸を揉んだり・・・野獣のようだった」

「それでパンストも破かれたんだな」

「最初は・・・パンスト穿いたままでキスされてた・・・けど急に破かれて・・・あぁ」

「思い出したんだね?」

「うん・・・下着をずらされて・・・舐められた」

「そのときは、もう濡れてたんだ?」

「そう思うし・・・言われた」

「何て?」

「・・・嫌言いたくないよ」

私は同じように妻の淫汁が溢れる淫壷へと舌を這わせて厭らしく音をたてながら激しく舐めました。

「こんな風にされたんだろ?なんて言われた?」

「あぁ・・・パパだめぇ・・・感じる」

「なんて言われたんだ?」

「こんなに・・・・・・エッチに・・・なってるのは・・・どうしてって」

「どうしてって聞かれて答えたのか?」

「ドキドキ・・・するからって・・・あぁぁ」

「ドキドキって?と聞かれたんだろ?その後」

「うん・・・聞かれた」

「なんて答えた?」

「嫌って言った・・・・・・そしたら・・・指も入れられて」

「気持ちよかったんだろ?」

「うん」

「まゆみは江崎の舐めた?」

「・・・・・・急に私を跨いで顔の前に・・・持ってきて・・・あぁ」

「舐めてって言われたんだろ?」

「ううん・・・見てって言われて・・・眼を開けると・・・自分でしごいてたの」

「どうだった?」

「前より長く見えたし・・・凄かった」

「まゆみは江崎のを見て興奮したんだろ?」

「・・・うん。そうかも」

「それで舐めたのか?」

「何も言わずに・・・口元に持ってきたから」

「舐めたんだね?」

「うん・・・パパのと全然違った」

私はまた、同じように仰向けでいる妻の首辺りを跨ぎ、妻の口元へ私の固くなったもの持っていきました。

「同じように舐めて」

妻は手で袋の辺りを優しく触りながら頭を持ち上げ私のモノをなめ始めました。

「同じように江崎のも舐めたんだね?」

妻は何も言わずに私のモノを口から出したりくわえ込んだりとしていました。

「感触そんなに違う?」

「うん・・・お口がいっぱいになったし・・・パパと違ってヌルヌルしたものいっぱい先から出てきてた」

「それから入れたんだ?」

「ううん・・・いっぱい舐めさせれられた」

嫉妬と興奮より大事な妻を弄ぶかのように扱う江崎にかなり苛立ちを覚えました。

「お口がパンパンだから・・・口が痛かった」

「それから入れれたんだら?」

「うん」

「どうだった?」

「最初入らなかったの」

「大きくってか?」

「・・・横に引き裂かれるそうな感じで突っ張って痛かったから」

「けど入ったんだね?」

「入って来た・・・きつくって・・・きつくって・・・けど」

「けど?」

「奥に当たって・・・おかしくなった」

「まゆみ?ゴム付けたんだろ?」

「最初はつけてたけど・・・なかなか入らないから」

「生で入れた?」

「・・・うん・・・ごめんなさいパパ」

「気持ちよかった?」

「最初はきつくって・・・痛かったけど」

「感じて来たんだろ?」

「直ぐに・・・いっちゃった」

「直ぐに?」

「置くまで来た瞬間に・・・逝ちゃった・・・それから何度も何度も」

妻の口から聞くだけでしたが、私の興奮は収まることを知らずにすでに我慢の限界まで来ていました。

「そんなに良かったのか?」私の問いかけに眉間にシワを寄せながら私を見つめて頷く妻・・・

今までの妻とどこかが変わったように見えました。

それは私が妻を見る眼が変わったからなのか、それとも・・・私以外に抱かれてきた妻自身が変わったのか・・・

私を見つめる妻は以前の妻と違って見えるのは私には間違いのない事でした。

妻に挿入するとそんなにガバガバ感は無く、普段の妻の淫壷でした。

「あぁ・・・・・・パパ・・・いい」

「江崎の方がいいんじゃないのか?」

「パパがいいの・・・あぁ~~パパ~~逝っちゃうよ」

私は妻のその言葉を聞いて妻の淫壷から私のいきり立ったモノを抜きました。

「あぁ~~んパパお願いぃ~~もっとしてぇ~~」

そのときの妻は確実に今までの妻とは違いました。

顔を赤らめて、大きな眼を一段と見開き眉間にシワまでよせ、まるで本能むき出しの牝でしかありませんでした。

私が見たこともない妻・・・例え様のない興奮と嫉妬、そして敗北感が私に押し寄せてきました。

「俺のより江崎のが欲しいんだろ?」

「いやぁぁぁぁ~そんな意地悪言わないでぇぇぇ~~それより頂戴!!パパお願い」

妻がこれほど変わるとは想像していませんでした。

私が再挿入をすると満足感ある、少しにやけた表情をするくらいの妻でした。

「あぁ~~これいいのぉ~~逝くぅぅぅ~~」

入れた瞬間に逝ってしまう妻に驚きを覚え、猛烈に妻を突き上げました。

「あぁ~~~ダメぇ~~許して~~」

「江崎の入れると、こんなになってしまうんだ。まゆみは淫乱だな!」

「ダメ!いわないで~~」

「俺のが入っていても江崎の感触が残ってるんだろ?まゆみ!!江崎とのこと思い出してみろよ」

「うぐぅ~~あぁぁぁぁ~~言わないでぇ~~」

妻から放出された淫水が私の袋をしたたるようにベットへとポトポトと落ちだします。

「江崎にはどこに出されたんだ?」

「あぁ・・・いえないぃ~~パパぁ~~また逝くぅぅぅ」

妻は半狂乱の状態で痙攣を起こし、頭がぶっ飛んだ女にように果てました。

私は妻を突き上げることを辞めませんでした。

「まゆみ!どこに出されたんだ?中に出されたのか!!」怒鳴るように妻に言うと

「中に欲しかったのぉ~~~」

「中に出されたんだな!!」

「あぁ~~出されてないぃ~~」

「嘘付くな!」

「嘘じゃないのぉ~~あぁ~~パパ私・・・変になっちゃう~」

「どこに出されたんだ!!言ってみろ!!まゆみ!」

「だめぇ~~~いくぅ~~~」

妻はそう言って眼を見開き私の首に腕をかけ起き上がって貪るように私の唇に激しいキスをしてきました。

妻を振り払うかのように妻に聞きます。

どこに出されたんだって聞いてるだろ!!」

その言葉に妻は私の頬を両手で押さえ、まるで良く聞きなさい!!とでも言いたいかの如く、小さな子供をしかりつけるような表情をして私にこう言いました。

「どこに欲しいんだって聞かれたからあぁ~~~また逝きそうパパもっと突いて!!」

私もそろそろ限界に近い感覚に襲われていましたが妻をこれでもかと奥深くまで突き上げます。

「あぁ~~パパ~~どこにって聞かれたから中は辞めてって言ったぁ~~あぁ~~いい」

「どこに欲しいって言ったんだ?」

「あぁ~~~気持ちいいぃぃ~~飲ませてって言ったの!!あぁ~~いくぅぅぅ~~」

その瞬間私の身体の奥深くから猛烈に押し寄せる射精感にたえきれずに妻の淫液でヌルヌルになったモノを妻の顔をまたぎ、妻の口へと押し込みました。

ビクビクと痙攣を起こしながら妻の喉の奥へと飛び散る私の白いモノを吸い込むように飲み乾す妻の表情に私は驚きを覚えました。

満足そうに愛しそうに自分の淫液と私の男汁で汚れたモノを嘗め回し綺麗にする妻でした。

きっと江崎のモノをこんな表情をして同じようにしたのでしょう。

妻自身は気が付いていませんが、一度経験したエクスタシーの極限で自分の本能のまま行動している妻の姿は私の心を苦しめる程でした。

私には妻と何度となくセックスをしてきましたが、ここまでの妻にすることはできませんでした。

江崎と1回だけなのに・・・それでこんなに変わられた妻・・・江崎に対して敗北感しかありませんでした。

放心状態でベットに倒れこんだ妻に「江崎とまたしたいか?」との私の問いかけに妻は何も反応することもなく、裸のまま少し恥じらいがあるのか横向けになり包まる姿の妻は私が見ても妖艶に見えました。

やがてスースーと小さな寝息をたてて妻は私の問いかけに答えることもなく眠ってしまいました。

第3章
何事もなかったようにスヤスヤと眠る妻の足元からウエスト、そして頭までを眺めている私には、ほんの少し前までは化粧すらあまりしなく、お洒落なんてのもまったく意識していないどこにでもいるような普通の母親であったことが不思議なくらいでした。

私の性癖により、そして新たに発見された妻自身の性癖・・・

女性がコレほどまでにも変わってしまう恐ろしさには正直びっくりし、同様を隔せずにいる私でした。

寝返りをうつたびに、揺れ動く妻の乳房を見ていても、この乳房と乳首を見ながら江崎はむしゃぶりつくように弄んで、そして太ももから股間にかけての妻の秘部までも私以外の男の手によって・・・

そう思うと、いてもたってもいられない程、腹立たしさと空しさが襲ってくるのですが、それと同じくらいか、それ以上に妻への愛しさが胸を締め付けるように沸き起こってきます。

そっと妻の横に寝そべり、優しく抱きしめると妻は「う~~ん」と少し声を上げながら私に抱きついてきました。

「まゆみ?結婚してから始めて俺以外とセックスしてどうだった?」

「・・・・」

眼を閉じて、私に抱きついたまま何も答えない妻をじっと抱きしめていると

「パパ・・・しても良かったのかな」

私に抱きついたまま眼を閉じて、か細い声で私にそう言いました。

「まゆみは後悔してるのか?俺はまゆみが江崎を俺達夫婦の道具としてくれれば」

「道具・・・?」

「あぁ俺からまゆみが遠のいていくことは嫌だから。江崎は俺達のカンフル剤であって欲しい」

しばらく間を開けて妻は話し出しました。

「私はね・・・そんなに割り切れない」

「割り切れない?どうしてなんだ?」

「よくパパが言うエッチの為にって・・・私にはエッチだけを楽しむことはできないかも」

「それって江崎を好きになって来たってことか?」

「・・・・」

「そうなんだ・・・俺と比べてる?いろんな意味で」

「ううん。比べたりはしてないよ・・・パパは大好きだし・・・けど・・・江崎さんも」

妻はそう言うと私の首筋に顔を埋めてキスをして来ました。

「俺以外の男を意識しだしたってことだろ?」

「うん・・・好きになりそうかな」

「向こうはまゆみとしたいだけかもしれないぞ」

「わかってるよ・・・けど・・・パパと付き合ってた頃のようにウキウキしたりしちゃうの。不思議なくらいに」

「俺より江崎の方が好きになったらどうするんだ?」

「それはないと思う・・・パパの所に戻ってくると安心するから」

「それは単なる長い付き合いだからじゃないのか?」

「違うよ。今日パパに抱かれて凄く愛してるって思ったもん」

「けど江崎を好きになりだしたんだろ?」

妻は私の問いかけにそっと頷きました。

「好きになってもいいのかな」とポツリと言う妻に、私は答えに困りました。

「まゆみが俺の方が一番だって思ってくれる事を祈ってるよ」

「祈らなくってもパパが一番だよ・・・本当に抱かれててそう思ったもん」

「江崎を思い浮かべながら?(笑)」

妻は頬を膨らませ、口をとがらせて私に意地悪と眼で訴えながら少ししてから言いました。

「けどね・・・あんなに寂しそうな眼をしたパパを見たのは始めてだった」

「そんなに寂しそうだったかな」

「うん・・・パパがこんなに寂しそうにしてうるのに・・・私は江崎さんとって思うと変になっちゃうの」

悩ましい眼で私を見つめながらそう言うと妻は私に力強く抱きついて、「パパ・・・もう1回抱いて」

そう言って私の身体にキスをしながら、下の方へ下りていき、小さくうなだれる私の愚息を手に取り自分の口へと持っていきました。

「まゆみ?江崎とは1回だけだったのか?」の私の問いかけに、大きくなりだしたモノを咥えながら横に数回首を振る妻でした。

「2回したんだ」

コクリと頷く妻に「江崎が求めて来たのか?」と聞くと「終わって直ぐにシャワーを浴びに行ったの」

「まゆみが?」

私のモノを咥えるのを辞めて、手でしごきながら妻は私を見ながら話だしました。

「うん。一緒にいるの恥ずかしかったから直ぐにお風呂に行ったの・・・シャワーを浴びて出ようとしてドアを開けると江崎さんがいて抱きしめられた」

そう言ってまた私の大きくなったモノを口に含み、何度か口を上下に動かし私のモノがビンビンになったのを確認すると、妻は私のモノを手で持ち、その上に腰を降ろしゆっくりと自分の熱くなった部分へと導きました。

温かく、ヌルッとした感触が私の勃起したものから脳へと伝わります。

「それからどうしたんだ?」と妻がゆっくりと私の上で腰を動かし出したときに聞きました。

「キスされて・・・それから・・・抱きかかえられて」

妻は眼を閉じ、そのときを思い浮かべるように天井を見上げながらゆっくりとした腰の動きに合わせて続けました。

「大きな鏡のあるドレッサーの上に座らされて・・・あぁ・・・・・・パパ気持ちいい」

悩ましい声で妻は続けます。

「大きく脚を開かれて・・・私を見上げながら・・・あぁぁぁ」

「見てごらんって言われたの・・・ゆっくりと眼を開けてみると・・・あぁ~~ん」

妻はそのシーンを頭に浮かべたのか、腰の動きが少し激しくなります。

「私を見つめながら厭らしい・・・舌で・・・あぁぁ・・・パパ・・・・いい・」

「舐められたんだな?気持ちよかったか?」

「うん・・・気持ちいいの・・・見つめられて舐められて・・・舐めてるのが見えて・・・あぁぁ」

妻の腰が激しく私の上で前後に動き妻の子宮口に私のモノが突き刺さります。

「あぁぁ・・・パパぁ~~奥がいいの」

「舐められて逝ったのか?」

「うん・・・逝ったよ・・・何度も」

その言葉を聞いて私も下から妻を突き上げます。

「それから?」

「あぁ・・・指を入れられたの・・・それも見てごらんって言われた」

「見たんだな?」

「うん・・・最初は1本で・・・そして・・・あぁ・・・パパ逝きそう」

「何本入れられた?」

「3・・・本・・・・・・あぁぁぁぁ~~パパ逝くぅぅぅ」

妻は大きく仰け反りながら私の上で逝き、そのまま前へと倒れこんで来ました。

私の唇を激しく吸いながら「パパ・・・3本入れられた・・・パパは2本なのに」

「いつも痛がるからだろ?痛くなかったのか?」

「気持ちよかったよ・・・あぁ・・・それから・・・いっぱい出ちゃったの」

「出ちゃったんだ・・・逝きながら?」

「うん・・・始めて出るところ見た・・・あぁ・・・また変になっちゃうよ・」

妻は起き上がり、また激しく私のモノを折りそうな勢いで腰を振りました。

「いっぱい出たのを・・・江崎さん・・・チューチュー音をたてて吸うの」

「頭が真っ白になってきて・・・また逝ったの」

妻の前後に動く腰を持ち、妻の動きと私の動きを合わせる様に激しく妻を突き上げました。

「あぁ~~~パパぁ~~いいぃぃ」

「それから何をされた?まゆみ思い出すんだ!」

「江崎さんが立ち上がると・・・コブラがいたの・・・上下に動いてた・・・凄くエッチだったの」

「触ってみてって言われたから・・・触るとピクピク動いてたの・・・あぁ~んダメ・・・パパそんなにしないで・・・また逝っちゃうよ」

「それで?」

「あぁぁぁ・・・咥えたの・・・そしたら・・・頭抑えられて」

「奥まで呑み込まされたんだな?」

「うん・・・苦しくって・・・けど・・・それで私・・・自分の指で・・・あぁぁぁぁパパ変なの・・・私」

妻を後ろに押し倒し、両脚を私の肩に乗せて妻をじっくりと攻めます。

「あぁぁ・・・気持ちいいよパパぁ~~」

「自分の指でしたんだな?」

「うん・・・我慢できなくって・・・あぁ変態みたいに・・・ゆるして・・・パパ」

「まゆみは変態なんだ・・・俺以外とエッチすると!!」

妻の淫壷からダラダラと白い淫液が流れ出し始めます。

「江崎に喉の奥までしゃぶらされながら自分で触って逝ったんだろ!」

私のその言葉に妻から帰ってきた言葉は・・・・・・・

「はい・・・逝きました」

妻の「はい・・・逝きました」の言葉に私は既に江崎に変え始められている妻を感じ、興奮と嫉妬心を抑えきれない程でした。

「はい・・・逝きました」・・・そう言った妻の言葉に驚きを隠せない私は、妻がこの短期間にこれほど変わる江崎という男はいったいどんな男なのか・・・

私が見てもウエストから脚へとかけて以前とは比べ物にならない程、引き締まり、まったくと言っていいほどブヨブヨ感はなくなっていました。

男に見られることに意識をするようになるとこれほどにまで、自分自身の容姿に気を使うようになる女性ってのは凄いものだと関心するくらいでした。

江崎のモノを強引に喉の奥まで咥えさせられて、私以外の男の前でも自分自身の熱くなった淫部へと指を持って行く妻は私の目の前で私自身のいきり立ったモノを白く汚すほどに自分の淫壷でくわえ込み、感じています。

本人は気付いていないであろう江崎によって目覚めさせられた妻自身の淫らな仕草に私の身体中がブルブルと震え、今までで経験のしたことのない思いでした。

「江崎のを咥えながら自分で触って逝ったんだな!」大きな声で妻にそういうと

「逝きました!!何度も逝きました!!あぁ・・・もう許してください!」と叫ぶように私の眼を見て妻はそう言いました。

学生時代にいつも仲間同士で仲良く遊んでいた中にいた、一人の真面目でいつもニコニコしていた妻がいつのまにか私に好意を持ってくれ、いつしか友人から恋人に変り、始めて妻を抱いたときなんて薄暗い照明までも消して、真っ暗にしてしまうほど恥ずかしがりやでエッチに消極的だった妻がこれほどに変わる姿は興奮を通り越し、私の心を締め付けるような心苦しいものでした。

「まゆみ・・・ごめんな・・・」

私は妻を突き上げることを辞め、そう言ってしまいました。

私に付かれ頭の中まで真っ白になり、乱れに乱れていた妻は私の変化に気付き、我に返ったように

「パパどうしたの?」

今にも泣き出しそうな表情で、妻の上で俯く私の顔を覗き込むようにそう言いました。

「興奮するんだけど・・・まゆみの変わりようにビックリしたから」

「え??どうしてそんなこと言うの・・・私は今までと変わってないよ」

「うん・・・変わってないな・・・俺少し変なんだよ」

「そうだよパパ。私はパパを一番愛してるよ」

私は妻自身が気付いていない変化を妻に告げることはできませんでした。

「パパ・・・もうお終い?」

「うん・・・ごめん、少し疲れたよ」

「そっかパパ激しかったからね。じゃぁ一緒にお風呂入ろうよ」

妻はそう言って私の手をとり風呂場へと連れて行こうとします。

「おいおい・・・あいつら、おきてきたらどうするんだよ」

「いいじゃない。夫婦なんだから・・・だから一緒に行こ」

妻と風呂場へ行くと、妻は私を椅子に座らせて優しく身体の隅々まで洗ってくれました。

「はぁ~いパパ綺麗になったよ。気持ち悪いところない?」

少し茶目っ気いっぱいで私にそう言う妻は私の昔から知っている妻でした。

「まゆみ・・・ありがとな」

「もぉ~何よぉ~パパったらそんなこと言って。はいはい今度は頭洗ってあげるね」

そう言って私の頭に勢いあるシャワーから出る湯をかけて、頭を洗ってくれました。

「はい!できましたよ。OKです」

妻にそう言われて私は妻を風呂場に残したままドアを開け、出て行きました。

身体を拭いていると妻の鼻歌交じりの声が聞こえてき、ご機嫌な妻を感じるほど私の心はどんどん苦しくなっていくのでした。

先に寝室へと行きベットに入っていると、バスタオルを身体に巻き、髪の毛を別のタオルで拭きながら妻が寝室へ来ました。

「あぁ~気持ちよかった。パパ?もう寝た?」

「寝てないよ」

ドレッサーの前に座り、鏡の前で顔の手入れをし、鏡を覗き込むようにして

「あぁ~~若い頃に戻らないかなぁ~鏡見るたびに、ぞっとしちゃう。ジムにかよっても年齢は若くなんないよねぇ~」

「十分若くなったよ。まゆみは」

「そっかなぁ~パパがそう言ってくれるだけで嬉しいよ。頑張った甲斐があったね」

「ところでさぁ~」

「何?」

「江崎と今度いつ逢うの?」

「え?どうしてそんなこと聞くの?」

「ううん。約束でもしてるのかって思ったから」

「約束なんてしなくってもスポーツクラブで遭うよ」

「いやそういう意味じゃなくってさぁ~」

「あぁ~デートするってこと?」

「うん」

「江崎さんは、また逢いたいって言ってたけど」

「まゆみは?」

「パパが嫌なら行かないよ」

そのとき私は江崎とは逢って欲しくないって気持ちでしたが、心と反する言葉を言ってしまう私でした。

「別に嫌じゃないよ」

「本当に?」

「あぁ本当」

「じゃぁ遭ってこようかなぁ~」

嬉しそうにそう言う妻でした。

身体に巻いていたバスタオルをはずし、最近では履かなくなったような白の地味なパンティを取り出し、すらりと伸びた長い脚をあげてパンティを履いている妻は普段の妻に戻っているようでした。

私の隣にもぐりこみ、私の頬に軽くキスをし「おやすみパパ」私に寄り添いながら眼を閉じ眠りにつこうとする妻でした。

しばらくして妻が私の耳元で「パパ・・・しっかりと私のこと捕まえていてね」

そう言っていつものように私に寄り添いながら眠る妻を私はどうしたいのかと自分自身に問いかけながら長い夜を過ごしました。

次の日の朝に見る妻は普段どおりの娘達の母親で、まったく昨夜のような淫らな女を想像することもできないほどでした。

私は仕事をしていても、自分自身がどうしたいのかの問いかけに答えをだせずにいました。

そんな日々をすごしていたときに、たまたま立ち寄ったコンビニ江崎を見かけたのです。

私の鼓動は激しく高鳴り、こいつが妻と・・・そんな気持ちで江崎を見る私の視線に感じたのか江崎が私の方を振り返りました。

向こうは私のことなどしらないはずで、私自身はスポーツクラブの前で妻と話すところを見ていたのでわかりましたが、江崎は不思議そうに私を見ました。

じっくりと見ると身体はまったくメタボでもなく、普通のおっさんって感じはまったくしない、どちらかといえばその年齢にしては、いけてるオヤジに見えました。

私にそう見える程、嫉妬心がメラメラと湧き上がり、今にも殴りかかりそうな気持ちを抑えるのに必死な程でしたが、私はどうしても妻が引かれる男、江崎と話がしたくなりコンビニを出た江崎の後を追いました。

「すみません」と声を掛ける私の方を江崎は振り返り、足元から頭の天辺まで眼で私を確認してから

「何か?」

「突然申し訳ありません。わたくし○○の夫ですが、○○をご存知ですよね?」と私が問いかけると江崎は、一瞬顔を引きつらせ、緊張した顔つきにでこう言いました。

「はい。スポーツクラブでご一緒させていただいておりますが」

「以前、妻の携帯に電話いただいた方ですよね?」

「あぁ・・・・はい。そうです」

「少しお話いいですか?妻のことで」

「はい」

かなりの動揺を隠せない程、江崎は言葉もたじたじとした状態でした。

道を挟んだ向かい側にファミレスがあったので、そこへ二人で入りました。

「妻がいつもお世話になっているようで」少し凄んだ低いトーンで江崎に切り出しました。

「あ・・・・はい。こちらこそ」

「私がどうして声を掛けたかは、お解かりですよね?」

「え?・・・あ・・・はい」

「妻をどうしたいのですかね?」

「・・・・・・申し訳ありません」

「申し訳ありません?どうしてですか?」

「いえ・・・あの」

江崎を妻が好きになるのがなんとなくわかるような気がしました。

私が想像していたような悪びれた様子も無く、私に攻められることに同様を隔せずにどうすればいいのかと迷っているような誠実さが感じられる男でした。

「以前から、あなたが妻を口説いていることは、妻から聞いて知っていました」

私のその言葉にびっくりしたような表情を浮かべて

「そうでしたか・・・本当に申し訳ありません」

「どうして妻を誘うのですか?」

「え・・・素敵な女性ですから・・・食事でもと思いまして」

「はぁ?既婚者ですよ?」

「はい。申し訳ありません・・・ただ・・・この歳になってお恥ずかしいですが、奥様とお話したくって誘ってしまいました」

「食事だけじゃないでしょ?」

「え!」

「全て妻から聞きました」

「そうですか」

「はい。それで少しお話がしたくって声を掛けさせていただきました」

「・・・申し訳ありません」

「おきてしまったことは仕方ありませんよ。これからどうするかですよね」

「はい。もう二度と奥様の前には現れませんので」

「それも困るんですよ。私達夫婦には」

江崎は私が何を言っているのかと、まるで拍子抜けの顔をしていました。

「妻とは今まで通りで結構です。妻がその気ならそれでいいと私は思っています」

「・・・」

「ただ、あなたには割り切って妻と付き合っていただきたいのです」

「はい」

「あなたは私達夫婦の刺激のための黒子に徹してもらえれば結構です」

「あのぉ・・・意味がよく解らないのですが」

「妻と付き合ってもらって結構ですが、妻を本気で自分のモノにしようとしたりして、私達夫婦の関係を壊さないようにしてもらいたいのです」

「はい。それは十分に解ります。ただ奥様とお付き合いしてもいいとのことが」

「妻がそうしたいのですから仕方ないと私は思っています」

「はい」

「とにかく私があなたと話したことも妻には内緒にしていただきたいのと、今まで通りに妻と関係を持っていただければ結構です。妻が本気になるようでしたら、あなたから突き放していただきたいのです」

「はい・」

解ったような解らないような江崎でしたが、私に忠告されたことで江崎が妻に対してどう出るのかを私は待つことにして店を出ました。

妻が江崎と逢いたいと言い出したのは、私が江崎と話してから2日しかたたない頃でした。

いつものように下着までお洒落して出かけたであろう妻は私が仕事から戻ってきて、イライラする気持ちと、ドキドキはらはらする興奮との私を朝方まで待たすのでした。

江崎にあんなことを言ったばかりに、江崎は調子にのりやがって・・・また妻もいくら私が良いといってもここまで遅い時間にならなくってもと、帰って来ない妻を待っていると最初はドキドキ、ハラハラの興奮でいっぱいでしたが、遅くなれば遅くなるほどそんな気持ちになりイライラとし出しました。

私は何度も寝室に行き寝ようかと思いましたが、とても寝れる心境ではありませんでした。

時計を見ると既に午前4時を過ぎています。

何度も妻に電話しようと思う気持ちを抑えてその時間まで我慢しましたが、ついに私の我慢も限界になり妻に電話をしてしまいました。

呼び出し音を鳴らし続けますが、私の携帯から「もしもしパパ?」という妻の声は聞こえてきませんでした。

諦めて電話を切り、無性に腹だたしい気持ちをぶつけるかのように、私は携帯を投げ捨て足元に有ったクッションを蹴り上げましたとき私の携帯に着信音が鳴り響きました。

慌てて携帯を手に取り電話に出るよ「パパ・・・ごめん」と申し訳なさそうに妻が言いました。

「いったい何時だと思っているんだ!いい加減にしろ!」私は今までの怒りをそのまま妻にぶつけてしまいました。

「パパ・・・・本当にごめんなさい・・・直ぐに帰ります」

「当たり前だ!直ぐ帰って来い!人妻と知りながらこんな時間まで付き合わせる男なんてろくな奴じゃない!」

「とにかく直ぐに帰るから」

妻はそう言って電話を切りました。

カッとなり妻に怒鳴った私は、電話が切れてから驚いたように冷静さを取り戻してしまうのでした。

自分から江崎と会ってきてもいいと言っておきながら・・・

江崎にも妻と関係を続けろと自分から言ったのに、帰りが遅いだけで我を忘れて妻を怒鳴ってしまったことに自己嫌悪に陥りました。

興奮もなにもありませんでした。

ただただ自分の小ささを思い知らされました。

妻が家に戻ってきたのは5時を少し過ぎた頃でした。

ソファーで横になっている私に妻は「パパ・・・ごめんね嫌な思いさせて」それが私への妻の最初の言葉でした。

私は妻に何も言わずにその場から寝室へと向かいました。

妻が後を追って寝室へと来るかと思いましたが、来ませんでした。

しばらく待ちましたが、私は妻を待っている間にいつのまにか寝てしまいました。

寝ていた私が、しまったいつの間にか寝てしまったと慌てたように眼を覚ますと私の横には妻はいませんでした。

寝室の時計を見ると7時を少し過ぎた頃でした。

慌てて、寝室からリビングに行くと娘達はまだ起きていなく、リビングに置かれたソファーの上で帰ってきたままのベージュのタイトスカートに黒のニット姿のまま寝ている妻がいました。

妻の顔を見ると、きっとあれから泣きすぎたのか、眼の周りが真っ赤になり、鼻まで赤く成ったままスヤスヤと眠っていました。

その顔を見ると私は、ここまで妻を辛い目にあわせて私はいったい何をしているのかと自分を攻めました。

自分の性癖の為に妻を煽り、私が嫌なら辞めるとまで言った妻に会ってきてもいいと言ってしまったことに後悔していました。

私の気配に気が付いたのか、妻も慌てたように目を覚ましました。

「あ・・・いつの間にか眠っちゃった」

そう言って起き上がろうとする妻に「まゆみ・・・一緒に朝風呂でもどうだ?」

私のその言葉に妻は一瞬躊躇したかのようですが、どこか覚悟を決めたかのように

「いいよ」妻は少しニコりとし、風呂場へと向かいました。

私は妻の後を追うように、風呂場へと行き、妻が服を脱いでいるところをじっくりと見ていました。

妻は何も言わずに着ているモノを全て脱ぎ。ドアを開けて勢いよくシャワーを頭から浴びました。

私の目に飛び込んで来たモノは淡い紫のパンティでした。

私はそれを手にとり、妻の大事な部分があたるところを触って見てみるとそこはまだ湿ったように濡れて汚れているのでした。

まさかと思い鼻をその部分に押し当てて匂いを嗅いでみると男の匂いはしませんでした。

ほっとしたような残念だったような・・・・複雑な気持ちでしたがほっとした気持ちの方が大きかったのでしょう。

私も着ているものを脱ぎ捨てて風呂場へと入ると、振り返った妻の首筋には真っ赤になった江崎がまるで私にいただきましたとでも言いたいかのように唇の刻印が押されていました。

私は直ぐに妻の身体を確認しようとすると妻が嫌がる素振りをしたので無理やり私の方をむかすと、江崎の刻印が妻のいたるところに押されているのでした。

「まゆみ、わざとこんなにキスマーク付けられて来たのか?江崎がこんなに付けても、まゆみは拒まなかったか?」

私の少し同様しながら大きな声でのその問いかけに妻は答えました。

「嫌って言ったよ」

「じゃぁどうしてこんなに?」

「・・・」

妻は何も答えようとはしませんでした。

「なぁ!まゆみどうなんだ!!」

声を荒げて言う私にポツリポツリと話だしました。

「最初は嫌っていったよ・・・もちろん江崎さんもごめんって言ってくれた」

「はぁ~?なんだそれ?」

「最初にエッチした時にはそうだったの」

「最初にって」

「パパ?とにかく私の身体を綺麗にしてくれないかな?それからベットで話すから」

妻はそう言ってタオルにボディーソプを付けて私に渡しました。

「なんだよそれ?」

「お願い・・・綺麗にして」

正面にある風呂場の鏡に映る妻はじっと眼を閉じて、どこか寂しそうにも見えました。

「後でゆっくり聞かせてくれよ」私はそう言い、妻の首筋から背中、そして腕をゆっくりと洗いました。

妻の表情は先ほどとかわらずに、じっと眼を閉じているだけでした。

「じゃぁ今度はこっち向いて」

妻はくるりと椅子の上で周り、私の方を眼を閉じたまま向きました。

前を向いた妻を洗おうとすると首筋に一つ、鎖骨あたりにまた一つ、そして両乳房にも江崎の刻印が残っていました。

その部分を消しゴムで文字を消すようにタオルで消そうとしますが、消えるはずなどなく・・・

少し垂れ気味になってきた乳房とツンと固くなり上を向く乳首も優しく洗いました。

「ふぅ・・・」

妻の口から少し吐息が漏れます。

私が妻のお腹まで洗うと妻は立ち上がり「全部綺麗にして」そう言いました。

今まで手入れもされていなかった、少し薄めで柔らかい陰毛も最近では綺麗に手入れされており、それを見るだけでも男を意識しているんだと私の心に興奮と嫉妬が湧き起こるのですが、目の前の妻には、陰部近くの太ももに3箇所、陰毛の生え際のお腹あたりにも1つ・・・

江崎と妻はいったい何を考え、何をしてこんなに私にわかるように痕跡を残したのか・・・

妻の先ほどの言葉が気になって仕方ありませんでした。

「まゆみ少し脚を開いてよ。大事な部分も洗うから」

妻は何も言わずに少し脚を開きました。

私はタオルではなく、自らの手で綺麗に手入れされた陰毛辺りから、ゆっくりと妻の陰部、そしてアナルを何度も洗いました。

柔らかい妻の淫唇が私の手のひらに心地よい感触を与えてくれます。

少し指で開き中まで洗うとすると、私の指に感じたヌルっとした感触は、ボディーソープのモノではなく、妻の淫壷から流れ出る淫液であることは解りました。

「はぁ・・・」

私の指がアナル部分から陰毛の辺りまで、何度も前後するたびに、妻の口から声が漏れ始めます。

「感じる?」

私は妻にそう聞くと「うん・・・けど我慢する」

「我慢?どうして?」

「・・・・・・」

何も答えない妻に戸惑いながらも私の手は両方の太ももから足首までを洗うのでした。

妻を座らせて脚の指も1本1本丁寧に洗ってやり、シャワーで綺麗にボディーソープを洗い流してやりました。

「綺麗になったよ」と妻に言うと「ありがとう・・・パパ」

妻はいつもなら笑顔でそう言うのに。まるで何かに取り付かれてでもいるように無表情でそう言いました。

「パパ今度は私がパパを綺麗にしてあげる」

妻はそう言ってボディーソープを自分の手に付けて私の乳首や脇の下、そしてアナルから袋までをまるで愛撫するように洗ってくれました。

最後に少し大きくなった私の肉棒を根元から先まで何度も何度もゆっくりとしごくように洗って、もう片方の手でだらしなく垂れ下がる袋とアナルを刺激するように洗います。

「まゆみそんなにすると出ちゃうよ」私がそう言うと「いいよ・・・出しても・」

私は眼を閉じ妻が刺激する下半身の快感を味わいました。

「まゆみ・・・でちゃうよ」

私のその言葉で妻は少し激しく私の肉棒をしごきます。

「パパ・・・・我慢しないでいいよ・・・今まで我慢してたんでしょ?」

たまらない快感が私を襲います。

「まゆみ・・・江崎にもこうして」と言いかけると直ぐに妻が「うん。してあげたよ。ホラ今パパにしているように!江崎さんも出しちゃったよ!パパも出してごらん」

妻はまるで私を支配するかのような口調でそう言った瞬間に私の細く割れた尿道から前立腺あたりに猛烈な快楽の嵐が訪れ、夥しい程の精液が放出されるのを見て妻が言いました。

「あぁ~~パパぁ~~私で興奮して逝ってるのね!」と叫ぶように。

ふと見ると妻の私の肉棒をしごくもう片方の指は、先ほどまで私のアナルや袋を刺激していたのですが、いつのまにかその手は妻自身の淫壷へ差し込まれて中で激しく動かしているようでした。

「あぁ・・・いくぅ~~」

妻も直ぐに逝ってしまいました。

第4章
風呂から出て妻と一緒に寝室へ行き、裸のままベットに倒れこみ抱き合い、激しいキスを妻からしてきます。

「まゆみ・・・・どうしてそんなにキスマーク付けられたんだ。話してくれよ」

妻が私の上に乗り、キスをしようとしたときにそう聞きました。

いつものように妻は私の胸の上に頭を置き、話始めました。

「どこから話せばいい?」

「全部」

「解った」

妻はそう言って私の手を握り「食事しながらね、お酒も呑んだの。そしたら少し酔っちゃって」

「まゆみが?」

「私もだけど江崎さんも」

「そうなんだ」

「江崎さん、いつもと少し違ってて、呑むペースが速かったから、呑みすぎですよって言ってたんだけどね。呑みすぎたみたいで」

「あまり酒強くないんだな」

「そうみたい。どこか無理やり呑んでたみたいだった、それからカラオケに行こうと思ったんだけど、私が気分悪くなってきたから、どこかで休みたくなったの。そしてホテルに行ったのね」

「気分が悪くなったなら電話して帰ってくればよかったのに」

「うん・・・でも江崎さんどことなくおかしかったから」

「おかしい?」

「うん。何か遠慮してるような気がしたかな」

「そうなんだ」

江崎は私がこの間話をしたので、自分でもどうしていいものなのか解らなかったのでしょう。

それが妻にはそう感じたのではないかと思います。

「ホテルに入って、少しテレビを見て、ゆっくりしていると私も気分が少しマシになってきたから、二人でカラオケしたのね」

「うん」

「江崎さんがサザンのいとしのエリー唄ってね」

妻の口が少し止まりました。

「どうしたんだ?」

「江崎さんの奥さんが好きな歌だったんだって」

「だった?」

「うん・・・奥さん亡くなったんだって・・・5年前に・・・乳がんで」

「そうだったんだ」

「江崎さん唄い終わってそう話してくれたの・・・寂しそうだった」

「・・・・」

「けど・・・久しぶりに楽しいんだって」

「楽しい?」

「うん。私といると」

「・・・・」

「好きって言われた・・・けど・・・私にはパパがいるからって」

「うん・・・」

「寂しそうにしている江崎さんに・・・キスしちゃった」

妻は同情もあったかもしれませんが、妻自身の素直なそのときの気持ちの表れがキスになったのでしょう。

「それから江崎さんが・・・私をぎゅって抱きしめてきて・・・裸にされた」

「・・・・」

「私の身体中にキスしてきて・・・そのときに首筋を激しく吸ってきたから・・・嫌っていったの」

「うん」

「江崎さん、私がダメって言うとハッとしたようにごめんって誤ってきた・・・主人にわかるから・・・って言うと江崎さん私を抱きしめて」

「それでしたんだね」

「うん・・・ずっと好きだよって・・・言ってた」

「コブラは暴れたの?」

「不思議だけどコブラに見えなかった」

妻は淡々と話を続けました。

「なんでか、わかんないけど・・・そう見えなかった」

「舐めたんだろ?」

「舐めたよ」

「けど汚いからって・・・江崎さんがそう言ったから・・・恥ずかしかったけど・・・一緒にお風呂に入ったの」

「一緒に?」

「うん・・・一緒にって誘われたから」

「で・・・洗ってやったんだ?」

「うん・・・さっきみたいに」

「洗ってるときに江崎も出したんだ?」

「・・・うん」

「どこに?」

「・・・」

「言えないのか?」

「・・・・・・お口開けてって」

「口に出したんだな?」

「うん・・・口って言うより・・・いっぱい飛んできた」

「顔にもかかったんだな?」

「うん・・・お口の中にも・・・顔にも・・・あぁ」

妻はいつの間にか私の既に固くなって入るモノを手で弄んでいました。

「まゆみも洗ってもらったのか?」

「うん・・・けど」

「けど?」

「洗う・・・前に」

「洗う前?」

「うん・・・舐められた」

「あそこをだな」

「うん・・・恥ずかしかったけど」

「けど?」

「・・・・・・感じた・・・あぁ・・・・パパ入れてもいい?」

妻はそう言って私に跨り前回と同じようにゆっくりと腰を動かせながら話を続けました。

「一緒に湯船につかって・・・いっぱいキスされた」

「お風呂のところに座らされて・・・また見ながら舐められた」

「興奮したんだな?」

「うん・・・だんだん頭がボーッとしてきたの」

「風呂で入れたんだろ?」

「入れた・・・後ろから・・・江崎さん凄かった」

「何が?」

「激しかったの・・・いっぱい突いてきた」

「逝ったんだろ?何回も?」

「うん・・・あぁ・・・いっぱい逝ったの」

妻の腰の動きが自然に激しくなります。

「わたし・・・立っていられなくなって・・・あぁ・・・パパ逝きそう・」

「それで?」

「ベットに連れていかれた・・・抱きかかえられて」

私も江崎を意識して、妻を激しく突き上げます。

「あぁ・・・パパぁ~~いくぅぅぅ・・・」

妻は私の上で果てました。

私の胸の上に垂れ込む妻を私は攻め続けました。

うなだれる妻が「あぁ~だめぇ・・・・・・おかしくなっちゃうよぉ~~パパぁ~~あぁ~~ん」

「江崎にもおかしくされたんだろ?」

「されたぁ~~~されましたぁ~~~あっはぁ~~んもぉだめぇ~~許してぇ~~」

「ベットでどうだったんだ?話さないと抜くぞ!」

「あぁぁぁぁぁぁいやぁぁぁぁ~~~抜かないでぇ~~」

「・・・・」

「優しかった江崎さんが・・・あぁ」

「変わったのか?」

「私を上に乗せて・・・・・・パパみたいに」

「・・・・」

「ベットが壊れるかと思うくらい・・・あぁぁ~~~激しくって」

「・・・・」

「私のおっぱいに・・・」

「胸に?」

「あぁぁ・・・パパ気持ちいいの!!だめぇ~~また逝くよ!!」

妻の表情が変わるのが私には解りました。

あるときを過ぎると今までは甘えた表情ですが、まるでどこかにスイッチがあるかのように、今までは目も閉じていたのに、大きな眼を押し開き私の眼をグッと凝視しながら腰を激しく振るのでした。

「あぁ~~胸吸われたの!!うぐぅ・・・あぁぁ痛いくらい」

「嫌って言わなかったのか?」

「あぁ・・・パパ!!見たでしょ私についたの!あぁ~~~」

表情が変わり娘達に聞こえるかとヒヤヒヤするほどの大きな声に変わり・・・

「パパぁぁぁぁ!!吸われると感じるの!!あぁ~~いっぱいしてぇ~~って江崎さんに言った」

「・・・・」

「江崎さんに・・・して欲しいんだなって言われるといっぱい感じるのぉ~~あぁ~ん」

「・・・」

「いっぱいエッチなこと言わされたぁ~~あぁ~~んだめぇ~~思い出したらいくぅぅぅぅ~~」

「まゆみ!」

「ダメぇ~~~逝くぅぅ~~」

激しく痙攣するように何度も何度も私の固くなった肉棒を自分の天井に押し当てるようにして妻はまた逝ってしまいました。

「どんなエッチなこと言ったんだ?」

「ゆるしてぇ~~いわさないでぇ~~あぁんお願い」

「言わないと抜くぞ」

「いやいやいや~~~」

長い妻の髪の毛を振り乱しながら顔を激しく横に何度も振りながら

「あぁぁ~~お○ん○ん気持ちいいですぅ~って」

「・・・」

「そしたらあぁ・・・・・・お○ん○んじゃないだろ!って・・・あぁぁぁぁ」

「なんだ?言ってみろ!まゆみ」

「江崎さんのち○ぽが気持ちいいです!!はぁ~~~」

「言ったんだな?」

「まゆみのお○んこにいっぱい江崎さんのち○ぽ下さいってはぁぁぁぁぁん」

「・・・」

「そしたら・・・抜かれて・・・あぁぁぁ私のお○んこをまた舐めて・・・いっぱい吸ってきたのぉ~~あぁ~~ん」

「くりちゃんかまれても感じるのぉ~~あぁ~パパ私変なのぉ~~」

「・・・・」

「いっぱいいっぱい舐められて・・・・・・いっぱいいっぱい出しちゃったの」

「うん・・・」

「コブラになってたのぉ~~ち○ぽがぁ~~~あぁぁぁぁぁまた逝くぅぅぅ」

妻はびっくりするほど何度も逝き続けました。

「ぱぱぁぁぁぁ~~んこんな私嫌いになっちゃぁ~~いやぁ~~~ん!!」

「江崎のコブラと俺のとどっちがいいんだ!!」

「あぁぁぁぁぁ~~~んどっちもいいのぉ~~~」

「江崎のコブラがいいんだろ?」

「今はパパのがいぃ~~~のぉ~~~」

「江崎としてるときはなんて答えるんだ!!聞かれただろ!」

「あぁ~~~パパごめんなさいぃ~~」

「なんて答えたんだ!!」

「あなたのがいいですってぇ~~答えましたぁ~~」

「江崎のがいいんだな!!」

「あぁ~~~パパの前で言うんだ!!っていわれたぁ~~」

「・・・・」

「あぁぁぁ~~~パパぁ~~んあの人のち○ぽがいいのぉ~~~あぁ・・・ゆるしてぇ~~あの人のち○ぽが凄くいいのぉ~~いくぅぅぅ~~~~」

そう叫びながら妻は始めて失神しました。

江崎さんと呼んでいた妻の口からあの人と呼び方が変わったことに恐ろしいくらいの興奮と同時に不安が私を襲うのでした。

妻まゆみが、江崎のことをあの人と呼んだことには、妻の心の中にどれだけの存在であるかを物語ったようでした。

嫉妬心・・・そんなモノではなく、私の手からまるで妻を江崎に取られたような気持ちになりました。

当然のようにそこには興奮なんてモノはなくなり、妻の失神と同時に私の愚息は見る見る力を無くし、妻の淫壷から抜け出てしまうほどでした。

その私の変化にも気が付かないで、私の陰毛辺りから竿へと、そして袋から滴るほどの淫水を噴出させた妻はぐったりとベットに横たわっています。

その妻の姿を見ている自分がいったい何の為に、江崎と妻を逢わせたのか・・・

私達夫婦の刺激として、そしてもちろん私の性癖を満足させる為に始めたこの事事態を後悔するほどでした。

どれくらいの時間がたったのか、妻が私の変化に気付き「パパ?どうかしたの?」とまだ興奮冷めやらぬ表情を浮かべて私にそう言いました。

直ぐには何も答えられない私でしたが、心配そうに私を見る妻に話ました。

「まゆみがあまりに凄かったから」

「パパが好きだからだよ」

妻のその言葉ですら信用出来ない程の私でした。

「江崎の方がだろ?」

「え?パパより江崎さんが好きってこと?」

「あぁそうなんだろ」

「どうしてそんなこと言うの?」

「そう思うから」

「そうなんだ・・・」

そう言ってしばらく何も言わずに何かを考えているように俯いて、そして意思が決まったかのように私に向かってこう言いました。

「じゃぁもう江崎さんとは会わないよ・・・スポーツクラブも辞める」

「・・・」

何も言い返すことの出来ない私に妻は続けました。

「どうして信用してくれないのかな・・・江崎さんとパパの存在とは全然比べることなんてできないよ。私の中ではね・・・パパは信用してくれないけど・・・パパとは違うの」

江崎のことをたった今私の前で、私に抱かれながら江崎のとのことを思い浮かべてあの人と呼んだ妻に嫌悪感さへ持ちました。

「口ではそんなこと言っても身体は正直なんだって・・・さっき江崎のこと・・・あの人って・」

「そんなこと言ってないってば」

「言ったさ!」

「言ってない!」

「江崎のことを思い浮かべて、興奮し過ぎてまゆみが覚えてないだけなんだろ!」

「パパは本気でそんなこと言ってるの!」

「あぁ本気さ!」

「・・・・」

妻はため息を付き、下を向きました。

寝室の時計の音だけがカチカチと私の耳に聞こえてきて、俯いていた妻が顔を上げると大きな眼は真っ赤になり、今にも涙が零れ落ちそうなほどでした。

そんな妻が、話を続けだしました。

「パパ・・・私はパパがいるから江崎さんとも会ったの。パパの存在がなければ江崎さんとも会わなかった・・・確かに江崎さんのことは好きだよ。ドキドキしたりもするし、逢いたいなって思う」

「でもねパパと比べたことなんかないよ・・・私の中からパパの存在が無くなるなんて今の私には考えられない。江崎さんとは、なんて言えばいいかよくわからないけれど、もう一人の私がいるって言えばいいのかな・・・違う私なの」

妻の言うことが、そのときの私には理解できませんでした。

「そんな訳わからないことわかんないさ。まゆみはとにかく江崎が好きなんだろ?俺より」

「どうしてパパよりってなるの?パパと江崎さんとは違うの・・・お願い・・・パパ・・・わかって」

妻の眼から大粒の涙が零れ落ち出すと、ダムでせき止められた水が崩壊するかのように妻の眼からは涙が溢れ、ひくひくと泣きじゃくるまるで子供のようでした。

そんな妻を見て私の心は締め付けられるほどの痛みを感じ、妻に「江崎に今、電話できるか?」と言うと泣きじゃくりながらコクリと頷きました。

「じゃぁ電話してくれるかな?俺が江崎と話すから」

泣きじゃくりながら携帯を取りに行き、私の前に座り妻は江崎に電話をかけました。

鼻をすすりながら泣きじゃくる声も抑えることのできないまま、携帯を耳に押し当て江崎が出るのを待つ妻でした。

なかなか電話に出ないのか、妻は大きなため息を付いたときに

「あ・・・もしもし寝てました?」

「そうでしたか・・・遅くにすみません・・・ううん・・・主人が変わってほしいみたいで」

「はい・・・代わりますね」

何も言わずに俯きながら私に携帯を差し出す妻でした。

妻の差し出された携帯を手にとり、怒りを精一杯抑えながら電話を代わりました。

「もしもし」

「あ・・・・はい。江崎です」

「この間お話しましたよね?その意味を理解していただいてますか?」

「あ・・・・はい。理解しているつもりです」

「じゃぁなぜ妻にこんなことを?」

「奥さんとお会いしたことですか?」

「違いますよ!妻の身体中に」

「あ・・・すみません。

「すみません?誤るなら最初からこんなことしなければいいじゃないですか!」

「いえ・・・奥さんが」

「妻が?」

「ええ。最初は私も不注意で・・・けれど奥さんが望まれましたので」

「妻をどうしようと思ってられるのですか?」

「・・・」

しばらく間を空けてから江崎が話し始めました。

「奥さんのことは好意を持っています。けれども奥さんもご主人もおられるし、お子さんもおられるので」

「解っていれば、妻が本気になるようなことがあれば突き放してくださいといいましたよね?」

「はい。それはわかっています」

「じゃぁなぜ突き離さないのですか?」

「私がご主人に言い返すことではありませんが、確かに私は奥さんに好意を持っています。正直私のモノにしたいと思う気持ちがないと言えば嘘になります。でも奥さんはそうではないですよ?」

「そうではない?」

「ええ。奥さんはご主人を愛されてますよ。私が入る隙間なんてないですよ・・・私にとっては残念ですが」

「私にはそう思えませんが」

「ご主人は私に言われましたよね?私達夫婦の黒子に徹して欲しいと。奥さんは私との関係を楽しんでいらっしゃいますよ。だから私は奥さんのおもちゃでもいいから奥さんとお付き合いしたいと思いました」

「・・・」

「だから・・・キスマークも奥さんがご主人に見られたいからとおっしゃったので付けました」

何も言えない私に江崎は続けました。

「奥さんは私とのときにでも無意識にパパって呼ばれます」

「パパと?」

「はい。ご自分で感じられ・・・逝かれるときにパパと呼ばれます・・・私には辛いことですが・」

「そうなんですか」

「はい。だからご主人とお会いしたときには理解できませんでしたが、奥さんのその言葉で私は黒子としても奥さんとお付き合いできればと」

私の怒りはすでに収まり、怒りの気持ちを抱いていたことに恥ずかしきを感じるほどでした。

妻を見るとただ、俯いて方を何度も上下に動かせて泣きじゃくりティッシュで鼻を押さえていました。

「そうでしたか」

「だから、ご主人さへよければ奥さんとお付き合いさせていただきたいと思っています。しかしこうしてご主人が私に連絡されてきたと言うことはご夫婦で何かあったからだと思うので、今後一切奥さんと逢うことはしません」

「妻にもあなたと同じようなことをいわれました。今後あなたとは会いませんと」

「そうでしたか」

「はい。私だけが一人先走りですね」

「いいえそんなことはないと思います」

「夜分に申し訳ないでした・・・妻と代わります」

私はそう言って妻に携帯を渡しました。

驚いた様子で私から携帯を受け取ると、何を話せばいいの?といわんばかりの表情で私を見て妻は江崎と話だしました。

「もしもし」

「はい・・・はい・・・いいえ・・・・そんなことにはなっていません」

「ええ・・・私ももう逢わない方がいいかと・・・ええ・・・はい」

「はい・・・ゆっくり話をしてみます・・・ええ・・・はい」

「・・・解りました・・・はい・・・はい・・・こちらこそ」

「はい・・・夜遅くにすみません・・・はい・・・・おやすみなさい」

妻は何度も頭を下げて電話を切りました。

「まゆみ・・・すまない」

「・・・いいよ」

「江崎とどうしたい?」

「・・・・・・パパが嫌なら」

「今は俺もよくわかんない」

「嫌なら辞めるよ・・・パパがいなくなる方が嫌だから」

「そっか・・・けどまゆみは楽しいんだろ?」

「うん・・・若い頃の私がもう一人いるみたなの」

「そっか」

「うん」

「俺の気持ちが小さ過ぎなんだよな・・・まゆみにくらべて」

「そんなことないよ・・・もしもね」

「あぁもしも?」

「うん・・・もしパパと私が逆なら私は絶対嫌だもん」

「嫌?」

「うん。パパが私以外の女の人とデートしたりするのは嫌だもん」

「そっか」

「うん。けどパパは私が江崎さんと逢っても嫌だったりしても我慢してくれるでしょ?」

「我慢か」

「うん。パパの所に戻って来るとパパごめんねって凄く思うの・・・勝手だけど」

「そうなんだ」

「結婚してね・・・パパと出会ってね・・・こんなに嫉妬されたことないもん」

「してないかな?」

「ないよ・・・だから私は嬉しいし・・・愛されてるんだって思うと・・・興奮・・・・・・する」

「・・・・・・うん」

「パパにね、江崎さんにふられたぁ~~なんて言えたらいいなぁ~なんておもっちゃう」

妻がそう言ったときには、大きな眼には涙が無く、目や鼻は泣きじゃくったせいもあり、赤くなっていましたが、子育てに明け暮れていたころの妻にはない、どこか輝き、そして生き生きとしてさへして見える素敵な女性に見えました。

そんな妻と黒子に徹しても妻と付き合いをしたいと思う江崎とまだまだちっぽけな男の私との3人の不思議な関係は私を興奮させ、妻自身が今までの妻から想像も出来ない程の淫らで美しくなっていくのでした。

「パパ・・・パパ起きて」

妻まゆみのその声で目が覚めて、ボーっと寝ぼけ眼に妻の声のする方を見上げると

「ただいまパパ」と微笑見ながら履いていたチェック柄のミニスカートを長く細い脚から抜き去るところでした。

「ごめんね、起こしちゃって」少し照れたような表情で言いながらベージュ色のストッキングをに手を掛け、一気にずり降ろし寝ぼけた私の目にはまぶしいほどの鮮やかなオレンジ色のパンティが目に飛び込んで来ました。

その後。上着を脱ぎパンティとお揃いのブラジャーのホックをはずし一気に妻の乳房がこぼれ、私のいるベットへと潜り込んできました。

「おかえり」私は妻にそう言いキスをすると妻は激しく私の唇を吸い舌を絡めて来ました。

仰向けに寝ている私の首筋から胸元、そして乳首を吐息を漏らしながらキスをします。

チュッ・・・チュッ・・・とんども音を立てながら・・・

やがて妻の唇は私のお腹を通り越し既に固くそそり立つ私のモノを包みこみました。

「あぁ・・・んパパもうこんなになってるのね」そう言いながら、いやらしい音を立てながら頭を上下に動かせて吸い込みました。

「まゆみ、どうだった?」

私のその問いかけが私達夫婦に愛し合うスタートのようでした。

あれから私達夫婦は普通の夫婦では考えられない、妻には夫である私がいて、もう一人恋人である江崎がいるという関係が始まりました。

この日は妻があれ以来江崎と会い、二人だけで恋人同士の時間を過ごして戻ってきた時でした。

妻を信じることにしたと決めても不安が無いと言うと嘘になるでしょう。

あれから普通に夫婦で求め合い愛し会いましたが、どうしても江崎をお互いに話題に出すことで興奮を得ていました。

私達はその興奮もいつかはマンネリになり、またそれ以上の興奮を望むようになりました。

「まゆみ・・・江崎にまた抱かれたいか?」私は横に寝る妻へ問いかけました。

「パパさへよければ・・・いいよ」妻はそう答え、私に抱きついてキスを求めてくるのでした。

「まゆみのこと信じているから」

「パパを裏切ったりはしないよ」

そうして妻はあれ以来の江崎との時間を過ごして今、私の元へ戻って来たところでした。

妻は自ら私の上に乗り、固くそそり立ったモノの上にゆっくりと腰を落とし、天井を見上げて悩ましく腰をゆっくり、ゆっくりと前後に動かし始めるのでした。

「あぁ・・・パパ気持ちいいよ」

「・・・」

「今日も江崎さんに2回抱かれたの・・・気持ちよかった・・・あぁぁん」

少し腰を大きく動かし、妻は目を閉じてほんの少し前までの江崎との行為を思い出しているようでした。

「いっぱい感じさせてもらったのか?」

「あはぁぁぁぁん・・・うん・・・いっぱい気持ちよかった」

「前よりも?」

「江崎さんに・・・エッチなこといっぱい言わされた」

「どんなこと言ったの?まゆみは」

「あぁぁ・・・んそんなこと言えないよ」

「何も隔さないって約束だろ?」

「あぁぁ・・・ゆるして・・・パパ」

「約束破るのはダメだよ」

「あぁ~~ん・・・まゆみの・・・舐めてって・・・あぁぁ」

「それだけ?」

「パパぁぁぁん許してこれ以上は言えない・」

「まゆみは俺に隠し事するんだ」

妻は激しく腰を私のモノを自分の気持ち良い部分に押し当てるよう激しく動きながら、首を横に振りました。

「じゃぁ。話してごらん」

「まゆみの・・・お・・・○ん・・・こ・・・舐めてくださいって」

「それだけ?」

「あぁぁ・・・私を見ながら・・・お○んこ・・・舐めて・・・って」

「エッチなんだまゆみは。俺にはそんなこと言わないのに」

「パパ・・・そんなこと・・・あぁぁぁ・・・言わないで」

私は妻を私の上から下ろし、四つんばいにさせて後ろから妻の微かな電気に照らされてキラリと光るその部分に妻の淫汁が付きヌルヌルになった私のモノを一気に押し当て奥深くへと付きました。

「江崎ともこんな格好でしたんだろ!」

妻を後ろから激しく突きながらそう言うと妻は「付かれました・・・あぁぁぁパパぁ~~いいぃぃ~~」そう言いながら1回目の絶頂迎えました。

「うぅぅ・・・・・・あぁぁぁぁ」なんとも言えない妻の逝く瞬間の声が私の興奮をより高めます。

「こんなに濡れてたのか?」

「あぁぁ~~んわかんなぁぁぁ~~いぃぃぃ」

「どうなんだ!」

「濡れてたの・・・恥ずかしいけど・・・そう言われた」

「言われたこと言ってみろ」

「あぁぁんまゆみさんのお○んこ・・・・・・ビチャビチャになってる・・・って」

「今より濡れたんだろ?」

「はい・・・あぁぁ」

そんな風に江崎との行為を妻を攻めながら聞く事は私の興奮をどんどん高めていくのでした。

けれども私自身はどうしても妻が私以外の男と交わる姿を見てみたい。

そんな気持ちを抑える事はできませんでした。

江崎との時間を過ごして帰ってきた次の翌朝

「まゆみ。江崎さんと話をしてもいいかな?」

「え?どうして」

キッチンに立つ妻が少し戸惑いを浮かべる表情で私にそう聞いて来ました。

「いや特に用はないんだけど・・・なんか挨拶っていうか」

「ふぅ~ん。パパは嫌じゃないんだよね?」

「あぁ嫌じゃないよ。ただしっかりと江崎さんには一線を越えないようにと話しておきたいから」

「わかった。パパがそう言うなら」

妻は机の上に置いてある携帯を手に取り私に江崎のアドレスと電話番号をメールで送ってくれました。

早速その日に江崎にメールをしてみました。

(○○です。突然のメールすみません。一度まゆみとの事でお会いしてお話がしたいのですが)

私のこのメールに対して江崎から返信が来たのは私が思っていたよりも早くありました。

(江崎です。奥様から私の連絡先お聞きになったみたいですね。お話の件了解です。日時と場所を連絡くださればお伺いさせていただきます)

(明日の20時くらいに駅前の○○でいかがでしょうか?)

(わかりました。お伺いさせていただきます)

そんなメールのやり取りをし、翌日に妻に内緒で江崎と会うことにしました。

当日私がその場所に着くと既に江崎は来ていました。

第5章
店に入るとすぐに江崎を見つけることが出来、江崎の向かい側に座り、目の前でありありと江崎を見ていると、この男が妻を抱いたのかと以前偶然に会ったときとは違い、どこか江崎を見るだけで興奮する私がいました。

「すみませんね。お忙しい中時間作っていただきまして」

「いえいえ、こちらこそ。私もご主人とお話がしたかったもので」

「そうでしたか。私は以前にもお話したように、しっかりと江崎さんには伝えておかないとと思いましたので」

「はい。私も奥様のとのことで、ご主人としっかりとお話しないとと」

「何か変ですよね。こうして二人で会うのは」

「確かに」

注文したビールが来たので私は少し緊張し、乾いた喉を潤しました。

「江崎さんにはやはり私達夫婦の刺激剤に徹していただきたいと思っています」

「はい。そのつもりでいます」

「私の性癖を少しはご理解いただけましたか?」

「ええ・・・大体は理解しているつもりです」

「必ず約束して欲しいのはまゆみがあなたに私以上のモノを感じた時点で必ず突き放して欲しいってことです」

「はい。それは理解していますし、私も○○さんの家庭をつぶすつもりはありませんし」

「ありがとうございます」

それからしばらくは、本題から少し脱線して極々普通の世間話が進みました。

私に江崎を腹立たせる気持ちもなく、むしろ少し好感を持てるほどでした。

酒も進みお互い酔いもあってか少し大胆な会話にもなりました。

「まゆみはどうですか?」

「えぇ素晴らしい女性ですよね」

「いやいや、そうでもないですよ。そのことじゃなくって、あっちの方は?」

「あぁ・・・最高ですね」

「そうですか。実はですね、あなたと妻が交わっているところを見てみたいのですよ」

「え??そうなんですか?」

「ええどうしても見てみたくって」

「私はどうすればいいのですかね?」

「私もよくわからないんですが、江崎さんに何か良い考えがあればと」

「そうですか・・・見られるなんて普通ないですからね」

「確かにそうですね。けど妻には隠しておいて欲しいのですよ」

「わかりました。何か考えてみますので、またメールででも連絡しますよ」

そんな会話をして江崎と分かれて家路へと向かいました。

その夜、私自身も江崎の顔を浮かべながら妻と抱き合いました。

それから1週間したころに私の携帯に江崎からメールがありました。

(江崎です。色々と考えましたが、私がお宅へお伺いするのがいいかと思うのですがどうでしょうか?もちろんお子さん達がおられない日がありましたら、その日がいいかと

江崎が我が家の来る??少し戸惑いもありまいたが、江崎にどうするのか聞きたくってメールを返信しました。

(うちに来てどうするのですか?)

(もし上手く行けばですが、ご主人がお酒に酔ったふりをし、先に寝ていただいた後に奥様を誘ってみればいいかと)

江崎は私を先に寝かせて、その後妻と我が家で関係を持とうとしている事はわかりましたが、問題は娘達が居ない日があるのかないのかだけでした。

(わかりました。子供達がいない日がわかれば連絡します)と送ると直ぐに江崎か(わかりました、お願いしますと返信がありました。

思いもかけない程に、その日は直ぐにやって来ました。

江崎とメールで打ち合わせをして、妻に一度江崎と一緒に我が家で妻の手料理を食べに来てもらいたいと伝えました。

妻は予想外に「いいよ」と快く答えてくらました。

当日、朝からシャワーを浴び、下着を慎重に選ぶ妻がいました。

夕方、江崎は現れ私と江崎の計画はスタートしました。

朝からいつもより入念に掃除をし、幼い頃から姉妹で仲良くしている同い年同士の姉妹宅に泊まりに行く娘達を送りだした後、妻はどこかいつもの妻と違ったように見えました。

「掃除いっぱいして汗かいちゃったから、シャワー浴びてくるね」妻はそう言ってクローゼットの中にある自分の下着が入っている引き出しから、時間をかけて下着を選び風呂場へと向かいました。

妻はいったいどんな下着を選んだのかは、確認できませんでしたが、いつもより間違いなく時間をかけて選んでいるのは間違いありませんでした。

シャワーを浴びて出てきた妻に「珍しく時間かけて下着選んでなかった?」と少し皮肉ぽく言うと

「え?そんなことないよ。パパがそう思うだけだって」

「そっか?ひょっとしてもう濡らしてるんじゃないだろな?」

「ばーーーーか!」

妻はそう言ってキッチンへと行き、冷蔵庫から食材を取り出し夕飯の準備にとりかかるのでした。

明るく染められた長い髪の毛を後ろで束ね、真っ白な長袖のTシャツにいまにもお尻が見えそうなくらいのジーンズに包み込まれた尻と細く長い脚でキッチンに立つ妻の後姿は、本当に夫の私が見てもどこか妖艶な雰囲気でした。

夕方4時過ぎ頃に私の携帯に江崎からメールが届きました。

(5時過ぎにでも奥様の携帯に連絡を入れるので、駅まで向かいに来ていただきますのでよろしくお願いします)

江崎に(了解)と一言だけの返信をし、いよいよこれから我が家で行われようとすることに、興奮と緊張感は増しました。

朝から、妻も少しおかしかったのですが、私の方はと言うと妻以上にどこか落ち着きもなく、妻との会話もちぐはぐのように思えました。

愛する夫に恋人との行為を覗かせる妻。そしてそれを見ようとしている夫。

確かにお互いいつもと違ってしまうのは仕方のないことではありました。

妻がチラチラと時計を気にしだした頃に、妻の携帯が鳴りました。

「もしもし・・・・あぁこんにちは、はい・・・あ・・・・はい。わかりました」

「いつものとこですね。はい・・・はいでは迎えに行きますね」

「パパ?江崎さんを駅まで迎えに行ってくるね」

「あぁもう来たんだ」

「うん。駅に着いたって」

「そっか・・・行ってあげなよ」

妻は急いだようにバックと車の鍵を持って出て行きました。

妻が出て行ってから、いよいよこれから自分の妻が抱かれているところを見ることに興奮と戸惑いが私の中に熱くこみ上げてきました。

私は携帯を取り江崎に(ウォーミングアップがてらにキスでもしてみればいかがですか?笑)とメールをしてみました。

直ぐに江崎から(簡便してください・・・汗)との返信がありました。

妻の夫である私と、妻の恋人である江崎のメールは、つくづく自分自身がおかしな夫であることを痛感しました。

車を車庫に入れる音がして、江崎は妻と一緒に始めて我が家へとやって来ました。

「どうもずうずうしくお邪魔しました」

「いえいえこちらこそ無理をお願いしたかもしれませんが、ゆっくりしていってください」

「ありがとうございます」

妻はそんな私と江崎が挨拶を交わすのを見て少しクスっと笑ったようでした。

「まゆみ何がおかしいんだ?」

「ううん、何か変だなって思ったから」

そう言ってバックを置いてキッチンへ向かい冷蔵庫からビールを取り出し、私達に持って来てくれました。

妻が1日かけて作ってくれた料理が机の上に並べられ、3人で楽しい夕食が始まりました。

妻と江崎がスポーツクラブでの話や、私達夫婦の出合った頃の話で盛り上がり、妻は楽しそうにしていました。

3人共に楽しい会話で酒も進み、少しづつ酔ってきて話も下ネタまで飛び出すようになって

「あぁ~そうだ!今日まゆみなんかですね、江崎さんの為にじっくり下着を選んでいたんですよ」

「もぉ~パパぁ~そんなことないってばぁ~」

「いえいえ選んでました」

「選んでないって!!」

「まぁまぁ~二人共そんなに言い合わなくっても」

江崎が私達の会話を仲裁するように話を入れます。

「もぉ~俺は酔っ払ってるからお前ら二人で楽しくやればいいぞ」

「もぉ~パパったらそんなことばっかり言うんだからねぇ~江崎さん?」

「ホントですよね」

「遠慮しないで今からここですればいいぞぉ~~だ」

「パパったら本当に酔っ払ってるんだから」

そう言って少し顔を赤らめる妻でした。

「ご主人がいらっしゃるのにそんなことできませんよ」

「もぉ~この話は辞め辞め、パパったら呑みすぎだよ」

予定ではそんなに呑むつもりはなかったのですが、緊張で少し呑むペースが速すぎたのか、かなり酔ってしまいました。

あぁ~このままでは・・・見れない・・・なんて思いながらもドンドン意識がなくなっていくのがわかりました。

それからどれくらい寝たのかわかりませんが、時々夢の中かのように二人の会話が聞こえました。

「まゆみさんはどうなの?」

「え・・・わかんないよ」

「わからないことないでしょ」

「う~んだけど・・・恥ずかしいよ」

「ひょっとして興奮してる?」

「もぉ~そんなことないですぅ~!」

「ホントかな?ご主人が寝ている横でなんて考えてるんじゃない?」

「考えていませんよぉ~だ」

そんな会話が私の酔った脳を刺激はするのですが、また意識がなくなっていき・・・

ふと寒くなって気が付いたときに私の耳に飛び込んで来た音は、チュパ・・・チュパ・・・ジュル・・・

そんな音でした。

私は呑んでいてそのまま寝てしまい、江崎と妻の方とは反対側へ向き寝ていたようで、眼を開けても我が家の壁でした。

じっと耳を澄ましているとジュボジュボ・・・チュッ・・・「はぁ~ん」

間違いなく妻の喘ぐような声が聞こえました。

それも聞こえて来る音はきっと江崎のコブラを妻が丁寧にフェラしている音に間違いありませんでした。

私の心臓は私自身の耳にも聞こえるほどに鼓動をし、身体中の血液が沸騰するかのように熱くなり、その血液が私の身体の中心に集まるのがわかりました。

私が最近では味わったことのない、若い頃に味わった痛いくらいの勃起でした。

「まゆみ・・・もっと奥まで」

「モゴモゴ・・・プハ~・・・あぁぁ」

ジュポ・・・・ジュポ・・・

「そう・・・私を見てごらん・・・そう・・・私を見ながら旦那さんが寝ている傍で」

「はぁ・・・・・・そんなこと言わないで」

後ろを振り向きたい・・・でも振り向けない・・・私の中でそんな葛藤が起こります。

私以外の男のモノをこんなに近くで舐めている妻の姿が見たい・・・押さえ切れない興奮と嫉妬が私を襲います。

「もぉヌレヌレなんだろ?」

ジュパ・・・ジュパ・・・

「まゆみも舐めて欲しくなってきたかな?」

チュパ・・・ジュボ・・・ジュル・・・チュッ・・・

「舐めて欲しいんだろ?それとももうコレが欲しいかな?」

「あぁ・・・辞めて・・・そんなこと」

私の耳はまるで象の耳のように大きくなったかのように二人の様子を必死に聞くのでした。

「舐めて欲しいんだろ?正直に言ってごらんよ・・・いつものように」

「あぁ・・・お願い・・・ここでは・・・主人がいるから」

「旦那がいるから興奮するんだろ?違うのかな?」

「あぁ~~辞めて・・・起きちゃうよ」

「今ごろひょっとすると旦那は起きて寝たふりして聞いているかもしれないよ」

「あぁぁぁ・・・ダメ・・・恥ずかしい」

「見せてあげたいんだろ?大好きな旦那にまゆみのいやらしい姿」

「・・・いや・・・見られたくない」

「嘘付け!見せたいんだろ」

「あぁぁ・・・見られちゃうと・・・嫌われるかもだから」

「いいじゃないか嫌われてもまゆみのエッチなところを見せてあげればいいんだよ」

「ダメ・・・あぁぁゆるして」

「ホラここに座るんだよ」

「あぁ~ダメ」

ガサガサ・・・妻を無理やり私が寝ている目の前の机の上に妻を座らせたようでした。

ガサガサ・・・カチ・・・・ジー妻の履いているジーンズを脱がせたような音でした。

「おおおまゆみこんなになってるじゃないか。濃いブルーのパンティが余計に濃くなってるよ」

「あぁぁ・・・見ないで・・・お願い・・・もう辞めて」

「どれどれ・・・おぉ・・・糸まで引いてるよ・・・脱がせてあげるね」

「あぁぁ・・・ダメ・・・お願い・・・旦那が起きちゃう」

パチ・・・ペチ・・・・スルスル・・・妻のパンティを降ろす音がしました。

「まゆみ・・・・舐めてあげるね」

「あぁぁ・・・辞めて・・・我慢できない」

ジュルジュルジュル・・・チュパ・・・・チュ・・・チュ・・・

今私のすぐ後ろで妻がパンティを脱がされ、脚を開かされて恥ずかしいくらいに濡れた淫唇を舐められている・・・

自分でしごきもしないのに、今にも射精しそうなくらい自分でも我慢汁でビチャビチャになっているのがわかるほどでした。

少しでも刺激を与えると私の大きくなったモノから噴出すのは間違いありませんでした。

「まゆみ・・・見てごらん・・・ほら」

「ダメ・・・今日はゆるして」

「ダメだよ・・・・ちゃんと旦那の前でもいつものようにいやらしくならなくっちゃ・・・見てごらん」

「あぁ~~~んダメ・・・逝っちゃいそう」

「そう・・・・もっと私をみてごらん」

「あぁぁぁぁん・・・ダメぇぇぇぇ」

「まゆみどこがいいのかな?」

「いや・・・言えない」

「じゃぁ舐めるの辞めていいのかな?」

「いや・・・・・・ゆるしてください」

「おおおいやらしくなってきたね・・・まゆみ」

「・・・」

「指入れてあげるね」

「あぁぁぁ・・・お願いです・・・・・・ゆるして・・・ください」

「ほら」

「あぁぁぁぁん・・・いくぅ・・・」

「どこがいいのかな?」

「ま・・・ゆ・・・み・・・・の」

クチュクチュ・・・クチュクチュ・・・・・・

「まゆみの?ホラ言ってごらん、言うと気持ちよくなるよ」

「はい・・・あぁぁ・・・まゆ・・・み・・・・の・・・・お○・・・んこです。。。いくぅ~~」

妻は私が傍でいるのにも関わらずに私以外の男に愛撫され絶頂を迎えました。

頭では今まででも江崎にこのようにされてきたのは理解は出来るのですが、現実にこうして真近で聞いただけでも波のように興奮が襲ってはまた次の嫉妬が押し寄せ・・・そして寂しさまでも・・・

「こんなにグシャグシャにしていやらしいんだね、まゆみは」

「・・・・・・ゆ・・・・る・・・・し・・・・て」

言葉にならない妻の声を聞きながら後ろを振り向くことすら出来ない私でした。

まだ江崎のコブラも迎え入れてない妻が愛撫だけでこんなにいやらしくなり、私との時より以上に淫らな妻はいったい江崎のモノを迎え入れるとどうなるのかと、興奮より不安が私を襲いました。

ついこの間まで娘達の為に必死で子育てをしてくれていた妻が、スポーツクラブへと通うようになり、そこで知り合った江崎という男と今私の手の届くところで、私が想像していた以上に淫らになっています。

眼を開ければ目の前で妻の乱れた姿を見れると解っていても、見ることすらできない私でしたが、見たいような、見たくないようなそんな気持ちで揺れ動いていましたが、覚悟を決めて見ることに決めました。

「う~ん」と少し声を上げながら寝返りを打ち、妻達がいる机側へと向きを代えました。

一瞬妻と江崎が息を殺し、動きが止まります。

ゆっくりと少し眼を開けるとボーッした視界の中に妻のキュッとしまったウエストから背中がありました。

私はもう一度眼を閉じて、寝たふりをすると

「起きたかな?」と妻が江崎に小さな声で問いかけました。

「嫌、寝てるんじゃないかな?」

「多分、お酒呑んで寝ると起きないとは思うんだけど」

「やめようか?」

「・・・・・・・嫌だ」

「じゃぁ」

そう言って眼を閉じる私にまたもやチュッ・・・とキスをする音が聞こえて来ました。

眼を少し開けて見ると妻が江崎の方へ顔を寄せて自分からキスをしているように見えました。

妻のその姿は、私が見てはいけないようなモノのように、まったく私の妻ではなく、一人の女が愛する男へキスをねだるような光景でした。

大きくなっていたモノもまるで空気が抜けていくような風船のように小さくしぼんでいくのが解りました。

「まゆみ・・・欲しいんだろ?」

「・・・」

チュッ・・・ムチュ・・・いやらしい音に聞こえるようなキスは妻が江崎の欲しい?の問いかけに無言で答えているようでした。

「俺も欲しいよ・・・痛いほどギンギンだ」

江崎はそう言って机に腰掛けている妻へ屈むようにしていましたが、立ち上がり妻の顔の前辺りに立ち、私が妻から聞いていたコブラのようなモノが私の眼に飛び込んで来ました。

それは妻が言うとおり、竿も円柱形ではなくトイレットペーパーの心を少し抑えてつぶしたように横に平べったく、その先端からやはり平べったくコブラの頭のように鰓が張り出た亀頭でした。

男の私が見てもグロテスクなものでした。

そのコブラのような亀頭に妻の顔が近づくのが解りました。

そのうち妻の頭が前後し、私の方からは見えませんが妻のその動きで江崎のコブラを口に頬張っているのは理解できました。

その瞬間小さくしぼんでいた、私の愚息はドクドクと身体中の血液を集め音を立てるように大きくなっていきました。

「まゆみ、欲しいんだろコレが」

「んぐ・・・・んぐ」

「どうなんだ?」

「はぁ・・・欲しい」

妻がそう言うと江崎は妻を抱きかかえて、テレビの前にあるソファーへと妻を寝転ばせました。

私からは少し離れましたが、反対に妻の割れ目が真正面に見える場所でした。

私は眼を閉じたり、開けたりと二人に気付かれないようにと寝たふりをして二人の様子を見ていましたが、今までは私自身が妻を攻めながら見ていた妻の恥ずかしい部分が私の手の届かないところで、いやらしく淫唇が開いていました。

ソファーに寄りかかりながら江崎に両頬を両手で持たれ激しくキスをする妻の姿には眼を背けたくなり、そっと眼を閉じました。

「このままでいいよな」

「・・・うん・・・外に出してね」

しばらくすると「あん・・・・・・あぁぁ~~ん」

眼を閉じた私には妻のその声で江崎が妻に挿入したことを告げてくれました。

いつもは私が妻に挿入したときに発せられるときと同じ妻の悩ましい声が今の私には異常なほどの興奮を呼び起こすモノでした。

ギシ・・・・ギシ・・・・ギシ・・・・テンポよく江崎のピストン運動と同じようにソファーが軋む音がしています。

たまらなくなり、私は眼を開けると妻の脚は江崎の両腕により大きく拡げられ、持ち上げられていました。

妻の陰部には小さく引き締まった江崎の袋つきのコブラが妻の淫唇をパンパンに開かせて動きに合わせて捲られていくようでした。

「あぁぁ~~んいい」

「あぁ~~~気持ちいい・・・」

パン・・・パン・・・パン・・・パン・・・パン・・・パン・・・江崎のピストン運動が少し早くなります。

「まゆみ気持ちいいか?」

「あん・・・あぁぁ~~~きもちいいの・・・・もっとして」

「もっと?どうして欲しいんだ!」

「あぁぁ・・・もっと付いてください・・・いっぱい付いて」

江崎のコブラは妻の淫唇もまとめて淫壷へ押し込むように激しく出入りをします。

妻の淫壷の下辺りから白い妻の淫汁が江崎のコブラにまとわり付きながらジワジワ湧き出てきます。

それはゆっくりと妻のアナルを越えてソファーにまで流れ落ちて行きました。

それと同時に激しく出入りする江崎のコブラの付け根から袋にかけても流れ、ポタポタと雫をたらしていました。

「まゆみ、またグチャグチャになってきたな、こんなには旦那としているときはならないだろ?」

「・・・うん・・・・・・ならない」

「どうしてならないんだ?」

「わかんない・・・けど・・・今はなっちゃうの」

「旦那とどう違うんだ?」

「あぁ・・・パパのことは言わないで・・・お願い」

「どうして?旦那と違うんだろ?」

「あぁぁぁんそんなこと言えない・・・あぁぁ逝きそう」

「もぉ逝くんだ?いやらしいんだな、まゆみは」

「あぁぁ・・・逝っちゃうよ・・・ゆるして」

「旦那と違うだろ?」

「・・・うん」

「うんじゃないだろ!」

「はい・・・パパと違います」

「パパ?パパじゃないだろ?」

「あぁぁ・・・・・・やめて・・・今は」

江崎のコブラはより一層に激しく妻の中で暴れまくります。

妻の白い淫汁は私が見てもどんどん流れ落ちるのがわかりました。

「今は嫌?どうして?」

「あぁぁ・・・逝く」

妻のその声を聞いて江崎はコブラを抜き去りました。

「あぁぁぁぁぁぁ~~~お願い抜かないでぇ~~入れてぇ~」

「違うだろ!いつものように言うんだ!」

「お願い許してください・・・ここでは」

「ダメだ!入れてやんないぞ!」

江崎は声を荒げ、妻の淫壷にコブラではなくズボリと4本の指を押し込みました。

簡単に江崎の4本の指をくわえ込む妻の淫壷はグチャグチャになり、江崎の手の動きと合わせていやらしい音を立てました。

「あぁぁ~~いやぁ~~~お願いゆるしてくださいぃ~~だめぇ~~」

妻の声もこれでもかと思うほど大きな声でそう叫ぶようにいった瞬間、妻の淫部から憩いよく妻の淫水が噴出しました。

「あぁぁぁ~~~だめぇ~~~」

妻はそう言いながら何度も何度も噴水のように淫水を噴出させます。

「こんなになって、いやらしい女だな!まゆみは」

「はい」

「いつものように言ってみろ!」

江崎はまた激しく、妻の淫壷をかき回すように4本の指で攻めたてます。

「あぁぁぁ~~~おかしくなっちゃう」

「なっていいんだぞ」

「あ・・・はい・・・もうダメです」

「入れて欲しいんだろ」

「入れてくださいぃ~~~我慢できません」

「パパのとどっちがいいんだ?」

「やめてぇ~~そんな言い方ぁ~~」

「じゃぁ自分で言ってみろ!」

「あなたのが欲しいです・・・あぁぁぁぁ~~またいくぅ~~」

江崎は指を抜き自分のモノを数回自分で扱いて、妻の淫部を押し壊すようにコブラの頭をめり込ませて行きました。

「あぁぁ~~~これがいいのぉ~~~これがすきぃ~~~」

「・・・」

「あぁぁ~~~奥が・・・奥がいいのぉ~~~」

「・・・」

「また逝きます・・・うぅぅぅぅ」

妻の脚の指がピーンと伸び数回痙攣を起こしながら妻は大きな絶頂を迎えました。

私の愚息はダラダラと我慢汁を大量に出し、今にも発射しそうでした。

「まゆみ!ほら俺のを全部呑みこむんだ!!」

江崎はそう言うと妻の腰を少し上げて上から自分のコブラをゆっくりと押し込んでいきました。

「あぁ~~~奥に・・・・・・あぁぁぁ痛いぃ~~~」

「・・・」

「痛いけど気持ちいいぃぃ~~~あぁぁぁぁ壊れちゃう~~」

「逝ってもいいぞ!」

「はぁぁぁぁ~~~あぁぁぁいくぅぅぅ~~」

「逝けぇ!」

江崎はピストンしないで妻の奥まで押し込みぐりぐりかき回しました。

「うぐぅぅぅ~~~旦那のチ○ポでは無理なの!あぁぁ~~~最高~~」

「あいつでは味わえないだろ!」

「はいぃ~~これがいいのぉ~~あんなチ○ポより」

「・・・・」

「逝ってもいいですか?お願いしますぅ~~我慢できません」

「あぁ~~~逝きますぅぅぅ旦那のち○ぽよりいきますぅ~~」

妻は勢い良く淫水を発射したのでしょう、一瞬ジュワーっと音がして江崎の袋からボトボトと流れ落ちました。

私には興奮よりも敗北感でいっぱいで、見たことを後悔していました。

目の前で愛する妻の淫らな姿を見た私は、興奮よりも敗北感しかありませんでした。

江崎のコブラによって確実に私では得たこともないようなエクスタシーを知った妻は今江崎に見下ろされながら

適度な大きさの胸を大きく揺らせて肩で呼吸をしています。

眼はどこか焦点があっていないように、ただ天井を見つめているだけでした。

「まゆみ、もうダメなのか?」江崎が妻を見下ろしながらそう言うと

「・・・・・・・」何も答えずにゆっくりと首を横に2回ほど振りました。

「まだ欲しいんだな?」

コクリと頷く妻を見て江崎は妻の淫唇を引き裂くかのように自分のコブラで淫壷へと押し込みました。

「あぁ・・・・・・・ん」

妻から深い吐息が漏れると、江崎は妻の両脚を自分の肩に乗せて妻を再び攻め始めました。

ゆっくりとゆっくりとコブラを奥深くへ入れてはゆっくりとまた引き抜き・・・

妻の淫壷からジワジワとアナルを伝い、淫汁が再びトロリと流れ落ちます。

江崎がゆっくりとしたピストン運動からテンポよく動き出したときに妻が

「ここじゃ嫌・・・」

「どうして?旦那がいるからか」

「うん」

妻はそう答えると起き上がり江崎に抱きつき顔を江崎の胸にこすり付けるようにします。

セックスを見ているよりも、その瞬間が私には耐え切れないほどの嫉妬と敗北感が一気に襲ってきました。

私以外にも妻が始めて甘えた仕草を出した瞬間でした。

妻はそのまま起き上がり、江崎の手を取り生まれたままの姿で私達の寝室へ向かいました。

二人が居なくなったリビングで私も起き上がり、妻が汚したソファーに残るシミを見てなんとも表現の出来ない気持ちでいっぱいでした。

妻はやはり心まで江崎に奪われてしまったのだろうか・・・それとも私に見られたくないからワザとここを離れたのか・・・・・・

どっちにしろ自分の意思でここら寝室へ行ったのは間違いのないことでした。

妻が着ていた服、そして無造作にある妻の下着が残るリビングは二人が今此処で行っていた行為を教える生々しいものでした。

しばらく何も出来ないでいた私は、やはり二人が抱き合っている寝室へとゆっくりと足音も消し、まるで盗人のように

寝室のある廊下まで行きました。

閉まっているドアの向こうには江崎に抱かれる妻がいる・・・そう想いながら寝室のドアの前まで来たときに

「あぁ~~~ん凄いぃ~~もっともっとぉ~~」

ドアの向こう側から妻の泣き叫ぶほどのような声が私の耳に飛び込んできます。

敗北感より嫉妬と興奮が大きくなってきます。

「いやぁ~~ん・・・だめぇ~~~もうだめぇ~~」

情けないことですが、無意識のままズボンから自分の大きくなったモノを出し右手で握り何度か扱いた瞬間、

私の下半身が熱くなり、痙攣と同時に張り裂けんばかりの状態の亀頭から大量の精液を廊下の床に飛び散らしていました。

射精した瞬間、興奮は冷め・・・自分自身が惨めになっていくだけでした。

私はそのままリビングに戻りカーペットの上で天井を見上げながら妻が自分の妻でないような感覚に襲われていました。

そんな私をも知らずに、1時間が経っても妻はリビングには戻ってきません。

いつの間にか私は深い眠りについてしまいましたが、私の横に妻が来て私の手をギュッと握る感覚で寝ぼけながら眼が覚めました。

妻が江崎に抱かれて、戻ってきたのでしょう。しかし私には妻に声を掛けることはできませんでした。

「パパ・・・・・・ごめんね」

妻が私の耳元でそう言うと、立ち上がって客間にある掛け布団を私にそっとかけてくれました。

リビングから差し込む朝日の眩しさと食器を洗うガチャガチャという音で私は眼が覚めました。

眼が覚めて昨日の妻と江崎の行為は夢だったのか・・・そう真剣に考える私でした。

「おはよう」いつの間にか妻が私の頭元に来て、寝ている私の耳元で明るくそう言いました。

眼を開けると私を見下ろす妻の表情はとても生き生きとして朝日に照らされてキラキラと光っているようでした。

「パパ!自分で出したモノは自分で片付けてよね」と笑顔で皮肉ぽく私にそう言う妻はいつもの私の妻でした。

「え?自分で出したモノ?」そう答える私に妻はそっとキスをしてきました。

私の唇に口をつけたまま「パパでしょ。いっぱい廊下に出して」

妻はそう言うと私の唇を激しく吸ってき、そのまま自分の手で大きくなった私のモノをトランクスから出し扱き始めました。

「凄かったな・・・昨日のまゆみは」私がそう言うと「やっぱり見てたんだ」

以前と同じように自分からスエットも脱ぎ、履いていた薄い黄色のパンティも脱ぎ去り私の愚息を自分のモノへと導きました。

ヌルッとした感触が襲い温かい妻の感触が私の愚息から感じ取られました。

「江崎とはいつもああなのか?」

「うん・・・気持ちいいの・・・パパと違った感じ・」

「俺より気持ちいいか?」

「・・・・・・うん・・・」

「まゆみは正直なんだな」

「パパとは全然違うの・・・今の私じゃないみたいになる」

いつものようにそう言うと妻は私の肉棒を自分の腰を前後に動かして上天井に押し当てます。

「あぁぁ・・・コレがいい」

「江崎より気持ちよくないだろ?」

「ううん・・・違うの・・・上手くいえないけど」

「江崎も逝ったんだろ?」

「うん・・・逝ったよ・・・あぁぁぁん」

私の心臓が張り裂けそうに音をたてます。

聞いて見たいのは山々なのですが、聞くのが怖いような・・・しかし聞いてみたいような・・・

両方の思いが私に起こります。

「まゆみ・・・どこに?」

私の上で目を閉じて前後に腰を動かせていた妻の眼が開き私を見つめます。

妻は私の胸の上に倒れこんできて、私の耳にキスをしながら小さな声で言いました。

「中には出してないよ」

嬉しいような、残念なような・・・本当に自分でもよく解らない複雑な気持ちでした。

「パパ・・・中に頂戴」

妻はそう言って激しく腰を動かせて来ました。

「本当に?」

「あぁぁぁ・・・いいの・・・コレ」

「江崎の方がいいんだろ?」

「あぁ~~んパパの意地悪ぅ~~」

「江崎のコブラが欲しいんだろ?」

「今は・・・あぁぁん逝きそう・・・今は・・・パパのがいいの」

「嘘付け!」

「嘘じゃない・・・あぁぁ逝くよぉ~~パパぁ~~」

妻を激しく私も突き上げ、妻が逝くのと同じくらいに私の愚息からも妻の淫壷へとドクドクと何度も痙攣を起こしながら放出しました。

「あぁぁ~~~コレがいいのぉ~~パパぁ~好きぃ~~」

つまはドクドクと痙攣する私の愚息を自分の淫壷で刺激し続けました。

妻は私にキスをして「パパ・・・嫌いにならないでね」そう耳元で囁きました。

そんな妻を抱きしめることしかそのときの私には出来ませんでした。

第6章
江崎を我が家へ招待し、妻と江崎の行為を見た私と私に見られていることを知っていた妻は不思議なくらいに以前のように燃え上がるほどではありませんでした。

数週間経っても妻から江崎と逢いたいと妻から言ってくることはありませんでした。

「江崎とは遭ってないの?」

「うん。遭ってないよ」

「遭わないのか?」

「遭って欲しいの?」

「逢いたいとは思わないのか?」

「う~ん・・・思わないって言えば嘘になるかな」

「メールは来てるんだろ?」

「来てるよ」

「逢いたいなら遭えばいいじゃないか」

「私ね、パパと結婚する前もそうだったと思うけど、遭うたびにエッチするのってどうも嫌かな」

「あぁ、そうだったな。俺がホテルに行こうって誘うと嫌がってたなぁ」

「うん。私が嫌って言うとパパったら直ぐに不機嫌になったりするから」

「そうだったか?」

「そうだよ!急に不機嫌になってたんだよ」

「若かったからなぁ、したいんだよ若い頃は」

「江崎さんも同じなんだ」

「同じ?」

「うん・・・メールでしたいってばかり言ってくる」

「そうなんだ」

「うん・・・けど嫌なんだよ・・・そんなのが。私は映画見たり、一緒にショッピングしたり、食事したり・・・それだけでもって言うんだけど」

「俺みたいに不機嫌になるんだ(笑)」

「正解!(笑)」

「じゃぁ江崎は終わりにすれば?」

「別に改まって終わりにすることもないと思うけど」

「まぁ~まゆみに任せるよ」

「うん」

妻は本当に江崎に恋してたのかもしれません。

妻と江崎の間にメールや電話でどのような会話があったのかは私にはわかりませんが、妻自信は本当に恋人同士の関係を望んでいたのでしょう。

妻とそんな話をした次の日の夜に、珍しく私が仕事から帰って家でくつろいでいるときに妻の携帯に江崎から電話がありました。

「もしもし」

「うん・・・大丈夫」

「うん・・・いるよ」

「え?・・・今から?」

「どうだろ・・・無理だと思うけど」

「うん・・・聞いてみる」

「うん・・・じゃぁ電話する」

普通の夫婦ではありえない夫がいる前で、恋人からの電話に受け答えする妻。

理解している私でさへも、その時は不思議な感覚でした。

今まではいつも私が仕事でいない時間に電話していたはずの妻と江崎が私が家に居る時間に電話で会話することは二人の間に何かがあったのでしょう。

「パパ?今から江崎さんと少し遭ってきてもいいかな?」

私の座っている前に自分も改まって座りそう言いました。

「ん?どうかしたのか?」

「うん・・・今日ね・・・電話で喧嘩した」

俯きながら少し言いにくそうに妻は私にそう言いました。

自分の妻から聞く言葉では決して無い、その言葉に私は強く嫉妬しました。

喧嘩をした・・・私でさへ妻と最近喧嘩なんてしていませんでしたし、妻のそのときの言い方が照れたような恥ずかしそうな、なんとも言えない雰囲気でした。

「どうして喧嘩したんだ?」

「・・・この間も言ったけど・・・したいってばかり言うから」

「嫌って言えばいいじゃないか」

「言ったけど」

「けど?」

「・・・欲しくって仕方がないから・・・嫌って言うんだろって」

「え?江崎がそんなことを?」

「うん・・・だから怒って電話切ったの」

「それで今はなんて言ってきたんだ?」

「誤りたいって」

「そっか・・・」

「うん・・・」

私はきっと妻自身、江崎に言われた欲しいんだろって言葉が図星だったんだと思います。

だから妻は怒って電話を切ったのでしょう。

私はそれを確信するために妻を試してみました。

「それでまゆみはどうなんだ?行きたいのか?」

「・・・うん。突然電話を切ったから・・・私も謝りたい」

「じゃぁ行けばいいんじゃない」

妻は江崎に行ける事を電話で告げ、少し化粧直しをして慌てたように出て行きました。

妻が江崎に逢いに行った時点で妻は江崎のモノが欲しくなっているのか、それとも普段の妻であれば本当に謝りたいとの気持ちと恋する男に遭いたいっての気持ちがあるからでしょう。

妻自信、江崎に言われたことが図星であればきっと今頃、江崎に抱かれているでしょう。

なかなか戻って来ない妻にいらいらしながら、部屋をウロウロする私でした。

12時を少し過ぎた頃、「ただいま」と少し元気なさそうに家に帰って来ました。

「どうだった?誤れたか?」

「・・・・・・・・・うん」

「仲直りできたんだ」

「・・・・・・・」

「どうしたんだ?」

「・・・・・・」

「何かあったのか?」

「・・・・・・・」

何も答えない妻を見て私は自分でも信じられない程、身体が凍りつき身動きできないほどの感覚に襲われていました。

江崎と仲直りをする為に、江崎に呼び出されて出ていき、戻ってきた妻は私への問いかけに何も答えようとはしませんでした。

「まゆみ?江崎と何かあったのか?黙っていてもわからないよ」

「・・・」

「また喧嘩でもしたのか?」

私は妻に本当に聞きたいことはそんなことではないとは解っていても、その答えを聞くのが怖くって口に出すことは出来ませんでした。

「まゆみが話したくないんだったら話さなくってもいいよ」

「・・・・・・」

「今日はもう辞めておこう。話せるようになれば、また教えてくれればいいさ」

私がそう言って立ち上がろうとしたときに、妻が重い口を開きました。

「パパ・・・自分がよくわかんないの」

私は妻の口から私が恐れている言葉を聞く勇気が無く、その場から逃げ出したい思いでした。

「いいよ、無理に話さなくっても」

「・・・パパには隠し事したくないから」

「いいって!もうこの話は辞めよう」

「ダメだって・・・パパには聞いて欲しいの」

妻自身も私がその場から逃げようとしていることは解っていたようです。

「江崎さんとね、○○の駐車場で遭ったの・・・私の車の中でお話したのね」

「あぁ・・・そうなんだ」

「電話を切ったこと謝った・・・向こうも私に謝ってくれた」

「うん」

「けど」

「けど?」

「うん・・・謝ってくれたけど・・・私としたくなることを解って欲しいって」

「・・・」

「私はそれだけの関係は嫌だって言ったの」

「うん・・・」

「けどね・・・車の中で・・・抱きしめられて」

「・・・・」

「嫌だって言ったけど」

「・・・・」

「パパ・・・・・・ごめんなさい」

「もういいよ。それ以上話さなくっても」

「パパが好きだけど」

「いいって!もう!」

「自分でもわかんないよ・・・違う自分がいるみたい」

涙を浮かべながらそう言う妻を見ていて私は聞きたくない本当の事を自分から聞きました。

「まゆみは江崎に抱かれたんだろ?」

そう妻に言った瞬間、心臓の鼓動が身体中を襲い、身体中が震えるようでした。

妻は何も言わずにただ、コクリと頷くだけでした。

妻のその頷く姿を見て、身体が凍りつきそうなくらい音をたてて硬直していくのがわかりました。

「パパと江崎さんとは比べられない程パパが大事なのは解ってるの・・・けど・・・けどね・・・キスされて・・・触られると」

「もういいよ・・・それ以上は聞きたくない」

「ごめん・・・」

「明日江崎に電話するよ」

「どうして?」

「まゆみは自分でコントロールできないんだろ?」

「・・・・・・・わかんないよ」

「江崎とはもう終わりにしないとまゆみは俺といられなくなる」

「・・・・」

「いいよな?」

「・・・・・・うん」

何の興奮もありませんでした。

心にぽっかり穴が開いたような気持ちで、寂しさだけが残りました。

その日は妻と一緒に寝ることさへも出来ずに一人リビングにあるソファーで眠りに付こうとするのですが、なかなか寝れずに気が付くとほんのり外が明るくなってきたのを覚えています。

次の日私は江崎に電話をし、仕事が終わってから以前に行った店で会うことにしました。

私が店に着くと江崎はもう店に来ており、私を見る江崎は以前にこの場所で会ったときとは少し違って見えました。

「呼び出した理由はお解かりですよね?」

「ええ。大体は」

「大体?あなたにはここでもお話しましたよね?」

「はい」

「じゃぁどうして妻が拒むのに妻を苦しめるまでするのですか?」

「奥さんは苦しんでいるのですか?」

江崎は何の悪びれた表情もなく私にそう言いました。

「困っているからここに来たんですよ」

「そうなんですか、私には奥さんが困っているようには見えませんでした」

「はぁ?よくもそんなことが言えますよね、人の嫁を弄んで」

「弄ぶ?私は弄んでなんていませんよ」

「妻が嫌がるのに自分の性欲を妻で処理したいだけでしょ?私は言いましたよね。妻が本気になれば突き放してくださいと」

「ええ、私は今でもそうするつもりですよ。けど奥さんはご主人を本当に愛されてますよ」

「解っていればどうして妻を困らせるのですか?」

「困らせているとは思いませんでした。奥様は私との性的関係を望まれていると思ってましたから」

「妻はセックスだけの関係は嫌だって言ってませんか?」

「ええ、言われてますよ。けど奥さんは自分からそうしなくっちゃと思っているんじゃないでしょうかね。私を欲しがる自分を否定するために」

「よくもそんなことが言えるよな!!」

私は江崎のその言葉を聞いて自分を抑えることが出来ないでいました。

「待ってくださいよ。ご主人が奥さんとそうしろと言ったじゃないですか」

「エッチはしても心まではと言ったはずだ!」

「ご主人がそう言われるなら仕方ありませんが、奥さんは心は私にはないですよ。私としているときも私はご主人のことを必ず言いますから」

「・・・」

「奥さんはご主人とのセックスと比べることによってどんどん淫らになるんですよ。だから私はお二人のために黒子に徹したつもりでしたが」

「・・・・」

「ご主人がそう言われるなら、私は奥さんの前から姿を消しますよ。けど奥さんは自分で怖いんだと思います。どんどん淫らになることを」

私は江崎の言葉に返す言葉もありませんでした。

妻からだけの話を聞いていたときと、江崎からの話を聞いたことで私の気持ちが少しづつ変わって行きました。

江崎が言うように妻自身は自分がどんどん淫らになることに私への裏切りとも考え、自分自身でブレーキをかけていたのでしょう。

江崎には妻には私から何も言わない限り連絡をしないように伝え、私は妻のいる家へと帰りました。

家に帰ると普段と変わらない娘達の前で母としての妻がいました。

その夜私は久しぶりに妻を誘いました。

眼を閉じて私の愛撫に反応する妻は江崎と関係を持つ前の妻と何も変わりませんでした。

ゆっくりと妻の乳房から淫部へと私の唇で愛撫をすると時々身体をビクっとさす程度で以前と同じで、江崎とプレーした後とは比べ物にならない程の妻でした。

私自身もそんな妻に物足りなさを感じているのも本当のことでした。

「まゆみ・・・感じるか?」

妻の濡れた淫部を指で優しく愛撫しながら妻の顔を見てそう言うと

「あん・・・感じるよ」

眼を閉じてそう答える妻に私は自分の大きくなったモノを妻の口元へと持って行きました。

「咥えてくれよ」

そう言うと妻は私の亀頭に唇で軽くキスをすると口に含みました。

「まゆみ・・・江崎のコブラもそんな風に舐めたのか?」

私のその言葉で妻の私の愚息への愛撫が変わるのがわかりました。

「どうなんだ?もっといやらしく舐めたんだろ?思い出してごらん」

妻はいやらしい音を立てながらまるで我慢してたかのように私の愚息を激しく嘗め回しました。

「江崎のコブラとどっちがいいんだ?」

妻は吐息を漏らしながら首でイヤイヤと横に何度も振りました。

「江崎のコブラでかき回されたいんだろ?江崎のが欲しくってたまんないんだろ?」

「ぷは・・・お願いそんなこといわないで」

妻は私の愚息から口を離しそう言いました。

「どれどれ・・・おい!まゆみここは正直だぞ、さっきよりグチャグチャじゃないか」

「あぁぁん・・・お願いそれ以上言わないで」

私は妻の濡れた淫壷へと固くなった私のモノを一気に挿入しました。

「はぁぁぁん・・・気持ちいぃぃ」

「江崎はもっともっと付いてくれるのか?もっと気持ちいいんだろ?」

「パパぁ・・・お願い言わないで・」

これ以上動けないくらいに妻を付きあげます。

「どうなんだ!これよりいいんだろ!」

「あぁぁぁぁぁ~~~そんなにしないでぇ~~~」

「まゆみ!江崎に抱かれたこと思い出して逝ってみろよ!」

「あぁぁぁん・・・だめぇ~~~~許してぇ~~~」

「気持ち良かったんだろ!答えるんだ!!」

「あぁぁ~~~いいのぉ~~~」

そう妻が言った瞬間に私は妻の淫壷から私のモノをぬき去りました。

「あぁぁぁぁぁ~~~パパぁ~~お願い~~頂戴~~」

「ダメだ!もっと欲しいんだったら江崎を思い出して自分でしてみろ!」

「いやぁ~んゆるしてパパ」

「欲しくないのか?コレが」

私は妻に見せ付けるように固くそそり立つモノを自分で扱いて見せ付けました。

「ほしぃの!!パパのが!!」

「嘘付け!江崎のが欲しいんだろ!」

「いやぁ~~んそんなこと言わないで~パパぁ~」

「じゃぁ俺の前で江崎を思い出して自分でしてみろ!」

「あぁぁぁ~~んわかりましたぁ~~ん」

妻は私の目の前で大きく自分で脚を拡げて人差し指と中指とで自分の淫核を刺激し始めました。

「まゆみはいやらしい女なんだな。こんなことして」

「言わないで下さい・・・あぁぁぁ」

「江崎のはどうだった?ホラ思い出してごらん」

「あぁぁぁ~~パパぁ~~変になっちゃうから言わないで~~~あぁん・・・逝っちゃうよ」

「逝ってみろよ!」

「あぁぁ~~~~逝きますぅ~~~~」

妻は広げていた両足を閉じてつま先をピーンと伸ばして絶頂を迎えていました。

「いやらしいなぁ~まゆみは」

「はぁ・・・はぁ・・・」

妻は大きく肩を揺らしながら呼吸をしています。

私はベットの下の引き出しからバイブを取り出し妻に言いました。

「コレを江崎のモノだと思って自分で使ってみろ!」

「あぁぁ・・・恥ずかしい・・・」

「しないと俺のを入れてやらないぞ。するのか?しないのか?」

「・・・します・・・」

妻はそう言って左手で自分の淫唇を開き、ゆっくりと自分の濡れた淫壷へとバイブを挿入していきます。

「はぁぁ~~ん」

自分で淫核をバイブの振動する部分に押し当てながらゆっくりとしたペースから徐々に激しく出し入れをしだしました。

「あぁぁ~~~気持ちいいのぉ~~~」

「何が気持ちいいんだ?」

「あぁぁ・・・・・・コレが」

「これじゃないだろ?何なんだ?」

「あぁぁ・・・言わさないで」

「言ってみろよ!」

「あぁぁぁぁ・・・・・・江崎さんの・・・」

「江崎の何なんだ?」

「あぁぁ~~~江崎さんの・・・・・・おち○ち○が」

「違うだろ!言い方が!」

「あぁぁ~~~~江崎さんの・・・ち・・・ん・・・○がいいのぉ~~あぁぁ~~いくぅぅ~~」

私は妻の逝く姿を見て携帯を手に取り、妻の淫壷に自分のモノを再び挿入し、

私のモノを挿入され歓喜の声を叫ぶように発する妻を見ながら携帯電話の発信ボタンを押しました。

「プルルル・・・プルルル・・・」

何度か呼び出し音が私の携帯の受話器から聞こえてきます。

「パパ・・・どうしたの?電話なんかして」

悩ましい表情を浮かべながら私の一物を咥え込んでいた妻がビックリしたように私にそう言いました。

「もしもし」

「○○です。この間は申し訳ありませんでした」

「いえいえ、こちらこそすみませんでした」

「突然の電話、申し訳ないのですが、少し妻に変わりますね」

私がそう言うと妻はイヤイヤと手と顔を何度か振ります。

無理やり妻に携帯を渡した私は、妻に挿入された一物をゆっくりと奥深く入れ、ピストン運動を再び始めました。

「もしもし・・・あっ」

妻は観念したのか私の携帯を手に取り話し出しました。

「こんばんは」

「はい・・・あっ・・・いいえ」

私はゆっくりした動きからジワジワとすこしづつ動きを早めて行きます。

「わかりません・・・急に電話したみたい」

「・・・あっ」

江崎と電話で会話をしながら私に突かれている妻は眉間にシワをよせなんとか江崎と普通に話そうと一生懸命でした。

そんな妻に私は一段と激しく妻を突き上げます。

「あぁぁ・・・はい・・・そう」

「あん・・・・・・はぁ・・・・・・してます」

「あぁぁ~~んそんなこと・・・ない・・・・あぁ」

「嫌・・・あん・・・言えない」

「あん・・・はい・・・・感じて・・・あっ・・・ます」

江崎に私としていることを悟られたようで、妻は江崎に今どうしているのかを聞かれているようでした。

「はい・・・気持ちいい・・・あぁぁぁ」

「今は・・・・・・主人の・・・あぁぁぁぁ・・・ダメ」

「主人の・・・・・・入れてます・・・気持ちぃぃあぁぁぁ~」

「ダメ・・・言えない・・・いやん・・・・・・あっ・・・パパお願い・・・ダメ」

妻を突き上げながら敏感な固くなっている少し大きめの妻の乳首を私の舌で転がします。

「あん・・・パパ・・・ダメ・・・感じる・・・あぁぁぁ・・・はい・・・乳首を」

「はぁ~~・・・・・・濡れてます・・・ダメ・・・言えない」

「何が言えないんだ?」私は妻の携帯を耳にあてている反対側の耳元でそう囁きました。

「あぁぁぁ~~逝きそう~~パパ許して・・・お願い」

「あぁぁ~~~言えません・・・許してください」

「まゆみ!言うんだ!!」私は妻に少し大きな声で言いました。

「あぁぁぁ~~~ダメぇ~~~~逝っちゃうぅ~~~」

「あぁぁぁ~~~~パパのじゃ・・・あぁぁぁ~~~逝っちゃう」

「パパのじゃ・・・あぁぁぁぁぁ~~~感じないの!!~~~あぁぁ逝くぅ!」

妻のその声は私が聞いても驚くような程、まるで別人のような叫びに似た声でした。

妻は大きく仰け反り脚の指先まで硬直したかのように絶頂を迎えていました。

「はぁーーーーはぁーーーーもう・・・ダメ」

大きく息をしながらそう言う妻を私は容赦なく攻め続けます。

「パパ・・・ダメ・・・あぁぁ~~江崎さんまで・・・そんなこと言わないで」

「あぁぁんダメ・・・もうおかしくなっちゃう・・・二人共・・・許して」

「あぁぁぁぁぁぁ~~~~またきちゃうのぉ~~~あぁぁぁ」

「だめぇ~~~そう・・・・そうなの・・・おかしいの・・・あん・・・うん・・・うん」

「あぁぁ~~ん欲しい・・・欲しいの!!いっぱいしてぇ~~二人で」

「あぁぁぁ~~~~逝っちゃうぅぅ~~~~あぁぁぁ~~~」

妻は直ぐに2回目の絶頂を迎えました。

妻の淫壷からは驚くほど、淫汁がどんどんと溢れてきます。

私の陰毛がヌルヌルとしてくるほどでした。

「あぁぁ~~~大きくなってるの?あぁぁぁ~~~自分でしてるの?」

「うん・・・あぁぁん・・・そんなに?・・・あぁぁ入れて欲しい」

「うん・・・うん・・・パパより・・・凄いの」

「気持ちいいよ・・・うん・・・してぇ~~~して欲しいぃ~~」

私は妻を後ろ向けにして妻の大きな尻を両手で持ち上げ四つんばいにして一気にいきり立ったモノを淫壷へと挿入しました。

「後ろに向かされました・・・・・・あん・・・気持ちいいの・・・奥まで・・・はい」

「はい・・・言ってません・・・あぁぁぁ・・・やめて下さい・・・それは・・・はい」

「いいえ・・・言ってません・・・嫌・・・言えない」

「あぁぁぁぁ~~~そんなこと・・・・・・言えない・・・」

「ダメ・・・あぁぁぁ・・・・・・ゆるして・・・・・・それは」

「まゆみ、何を言われているんだ?言ってみろ!!」私は何かを江崎に言わされようとしている妻にそう言いました。

「あぁぁ~~~パパ・・・・・・ゆるして・・・お願い」

「言ってみろよ!!」

「はい・・・言えません・・・それだけは・・・・・・主人が・・・聞いて・・・ます」

「あん・・・あぁぁぁぁ~~~それだけは・・・あぁぁぁ~~~また来ちゃうの!」

「あ~~~~~~~んだめぇ~~~言えないのぉ~~~あぁぁぁぁぁいくぅぅぅぅ~~~」

妻はうつ伏せに倒れこむようになり3度目の絶頂を迎えました。

ヌルヌルした妻の淫壷から私のモノが抜けてしまいました。

大きな尻だけを少し突き上げ、うつ伏せに倒れこむ妻を見ると少し黒ずみシワが重なるアナルがヒクヒクとしているのが解りました。

私は携帯も耳から離し、ただ手に持つだけの妻の淫液でヌルヌルしたアナルにそっと人差し指で刺激してみました。

「うぅぅ・・・・・・やめて・・・・・・そこは・・・」

いつものようにアナルに触れるとそう言う妻でした。

妻の手と携帯を耳元まで私が持っていき、江崎との会話を続けさせました。

「はぁはぁはぁはぁ・・・逝きました・・・はい」

「言ってません・・・言えない・・・嫌」

「それだけは・・・ゆるして下さい」

そう江崎と話す妻の尻を持ち上げてもう一度私のモノを入れようとしたときに、微かに携帯から江崎の声が漏れて聞こえました。

「アナル好きって・・・」

それしか聞き取れませんでしたが、確かに携帯から漏れた江崎の言葉はアナル好きってと聞こえました。

私はその言葉で先ほどから妻がそれだけは言えないと、必死に拒むことがそのことなんだと確信しました。

第7章
今までアナルを愛撫すると必ず拒んだ妻が、江崎にアナルを開発されたかもしれない・・・

そのことは私を究極の嫉妬と興奮へと追い込みました。

妻の淫壷へ挿入しながら、すぐ上にあるアナルを私は指でそっと触れてみました。

「あぁぁぁぁ・・・パパそこは辞めて・・・」

妻は拒みます。

妻の言葉を無視するかのように人差し指でアナルに円を描くように優しく愛撫します。

妻の尻がキュッと締り、身体がビクンと反応しました。

「あぁぁぁぁ~~~パパ辞めて・・・」

「いいえ・・・・・・されてません・・・あぁぁん・・・ダメ」

「それは・・・・・・堪忍して・・・」

妻のアナルを少し刺激してから、ヒクヒクしている真ん中に人差し指に力を入れてそっと入れて見ました。

「あぁぁん・・・そこは・・・やめて・・・・・・あぁぁぁ」

激しく妻を突き上げながら、人差し指をゆっくりと妻のアナルへと押し込みます。

「あぁぁぁ~~~ん・・・・・・おかしくなるぅ~~~あぁぁぁ~~はい・・・指を」

「はぁ~~ん・・・指が・・・入ってます・・・」

「ダメ・・・・・・もぉ・・・ダメ~~~許して・・・お願い」

自分の人差し指で私の愚息が妻の淫壷で皮1枚で遮られ、出入りしている感触を味わいました。

「うぐぅぅぅ・・・・・・あぁぁぁん・・・もぉ・・・我慢できない・・・」

妻はそう言って4度目の絶頂を迎えました。

そのときの妻の顔はいつもの清楚な雰囲気は無く、まるで何かに取り付かれているかのような別人とも見える表情を浮かべていました。

妻の何かが弾け飛んだのか、私を見る目も淫らで私自身をも飲み込んでしまうほどでした。

淫らな表情を浮かべてまるで別人のように私を見つめる妻は本当に私が長年知り尽くした妻ではないようでした。

「・・・・・・逝っちゃいました・・・」

うつ伏せに倒れこんだまま尻を突き上げ、江崎に逝ったことを報告する妻は母でもなく女でもなくただの雌そのものでした。

私はその姿を見て興奮し、今にも射精しそうになりました。

「いいえ・・・指で・・・はい・・・まだ・・・あぁぁぁ・・・突かれてます」

私のモノを挿入したまま指をアナルに入れただけで絶頂を迎えた妻は間違いなく江崎にアナルを開発されているでしょう。

妻の隠し事にショックもありましたが、その時は興奮の方が大きかったと思います。

当然、江崎のコブラで私でさへも犯したことのない、妻の神聖なアナルを既に江崎は犯したことでしょう。

妻の処女さへ私は奪ったわけでもなく、そしてアナルまでも・・・

悔しさと興奮が一気に襲ってきます。

同時に我慢し続けていた射精感も我慢の限界に達して来ていました。

「まゆみ、お前江崎にアナルを許したのか?」私は携帯を持つ妻に問いかけました。

「あぁぁ・・・・・・ん・・・そんなこと・・・してません」

「ダメ・・・・・・言わないで・・・あぁぁぁ~~許して」

私の問いかけと江崎の言葉に答える妻でした。

私は妻の淫壷から今にも逝きそうな愚息を抜き、妻の淫汁でアナルをヌルヌルにして亀頭で妻のアナルを刺激しました。

「パパ~~~お願い・・・ゆるして・・・それだけは」

「あぁぁぁ・・・はい・・・もうダメです」

ギンギンの私の愚息を妻のアナルに押し当てます。

ゆっくりと妻のアナルにくわえ込まれて行く私の愚息はすんなりと輪ゴムで縛られたような部分に無理やり押し込む感触を抜け出るとすんなりと妻のアナルの中へと導かれました。

「ぎゃぁ~~~~~あぁぁぁ~~~だめぇ~~~」

「あぁぁぁ・・・主人にも・・・・・・今・・・あぁぁぁ~~おかしくなっちゃう」

「はい・・・入って来ました・・・あぁん・・・ゆるして・・・嫌・・・言えない・」

私は愚息の一転を縛られているような感触を感じながら妻のアナルを犯します。

「くぅぅ~~~我慢出来ない・・・あぁぁ・・・はい・・・して欲しい」

「いや・・・そんなこと・・・あぁぁ~~~気持ちいぃぃ~~」

「パパ~~~もっとぉ~~~してぇ~~~」

私は我慢の限界でした。

「あぁ・・・まゆみ・・・逝きそうだよ」

妻は私のその言葉を聞いて言いました。

「だめぇ~~~まだだめぇ~~~パパもっとぉ~~~」

そして妻は自分で知りを振り乱しながら私の方を振り返り

「パパ~~~お○んこもグリグリしてぇ~~~~お願い!!」

叫びに近い妻のその言葉を聞いた瞬間、私の愚息がこれ以上膨れんばかりに大きくなり究極の刺激を感じながら痙攣が始まり、妻のアナルの中で何度も何度も痙攣を繰り返し、ドクドクト白い男汁を放出していました。

「あぁぁ~~~んパパぁ~~~私もいくぅぅ~~~」

妻はそのまま倒れこみ、私の愚息は妻のアナルから抜けました。

尻を突き上げて倒れこんでいる妻のアナルはポッカリと口を開け、周りが真っ赤になっていました。

「・・・・・・はぁ~~~お尻で・・・いっちゃいました・・・あなたも・・・逝って」

「あぁぁ・・・逝くのね・・・頂戴・・・いつものように・・・私に」

射精して興奮が一気に冷めた私の前で尻を突き上げながら携帯に向かってそう言う妻でした。

「あぁぁ~~~出てるのね・・・・・・うれしぃ」

「あぁぁ~~ん・・・・・・ほしいぃ~~~一杯だして」

妻の手はいつの間にか自分の濡れた淫核へと導かれ、そして自分の2本の指を淫壷へと入れ、かき回すようにしていました。

「あぁぁ~~~私もまた逝っちゃう・・・・・・聞いて下さい・・・あぁぁ~~~いくぅぅぅ~~~」

男は射精すると一気に興奮が冷めるものです。私も同じで、その妻の姿を見ていると嫌悪感しかありませんでした。

妻から携帯を取り上げ、電話を切りました。

「まゆみ・・・俺に言ってなかったよな・・・アナルのこと」

「・・・・・・・ごめん」

「隠し事はしないって約束だろ?」

「・・・うん・・・ごめんなさい」

「他にも隠してないのか?」

「・・・隠すつもりはなかったの・・・パパに変態って思われたくなかったから」

「隠される方が俺は嫌だな」

「ごめん・・・けどね・・・江崎さんと・・・すると・・・変になるの・・・わかんないけど」

「まゆみは変になるの嫌なのか?」

「パパは嫌じゃない?」

「俺は嫌なような嬉しいような複雑な気持ちかな」

「私ね・・・二人とするようになって・・・自分じゃないような気がする」

「今までのまゆみじゃアナルなんて無理だからな」

「うん・・・嫌だったよ・・・触られただけでも」

「じゃぁどうして?」

「・・・嫌いにならないって約束してくれる?」

「あぁ・・・嫌いになんかならないよ」

「本当に?・・・絶対?」

「うん・・・約束するよ」

「パパとするときも・・・お尻なんて・・・汚いからって・・・だから嫌だったの」

「うん」

「舐められたのね・・・江崎さんに」

「アナルを?」

「・・・うん・・・汚いから辞めてって言ったの・・・けど・・・辞めてくれなくって」

「うん」

「恥ずかしくって・・・真剣に・・・逃げたの」

「そうなんだ」

「うん・・・そしたら・・・江崎さん・・・怖くなって無理やり・・・押さえつけられて」

「・・・」

「逃げても逃げても・・・後ろから押さえ込まれて・・・犯されたようにされた」

「・・・・・・・うん」

「ごめんね・・・隠してて」

「いいよ・・・けど痛くなかったのか?」

「痛かったよ・・・切れちゃったもん」

「そうなんだ・・・処女破かれたみたいだな」

「・・・・・・それからも指で」

「何回もしたのか?」

「うん・・・嫌だけど・・・された」

「嫌なら辞めればいいじゃないか」

「うん・・・恥ずかしいことだけど・・・いつも無理やりされるの・・・」

「そうなんだ」

「うん・・・無理やりされちゃうと・・・変になるの」

「興奮して感じるんだ?」

「・・・・・・うん」

「まゆみは犯されたい願望があるんだな」

「わかんないよ・・・変なの・・・自分が怖いくらいに」

「見られたりしたいって思ったりしないか?」

「わかんないよ・・・けど・・・エッチな眼で最近良く見られる」

「嫌じゃないだろ?」

「どうだろ・・・けど・・・あぁ見られてるって思うかな」

私は射精して興奮が冷めていましたが、いつの間にか勃起し興奮していました。

「まゆみ・・・今から面白いことしようか?」

「え?面白いこと?」

「あぁ、まゆみはきっと見られたりすると興奮するさ」

「え??見られる?私を?」

「あぁ、知らない男に見られるときっと興奮するさ」

「知らない人に見られるって・・・嫌だよ・・・そんなの」

「一度経験してみろよ」

「やだよ・・・そんなの」

私は妻にキスして、まだ冷め遣らぬ妻の淫部を指でそっと触るとビクっと反応する妻でした。

妻を後ろから抱きかかえながら大きく脚を開かせて、妻の淫壷に私の指を入れ耳元で妻に言いました。

「こんなまゆみの姿を知らない男に見せるんだよ」

「あん・・・いや」

「知らない男がまゆみを見てち○ぽをビンビンにして扱くんだぞ」

「あぁぁ~ん・・・そんなのいや」

「どうする?まゆみを見てドクドク射精したりすれば」

妻の淫壷に入っている指を激しく動かせます。

「あぁぁ~~んパパ辞めて・・・お願い」

「どうする?まゆみを見て射精するんだぞ」

「あぁぁぁ~~~だめぇ~~~また逝っちゃうよぉ~~~」

「見たいだろ?知らない男がち○ぽ扱いて逝くところ、それもまゆみのエッチな姿見ながら」

「あぁぁ~~~パパーーーーいくぅ~~~~~だめぇ~~~そんなこと言わないでぇ~~~逝っちゃうぅぅ~~~」

妻はいつものように大きく仰け反りながら私の指だけで絶頂を迎えました。

この日何度も何度も絶頂を迎える妻は今まででは考えられない事でした。

私は寝室にあるノートパソコンの電源をオンにするのでした。

私にアナルを攻められた妻は私が想像していたよりも淫らな表情で、喜びの叫びともいえる声を上げの女を通り越し、雌へと変化していました。

自分自身でも気が付いているとは思いますが、女としての喜びというよりも性の喜びを知ったのかもしれません。

ぐったりとする妻をベットに残して、私は寝室にある机の上のノートパソコンの電源を入れました。

私自信が数年前に某チャットにはまり、そこでいろんな友人も出来、仲間達と夜な夜なボイスチャットなどで楽しんでいた頃がありました。

そんな頃、多くの男性達に女性一人がウェブカメラを使って男性達を喜ばせていたのを思い出しました。

私はパソコンが立ち上がると、久しぶりにそこへ行き女性用のIDを作り、色々あるチャット部屋を探して一つのチャット部屋へと行きました。

チャット部屋に入るなり、数人の男性からのメッセージが送られて来ます。

私はその中で文字だけですが、話し上手な男性四名と文字での会話を続けました。

「パパぁ~何してるの?」

妻が私の方へやってきて、パソコンのモニターを覗き込みました。

「まゆみを見せる男を捜しているんだよ」私がそう言うと長い髪をかきあげながら「嫌だよ、恥ずかしいから」と少し不機嫌そうに言いました。

「まぁいいから少しそこで見ていればいいよ」

私は女性のふりをして四名の男性と忙しく会話を続けました。

「もう少しするとこのマイクでまゆみがしゃべってくれればいいさ」

「え?パソコンに向かって何をしゃべるのよ」

「この4人にまゆみの声が聞こえるようにするから」

「えぇ~そんなの恥ずかしいよ。何をしゃべっていいかわかんないもん」

私は私を含めて5人で会話ができる部屋を作りました。

四人がそこへやってきて少ししてから嫌がる妻をしゃべらせることにしました。

「さっきから見ていてわかるだろうけど、俺がまゆみのになりすまして彼らと会話していたから、適当にマイクに向かってしゃべればいいさ」

「嫌だってぇ~知らない人とうまくしゃべれないもん」

「大丈夫だって彼らならまゆみに話題を提供してくれるから、それに適当に答えていればいいさ。結構楽しくなってくるよ」

私はそう言って椅子に妻を座らせて、マイクを渡し妻をしゃべらせました。

え?え?え?どうすれば???って感じで眼で訴えていた妻も彼らから送られてくる文字を読み出し、しばらくすると

「こんばんはぁ~始めましてまゆみです」

何も本名を名乗ることもないのに、わかっていない妻は本名を名乗っていました。

「はい。主婦してます」

「え?そそ専業主婦だよ。えぇ~スリーサイズ・・・ノーコメントです」

「顔?普通だよ(笑)」

「皆さんおいくつなんですか?」

妻も彼らから送られてくる文字によって少し楽しそうに会話し出しました。

「えぇ~~~今の格好??ひ・・・み・・・つ(笑)」

「色?透明だよ。ホントだって」

「だって履いてないもん」

妻のその言葉を聞いて男性達はおきまりのログを上げます。

私は一旦妻のマイクの接続を切りました。

「結構楽しいだろ?」

「そうだね、みんな楽しい人達だから。しかしよくあんなに早く文字が打てるんだね」

「あははみんな好きだからね。さてとそろそろまゆみをみんなに見せてあげようか?」

「え??そんなこともできるの?」

妻が嫌がる様子もありませんでしたので、ウェブカメラをパソコンに接続しました。

「まゆみ、流石に素っ裸はまずいだろ!いきなり(笑)」

「え?私を写すの?」

「決まってるだろ?俺を写しても仕方ないさ」

「待ってよぉ~すっぴんだよ?」

「ばぁ~か!!顔は写さないよ。首から下だけだから顔が写らないように注意はしておくんだな」

「そっか、じゃぁ服着るね!何にしようかな?」

「なんでもいいよ、お洒落しなくっても」

私は妻のふりをして文字で彼らと会話を続けました。

当然のようにもう少しして旦那が寝ればカメラで雰囲気だけでも見せることを伝えておきました。

妻はTシャツに短パンを身につけてパソコンの前へと戻ってきました。

「パンツはいてるんだろな?」

「履いてますよぉ~~ん」

「ほら、今ここにまゆみが写ってるだろ?これを接続すると彼らにも見れるようになるから、顔が写らないように注意するんだよ」

「わかった!」

妻は結構乗り気で、カメラを見ながら自分でポジションなどを気にして確認していました。

「じゃぁ、マイクとカメラ接続するからね」

「うん、緊張するなぁ~」

妻がそう言っている間に私はマイクとカメラを接続しました。

直ぐに彼らが妻の映像を見ているのがわかりました。

「どうもぉ~~こんな感じの主婦です。あぁ~結構照れるよね・・・はずかしぃ~」

「え??若く見える?お世辞でも嬉しいなぁ~」

「顔は見せるほど綺麗じゃありませんから見せません!」

「え?ブラ?してるよ」

「うん。写すからブラつけたんだよね」

「やだぁ~見せません」

しばらく妻は知らない男性達と楽しそうに話していました。

そんなときに一人の男から妻に画像が送られてきました。

私はすかさず、その画像を見れるようにして妻に見せました。

男から送られて来た画像は私が予想した通り下半身裸の映像でした。

「えぇ~~~これって○○さんなの?」

「びっくりしたぁ~~こんな格好本当に今してるの?」

妻のその言葉でもう一人の男からも映像が送られてきました。

「うわぁ~~△△さんまで・・・」

「え??興奮?・・・それよりビックリしてるの」

「う~ん・・・どうっていわれても・・・よくわかりません!」

残りの二人からも映像が送られてきました。

「みんな変態だぁ~~もぉ辞めてよぉ~」

「主人よりって?大きさ?」

「それよりどうして・・・大きくなってるの?」

「私を見てなの?え?声で?私が見てるから?え??もうみんなエッチだよぉ~」

妻は少しづつハイテンションの喋りからトーンダウンしてエッチモードに変わりつつありました。

「やだよ・・・はずかしいから」

男達はお決まりのように妻を脱がそうとします。

そんなとき一人の男性がマイクで妻に話しかけてきたようです。

「わぁ~びっくりした・・・はい。こんばんはどうもです」

「うん・・・見てるよ」

「始めて見た・・・凄いね」

「わかんない」

「あぁ・・・凄い・・・みんな」

「うん・・・みんなしてる」

すでに男達は自分のモノを大きくして扱いていました。

妻は一人の男から声で攻められはじめました。

「うん・・・少し。嫌・・・恥ずかしいもん」

「わかんない・・・できないよ・・・そんなこと」

「大きい・・・うん・・・主人のより・・・たぶん」

「はぁ・・・うん・・・少しかな」

少し妻は感じだしているようでした。

「はぁ・・・あっ・・・凄い・・・そんなにするんだ」

「あぁぁ・・・感じてるかも」

「見てるの?・・・恥ずかしい・・・え?・・・わかんないよ」

「いやだ・・・だって・・・自分でわかるもん」

「はぁ・・・うん・・・たぶん・・・あぁぁ」

妻の表情が段々淫らな表情になり出しました。

私は妻の横に行き、彼らと同じように自分のモノを妻に見えるように扱きはじめました。

今妻は私を入れて5人の男に見られ、そして5本の大きくなったモノを見ています。

妻の手が自分の胸を触りはじめました。

「あぁ・・・興奮してるかも」

「凄いね・・・みんな・・・△△さんなんて糸が・・・」

妻の胸にあった手が短パンを履いた股間へと移動して刺激し始めました。

「見たいの?・・・うん・・・あぁぁ・・・恥ずかしいけど」

妻はそう言うと着ていた白のTシャツをカメラの前で脱ぎ去り、薄いブルーのブラだけの姿を晒しました。

「恥ずかしいよ・・・うん・・・そう?・・・ありがとう」

「あぁ・・・○○さんそんなに・・・しちゃって」

「見られて・・・恥ずかしいけど」

「見たいの?・・・大きくないよ」

妻は完全に彼らのペースにはまり後ろに手を回し、ブルーのブラのフォックをはずしました。

ジワジワとまるで男達に見せ付けるように、ゆっくりとブラをはずしていきます。

乳首がツンと上を向いて硬くなっている小ぶりの妻の胸が現れました。

カメラを通して男達にもその姿が映し出されているでしょう。

「あぁぁ~~~~出てるぅ~~~凄い・・・ドクドクしてるね」

一人の男が妻の胸を見ただけで射精してしまいました。

「凄い・・・いっぱい出た・・・興奮しちゃう・・・あぁぁ」

「私を見て興奮したの?・・・嬉しい・・・感じるよ」

「逝きそうなの?・・・あぁ~んそんなエッチな声出さないで」

「だめ・・・興奮しちゃう・・・うん・・・濡れてるよ」

「私を見て・・・あんなにエッチに出しちゃうから」

すでに妻の手はジーンズの短パンのファスナーを下ろしパンティの中にありました。

自分で触っていてもクチュクチュと少し、いやらしい音を発てていました。

「見たいの?ここも・・・濡れてるよ・・・あぁぁぁ気持ちいぃぃ~」

私はカメラとマイクの接続をストップさせました。

妻を後ろから抱きしめて「どう?興奮するだろ?見られて目の前で男がオナニーすると」妻にそう言うと

「うん・・・凄く興奮してる・・・パパ触って」

妻はそう言って短パンとブラとお揃いのブルーのパンティを長い両足から抜き去りました。

妻を椅子に座らせて脚を大きく開かせ妻の上半身だけが写るようにカメラの角度を変えて再び接続しました。

机の下に入り開かれた妻の脚に優しくキスをします。

「あぁぁ~~~んみんな凄いよぉ~~もっと見て・・・欲しい」

ゆっくりとふくらはぎから内ももへと私の唇を這わせます。

「あぁぁぁ~~~出ちゃうのねいっぱい出していいよぉ~」

「私も感じるの・・・触って・・・いっぱい見て」

私は妻の淫部へと唇をたどり着かせました。

「あぁぁ~~~んだめぇ~~~きもちぃぃ~~」

「あぁぁ~~出てるぅぅ~~~凄い・・・いやらしい~~」

妻の淫核を舌で刺激しながら妻を見て、これほど淫らでいやらしい妻の変化に驚きを感じていました。

ほんの少し前までの妻では決してここまでのことを口走ったり、行動に移すことなど決して考えられないことでしたから。

パソコンでのお遊びで妻の新たな興奮する材料を発見したように思えました。

男性が逝く瞬間、それも自分を見て感じていやらしく勃起したモノから勢いよく大量に放出されるその瞬間、妻は以上に興奮するようです。

あれから数回、パソコンで妻は自分の声と少し淫らな姿を男性に見せ付けては男の逝く瞬間で興奮し、私を求めてきました。

不思議なことにその頃に江崎と逢うことは、妻はしませんでした。

江崎から連絡はあるそうですが、妻自身逢おうとはしなかったようです。

妻が江崎と遭わないことに私は妻自身の女の恐ろしさみたいなものを感じていました。

私が自分自身に言い聞かせていた、あくまでも江崎は私達にとっておもちゃであること、それは私が妻を信じるための材料であって妻にもそう思って欲しいと願うことだったのかもしれません。

しかし妻は本当に江崎をおもちゃのような存在にしているのかもしれません。

まるで今まで経験のなかった淫らな世界を楽しんでいるようでした。

「江崎とは遭わないの?」とある日曜日の朝に私は妻に尋ねてみました。

「う~ん・・・パパは遭って欲しい?」

「メールは来るんだろ?」

「来るよ。時々・・・返事に困っちゃって」

「どうして?」

「だっていつもエッチモードのメールが来るから」

「まゆみもエッチモードで返事すればいいんじゃないのか?」

「う~~ん・・・エッチな気分になれるときはいいんだけど・・・そうでもないから」

「そうなんだ。俺は今度江崎と3人でしてみたいかな」

「3人??一緒に?」

「うん。面白そうじゃないか」

「えぇ~~恥ずかしいよ」

「考えておいてくれよ」

「考えません!」

妻とそんな会話をした次の日に私は江崎に連絡をしていつもの店で遭うことにしました。

「忙しいのに時間作ってもらって申し訳ない」

「いえいえ」

江崎は少しいつもと違い、どこか落ち着きがないように見えました。

「お話があるとのことでしたが?」

「ええ、妻を誘っても妻から良い返事はこないでしょ?」

「はい」

「私が逢うなと言っているわけではないんですよ?」

「そうなんですか」

「ええ、妻自信が遭おうとは思わないそうです」

「・・・・」

「私に報告なしに、妻のアナルを犯しましたよね?」

「・・・・・・え・・・はい」

「あなたは少し勘違いをしていませんか?」

「え?勘違いですか?」

「はい。私はあくまでも私達の黒子でいてくださいとお願いしたはずです」

「ええ」

「あなたは心のどこかで私より妻を征服した気分になっていませんでしたかね?」

「・・・」

「あなたが思うほど妻はそうではないのかもしれません」

「・・・そうなんですか」

「あなたと逢わない間、妻は他の男と違った形で楽しんでいます」

「別の男性ともですか?」

「はい。実は私もあなたと同じように思っていました。妻はあなたに征服されたのではと」

「・・・・」

「妻はあなたといるときはそうかもしれませんが、あなた以上に楽しめるものがあればそちらで楽しめるんですよ」

「そうなんですね」

「あなたが私より妻を征服しようと思うのであれば、妻と遭うことはもうないってことです」

「・・・・」

「あなたが今までどんな女性達と楽しんでこられ、その女性達はどうだったかは、私はわかりませんが妻はその女性達とは違うってことはわかってください」

「はい」

「どうしますか?これから。私達夫婦のおもちゃであることをあなたは理解していただけますか?」

「・・・・・・理解はしているつもりです・・・ただ」

「ただ?」

「ご主人を前にして言うことではありませんが、私は奥様ほど魅力的な女性をこれから私がお相手できるとは思っていません。申し訳ないとは思いますが、奥様に夢中です」

「それが黒子に徹すると約束してくれた方が言うことですかね?」

「・・・申し訳ありません。自分を抑えてでも奥様とお相手できれば」

「抑える自信はありますか?」

「奥様と遭えないのであれば抑えます」

「私があなたにお願いした、妻が私よりあなたの存在が大きくなったときには妻を突き放してくださいと言ったこととまったく逆じゃないですか」

「・・・・」

「あなたは自分を抑えて妻の相手ができるのであれば、妻をあなたのところへ行かせます。どうですか?」

「はい・・・決して奥様をどうのこうのとはしません」

「本当ですかね?勝手に大事な妻のアナルまで犯したあなたが」

「勝手とは思いますが、お願いします。必ずお約束は守りますので奥様とお相手させて下さい」

「わかりました。じゃぁ今度、妻をあなたの自宅へ誘って下さい」

「私の自宅ですか?」

「ええ、きっと妻もあなたの自宅の方が乱れると思うので、ただお願いがあります。妻が行く前に私をあなたの自宅に行かせて欲しいのです」

「え?ご主人もですか?」

「はい。あなたの自宅で妻との行為を覗かせていただき、妻との行為の最中私が突然参加しますから」

「3Pですか?」

「ええ、妻は3人で一緒は恥ずかしいと言っていましたので妻には内緒で突然私が現れますから」

「・・・・・・わかりました」

「そのとき妻がどうなるかも見たいのとあなたが自分を抑えることができるかを判断します」

そんな話をして江崎と別れ、家に戻り妻に江崎と遭ってきて欲しいと妻に伝えました。

妻は私がそう言うならと言って江崎に連絡しました。

もちろん一度江崎の自宅に行ってみたいとも伝えるようにと。

妻はやはり江崎を自分の性癖のための材料であると思っているのか私の指示に逆らうことなく江崎に伝えていました。

その週の日曜日に午後から江崎と逢う約束をしたようです。

土曜日の夜に江崎に連絡をし、江崎の自宅の場所を教えてもらい日曜日の11時過ぎに江崎の自宅に行く約束をしました。

江崎と遭うために綺麗に化粧をし、どの服を着て行くかを全面真っ黒な部分に薄い紫のレースが施された下着姿でうろうろする妻に待っている間暇だからパチンコに出かけるといい妻より先に家を出ました。

江崎に教えてもらった通りに行くと江崎の自宅マンションを見つけることが出来ました。

602号室の呼び出しボタンを押すと「はい。今降りて行きますね」と江崎が応答してくれました。

しばらくすると妻と遭うために江崎も身支度をしていたようでノーネクタイですが、渋めのグレーのシャツで私を迎えてくれました。

江崎に案内されて部屋に入ると男の一人暮らしとは思えないほど綺麗に整頓され、まるでドラマのシーンにでも出てくるような生活感の感じられないどこか無駄なモノがまったくないお洒落な部屋でした。

「素敵な部屋ですね」私がそう言うと

「いえいえ、一人暮らしなもので何もないだけですよ」と少し照れながら緊張して江崎は答えました。

「妻とは寝室でですか?」と私が江崎に聞くと

「どうしましょうか?ご主人にお任せしますが」

「私はどこにいれますかね?」

「そうですね。ここですとこちらがいいですかね」と言いながらリビングと隣合わせになっている和室の引き戸を開けて案内してくれました。

「ここからだと隙間からそちらは見えると思います」

「そうですね。じゃぁここでお願いします」

「わかりました」

「寝室に移ることになれば適当に時間を見て寝室に入っていきますよ」

私がそう言うと江崎は少し苦笑いをしていました。

江崎に出されたコーヒーを飲み、少し話をしていると江崎から

「じゃぁそろそろ奥様を駅まで迎えに行く時間ですので行きますね。適当にしていてください。マンションの前まで来れば連絡しますから」

「お願いします」

江崎はそう言って妻を迎えに出かけて行きました。

私はトイレに行っておき、持って来たペットボトルのお茶を開けて和室で寝転びながら二人の来るのを待ちました。

第8章
そのとき私の靴を隠すのを忘れていたので慌てて玄関に行くと、すでに江崎が下駄箱に入れてくれたのか私の靴はそこにはありませんでした。

今からここで妻がどうなるのかを想像するだけで興奮していました。

しばらくすると私の携帯に着信音があり、見てみると江崎からのワン切りでした。

ガチャガチャ・・・ドアを開ける音が聞こえてきました。

私は息を殺して二人がリビングへと現れるのを隣の和室で待ちました。

「お邪魔しまぁ~~す。ワァ~~綺麗な部屋だよねぇ~」妻の少しはしゃいだ声が聞こえてきて二人がリビングへと現れました。

妻の表情はまるでこれから起こるであろう淫らな出来事を楽しみにしているようにも見えるのでした。

江崎の自宅に訪れた妻は私の家で過ごす妻とは少し違って、まるで若い女性が彼氏の部屋に始めて訪れたときのようにはしゃいでいるようでした。

「いつもこんな素敵なお部屋で過ごしてるんだ。いいなぁ~」

「一人だから何もないだけで生活感がないだろ?」

「そんなことないよ。けど私が想像していたのと少し違うかな」

「そうなんだ。どんな部屋を想像していたのかな?」

「う~ん。もう少しアットホームな感じ(笑)」

「アットホームじゃないんだ俺の部屋」

「うん!なんかホテルみたい」

「ホテルですか(笑)じゃぁ早速脱いでもらおうかな」

「脱ぎません」

江崎が妻を追いかけるように服を脱がそうとすると妻はキャーとはしゃいでリビングを逃げ回りました。

「もぉ~辞めてよぉ~エッチなんだからぁ~」

「あぁエッチだよ。まゆみと同じで」

「エッチじゃない」

妻が少し膨れて怒ったようにそう答えると江崎はソファーに座っている妻をソファーの後ろから首に手を回し抱きしめました。

「エッチじゃないよ・・・私」

膨れて口をとがらせてつぶやくように答える妻に江崎は妻の耳元で囁くように言いました。

「まゆみ・・・好きだよ」

そういって妻のうなじから首筋、そして耳元へキスをし、もう一度妻を抱きしめます。

「・・・エッチじゃないもん」

妻がそう言って江崎の方を振り返り自分から江崎のキスを求めました。

その光景は以前に私の自宅で妻と江崎の行為を見たときよりも私の嫉妬心を燃え上がらせました。

江崎はそっと妻の唇にキスをすると一度唇から離し、妻を見つめてもう一度妻の唇に激しく吸い付くようにキスをしました。

妻も江崎のキスに答えるように江崎の唇に激しく自分の唇を押し当てます。

「まゆみ・・・綺麗だよ」

「あん」

江崎の手は妻のグレーのワンピースの上から胸を触りゆっくりと円を描くように愛撫していました。

「はぁ・・・」

妻の口から感じ出した証の吐息が漏れます。

江崎の指が妻の胸から膝上のワンピースの膝元へと伸びて行きます。

黒のパンスト越しの妻の脚の感触をじっくり堪能するかのように江崎の手は何度も何度も妻の膝から太ももへと往復します。

妻は江崎にキスを求めます。

チュッ・・・チュッ・・・二人が唇を吸いあう音が静かな部屋に響き渡ります。

「まゆみ・・・遭いたかった・・・好きだよ」

妻を見つめながらそう言う江崎に「私も遭いたかった」そう言って自ら江崎の唇にキスしていく妻でした。

江崎は妻とキスをしながらソファーを乗り越えて妻の横に座り、妻のワンピースのボタンを胸元からはずしていきました。

「ハァ・・・恥ずかしい・・・暗くして」

「何言ってるんだ、今まであんなに」

「アハァ・・・今日は恥ずかしいの」

「どうしたのかな?エッチなまゆみが」

「・・・エッチじゃ・・・ないよ」

江崎の手でワンピースの胸元過ぎまでボタンがはずされ、妻の真っ白なレースで飾られたブラに包まれる程よい乳房が現れました。

江崎はブラの上から乳首を探し出し刺激を与えます。

「あぁぁ・・・ん・・・恥ずかしいよ」

妻が又、江崎の唇に吸い付きました。

江崎は妻とキスをしながらブラを押し上げ妻の乳首を摘まむように愛撫します。

「まゆみ・・・もぉこんなに乳首が硬くなってるよ」

「あぁぁん・・・言わないで・・・そんなこと」

「ご主人にはここ吸ってもらったのか?」

「いや・・・言わないで・」

「どうなんだ?旦那とセックスしたのかい?」

「お願いやめて・・・主人のことは・・・」

「まゆみ・・・ホラ・・・もぉこんなになってるよ」

江崎は自分の硬くなった部分へと妻の手を持っていきます。

「あぁ・・・・・・嬉しい・・・こんなになってる」

「どうだい?久しぶりの俺のは」

「あぁぁ・・・凄く大きくなってる」

江崎はさらに妻のワンピーズのボタンをはずし、前開きになっているワンピースのボタンを全てはずしました。

ブラとお揃いの全体がレースの真っ白なパンティも現れ、江崎の手は妻が硬く閉じている太ももの間へ手を割り込ませて行きました。

妻の脚が江崎の手を拒むかと思っていると江崎の手の動きにあわせて、妻の脚がすこし開いて江崎の手を迎えいれやすくしているのでした。

真っ白なパンティの上から指で妻の淫部を少し強めでこすりつける江崎は妻に「まゆみも感じているんだ・・・もぉこんなになってるね」

「あぁ・・・恥ずかしいから・・・言わないで」

江崎の指が妻のパンティの間から淫部を生で触り始めます。

「ハァ・・・・・・アッ・・・」

妻の身体がビクっと反応します。

「まゆみ凄いじゃないか・・・ここはもぉ大洪水だな」

「あぁぁ・・・んダメ」

「クリトリスもこんなに硬くして・・・欲しかったんだな俺のが」

「・・・・・・あぁぁぁぁん・・・欲しくない」

「嘘付け、ここ来るまで色々と想像してたんだろ?」

「・・・」

江崎はズボンのベルトを緩めてズボンを下ろし、ワイシャツも脱いで妻のブラを押し上げて乳首に吸い付きました。

「あぁぁぁ~~~ん・・・かんじるぅぅ」

乳房を鷲づかみにしながら舌で乳首をペロペロと舐めて妻を見上げるように

「まゆみ正直に答えてごらん?」

「・・・」

「コレが欲しかったんだろ?

江崎はトランクスを下げて、硬く大きくなったコブラのようなち○ぽを妻の太もも辺りにこすり付けました。

妻の手が江崎のコブラを探すように動き、見つけ出すと根元から握りしめ、ゆっくりと江崎のモノを扱き始めました。

和室の引き戸の隙間から二人の行為を覗き見る私の愚息は言うまでも無く硬くそそり立っていました。

妻が江崎のモノを扱き始めたのを見て、私も硬くなったモノを自分の手で扱きました。

江崎は妻から離れて妻の前へ跪き妻の白のパンティの両側を両手で持ちゆっくりと足元へと脱がし始めます。

お尻を通り越すときに妻は自分で越を持ち上げました。

妻の意思で江崎にする行為は私を興奮と嫉妬で一杯にしました。

江崎は妻のパンティを脚から抜き去ると私に見えやすくするためにか、引き戸近くへ放り投げました。

私は引き戸を先程よりも少しだけゆっくりと開けて妻の下着を観察しました。

江崎の手によって近くに投げ捨てられた、パンティは丁度妻が脱いだままのように置かれています。

妻の淫部があたっているはずの部分をじっくりと見ていると少し湿っているようで、透明の液がべっとりと付いていました。

ソファーに座らされて脚を拡げさせられた妻の両脚を押し広げるかのように江崎の身体が割って入り、妻の淫部へと舌先を持っていきます。

妻の淫部へ少し息を吹きかけ、妻の顔を見ながら言いました。

「まゆみ・・・凄いよ・・・・ビチャビチャだ」

「いや・・・恥ずかしいよ」

妻の淫部を美味しそうに舐めながら、江崎の指は妻の乳首を少し強めに摘まみました。

「あぁぁぁ~~んだめぇ・・・」

「気持ちいいだろ?もっとして欲しいだろ」

「あぁぁ・・・して・・・お願い」

「指であそこグリグリして欲しいか?どうなんだ?」

「はい」

妻のその返事をきくと江崎は妻の淫壷へと二本の指を入れ始めました。

最初はゆっくり動いていた江崎の指の動きが徐々に激しくなり始めました。

「いつものようにして欲しいんだろ?」

「・・・・」

「どうなんだ?言わないと指抜いちゃうぞ」

「あ・・・・・・ダメ・・・恥ずかしい」

「言わないと辞めるぞ」

「あぁぁ・・・ダメ・・・指でぐりぐりし下さい」

「こうかな?」

江崎の指が妻を攻め続けます。

「あぁぁぁぁ~~~辞めてぇ~~~ダメェ~~」

「気持ちいいのか?」

「はいぃぃ~~いいです」

「これもご主人とどっちがいいんだ?」

「・・・・・・あぁ・・・許して」

「まゆみは正直に言えばいいんだぞ」

「・・・・・・これの・・・方が」

「え??何て言っているかわからないぞ」

「主人よりも・・・いい」

妻のその言葉を聞いて江崎は一段と激しく妻の淫壷を攻めました。

「あぁぁぁぁぁぁ~~~もうダメぇ~~~」

「まゆみ気持ちいいんだろ!旦那よりも!言ってみろ!!」

「あぁぁ~~~主人のより・・・いぃぃ~~~あぁぁぁぁぁ~~~」

「もっと欲しいんだろ!これ以外にも」

「はいぃ~~~欲しいです」

江崎は妻の淫壷に指を入れながら妻の前に立ち上がると江崎のコブラは上下にビクビクと動いていました。

妻は貪るように江崎のコブラをくわえ込むと

「いぐぅぅ~~~~ダメぇぇ~~~」

江崎のコブラを口に咥えたまま、妻は最初の絶頂と同時に夥しいほどの淫水を飛び散らせました。

「あぁぁ~~~ん・・・コレ頂戴!」

江崎のコブラを扱きながら上目使いで江崎にそう言う妻でした。

江崎は妻の両脚の間に割り込んで妻の濡れた淫部に自分の亀頭を擦りつけながらジワジワと妻の淫壷へと挿入しました。

「あぁぁん~~」

「欲しかったんだな・・・まゆみはコレが」

「はい・・・欲しかったです」

「旦那としたんだろ?」

「はい・・・しました」

「ダメじゃないか、あれほど言っておいたのに」

「すみません・・・主人がかわいそうで」

「感じたか?旦那のチンポで・・・」

「・・・・・・・感じました」

「嘘つけ!正直に答えるんだ!」

江崎がそう言いながら妻を激しく突き上げます。

「嘘じゃないです・・・あぁぁ~~~もっとしてお願い」

妻はそう言って起き上がり江崎にキスをせがみます。

江崎は妻の唇にチュッとキスすると妻を突き上げて言いました。

「気持ちいいだろ?旦那よりも」

「・・・はい・・・気持ちいいです」

「コレが忘れられないんだろ?違うのか?」

「・・・・・・・」

「コレを忘れようとして旦那とするんだろ!!」

「・・・・・・」

「どうなんだよ!まゆみ!」

江崎は自分のコブラでも妻の身体に聞く様に妻を突き上げます。

「あぁぁぁ~~~~~そんなに・・・されると・・・また・・・逝くぅぅ」

「忘れたいのか?コレを」

「あぁぁ・・・・・・許してください・・・ダメぇ~~~」

「旦那として感じなかっただろ!!まゆみ!!正直に言って気持ちよくなってみろ!!」

「あぁぁぁ~~~~だめぇ~~~~気持ちいいの!」

「言わないとコレ抜くぞ!」

「いやぁぁぁぁ~~~抜かないでぇ~~~お願い」

「まゆみ!!好きなんだ!!まゆみの全てが!!」

「あぁぁ~~~感じるぅ~~~もうだめぇ~~~」

「まゆみ~~~俺も逝きそうだ!!」

「あぁぁぁ~~~んいいのぉ~~コレが!いっぱいして欲しいの!」

「うぉ~~~~まゆみぃ~~~」

江崎は自分の絶頂を迎えようと今まで以上に激しく妻を突き上げます。

「まゆみぃ~~最高だぁ~~お前は!!」

「あぁぁぁ!!コレがいいの!忘れられない!あぁぁぁ~~~あなたのがぁ~~」

「まゆみぃ~~~~いくぞぉ~~~~」

「頂戴~~いっぱい私に!あぁぁぁ~~~逝くぅ~~~好きよぉ~~~あぁぁ~~いくぅぅ~~好きなの!」

「おぉぉ~~~~出すぞぉ~~まゆみぃ~~~!!」

江崎は妻の中からコブラを抜くことはありませんでした。

妻を必死に抱きしめながら妻と一緒に何度も何度も痙攣しながら妻の中で果てました。

抱き合いながらキスをする二人の前に出て行くことすら出来ずにただただ目の前の妻を見ているだけでした・・・・・・

絶頂を二人して一緒に迎えて私の目のまで抱き合う二人・・・・・・

「よかったよ・・・まゆみ」

「うん・・・はずかしいよ」

妻はそう言って江崎にキスを求めるように目を閉じます。

江崎が妻の唇に自分の唇を重ねながら、妻の長い髪を撫でながらいいました。

「まゆみはどんどん凄くなっていくね・・・凄くエッチだったよ」

「エッチじゃないよ」

「まだ欲しいんだろ?正直に言ってごらん」

「もうダメだよ・・・脚がガクガクしてる」

「俺のまだ硬いのわかる?」

「うん」

「まゆみの中で大きなままだよ」

江崎はそう言うと射精して間もないのにゆっくりと腰を前後に動かせました。

「あん・・・ダメだって」

「そうなのかな?まゆみの身体はそうでもないみたいだけど」

江崎は自分のモノが入っている部分に目を向けて妻にそう言いました。

「あん・・・もうダメだって・・・これ以上すると」

「ん?これ以上するとどうなるの?」

「意地悪」

「欲しいんだろ?」

「欲しくない・・・」

「じゃぁ辞めようか?」

妻は江崎に抱きつき激しく江崎の唇を貪りました。

江崎は妻の中に挿入していた自分のコブラを抜き妻に見せつけるようにして言いました。

「ほらまゆみ・・・まゆみのモノと俺のモノが混ざり合って白くなってるだろ?」

「イヤ・・・」

「見てごらんほら」

「はずかしいから・・・イヤだ」

「見るんだ!」

そう言われると妻はゆっくりと眼を開けて江崎が自分で握り締めるコブラに眼をやりました。

「凄い・・・白くなってる」

「そうだよ・・・俺の精液とまゆみの愛液が交じり合ってこんなに」

「・・・」

「どうだ?欲しいだろこれが」

「・・・・・・・うん」

「まゆみの中もこんな風になってるんだよ」

「本当に妊娠しない?」

「あぁ大丈夫だよ。まゆみは妊娠したいの?」

「したい訳ないでしょ」

「そうだよね」

「始めて出されたときはショックだったんだからね・・・どうしようかと」

「最初から言っておけばよかったね」

「ひどい人って思った」

「すまない。けどあれ以来はまゆみが欲しいって自分で言ったんだよ」

「・・・・・・知らない・・・そんなこと言わないもん」

「かわいいな、まゆみは」

そう言って江崎は妻のおでこにチュッとキスをしました。

「抱いて」

妻は江崎の首に腕を回してキスを求めました。

江崎はそのまま妻を自分の上に持ち上げ、自分の上へ乗せました。

「さぁまゆみ自分で気持ちいいように動いてごらん」

「あぁ~~ん・・・はずかしい」

「そう・・・ゆっくりゆっくり俺のモノを感じながら動くんだ」

「はぁ~~~ダメ・・・気持ちいいの」

「おお~~当たるよコリコリとまゆみの子宮に」

「痛いけど・・・気持ちいいの・・・」

妻は江崎の上に乗り、私が見たことの無いほどに腰を大きく前後に動かしては自分のどこかに押し当てるように時々止まり

「あぁ~~~~ん・・・また来ちゃう~~」

そう言って長い髪を振り乱し、時々仰け反るようにして妻は自分で江崎のコブラの感触を楽しんでいるようでした。

「あぁぁ~~~逝っちゃうぅぅ~~~凄いのぉぉ~~~」

「まゆみ~~俺も気持ちいいよ」

「あぁぁぁぁ~~~いくぅぅぅ~~~」

ピクピクと痙攣しながら江崎の上で絶頂を迎える妻でした。

「はぁ~~~凄くいいの・・・これ」

「まゆみ・・・これはどうだ?」

「あぁ~~んダメぇ~~~そこは」

江崎は妻に尻を両手で抱かえるようにして尻を広げるようにし、右手の指で妻のアナルを刺激しました。

妻はそのまま江崎の胸へと倒れこみ自分自身からアナルを突き出すようにして

「あぁぁ~~~~気持ちぃぃ~~~」

「まゆみの愛液でここもヌルヌルしてヒクヒクしてるじゃないか」

「ゆるして・・・・・・壊れちゃう」

「旦那が今のまゆみを見ればどうなるだろな?」

「言わないで・・・そんなこと」

そう言って江崎にキスを求める妻。

「見て欲しくないのか?」

「やだ・・・嫌われちゃうよ・・・こんな私」

「ホラ!もっと動くんだ!ケツも欲しいんだろ!」

「イヤイヤ・・・あぁ・・・・・・ダメ」

「簡単に指がはいるじゃないか」

妻は尻を突き出したまま江崎に指で弄ばれていました。

「そろそろこっちも欲しくてたまんない頃かな」

「いや!ゆるして・・・・・・お願い」

妻がそう言うのを無視するように江崎は起き上がり妻を寝かせてそのまま尻を自分の方に向かせました。

「ほら!ケツ突き上げてみろよ」

江崎も興奮すると別人のようになり妻を甚振りました。

「あぁんはずかしいよ」

江崎は妻の尻を両手で持ち、一気に妻の淫壷に自分のコブラを突き刺し、人差し指を妻のアナルに押し込んでいきます。

「いやぁ~~~~んやめてぇ~~~」

「いまさら何いってるんだよ!散々ヒーヒー言ってたくせに」

「ゆるして・・・下さい・・・そこは」

「ほぉ~~欲しくないんだな?」

「はい・・・・・・そこはゆるして」

江崎はパンパンと部屋中に響き渡るくらいに妻を後ろから犯し続けました。

「どうだ!バックから犯されるのは」

「ひぃーーーゆるして~あぁぁぁぁぁもうだめぇ~~」

江崎は妻が逝きそうになったのを知り、自分のモノを抜きました。

「あぁぁ~~~~入れて!入れてよぉ~~お願い!」

江崎は何もいわずに妻を見ています。

「お願い頂戴!早く!あぁぁ~~~~うずうずするの」

「・・・・・・」

何も言わない江崎の方を妻が振り返ると江崎のコブラを自分の手で握り自分の淫壷へと押し当てる妻でした。

江崎はにやりと微笑みながら自分のモノを妻の淫壷ではなく、アナルへ押し当てました。

「いやぁ~~~辞めて!そこは」

妻は逃げるように前へ行こうとします。

江崎は妻の尻を持ち妻を動かないように押さえつけます。

それでも必死に腕で這うように逃げようとする妻でした。

「お願いだから・・・そこは辞めて!!」

江崎に馬乗りにされ押さえつけられながら尻を両手で広げられ、コブラでアナルを犯されそうになる妻でした。

「お願いだからぁ~~辞めてぇ~~イヤぁ~~~!!」

妻の叫びも声も空しく江崎は妻のアナルへとジワジワとコブラのようないやらしい形の亀頭をめり込ませて行きました。

「辞めて・・・・・・お願い・・・」

急に小さな声でそう言う妻の変化に私は気付きました。

「やめて・・・」

妻の変化にも気付かない江崎は妻のアナルにコブラを埋め込んで行きます。

「う・・・・・・・痛い・・・辞めて」

その言葉を聞いて私は知らぬまに引き戸を開け

「もう辞めろ!!」

そう言って二人の前へと出て行きました。

「パパ・・・」

江崎に尻から犯されながら私を見つめて、目をまん丸にして驚いた表情の妻の眼は涙で潤んでいました。

同時に私は江崎を押し倒し妻から離しました。

思いもかけない場所で私の存在を知った妻は私の前で泣き崩れました。

生まれたままの姿で肩を落とし泣きじゃくる妻は私に何も言いませんでした。

江崎の方も私に突き倒され情けなくコブラを晒したままの姿で寝そべったままでした。

「まゆみ・・・すまない俺が江崎さんに頼んで覗かせてもらったんだ」

「・・・・・・・」

何も言わずに俯いたまま、泣く妻でした。

「江崎さん。あんたはいったいまゆみをどうしたいんだ!」

「・・・・・・」

江崎もまた妻と同じように私の問いかけに何も言いませんでした。

何も言わない二人に私は腹立たしさを覚え怒鳴るようにいいました。

「お前らすでに出来てるのか!どうなんだ!おい!まゆみ!江崎さんもどうなんだよ!」

泣きじゃくっていた妻が動きを止めてじっと唇をかみ締めていました。

「お前達が隠れて遭ってる場所に俺が乗り込んで来た訳でもないだろ!お互い理解しあってじゃないのか?」

何も言わない二人に苛立ちを感じていたときに江崎が話しだしました。

「奥さんは悪くないでしょ?どうしてそんな言い方をするのですか?」

「はぁ?あんたにそんなこと言われたくないね!人の嫁さんを好き放題しておいて!」

「好き放題?じゃぁどうして覗いたりしてたのですか?確かに私と奥さんはしてましたよ。けどそれを望んでさせてたのはご主人じゃないですか?」

「そうだよ!けどあんたはまゆみを自分のモノにしようとしてるじゃないか!」

「素敵な女性がいれば誰でも男ならそうするでしょ。いけないことですかね?」

「あんたには私達夫婦の黒子・・・いや、オモチャでいろと言ったはずだろ!」

「それはあなたが思っているだけで奥さんはそうは思っていないでしょ?奥さんみたいな方が好きでもない男と出来るか出来ないかくらいあなたが一番よく解っているんじゃないんですかね?」

私は江崎のその言葉に同様を隠せませんでした。

「普通これだけ素敵な女性にこんなことをさせないでしょ?まして大事に思えば思うほど。あなたがおかしいんですよ!」

江崎は少し大きな声でそう言いました。

「おい!お前に俺の気持ちなんか解るはずもないだろ!そんな風に思っていたのなら最初からそう言えよ!」

「自分の大事な奥さんが抱かれているのを見て興奮する?よっぽどあなたの方がおかしいでしょ?」

私は江崎のその言葉とそのときの私を馬鹿にしたような表情を見て江崎に殴りかかりました。

「やめて!お願いだから!」

江崎が私に殴られ、殴り返そうとしたときに妻がそう言いました。

江崎と私は妻のその言葉でお互い興奮し、睨み合ってはいたものの少し距離をおきました。

「パパも江崎さんも辞めて・・・喧嘩しないで」

「・・・・・・パパ・・・私はそんなにうまくできないの・・・パパはもちろん誰よりも大事なの」

「けど・・・江崎さんといるときは・・・江崎さんが」

「自分自身がよくわかんない・・・江崎さんと遭って・・・パパのところに帰るとパパにごめんなさいって思う」

「パパに抱かれると・・・あぁ~パパだ一番って思う・・・けど」

「けどなんだ?」私は俯いたまま話す妻にそう言いました。

「けど・・・江崎さんにも逢いたいって思う自分もいるの」

「そうは言ってなかったじゃないか」

「うん・・・自分が怖いから避けていたの」

「好きなのか?」

「よくわかんない・・・こんなの始めてだから」

「どう解らないんだ?」

「パパは好き・・・愛してる・・・それは嘘じゃないよ・・・信じて」

「・・・・・・」

「江崎さんとのことを・・・思いだしちゃうの・・・毎日毎日」

「抱かれたことがか?」

「・・・うん」

「俺ではダメなのか?」

「そうじゃないよ・・・パパに抱かれるの好きだよ・・・けど江崎さんにも」

「抱かれたいんだな?」

「・・・・・・うん」

妻はコクリと頷きました。

自分の性癖の為に大事な妻を他人と関係を持たせた私自信、そのとき妻が私の一番のおもちゃだったのかもしれないと痛感しました。

寂しさが押し寄せ、そして自分自身の小ささみたいなものが私の心の中で私を攻め続けました。

「まゆみ・・・すまない・・・俺はまゆみを」

それ以上何も言えない私をじっと見ながら妻が話し始めました。

「江崎さんも勘違いしないで欲しいの・・・私はこの人の妻です。あなたのものではありません」

「もちろんこれから先もあなたのものにはならないでしょう・・・この人が私を捨てないかぎり」

「そこを間違えないで下さい。私はもうあなたとは遭いません・・・今日限り」

「まゆみがそう言うなら仕方ないよ」江崎は妻を見つめながらそう言いました。

妻は脱ぎ捨てられた下着を身につけて服を着始めました。

そして身支度できると「パパ・・・帰ろうか?」と何も言えずに立っている私にそう言いました。

江崎のマンションを出て私の前を歩く妻に「まゆみ・・・本当にいいのか?江崎のこと」そう言うと私の方へ振り返り妻が言いました。

「いいんだってこれで。けどまた老けちゃうかな?彼氏いなくなると(笑)」

そう言って私の腕にしがみつくように腕を組んで来ました。

「ごめんな・・・何も解っていなくって」

「いいよ。けどこのまま帰るのもあれだしさぁ~パパ、ホテル行こ」

「え?ホテル?」

「うん。お家に帰ってもいっぱい出来ないから」

「ホントに行くの?」

「うん。いっぱい抱いて」

「いっぱい出きるかな」

「出来ないと浮気しちゃうぞ」

「頑張ります!」

そう言って妻と二人でラブホに行き妻を私は抱きました。

妻は明らかに江崎に抱かれているときとは違いました。

いつもならば江崎に抱かれたことを聞いたりしてお互い興奮したのですが、その時は妻も私も江崎のことは一切口にはしませんでした。

お互いそれをなぜ口にしないのかは解っていたと思います。

妻と江崎はこの日から遭うことはありませんでした。

しかしその後、妻の身体には江崎のコブラの刻印が押されて消えないのも事実でした。

その刻印は後に私と違う男性が消すのでした。

第9章
「パパ~~起きないと遅刻するよぉ~」

普段どおり私を起こしてくれる妻は今までどおり私の妻としてそして娘達の母親として私達に本当に良く尽くしてくれていました。

家でいつものジーンズに真っ白なTシャツ姿でバタバタと毎朝忙しそうに家の中を走り回る妻を見ていても江崎とのときの妻を想像させるものは一つもありませんでした。

江崎と遭わなくなってから妻の携帯には江崎から何度か連絡とメールはあったようですが、妻は江崎の誘いを断り続けているようでした。

妻とのセックスも江崎と妻が関係を持っている頃と比べて遥かに減っていったのも事実でした。

当然のように江崎と関係していた頃のような別人に見える妻の姿を見ることはありませんでした。

私はこれでよかったんだと何度も何度も自分自身に言い聞かせるような毎日を送っていました。

けれども妻を抱くたびに、江崎との時の妻と私との時の妻のギャップに苦しみを感じていました。

本当に私で感じているのだろうか・・・妻が逝くのを見ても本当に逝っているのだろうか・・・

そんな自分に嫌気がさすこともしばしばありました。

ある週末に娘二人がそれぞれの友人宅にたまたま同じ日に泊まりに行く日がありました。

「パパ~あの子達も今日はいないから、久しぶりに外で食事でもしようか?」

会社から戻った私に微笑みながら言う妻はどこかいつもよりも化粧も濃くきれいに見えました。

「どうしたんだ?化粧が濃くない?」

「そうかな?気のせいだって」

少し照れくさそうにそう言う妻は事実、久しぶりに母親ではなく女を感じさせるようでした。

「パパが疲れていなかったらでいいけどね」

「いいよ、久しぶりだから出かけよう」

「ありがとう!じゃぁ何食べに行く?」

「何でもいいよ、まゆみが食べたいもので」

「う~ん行ってみたいお店があるんだ。そこでもいい?」

「最初から計画してたんだろ?」

「えへへ、してました。じゃぁ着替えてくるね」

妻はそう言って妻のクローゼットがある寝室へと行きました。

私は妻の着替えが終わるのをリビングのソファーに座り煙草を吸いながら待ちました。

するとそこへ髪の毛を自分の手で何やら整えながら真っ白なミニのワンピースを着て妻がやって来ました。

鎖骨から胸元までが露出され、身体のラインを強調するかのようなピチットしたモノで屈むだけでパンティが見えるのではないかと思うくらいのミニのワンピースでした。

「どうしたの?その服」

「変?派手かな?」

「派手っていえば派手だけど・・・少しエッチぽいよ」

「えぇ~~折角気に入って買ったのに・・・変な人に見られるかな?」

「そんなことはないけど・・・派手!」

「パパは嫌?この格好」

「いえいえ全然嫌じゃないですけどね(笑)」

「じゃぁこれで行く!」

妻と私はタクシーを拾い、妻の行きたいという店へと向かいました。

大通りでタクシーから降りて店までを妻と二人で歩いているとすれ違う男性が妻を嘗め回すように見て行きます。

妻自身も見られていることに気付いているようでした。

着いた店は最近オープンした創作料理を出すお洒落なお店でした。

テーブルに案内され私と妻はそのお店の人気メニューを聞き、それを注文しゆっくりとした二人の食事の時間を楽しみました。

ワインを呑みほんのり顔が赤くなっている目の前の妻を見ていると江崎との時を思い出してしまうようなどこか小悪魔っぽい妻でした。

「ふぅ~お腹いっぱいだね」

「うん。これからどこかに行く?時間もまだ早いから」

「パパは大丈夫?疲れてない?」

「大丈夫だよ。久しぶりに二人でワイワイやるか!」

「うん!カラオケでも行こうよ!」

私達は店を出て、近くにあるカラオケボックスへと向かったのですが、その日は時間もあってか3件程周りましたがどこも待ち時間ありの状態でした。

3件目の店で待ち時間ありと告げられた私達は諦めて店を出て歩いていると仕事仲間でよく行くスナックの前を通りました。

「まゆみ歩き疲れたからここでカラオケしながら呑む?」

「行ったことあるの?このお店」

「あぁ仕事仲間と良く行くんだ。気さくなママさんがいて安いから行ってみる」

「私はいいよ。パパがよければ」

私は妻を店の前で待たせて見せの様子を見に店へと入りました。

「いらっしゃいませ。あれ?今日は一人?」いつものように気さくなママさんが私を見て、にこやかにそう言ってくれました。

私は妻と一緒のことを告げるとボックス席では無くカウンターへ案内してくれました。

店を出て妻を連れて店へ入りました。

「いらっしゃいませ。ゆっくりしていってくださいね」ママさんが少し緊張しているような妻に笑顔でそう言ってくれました。

妻もにこりと微笑みカウンターの席に着きました。

妻が店に入る瞬間ボックス席にいた男性客達が妻の方を一斉に見るのがわかりました。

しばらくママさんとバイトの男の子や店の女の子達から妻が綺麗だとか私にはもったいなどと、からかわれたりしながら話をし、妻も楽しそうでした。

妻も私も順番が回ってくるとカラオケを唄い二人で楽しい時間を過ごしていました。

そんなときにトイレから出てきて私達の後ろを通り過ぎようとした男性が妻を覗き込むようにしていいました。

「ひょっとして○○じゃない?そうだよね?」

そう言われて男性の方を振り返って彼の顔をみながら

「え?ケンジ君?」

妻の顔が一瞬同様したかのようでしたが懐かしそうに二人で話しだしました。

「いやぁ~変わったよなぁ~びっくりしたよ。綺麗な人だなぁ~って見てると似てるなぁ~って思ったから声かけちゃった」

「綺麗じゃないって~歳とるとお世辞も上手くなったんだね」

「いやいやそんなことないって。あ!ご主人?」

私に気兼ねしてか私の方を見て彼は妻にそう言いました。

「うん。主人です」

私の方を見て妻がそう言ったので私は彼に少し頭を下げながら

「まゆみの主人です」と彼に笑顔で挨拶すると彼は

「どうも始めまして、学生時代の同級生の山本です」

彼はそう言って妻の隣に座りました。

「学生時代の同級生なんだ。びっくりだねこんなところで。妻も喜ぶから相手してやってください」

「はい。すぐに戻りますので少しの間、奥様お借りします」

冗談ぽく私にそう言う彼は面白そうな人物で直ぐに妻を笑わせていました。

二人は楽しそうに昔話しで盛り上がっていました。そのうち彼の友人達も妻の所へ来て妻と話をしだすようになり、彼の友人達が一緒に呑もうと妻と私を誘って来ましたが、私は遠慮することにしました。

「パパはあっち行かないの?パパが行かないのだったら私もここでいいよ。それとももう帰ろうか?」

妻は私を気にしてそう言ってきました。

「いいよ。俺はママさんと仲良くここで呑んで唄ってやってるからまゆみは男連中を盛り上げてやりなよ」

「そう?少しだけケンジ君と話してくるね。すぐに戻るから」

妻はそう言って自分のグラスを持って彼たちの席へと行きました。

妻が来たことで歓声があがり一段と盛り上がる彼たちでした。

しかしボックス席に座った妻は案の定、手でスカートを押さえてはいるものの時々手を離すと三角ゾーンから妻のパンティがチラチラとが露になっていました。

当然のように妻の向かいに座る男達は見逃すことはありませんでした。

しばらくしてママさんとバイトの男の子と話していると妻が私の後ろを通りトイレに行きました。

カラオケが私の順番が来たので唄って、唄い終わって彼らの方を見ると妻はまだトイレから戻ってきていませんでした。

気分でも悪くなったかなと思っていると妻の同級性の彼が私の後ろを通り席に戻りました。

しばらくして妻がトイレから戻ってきて私の後ろを通るときに

「パパそろそろ帰ろうか」と言って来ました。

しかし妻はそのまま彼たちの席へと戻りかなり酔っているのか同級生の彼とは違う隣の男性にもたれかかっていました。

甘えたように男性にもたれかかる妻を見て、私の中で鍵を掛けて封印してあった性癖がガチャっと音をたてながら自分自身で鍵をはずしてしまうのが解りました。

酔いのせいでか虚ろな妻の視線は江崎とのときと同じようにどこか男を求めているように見えました。

隣の男性にもたれながら上目使いで男性を見る妻は私と同じように自分自身の中で封印していた何かを解放したように見えました。

そして妻を見ていた私に気付き、あのときと同じ目をして私を挑発しているような妻は隣の男性に肩を抱かれ耳元で何かを囁かれているのでした。

妻は今にもその男性にキスをされそうな雰囲気になりいつのまにか男性の手が妻の太ももへと持っていかれ、パンスト越しの妻の太ももの感触を堪能しているのでした。

「おいおい!触るなよぉ~」

妻の太ももに触れる男性に妻の同級性の山本が笑いながら彼に言ったように聞こえました。

時々妻の方を見るだけで詳しい会話はわかりませんが、少し二人の雰囲気が悩ましい雰囲気に変わろうとしたときの彼の言葉でした。

その一言で彼らの雰囲気は一瞬で酔って楽しく騒いでいるような雰囲気になり、妻と隣の男の悩ましい雰囲気はなくなりました。

周りの男達から酒を勧められかなり酔っている妻は彼たちと楽しそうにしてはいますが、表情は夫の私が見てもどこか色気を感じさせ男を誘うような仕草に私には見えました。

しばらくすると妻の同級生の山本が妻の隣に座り、二人で何やらこそこそと話しているようになりました。時々はみんなの話しに一緒に盛り上がりはしているものの直ぐにまたこそこそと話をしているようでした。

妻は同級生の山本にドンドン身体を預けるようになりまるで恋人同士のようでした。

そんな妻と山本の前で先ほどまで妻の隣に座り、妻の太ももまで触った男が露骨に前から妻のスカートの中を覗きこむようにしています。

それに気が付いたその男性の隣の男も気が付かない妻と私の目を気にしながら妻のスカートの中を覗きこんでいました。

段々と山本にもたれかかる妻の両脚は開かれてたり閉じたりとしていました。

私はそんな妻を時々見ながらカウンターのママさんと会話はするものの、私の中で妄想が繰り広げられていました。

その妄想を現実にしたい私の封印していた性癖がドンドン大きくなっていくのが解りました。

もし今私が妻をここへ置いて一人で帰宅するとこの後妻はどうなるのか・・・

それは間違いなく私が妄想するようなことが現実に行われるであろうことは解っていました。

それだけで恥ずかしい話ですが私の愚息はドンドンと硬くなり、心臓がドキドキと鼓動をしだすのでした。

「○○さん!奥さん大丈夫?そろそろ連れて帰らないと!」

ママさんとの会話を上の空で聞いていた私にママの大きな声で現実に戻される私でした。

「そうですね、かなり酔っているようですからそろそろ連れて帰りますよ」

ママさんにそう答えるのが精一杯でした。

ママさんの声で現実に戻された私は妻がいる彼らの席の方へといきました。

「申し訳ありませんが、そろそろ帰ろうかと思いますので」と彼らに言うと妻は

「パパ~帰るのぉ~~?」と呂律が回らない口調でそう言いました。

「ご主人申し訳ありませんでした。奥さんをお借りして、おかげでとても楽しかったです」

妻の友人の山本がわざわざ立ち上がり頭を下げて私にそう言いました。

「こちらこそ、妻がこんなに楽しそうに酔っているのは久しぶりに見ましたよ」

私はそう言ってフラフラする妻を支えるようにして店を出ました。

真っ直ぐ歩けない妻を抱えながら歩いていると妻が私に呂律が回らない口調で話しかけてきました。

「パパ~ケンジ君はぁ~~私のぉ~~初めての人なんだよぉ~~」

少し照れながら私の顔を覗き込むようにしてまるで私を挑発するかのようにそう言いました。

「そうだったんだ。そんな気がしたよ」

「えぇ~~パパはぁ~~解ったのぉ~~」

「まゆみの顔が一瞬変わったから元彼だろうなとは思ったよ」

「えへへ、ばれてましたかぁ~~」

「・・・・・・」

「パパぁ~~ホテルいこうよぉ~~~」

「はぁ?そんなに酔ってるのに?このまま家に帰った方がよくない?」

「やだぁ~~パパとホテルでねるぅ~~」

妻が酔っているものの私を誘ってくるには妻自身もどこかで今日のことで興奮したことがあったのでしょう。

私はそのままふらふら歩く妻を抱えてホテルまでを歩きました。

「まゆみが振られたのか?彼には」

「ううん・・・私がぁ~さよならをぉ~いったのぉ~~」

「そうなんだ、そういえばまゆみの昔の話を詳しく聞いたことがなかったな」

「そうだよぉ~~だ!エッチした人の人数はぁ~聞かれましたけどぉ~~だ」

「はいはい」

ホテルに着き部屋へ入ると直ぐに妻は私に抱きつき「キスしてパパぁ~」と酔っ払いながらもそう言ってきました。

「どうしたんだよ?珍しいなこんなまゆみは」

妻は私の唇を激しく吸い、いつもは受身のキスしかしない妻がその時は大胆に私の口の中にも激しく舌を入れてきて私の舌を弄ぶようなキスをしきました。

「どうしたんだよ。こんなにエッチになって」

「いいのぉ~~抱いて・・・お願い」

妻をベットに連れて行き、ゆっくりとミニの真っ白なワンピースを脱がせていきました。

薄いオレンジ色に白のレースで飾られたブラとベージュのパンストに包まれたパンティが露になります。

久しぶりに妻の身体を見ただけで私の股間ははちきれそうになり、妻のいつも見ている身体とは違って見えるほど色っぽく見えました。

私はすらっと伸びる妻の長く閉じられた脚を両手で大きく開かせます。

「あん・・・はずかしいよパパ」

開かせた脚をM字にさせてそのままお腹の方まで押し上げて私の目の前に現れたパンストに包まれた薄いオレンジ色のパンティに目をやりました。

予想した通り妻の敏感な部分を隠すようにしてる薄いオレンジのパンティのクロッチ部分が少し濃くなっていました。

「まゆみ・・・もう濡れてるじゃないか?どうしたのかな?」

「どうもしてないよ・・・パパが恥ずかしい格好させるから」

私は目の前のパンストに包まれた妻の変色した部分にそっと鼻を押し当てます。

プーンと雌の香りをさせながらいやらしい妻の匂いが私の鼻を伝い脳へ刺激を与えます。

妻の発する雌の匂いで私の身体中が熱くなります。

妻のその匂いを堪能するかのようにじっくりと鼻を押し当てながら妻にわかるようにクンクンと音をたてて、その部分に時々軽くキスをすると

「あぁん・・・辞めて・・・パパ・・・恥ずかしいよ」

妻の言葉を無視するようにクンクンと何度も鼻を鳴らして薄いオレンジ色が濃く変色したパンティ部分に鼻を押し当て匂いを嗅ぎます。

「やめて・・・・・・はすかしいよ・・・あぁぁぁん」

妻の薄いオレンジ色の濃く変色した部分がジワジワと大きくなっていきます。

「まゆみどうしたのかな?こんなになるまで」

「いやぁ~ん・・・嫌」

「元彼にあってまたエッチなまゆみが出てきたのかな?」

「言わないで・・・はずかしいから」

「男達にジロジロいやらしい目で見られて興奮したのかな?」

「言わないでって・・・お願い」

私は妻のベージュのパンストを激しく破いて妻に言いました。

ビリ!パチ!ビリビリビリ!

「まゆみのここはまた、エッチになりだしたんだな!お仕置きしてやらないと!」

「あぁ~~んパパぁ~そんなにしないで」

「興奮したんだろ!え!どうなんだ!」

パンティの上から濡れた部分に私の指を押し当ててグリグリと刺激をします。

指先にパンスト越しでも妻の湿った感触が伝わります。

「あぁ~~ん辞めてぇ~~パパぁ~~それ以上すると・・・あぁぁ~~~」

「それ以上するとどうなるんだ!ほら!まゆみ!言ってみろ!」

「あぁぁぁぁ~~~~!!パパぁ~~~!!いくぅぅぅう~~~!!あぁぁ~~~!!」

妻の久しぶりに見る叫びのような声を上げて逝く姿でした。

パンティの上から私の指で刺激しただけで妻は簡単に淫らな姿を晒して身体を仰け反り絶頂を迎えました。

私は股間部分だけが破れているパンストを太もも部分から足首部分までを激しく破きます。

「あぁぁ~~ゆるして」

私は一気に妻のパンティを下げ脚から抜き去ります。

そこはいやらしく淫唇が少し開きじわっと透明のモノが顔を出し照明の光を受けてキラっと光っていました。

妻の脚から抜き去った薄いオレンジ色のパンティを手に取り、妻に見せるように変色した部分を裏返しにして見るとそこには透明のヌルッとした妻の淫液がべっとりと付いていました。

「まゆみ・・・ケンジ君がこんなことすればどうする?」

私は妻にそう言いながら裏返しにして妻の淫液がべっとりと付いたクロッチ部分に鼻を押し当てて匂いを嗅いでから舌で嘗め回しました。

「いやぁ~~~~んパパお願いやめてl~~汚いよぉ~~」

「パパじゃないだろ?こんなことしてるのはケンジ君だぞ!」

「あぁぁ~~~言わないでぇ~~そんなこと」

「ほら!ケンジ君だと思って想像するんだ!」

「あぁぁ~~~~ダメェ~~~また来ちゃうぅ~~」

妻は私がしている姿を久しぶりに再会した始めての男のケンジ君を思い浮かべながら2回目の絶頂を迎えようとしています。

私はそのまま妻のいやらしく光る淫唇を口に含み硬く敏感になっている淫核を舌で刺激しました。

「パパ~~~だめぇ~~~逝っちゃうぅ~~~~」

「パパじゃないだろ!ケンジ君って言ってみろ!」

「あぁぁ~~~!!逝っちゃうぅ~!!あぁぁぁ~~だめぇ~やめて!ケンジ君!!逝くぅぅ~~!!」

妻は身体を痙攣させながら2回目の絶頂を迎えました。

それと同時に私の口の中に生暖かい液状のものがじわっと広がるのが解りました。

大きく肩で呼吸しながら頭を持ち上げて自分の股間部分にある私の頭を押しながら

「パパ・・・ごめんなさい・・・汚いから辞めて」

私は妻の言葉を無視して少し塩辛い妻の淫部をピチャピチャといやらしい音をワザと大きく発てて舐めまわしました。

「パパ・・・だめだって・・・汚いよ」

自分で腰を上げ私の顔から避けるようにする妻でした。

「ここに始めて入ったち○ぽはさっきのケンジ君のなんだな」

私がマジマジと妻の淫穴を見ながらそう言うと妻は

「・・・うん」と一言だけつぶやくように言いました。

そんな妻の淫穴を私の指を突き刺し中を激しくグリグリと刺激します。

「あぁぁ~~お願いぃ~~だめぇ~~また出ちゃう!!」

クチュクチュクチュ・・・チュポチュポチュポ・・・

私の指が激しく動くたびに妻の淫穴からいやらしい音が発せられます。

「あぁぁ~~~パパ!逝くよぉ~~!!

「パパじゃないだろ!!」

「あぁぁ~~~ケンジくぅ~~ん!!いくぅぅぅぅ~~~!」

ベットのシーツを濡らすほど私の手を伝い妻の淫水が噴出すように出てきました。

大きくなった私のモノを妻の顔近くに持って行くと妻はそっと手で袋部分から根元をさするようにして私の亀頭を口に含みました。

私のモノを一生懸命に舐める妻を見降ろしながら妻にいいました。

「なぁ~まゆみ・・・さっきの店でトイレに行ったとき戻ってくるの遅かったな?」

私のその言葉でまるでスイッチが入ったかのように私のモノを一層激しく咥えだした妻は間違いなくトイレで何かがあったに違いありません。

「ケンジ君もトイレに行ってたよな?何かしてただろ?」

「ングング・・・・・・チュパチュパ・・・」

より一層私の硬く大きく反り返るモノを手でも扱きながら激しくしゃぶり尻をクネクネとする妻でした。

「ケンジ君と何かあったんだな!まゆみ!」

しゃぶり続けていた妻がいやらしく私の亀頭を含むのを辞めて自分の口元に糸を引かせながら

「あぁ~・・・パパ入れて」

その一言を江崎のときと同じような淫らな眼差しを私に向けて言う母ではなく女の顔をした妻でした。

妻が同級生のケンジ君と再会した後、私達はホテルで久しぶりに激しくお互いの性癖を刺激するかのようなセックスをしました。

私の目を悩ましい目つきで見つめる妻を見るのは本当に久しぶりのことでした。

私が妻に挿入してからも妻は私の質問攻めで恥ずかしがりながらも、自分自身の興奮を高めて何度も何度も上り詰めました。

トイレに行ったときに特にエッチなことはなかったようですが、ケンジ君から遭えて嬉しい気持ちと今でもずっと妻のことが気になっていたと告げられたようです。

それと当然のようにまた逢いたいと言われて電話番号とメルアド交換をしたそうです。

次の日にはケンジ君からお礼のメールが来たそうです。

娘達も自分の部屋へと行った後、妻と二人で缶ビールを呑みながらテレビを見ていたときに何気なく妻に聞いてみました。

「ケンジ君とのエッチは激しかったの?」

「え??いきなりどうしたのよ。そんなこと聞くなんて」

「いや、気になったから」

「良く覚えてないなぁ、けど今とは全然違ったと思うかな」

「そらそうだろ、始めてエッチして今と同じだったら怖いよ」

「じゃぁ今のまゆみをケンジ君が抱けばびっくりするだろな」

「えぇ~~年取り過ぎて身体がちがぅ~って(笑)」

「もしもし?そっちじゃないんだけど」

「え??」

「俺が言ってるのは今のエッチなまゆみを見るとビックリするだろなってこと!」

「・・・しないもん・・・エッチ」

「へぇ~ホントはトイレでケンジ君と話していてドキドキしたくせに」

「・・・・・・パパに意地悪」

「どう?江崎以来してみないか?ケンジ君と」

「無理無理!!ケンジ君とは無理だって」

「まぁまゆみがしたくなればしてもいいよ」

「しないから」

そんな内容の会話をしたのを覚えています。

当然のように江崎と同じように最初はメールのやり取りもたまにするくらいでしたが、頻繁にメールをするようになり、そして電話で話すことも頻繁になりました。

もちろん私に隠れてこそこそとしている様子はなく私がいるときにでも電話で話すほどでした。

相手のケンジ君も妻にメールとか電話をしても私が怒らないのかと気にしていたようですが、妻が怒らないと告げると私のことなどお構い無しに話すようになりました。

私自身妻の会話を聞いて妻がケンジ君に特別な思いを持っているようには思えませんでした。

私の前で話している内容は昔話で楽しそうに笑ったりしている妻でしたから。

それから1ヶ月ほどするとケンジ君からの電話も段々少なくなり、妻にケンジ君とは最近どうなんだと尋ねても時々話すくらいかなと答えていました。

そんな頃に妻の口から思いがけない言葉を私は聞きました。

「パパちょっといいかな」

「ん?何?」

「今度出かけてきたいの」

「ケンジ君とか?」

「ううん・・・違う。ケンジ君にも誘われてるけど」

「じゃぁケンジ君と逢えばいいじゃないか」

「ケンジ君とはいつでも遭えるけど、その人遠い所に住んでるの」

「遠いところ?いったい誰なんだよ」

「パソコンでチャットしているでしょ?」

「チャット?時々パソコンでしている?」

「うん・・・仲良くしてる人がいるの」

「そうなの?」

「うん。一度逢いたいって言われて」

私が以前男達に妻を興奮させるために教えたチャットを妻は彼らとは違い時々別の仲間達とチャットをして楽しそうにしているのは知っていました。

しかしそれはチャットで楽しんでいるだけだと思い、特に気にはしていませんでした。

そのチャット仲間に誘われて、妻は遭おうとしています。

あまりの突然な予想もしないことで私は少し同様しました。

「どんな奴なんだ?その遭う奴は?」

「私より年下で○○○に済んでるの。変な人じゃないと思う」

「思うって・・・大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ。面白い人だから、仕事で近くに来るって言うから」

「まゆみは好きとかじゃないのか?」

「好きとかと言われても嫌いな人とは遭わないよ」

「まぁそれはそうだけど、恋愛感情は?」

「それはないよ」

「そこだけは裏切らないでくれよ」

「わかってるよそんなこと」

「いつも言うけど隠れてこそこそはダメだからな」

「わかってまぁ~す」

私がOKすると妻は嬉しそうでした。

こうして妻は私の理解していた以外の男性と遭うことになりました。

そして同時期にケンジ君とも逢う妻は私の予想を遥かに超えるような女へと変わっていくのでした。

妻がいつもリョウ君と呼ぶチャットで仲良くなった男と逢いたいと告げられた私は、てっきり二人っきりで会うのかと思っていたのでしたが、仲間の男性3人と会うことになっていたようでした。

4人で会う約束の日、朝から洗濯に掃除と家事をテキパキと済ませ昼前からシャワーを浴びて、江崎と始めて遭うときのように、着ていく服をあれこれと鼻歌交じりに楽しそうに選ぶ妻でした。

「男3人と女1人で大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ。仲間みたいなものだから」

「襲われそうになれば直ぐに連絡するんだぞ」

「襲われれば嬉しいんじゃないの?パパは(笑)」

「それとこれとは別だって!」

「わかってるって、少し遅くなるかもしれないけど、後は宜しくお願いします」

「あぁ迎えが必要ならば連絡して。それと」

「それと?」

「するの?」

「そんなのないない(笑)」

「もしもってときはメールしてくれる?」

「うん。期待せずに待っててください」

今晩の夕飯の準備もしてくれて、妻は嬉しそうに家を出ました。

1時間くらいしたころに妻からメールが届きました。

(今3人と出会いました。これからなぜかボーリングに行くことになりました(汗))

ボーリング??と私は思いましたが、4人は本当に仲間同士で楽しく過ごすために会ったのかもしれないと思う私でした。

下の娘とテレビを見ながら夕飯を食べている頃、妻から2度目のメールが届きました。

(ボーリングしてから映画まで見たよ。とっても楽しい人達だから心配しないでね。今から4人で食事に行きます)

私が携帯を見ながら、にやついていると娘が「パパ何携帯見てニヤニヤしてるのよぉ~」

と半ば変態オヤジを見るかのような目で私にそう言って来ました。

「ママからだよ。楽しんでるんだってさ」

「ママからのメールでニヤニヤなんて余計に気持ちわるいよ(笑)お互い、いい歳なんだからね」

「いやいやまだまだパパとママはラブラブだって」

「はいはい。ご馳走様(笑)最近ママもすっかりエンジョイしてるね。毎日楽しそうだもん」

娘も私と同じように妻が生き生きしていることに気が付いていたようです。

夕飯も終わり、私一人でビールを片手にテレビを見ながらうとうとしていた10時過ぎ頃に妻からの3度目のメールが届きました。

(リョウ君以外の2人は電車が無くなるから帰りました。リョウ君と少し酔いを醒ましてから帰ります)

意味深にもとれる内容のメールでした。

すっかり仲間と楽しく過ごしていると思っていた私は、そのメールを見てドキドキし始めました。

ひょっとすると酔いを醒ますとは・・・ホテルでか?なんて勝手に妄想したり仕出している自分でした。

私の妄想に反して、1時間も経たない頃妻は「ただいまぁ~」とご機嫌で家に帰って来ました。

「あれ?早いね」

「え?どうして」

「いや・・・ホテルでも言ってるのかと」

「いきなりそれはないよ。だってね3人とも私と会って最初挨拶するだけで緊張して何も話さないんだよ」

「そうなんだ」

「すごぉ~く真面目な3人だったよ。みんな若いしね。ボーリング行っても最初は緊張してて私と話すと3人とも顔が赤くなるんだもん」

「マジ?真面目ってより女慣れしてないんだろね」

「どうかわかんないけどね。でもご飯食べてる頃にはチャットしているように楽しく話せたよ」

「楽しかったんだ。よかったな」

「リョウ君だけ仕事でこっちに来ているから今日は○○駅の近くのホテルに泊まるんだって」

「だったら一緒にどこかへ行ってあげればよかったのに」

「そうだね。遠くから来てるんだからね」

「それより酒飲んでないんだ?」

「そそ!聞いてよ!3人共呑めないんだって」

「本当に?」

「だから私も呑めないよ」

「呑めばよかったのに。エッチなまゆみが3人も見れたのにな(笑)」

着替えもしないで私達の夕飯の後片付けをしながらそんな会話をしていました。

3人で会ったのに、リョウ君とだけ名前が出てくるのも妻の一番のお気に入りはそのリョウ君だと私には直ぐにわかりました。

「まゆみ?リョウ君と会ってくればいいじゃないか」

キッチンで洗い物をする妻が私の方を振り返って

「パパは会ってきて欲しいの?」と少し笑みを浮かべながら意味深な言い方をしました。

「まゆみが逢いたいなら会ってくればいいよ」

「リョウ君はまだ一緒に居たそうだったけど」

「うちの子たちもそろそろ寝るだろうし、行ってくればいいよ。明日も休みだから。連絡とれるんだろ?」

「どうしようかな・・・」

「まゆみに任せるけど。俺はいいよ」

少し洗い物のを止めて考える妻でした。

妻の出した答えは、リョウ君も呑めないし、自分自身も酒も呑んでないから車で逢いに行くとのことでした。

江崎と始めての時が私の頭の中に浮かびました。

妻はリョウ君に電話をかけ車で出かけて行きました。

妻が戻ってきたのは午前4時を過ぎた頃でした。

私を起こさないようにと思いそっと寝室に入って来たときに石鹸のいい匂いがしました。

ドレッサーの前に座り、顔の手入れを静かにした後、ベットにもぐりこんで来た妻は私の背中をギュッと抱きしめて、そっと首筋にキスをしてくれました。

その瞬間、間違いなくリョウ君と何かがあったと私にはわかりました。

「おかえり・・・」妻に背を向けながら小さな声でそう言うと

「ただいま・・・おこしちゃったね・・・ごめん」

そう言ってまた私をぎゅっと抱きしめる妻でした。

「抱かれた?」私のその問いかけに妻が首を振るのが解りました。

「けど何かあったんだろ?」

「・・・・・・」何も答えない妻でした。

「キスでもされたか?」

コクリと頷く妻が解りました。

「そっか・・・それだけ?」

少しの間があき

「・・・好きって言われた」

「そっか・・・まゆみは?」

「嫌いじゃないよって答えた」

「それでキスされたんだ」

「・・・・・・うん」

私を抱く妻の力が強くなりました。

私は妻が私に絡めている脚の間に手をやりパンティの上からそっと淫部を触りました。

「触られたんだ?」

妻の両脚が私の腕を少し強く挟みました。

「触られたんだろ?」

「少しだけ」

「リョウ君のは?」

「・・・パパ・・・お願い抱いて」

妻の今風呂に入り履き替えた薄いさらさらした感触の布切れが、妻の淫部を覆う部分を湿らせているのが解りました。

「さわったんだ」

「・・・・・・うん」

一度はお互い封印した性癖が・・・私達夫婦を未知なる世界へと迎え入れてくれるのでした。

「リョウ君の触ったんだ」私の問いかけに頷く妻は江崎のときと同じように私を求めて来ました。

激しく私の唇に自分の唇を重ねて・・・

「どうだったのか教えてくれるかな?」

私がそう言うと妻は私の硬くなったモノをゆっくりと扱きながら話し始めました。

「ホテルの前まで行くとリョウ君が待っていてくれたから、車に乗ってもらったの」

「うん」

「行く当ても無く街中を車で走っていてもリョウ君、緊張しているのかあまりしゃべらないの」

「そうなんだ」

「うん。緊張してる?って聞くとテレながら、してるかなって言ったのね。昔パパとよく言った高台の夜景の見える山道あるでしょ?」

「あぁ、若い頃よく行ったとこだろ」

「そうそう。その近くを車で走っていたからそこに行く?ってリョウ君に言ってみてそこまで行ったの」

「うん」

妻は私のモノを扱いていたのですがいつのまにか、扱くのを辞めて話すことに必死になっていたようです。

「車を止めて、夜景見ながら沈黙が続いてどうしようって思っていたら、急にリョウ君が抱きついてきて・・・好きって言われた・・・そしてキスされたの」

「そうなんだ。まゆみはドキドキしたんだろ?」

「うん・・・ドキドキした」

「それで?」

「それから・・・リョウ君あまり経験ないのかな・・・荒らしくって」

「それも興奮したんじゃないのか?まゆみは」

「服の上から胸も触られたり、スカートの中にも手を入れられるんだけど・・・どこかぎこちなかった」

「へぇ~そうなんだ」

「うん。そんなリョウ君見てると・・・なんだか可愛くなってきて」

「うん」

「ジーパンの上からリョウ君の触ってあげたの」

「大きくなってたんだ?」

「うん・・・なってた・・・窮屈でかわいそうだったから・・・脱がせてあげたのね」

「まゆみから?」

「・・・・・・うん」

始めて会った男のモノを母性本能をくすぐったのかもしれませんが、妻のまゆみ自信が彼のモノを自分から出して扱く様子が私の頭の中で広がりました。

「リョウ君のどうだった?大きかった?」

「ううん・・・かわいかったよ」

かわいかったと答える妻にも私は驚きを覚えました。

「かわいかった?」

「うん。子供のおちんちんみたいだった」

「子供?」

「うん・・・大きくなってるけど・・・子供みたいだった」

「包茎だったの?」

「・・・うん。そうかな」

「けど剥けたんだろ?」

「うん・・・けど・・・直ぐに出ちゃったの。ビックリした」

「興奮してたんだね、リョウ君」

「いっぱい出たから大変だったかな(笑)けど小さくならないの・・・ずっと大きくなったままで」

「興奮した?」

「うん」

「綺麗に拭いてあげてると、また私に触ってきたの・・・だから・・・またリョウ君のも触ってあげた」

私のモノをまたそのときを思い出したのかゆっくりと愛撫し出す妻でした。

「まゆみも触られてたんだろ?」

「うん。脱いでって言われた」

「脱いだの?」

「服は脱がなかったよ」

「パンティ脱いだの?自分で」

「うん。脚も開いたよ・・・自分から」

「指も入れられた?」

「うん・・・入れられた」

「ビチャビチャになってたの?」

「うん・・・なってた・・・凄いって言われた」

「逝った?」

「うん・・・逝った」

「舐められた?」

「ううん・・・舐められてない」

「舐めた?」

「ううん・・・舐めてないよ」

私は妻を押し倒して愛撫も無しで妻の濡れた淫部へ私の硬く反り返るものを押さえつけながら挿入しました。

「はぁ・・・いい・・・これ」

「入れてないの?」

「うん・・・入れてない」

「入れたかった?」

私は妻に奥まで挿入し、そう聞きました。

「うん・・・入れたかったよあぁぁ~パパ以外の入れたかったの」

「いっぱい感じたのか?」

「うん・・・ああぁぁ~~んいっぱいいっぱい感じたよ」

「リョウ君の扱いてたんだろずっと」

「うん・・・凄く硬いの・・・あぁぁ~~入れて欲しかったぁ~~~あぁぁぁ」

「いれればよかったのに」

「うんあぁ~~パパぁ~~今度入れていいぃぃ~~あぁぁ~~いっちゃうぅ~~」

結局リョウ君は妻の手で2回射精したようです。

どうして挿入しなかったのかと聞くとリョウ君がコンドームがないからダメだと言ったそうです。

妻は何度もリョウ君にいれてと言ったようですが・・・・・・

それから後に私達は、リョウ君の住む街へと二人で出かけることになります。

妻とリョウ君は毎晩とは言いませんが、仲間の数人で楽しくチャットをしてはそれが終わると妻とリョウ君の二人だけでの会話をしているようでした。

私の方が苛立ちを覚えるほど二人の距離はなかなか縮むことはありませんでした。

二人の住んでいるところに距離が有るせいかましれませんが、本当に次に会う約束さへしませんでした。

妻がリョウ君と会って少したったころに私自身も妻と他人のふりをして妻がいつも楽しくチャットしている仲間に加わりました。

1ヶ月もしないうちに、私は妻達とのチャット仲間として仲良くなりました。

そんな頃に私の方からみんなに対してリアルで一度集まって呑もうよと話を持ちかけました。

チャット仲間の反応は私のその呼びかけに大賛成でした。

集まる場所を決めるときに私と妻ともう二人の男性はそれほど距離はなかったのですが、残りの大半は私達とは距離のある場所に住んでいたために、ちょうどその中間地点に住んでいたのがリョウ君でした。

そんな訳でリョウ君の住んでいる街へとチャット仲間が集まることになりました。

私を含めた男性陣は6人、そして妻を含めた女性陣は3人でした。

計9名がリョウ君の住む街へと集まり、駅前で待ち合わせをしました。

もちろん私達は他人として参加するために電車を降りてから別々に集合場所へと向かいました。

今回以前に会ったことのあるのは妻とリョウ君ともう一人の男性の3人でした。

残りの6名は今回が初めて会うことになり、私が集合場所に着いたときには既に妻とリョウ君と別の男性3人が来ていました。

簡単に挨拶をして、他の人たちが来るのを待ってみんなが到着してからリョウ君の案内で居酒屋へと行きました。

居酒屋に着くと当然のように妻と残りの女性を含めた3人に男生陣が取り囲むような形でどんどんと酒も進みそれぞれが楽しく盛り上がっていました。

私の方は妻をハンドルネームで呼ぶことに戸惑いもありましたが、なんとか夫婦であることは他の人たちにはばれることはありませんでした。

居酒屋でみんながほろ酔い気分になったころにカラオケボックスに移動することになり、女性陣が一緒に店を出るときにトイレへと行きました。

店を出た男性6名の話は3人の女性で誰が好みなのかとの話題で盛り上がりました。

私は当然のように妻であることを告げ、そしてリョウ君も妻でもう一人の男性も妻でした。

カラオケボックスに行っても最初はみんなの歌で盛り上がりはしましたが、そのうちおのおののお気に入りの女性の傍に集まり楽しそうに盛り上がりながらもなんとか好みの女性に気に入られようとする男性陣は必死でした。

丁度私がトイレに立ったときにリョウ君も後からトイレへとやって来ました。

「リョウ君は○○とは以前に会ったんでしょ?」

私は用をたしながらリョウ君にそう話しかけてみました。

「会ったよ。綺麗でしょ?想像したより(笑)」

「そうだよね。ところでもうモノにしたの?」

「え??そんな訳ないでしょ。結構率直に聞きますね」

「そうかな。したいでしょ○○と。俺はしたいよ」

「まぁそれはそうだけどね」

「今日この後3人でどこかに行こうって誘ってみない?」

「いいですね!誘ってみますか(笑)」

リョウ君とトイレを出て部屋に戻るまでの廊下でそんな会話をしました。

それから妻にリョウ君と二人で酒をドンドン勧めて妻を酔わせました。

妻も楽しいせいと私が居ることに安心してかかなり酔っ払っていました。

第10章
時間も遅くなったので、ホテルを予約している人、サウナに泊まる人いろんな人達でしたが、それぞれのお気に入りの女性を送っていくことになり、そこで別れることになりました。

私とリョウ君と妻の3人は店を出てから少し歩いていました。

「どこか泊まるところ予約してるの?」とリョウ君が妻に聞くと

「ううん。どこも予約してないよぉ~~~」と酔ってご機嫌そうにそう答えました。

「△△さんは?」と私にもリョウ君が聞いてきました。

「いいえ。サウナにでも泊まればいいかと思ってるから」

私がそう答えてからのリョウ君は早く私がこの場から去らないかなってオーラを出し続けました。

当然私がリョウ君の立場でもそう思ったでしょう。

しかしここで私もすんなりとその場を去ることはできません。

なんとか3人でリョウ君に部屋に行かなければと言う思いでした。

「なぁ○○、俺と一緒にリョウ君の家に止めてもらわない?」

私のその言葉にリョウ君は本当にえ??って感じでした。どうしてこのおっさんまで??って顔していました。

気転ををきかせた妻が「よぉ~し!3人でリョウ君のお家に行こう!いいでしょ?リョウ君~~」

さすがに妻にそう言われたリョウ君は断ることも出来ずに結局3人でリョウ君が住むマンションへと向かいました。

ドアの前まで来るとリョウ君は直ぐには中に入れてくれずに、少し片づけをするからここで待っててくださいと言い残し私と妻を玄関ドアの前に残して部屋へと入って行きました。

私は妻に「リョウ君に部屋で3人でする?」との問いかけに「変態ぃ~~~~!」と言い返して来ましたが、妻自身もまんざらでもないようでした。

「どうぞ!お待たせして」リョウ君が15分くらいしてからそう言ってドアを開けてくれ私と妻はリョウ君の部屋に入りました。

男の一人暮らしって感じのものがそこらに散乱していて、いったい何を片付けたにだろう?と思う部屋でした。

妻が部屋に入るなりトイレに言ったので私はリョウ君に「ごめんな。邪魔者が着いてきて」

そう言うとリョウ君は「いいですよ。○○も3人でって言ってたから」

「○○がうとうとしだすと少し胸とか触ってみようか?」

「え??マジですか?怒りますよきっと」

「怒れば辞めればいいさ。リョウ君は嫌なら見ていればいいさ。俺がやってみるから」

妻がトイレから戻って30分ほどした頃に、私は妻の服をすこしづつめくりあげていきました。

「だめですって・・・起きちゃってきっとおこりますって」

「大丈夫だって。それよりリョウ君はしっかり○○の脚でも開いておけよ」

「無理ですって」

「じゃぁ俺一人でするからベット貸してくれるかな?」

「え?」

「俺が○○脱がせてエッチするからリョウ君はこっそり除いていてもいいし、一緒に○○としたければおいでよ」

私は妻を抱きかかえて隣にあるベットへと行きました。

ベットに寝かせた妻の胸の露になっているブラを押し上げて妻の乳首を舐めてみました。

「う~~~~ん・・・むにゃむにゃ・・・」

妻は寝ているようでした。

私は妻の胸を愛撫しながら上半身を裸にしました。

ふと入り口のドア付近を見ると覗いているリョウ君が見えました。

私はリョウ君に入って来い!と手招きをしてリョウ君を誘ってみました。

嫌がって来ないかと思いましたが、リョウ君はすんなりとこちらへと来て妻の乳首を瞬き一つもせずに見入っていました。

妻の両乳首を二人で舐めるのには時間はかかりませんでした。

妻の硬くツンとした乳首を私の目の前で舐める姿と状況に私は興奮を覚えました。

私に手招きされて、すんなり私と妻の所へ来たリョウ君は、私が舐めている乳首と反対側の妻の乳首に舌を這わせました。

妻の乳首が一段と硬くツンと立ち、妻は身体をくねらせて閉じていた目を開けました。

「うそぉ・・・二人共辞めて・・・恥ずかしいよ」

妻は押し上げられたブラを両手で降ろそうとしますが、私はその手を私の両手で押さえつけました。

妻の両手は私の両手により、頭の上に上げられて万歳をした格好で押さえつけら、まるで犯されているかのようでした。

「ダメ・・・お願い・・・二人共やめて」

弱々しくそう言う妻に私は妻の脇の下に唇を這わせながら

「そのうち気持ちよくなるよ○○、リョウ君に舐められる気分はどうだい?」

私がそう言うとリョウ君はチュパチュパと大きく音をたてながら妻の乳首を貪りました。

「あん・・・リョウ君・・・そんなこと辞めて」

「・・・・」

リョウ君は無言で妻の乳首に夢中です。

「リョウ君、そろそろ恥ずかしい部分気持ちよくさせてあげなよ。きっと喜ぶよ○○○も」

何も言わずに妻のスカートをめくり上げるとパンストの下に見えた妻の薄い紫色のパンティをマジマジと見つめていました。

「リョウ君どうしたんだい?人妻のパンティはいやらしいだろ?」

「・・・・・・ええ・・・こんなの穿いてるんだ」

「押さえてるから好きなようにすればいいよ。○○も嫌って言ってるけど多分もう濡れてるよ」

「あぁ・・・お願いだから辞めてって」

妻は本当に犯されてるかのように脚をバタバタしたり、腰をクネクネしたりして抵抗しました。

リョウ君は妻の腰を押さえつけるようにしながら抵抗する妻のパンストを降ろしました。

ベージュのパンストがゆっくりとリョウ君の手により脱がされて行きます。

妻は腰を上げないのでなかなかパンストを脱がすことの出来ないリョウ君は少し戸惑ってはいましたが、なんとか妻の片足からパンストを抜き去りました。

少し下に下がった妻の薄い紫色のパンティの上の部分から黒く生い茂る妻の陰毛が覗いています。

リョウ君は私の目を一瞬見て、それから妻のパンティの上から妻の匂いを嗅ぐように鼻を押し当ててパンティの感触と妻の少し覗く陰毛の感触を楽しんでいるようでした。

妻も観念したのか先程の抵抗はしなくなりました。

「リョウ君お願い辞めて・・・こんなこと」

妻のその言葉でリョウ君に動きが止まりました。

「ごめん」

リョウ君は妻を見ながらそう言いました。

二人は少しの間何も言わずに見詰め合っていました。

二人を見ている私はその無言の見詰め合いに大きな嫉妬を覚えました。

二人は今にもキスしそうなくらい見詰合います。

私が妻の両手を押さえつけていた手をそっと離すと妻はリョウ君の頭を両手で優しく抱きかかえに行きました。

そして妻の方からリョウ君の唇にキスしていき、激しいキスが・・・

私はそっとその場を逃げ出すように隣の部屋へと行きました。

「あ・・・△△さん」リョウ君が私が部屋を出て行こうとしたときにそう言いましたが、私を見るリョウ君を自分に方に向けて、妻はまたキスをしました。

私はドアが開いたままの寝室をソファーにもたれながら煙草を吸い二人のことを見ていました。

妻とリョウ君は重なり合いながら激しいキスを繰り返しています。

リョウ君は妻の身体にふれることもなくただ妻のキスを受けているだけでした。

そのうち妻の手がリョウ君にジーパンのファスナーに手が行きゆっくりとファスナーを降ろしていく光景に私は凄く興奮しました。

妻が私以外の男をリードしているような、その光景は江崎のときとは違った興奮でした。

妻の手はジーパンのボタンもはずしリョウ君のトランクスに中に入りました。

すでに硬く大きくなったリョウ君のモノを妻自信に手でトランクスから出し、優しくゆっくりと根元から亀頭までを往復します。

リョウ君に手も動きだし、二人は横向きになり妻はリョウ君のモノを、リョウ君は妻の淫壷を互いに愛撫しています。

「リョウ君・・・いいよ・・・気持ちいい」

「○○・・・凄く濡れてるね」

「あぁ・・・リョウ君のも濡れてるよ」

「気持ちいい・・・出そうだよ」

「ホントに?」

妻は少し激しくリョウ君のモノを扱き始めました。

「あっ・・・うぅ」

妻の扱く手にリョウ君の白い淫汁がダラダラと流れています。

妻は扱くの辞めずにリョウ君亀頭を指でなぞっています。

「あぁぁぁぁ~~」

「気持ちいい?出ちゃった後でも」

「うぅぅぅ・・・ダメだってそんなの」

「うふふ・・・気持ちいいでしょ?」

「お願い辞めて・・・あぁぁぁ」

「出ちゃったのにまだ硬いんだね・・・凄い」

妻はそう言ってリョウ君の精液で汚れたモノを口に含みました。

「あぁ~~~きもちぃぃ~~」

リョウ君のモノを口で綺麗にする妻を見ていると私の方まで逝きそうなくらいになりました。

私は立ち上がり二人のいるベットへと向かい、リョウ君のモノを膝を付きながらながらしゃぶる妻の尻に手をあて私の硬くなったモノを一気に妻の淫壷へと突き刺しました。

「あぁぁ~~~~辞めてぇ~~~リョウ君が見てるから」

リョウ君は私が妻の後ろから付くのを妻のフェラを堪能しながら見詰めています。

「リョウ君どうだ?エッチな人妻は」

「最高ですね。けどこんなにエッチだなんて思いませんでしたよ」

「そうなんだ。まだまだエッチになるよきっとね」

私はパンパンと音をリズムよくたてながら妻の尻を掴み突き上げました。

「あぁぁ~~~だめぇ~~~お願いゆるしてぇ~~」

「ほらリョウ君そろそろ逝っちゃうよ○○は」

「うぐぅぅぅ~~~あぁぁぁぁぁ~~いくぅぅぅ~~~」

妻は身体を痙攣させながら絶頂を迎えました。

「リョウ君もいれてやりなよ」

私は妻から肉棒を抜きそう言ってリョウ君と代わりました。

リョウ君は妻の淫壷に何度か押し当ててようやく妻の淫壷に自分のモノを挿入しました。

「どうなんだ?リョウ君に尻から犯される心境は?」

「あぁぁ~~~気持ちいいです・・・あぁぁぁ」

久しぶりに聞く妻のエッチの最中の敬語でした。

「俺のもしゃぶって見たいんだろ?」

「あぁぁ・・・・・・ダメ・・・また」

「ダメだぞまだ逝っちゃ」

「あぁぁ~~~逝かせてください」

「俺のもしゃぶるんだ」

妻は私が顔の前に持って行った私のモノを咥え込みました。

「リョウ君ケツに指入れてやってよ」

「え??指ですか?」

「あぁぁ○○の愛液で十分に濡らしてケツの穴愛撫してみてよ。もっといやらしい○○が見れるかもだよ」

「あぁぁ~~~お願いそれは辞めてぇ~~~」

リョウ君は妻と自分の結合部をそっと何度も触りながら人差し指に妻の愛液を丹念に塗りこんでいました。

妻は尻と首を振りながら「いやぁ~~~辞めてぇ~~そんなとこ」

妻を後ろから付きながらマジマジと妻のヒクヒクしているであろうアナルを見つめるリョウ君でした。

妻のヒクヒクするアナルを見つめるリョウ君は十分に妻の愛液で濡らした自分の人差し指を妻を突くことを忘れて、ゆっくりと押し込んでいきました。

「あぁ~~~リョウ君・・・お願い辞めてぇ~~」

叫ぶような妻の声に我に返ったようにリョウ君は妻を再び着き始めました。

「あん・・・ダメ・・・また・・・きちゃう」

つぶやくようにそう言う妻はリョウ君に突かれながら逝くことを我慢しているようでした。

「リョウ君もっとアナルを攻めてあげるんだよ」

「あ・・・はい」

そう言って妻のアナルに指を出し入れさして、同じように妻の淫壷に突き刺さる若い男根をも激しく出し入れしました。

「あぁ~~~だめぇ~~~来ちゃうぅぅ~~~」

髪を振り乱しながら後ろを振り返りリョウ君を見ながらそう言った妻を見た瞬間にリョウ君は慌てたように自分の肉棒を妻の淫壷から抜き夥しい程の市白い体液を妻の尻から背中へと放出しました。

同時にリョウ君の射精を知った妻は歓喜の声をあげながら最高の絶頂を迎えました。

妻の背中に流れる若者のドロドロした白い液体は私を極限の興奮へと導きました。

リョウ君が妻から離れても悩ましい尻を突き上げたままの妻の淫部を見てみると真っ白な妻の分泌液がぽっかりと開いた淫壷の周りに付着していました。

一瞬リョウ君が妻の中で射精したのかとも思いましたが、それは妻の身体からあふれ出たものだと口にしてわかりました。

「やばかったですよ・・・中ででちゃうかと・・・大丈夫ですかね?妊娠は」

私が妻の淫壷を綺麗にしているのにもかかわらず、リョウ君は妻にそう言いました。

「大丈夫だと思う・・・あん・・・そんなとこ舐めないで」

「恥ずかしくないの?舐められて」

「あぁ・・・うん・・・恥ずかしい」

「エッチなんだね○○は」

二人の会話を聞きながらも私は妻の汚れた淫部を綺麗に舐め回していました。

「あぁぁ~~~そんなに・・・なめないで」

そう妻が言うとリョウ君は私に向かっていいました。

「△△さん辞めてください」

私はリョウ君のその言葉を無視して妻の淫部を舐め続けました。

「辞めてください!」

「あぁぁぁ~~~~ダメぇ~~~また逝っちゃうぅ~~~」

「辞めろと言ってるだろ!いい加減にしろよ!」

リョウ君は私に向かってそう言いました。

「リョウ君どうしたの?」

慌てて妻が起き上がり心配そうにリョウ君を見てそう言いました。

「△△さん!あなたは○○を自分の欲求を満たす為に!○○はそんな女じゃないんだよ!」

「何を言ってるんだよ。自分もさっきまで楽しんでたじゃないか」

「あんたとは違うよ!俺は○○が好きなんだ!だから○○をそんな扱いにしないでくれよ!」

「そんな扱い?俺は○○が楽しんでいるからもっと楽しめるようにとしてるんだがね」

「どうでもいいから今すぐここから出て行ってくれないか」

「辞めてリョウ君・・・ありがとう・・・でもね・・・この人は」

妻が私のことを話そうとした瞬間に私は二人に言いました。

妻が私のことを話そうとした瞬間に私は二人に言いました。

「もういい二人で楽しめばいいさ、俺は失礼するよ」

「あ・・・待ってよ」妻が私を追うようにそう言いましたが、私は目で合図して服を着てリョウ君の部屋を後にしました。

私はリョウ君に部屋を出てから妻の携帯にメールをしました。

(俺は大丈夫だよ。ホテルかどこかに泊まるから、まゆみはリョウ君を冷静にして相手してやれよ)

しばらくしてから妻からメールが届きました。

(今リョウ君シャワー浴びてる。パパ怒ってない?泊まれるところあったかな?またメールしてね)

私は妻へ返信のメールを送りました。

私は妻へ返信のメールを送りました。

(ホテルがあったからそこに泊まるよ。怒ってないよむしろ興奮してるかな(笑)朝までがんばって!)

すぐに妻から返信がありました。

(べーーーーだ!!(笑)またメールするね)

妻と一緒にのプレーも興奮はしますが、やはり私の知らないところで妻が抱かれているかもと思うこの瞬間が私には最高の興奮なのかもしれません。

切なく、どうしようも無いほどに嫉妬し、そしてその後に迫ってくる興奮がその頃の私にはたまらない興奮でした。

嫉妬と興奮のなか一人ドキドキしながらカプセルホテルで風呂に入り勃起しそうなのを抑えながら、狭苦しいところでとうとしかけた頃に妻からメールが届きました。

携帯を開いて妻のメールを確認するとそこには文字は無く、二人仲良く顔を寄り添って撮った記念写真のような画像が送られていました。

その画像に写る妻の満面の笑みは今までなら私にしか見せないような開放的で安心しきった本当の自分をさらけだした笑顔でした。

その笑顔を何度も見るたびに、私の胸の中は締め付けられるようでした。

それは妻がドンドン私から離れていく始まりでした。

リョウ君と寄り添い微笑む妻の顔を何度も携帯で見ている私は、今ごろ妻まゆみはいったい・・・

そんなことばかりを考えて一人寂しく自分を慰めていました。

何度体験しても自分の見えないところで愛する妻が、私以外の男に抱かれているこの瞬間は体験したものにしかわからない嫉妬と興奮でした。

自分で慰めても、またすぐに沸き起こる興奮は私のような性癖に持ち主にはなまりませんでした。

妻がいったいどんな風に勝手に色んな妄想が私の頭の中に浮かびます。

妻に連絡してみたい・・・何度も何度もそう思い携帯を手にはするのですが、電話する勇気はありませんでした。

いつのまにかそんな興奮のまま夢の中へと引き込まれ、ふと目を覚ましたときに私の携帯がチカチカと点滅しているのがわかりました。

携帯を開くと妻からのメールでした。

(パパもう寝てるよね?一人にさせてごめんなさい。リョウ君は眠ってしまいました。パパがどこに泊まっているかわからないのでこのままリョウ君のところへ泊まります。目が覚めれば電話ください)

メールの着信時間は午前4時を過ぎたころでした。

私は今何時なのかと携帯の時間をみると午前7時にまもなくなるころでした。

3時間か・・・妻が寝てから・・・私はそう思いもう少ししてから妻に連絡をすることにしました。

24時間風呂は入れるとのフロントで聞いていたので目覚まし代わりに朝風呂へと迎いました。

ぼっと湯船に使っていても妻のことが気になって仕方ない私でした。

風呂から上がり朝食のトーストとコーヒーを新聞を読みながら食べているときにそろそろ一度妻に連絡してみようと携帯を撮り連絡してみました。

何度か呼び出し音をするものの妻が出ることはありませんでした。

まだ寝ているのかと思って電話を切ると直ぐに妻から連絡がありました。

「パパ?ごめんごめん」

「おはよう。まだ寝てたんじゃないのか?」

「ううん・・・うとうとしてただけ」

「うとうとしてた?寝てないの?」

「うん」

「メール来てたから寝たのかと思ってたのに。ひょっとして今まで?」

「う・・・・うん」

「え??マジ?」

「う・・・・・・あっ・・・うん」

「ひょっとして今も?」

「う・・・・・・・ん・・・ごめん」

「じゃぁリョウ君に怪しまれるから切るよ」

「うん・・・今日帰るね・・・それじゃ」

私は朝食どころではなくなりました。

てっきり妻がメールしてきた時間まではリョウ君に抱かれていたとは思っていましたが、まさか・・・・・・一晩中とは・・・

周りに人がいようとも私の愚息はムクムクと大きくなり、大変な状態でした。

そんな朝を迎えながら、次に妻から連絡があったのは3時を回った頃でした。

「もしもしパパ?ごめんごめん。寝ちゃってた。今リョウ君のところ出たからそっちに向かうよ。どこにいるの?」

「新幹線の駅の近く。これるか?」

「うん。多分行けると思う。駅に付いたころ電話するね」

妻はそう言って電話を切りました。

駅にある喫茶店で私は妻を待つことにしました。

しばらくして妻から電話があり喫茶店の場所を説明し妻を待っていると疲れ果てた表情はしていたものの私を見つけるとニッコリ微笑んでくらました。

「大丈夫か?」

「ねむぅ~~い」

「新幹線で寝ればいいさ。それより若いって凄いんだな」

「あぁ・・・凄いの一言だよ」

「どうだったんだ?」

「どうって?」

「すっとしてたのか?」

「う~ん。ずっとってことはないけど・・・ずっとになるのかな」

「なんだそれ?何回した?」

「何回って・・・それって何の回数?」

「リョウ君が逝った回数だよ」

「う~んと・・・何回だろ・・・」

「覚えてないのか?」

「寝そうなのと・・・気持ちいいのとで」

「まゆみ・・・見せてくれないか?」

「何を?」

「まゆみのを」

「え??ここで?」

「いや・・・トイレで」

「えぇ~~~無理だよ」

「お願い!少しだけ」

「ダメだって・・・お家に帰ってからゆっくりね」

そう言う妻の手を引き伝票を持ち支払いを済ませて店を出ました。

「パパったらぁ~無理だってそんなこと」

妻は私に手を引かれながら小声で私に必死に訴えます。

トイレの案内表示を見つけてトイレへと行き、人目も気にせずに妻を連れて車椅子専用トイレへと入り鍵を閉めました。

「まゆみ見せてくれ」

私はそう言って嫌がる妻のスカートをたくし上げパンストとパンティを一気に下げました。

「パパ・・・あん・・・だめだってこんなところで」

妻は抵抗しますが私は立たせた妻の足元にしゃがみこみ妻の陰毛のあるところの前でじっくりと妻を見つめました。

「パパだめだって」

「見るだけでいいから」

私がそう言うと妻は観念したのか自分でパンストとパンティを片足から抜き取りました。

便器に片足を付かせて、私は妻の淫唇をそっと開いて見ました。

「あん・・・パパ恥ずかしいからもう辞めて」

「まゆみシャワー浴びてないのか?」

「・・・うん・・・早くパパのところにって思ったから」

「そうなんだ・・・いい匂いしてるよ」

「あぁぁ・・・お願いもう辞めて」

妻の淫部の周りには妻から湧き出たであろう愛液が白く固まったように少しこびりつき、淫唇を開くとそこはまだヌルヌルと光っていました。

妻のその部分は私が見ても赤く炎症を起こしかけくらいに疲労していることがわかりました。

私はその部分を貪るように舐めまわしました。

「あぁぁ・・・パパダメ・・・」

ほのかに男汁の匂いもするようなそんな妻の淫部は私を直ぐにでも逝かせてくれそうなモノでした。

妻のその部分を堪能しながら妻の顔を見上げて妻にこう言いました。

「まゆみ・・・俺がいるのに俺以外の男とこんなになるまでしてきたなんて・・・まゆみは悪い女だな」

「う・・・・・・言わないで」

「こんな悪い奥さんは罰を与えないといけないな」

「あぁ・・・お願い・・・ゆるしてください」

「ダメだ!」

「あぁぁ・・・もうダメ」

「ダメ?朝までいっぱいしてきたのに?まだ感じるのか?」

「あ・・・・・・はい」

「エッチな奥さんだね・・・まゆみは」

「あぁぁ・・・そんなこと言わないで」

「じゃぁ俺の言うこと聞くか?」

「あ・・・はい・・・聞きます」

「ホントだな?」

「はい」

「じゃぁ今からリョウ君に電話しろ!」

「え・・・今?・・・ここで」

「あぁ早くするんだ!」

「許してください・・・」

「何でも言うこと聞くって言っただろ!」

妻はしぶしぶ私が妻のバックから出した携帯を受け取りリョウ君へ電話をしました。

泣きそうな表情を浮かべながら片足を便器に掛けて自分の淫部を晒した格好のまま電話をする妻の姿は最高にいやらしく見えました。

「あ・・・もしもし」

私の二人へのお仕置きが始まりました。

「あ・・・もしもし」

便器に片足を乗せて自分の淫らな部分を私に視姦されながら妻はリョウ君と話し始めました。

「まだ寝てた?そうなんだ。ううん、リョウ君寝ていたからお礼を言うおうと思って」

「うん。まだ○○駅だよ」

私はリョウ君と話す妻の濡れた淫部に口をあて厭らしい音がワザとするように舐めまわしました。

「あ・・・う・・・・うん。また逢いたいね・・・うん」

妻は必死に私の頭を手で押さえて辞めてとばかりに体ごと動きます。

私は妻の歳の割には垂れていない尻を両手で持ち妻を動けないようにして舐め続けます。

「え?・・・△△さん?・・・何も連絡ないよ」

妻の硬くなった淫豆を優しくそっと派手甘噛みします。

「あ・・・」

妻は声を出し、目を閉じて必死に会話に手中しようとしているようです。

今度は舌でツンツンとつついては激しく淫豆を吸うのを交互に繰り返します。

妻は私を見て必死にダメだってと口で合図はしますが、私はそんな妻をまったく無視して立ち上がり妻の耳元にキスをしました。

「大丈夫じゃないのかな?・・・うん・・・・あっ」

「怒ってないと思うけど・・・」

リョウ君と話す妻の耳元で「今舐められてるのっていってごらん」そう言いながら妻のヌルヌルした淫壷に指を押し込みました。

愛液でヌルヌルしたその部分に私の指は簡単に入り、妻の熱くほってった柔らかい肉壁を弄びました。

「あぁ・・・・・・え?・・・大丈夫だよ」

「ううん・・・違う・・・うん」

「まゆみ・・・私のあそこはまだヌレヌレなのって言ってごらん。大好きなリョウ君に」

「あぁぁ・・・ごめん・・・少し疲れてるのかな」

「違うって・・・じゃぁまた遭おうね」

妻がそう言ったときに私は妻の携帯を取り上げ、「もしもしリョウ君かな?」と受話器に向かって話しました。

「え??誰?」

「△△だよ・・・びっくりしたかな?」

「○○と一緒なんだ」

「そうだよ今○○がどんなことしてるのか知りたいだろ?」

「どうして一緒に」

「○○から今の状況説明してもらうよ」

私は妻に電話を手渡し、話すように促しました。

しかし妻はリョウ君と話そうとはしません。

「早く話すんだよ」私はそう言って妻の淫壷を激しく刺激しました。

「あぁぁ~~~辞めて」

妻が話をしないので電話を妻から取り上げ私がもう一度話をしました。

「どんな状況かわかったよね?」

「辞めろ!!お前はいったい何者なんだよ!今すぐ辞めろよ!」

声を荒げて言うリョウ君に私は落ち着いて言い返しました。

「○○はこんな女なんだよ。わかるかな?俺の言うことはなんでも聞くんだ」

「・・・・・・」

「ほら舐めてみろ!」

私は妻に向かってそう言いましたが、妻が舐めるわけもありません。

「どうかな?リョウ君。好きな女がこんなことされる女っての心境は」

「どこにいるんだよ!今すぐ行くから待ってろよ!」

「ほぉ~来てくれるんだ。嬉しいねぇ~○○のいやらしい姿身に来てくれるんだね」

私がそういい終わるのと同時にリョウ君は電話を切りました。

妻をノーパンのままにして二人でトイレを出て少し二人で歩きました。

「まゆみ、どうだ?リョウ君に変態女だと知られて」

「パパ・・・もう辞めて・・・今も恥ずかしいから」

「これだけ人がいる中でノーパンでいるのはまゆみくらいかな」

「意地悪なんだから・・・」

「スカートめくってみようか?どうせ知らない町だしさ」

「それだけは辞めてよ!お願いだから」

「して欲しいくせに」

「したくないよ!」

そういった瞬間に私は妻のスカート一瞬めくりあげました。

「もぉ~~~!!」と大きな声で怒る妻は顔真っ赤にして私を睨みつけはしているものの恥ずかしさでその場からひげ出したいようでした。

周りにいた数人の人達から冷ややかな目で見られるのは流石に私もその場から逃げ出したいほどでした。

そんなときに妻の携帯にリョウ君から電話がかかってきました。

「もしもし」

恐る恐る妻が電話に出ました。

「うん・・・駅だよ」

リョウ君は妻を捜しに駅までやってきたようです。

いよいよ二人を私の目の前で辱めることが出来そうです。

妻がリョウ君からの電話で私達のいる場所を告げ、私と妻はリョウ君が来るのをまちました。

「パパ・・・リョウ君に何がしたいの?変なことは言わないでよね」

「わかってるさ。少しリョウ君に嫉妬したから困らせてやろうかと」

「辞めてよね・・・喧嘩になるようなことだけは」

そんな会話をしてリョウ君を待っていると人ごみを掻き分けるように急いでこちらの来る青年がリョウ君でした。

私達を見つけるなり私の方へ来て私の胸倉を掴み、顔を硬直させながら私に言いました。

「おい!いったいどういうつもりなんだよ!あんたは一体何なんだよ!」

「おいおい。来て早々失礼じゃないか。君こそどういうつもりなんだよ」

「はぁ?開き直りなのか!おっさん!」

私達の傍を通って行く人たちは私とリョウ君を見て行きます。

たまりかねた妻が私達の間に入り込むようにして言いました。

「二人共辞めてよ。こんなところで」

妻のその一言でリョウ君は私との距離を少し空けて妻に向かって

「○○もどうしてこんなおっさんの言いなりになってるんだよ?何か脅されてるの?」

「脅されてなんかないよ・・・だってこの人」

「この人?」

「私の主人なの」

「え??ご主人なの?」

「ええ・・・騙しててごめんなさい」

「・・・」

信じられないと言う表情で何も言わないリョウ君は少し同様をかくせなようでした。

「リョウ君そういう訳なんだよ。すまないね」

「・・・・・・けど旦那ならどうして」

「あぁ・・・夫婦で少し楽しませてもらったよ」

「楽しむ?あんなことして?奥さんが俺としても嫌じゃないの?」

「嫌じゃないって言えばうそになるかもしれないけど、私達夫婦の刺激にってとこかな」

「信じられない・・・こんな素敵な奥さんを」

「まぁリョウ君にはわからないだろうけどそんな夫婦もいるんだってことだよ」

「・・・」

「ここで立ち話もなんなんでどこか静かな所へでも行って話そうか」

そう言って3人でタクシーに乗り運転手に近くのラブホテルまでと告げました。

運転手は3人でラブホテルに行くことにどう思ったのかは知りませんが後ろに乗る私ととくに妻を何度もルームミラーで見るのでした。

「運転手まゆみを見て男二人相手にすること想像してるよきっと」

妻の耳元で小声でそう言うと妻は下を向き「恥ずかしいよ」と一言独り言のような声で言いました。

第11章
ホテルに着き、3人で部屋に入り妻は一番上の娘に連絡をし、娘達の様子を聞いていました。

娘と電話で話す妻は今までどおりの母親の顔でいて、昨夜一晩中ここにいるリョウ君と淫らな時間を過ごしていたようには見えませんでした。

「あの子達全然かまわないって言ってたよ」

「そうかわかった。じゃぁ時間気にしないでいいんだな」

「うん。ゆっくりしておいでよって言ってたから」

妻はそう言うとお茶を私達に入れてくれました。

ソファーに座る私と、テーブルを挟んで向かい側に座るリョウ君との間にはどこかバリケードでもあるかのようでした。

「さてとじゃぁ今からここで昨夜の続きをしてくれよ。なぁリョウ君いいだろ?」

「・・・何を言ってるのですか。あなたの奥さんなんでしょ?私に抱かせてそれを見るのですか?」

「ええみますよ。悪いかな?」

「・・・・・・狂ってるんじゃない?」

「狂ってるかもだね・・・リョウ君が出来ないんだったら私と妻がするところ昨夜みたいに見てるかな?」

「それより○○はどうしてそんな事が出来るの?信じられないよ」

俯いてそう言うリョウ君でした。

「ごめんね・・・騙していて・・・ホントごめんなさい」

「・・・」

妻はそう言ってベットに腰掛けていましたがリョウ君の横に来てリョウ君を抱きしめるように両腕で俯くリョウ君の頭を両手で優しく包みこみました。

「なぁリョウ君。君には理解できないだろうけど私は妻の彼氏がリョウ君でもいいと思ってる。リョウ君さへよければのことだけどね」

「・・・・」

「妻はきっとリョウ君に恋してると思うよ。嫉妬するけどね」

「・・・」

「妻はあくまでも私の妻であってリョウ君の妻ではない。けれど恋人ではあっても良いと私は思ってるんだ」

リョウ君は俯いたままでしたが、顔を上げ私に向かって言いました。

「夫婦のことはよくわからないけど、俺は○○が好きなんだ・・・だから・・・あなたとエッチしたりすることは俺は耐えられない」

「それが普通なんだと思うよ」

「もし恋人として俺が○○と付き合ってあなたより俺の方が好きになればあなたはどうするの?」

「それは無いと思ってないとこんなことはできないさ」

「俺の方があなたより良いと○○が判断すればあなたとはエッチさせないから。それでもいいのなら俺は○○と一緒にいたい」

「まゆみはどうなんだ?」

私とリョウ君の会話を聞いていた妻は一瞬びっくりして話しだしました。

「私はリョウ君に悪いから・・・もう会わない方がいいのかもって思う」

「それでいいんだな?」

私は妻を見てそう言うと、妻は少し寂しそうにしていました。

リョウ君を見るとただ俯いているだけでした。

「まゆみ今ここで脱いでみろよ」

突然の私のその発言で妻は驚いたような目をして、無理無理と手を横に振りました。

そんな妻を無視するかのよに、私は嫌がる妻を脱がしにかかりました。

「辞めてって・・・」

なんとか嫌がる妻をブラとパンティだけの下着姿にすることが出来ました。

「リョウ君がしないのなら私が先に妻をいただくね」

妻に近づき抱きしめてキスしようと思うとリョウ君が立ち上がりました。

「○○・・・俺のこと好き?」

そんなリョウ君を優しい眼差しで見つめる妻はリョウ君に「好きだよ」と一言だけ声に出して

リョウ君は私がいることなんかすっかり忘れるかの用に、妻をきつく抱きしめました。

リョウ君とのキスを私の目の前で見せつける妻の姿は私には倒れそうなくらいの衝撃でした。

本当に恋人同士の様に、長く続く二人のこれからを物語るかのようなキスでした。

延々と続く二人のキスを見ている私は完全に二人にとっては空気みたいな存在でしかないようです。

妻を見ていて少し腹立たしく思える私でした。

ようやく私がその場に居ることに気が付いたかのように二人の長いキスが終わると妻は恥ずかしそうに下を向いて私の目を見ることはありませんでした。

「それだけ俺に見せ付けるような激しいキスが出来るんだからそのまま続けて私に見せて欲しいものだね」

私は精一杯のやせ我慢と自分のプライドとで二人にそう言いました。

「わかりました。○○さへよければ」

リョウ君がそう言うと妻は私の目を見て私への確認をしているようでした。

そんな妻を見て私はコクリと一回頷くと、妻はリョウ君の傍へと行きキスを求めるようにリョウ君を見上げて見つました。

「いいのですよね?」

リョウ君も私にそう言って私の意志を再確認し、私が何も言わずに妻と同様にうなずくと妻を抱き寄せおでこにキスをし妻の唇を再び奪いました。

先程と違うのは明らかに妻がリョウ君のキスで感じ始めていることでした。

先程までだらっと下に降ろされた妻の両手がゆっくりとリョウ君の背中に回り自分のリョウ君を受け入れる意思を伝えたように見えました。

それを解ったのかリョウ君は妻の手を引きベットへと妻を連れて行く二人の後ろ姿を見て私は興奮しました。

ベットへと寝かされた妻はリョウ君に少し荒々しく服を脱がされ妻の程よく大きい胸が露にされ、リョウ君の右手が妻の敏感な硬くなった乳首へと愛撫します。

その瞬間妻の身体に電気が走ったかのようにビクっと反応し、眉間にシワをよせ妻の口から吐息が漏れたのです。

「はぁ・・・」

リョウ君は妻の唇から自分の重ねていた唇をはずし妻の眼を見て

「○○好きだよ」と言うとゆっくりと妻の首筋から胸へとキスをし、敏感になった妻の乳首に吸い付きました。

「あぁぁ・・・」

妻の両方の胸を鷲づかみにして弄ぶリョウ君は、左右の乳首を順番に舌で転がしては時々激しく吸いました。

その度に妻の身体が反応し、見ている私を今にも爆発させる程に興奮させてくれました。

リョウ君が少し妻の顔を見て妻の感じている表情を確認して、ゆっくりと妻のウエスト部分を手と口で愛撫しながら、妻の両脚を押し広げて顔を埋めました。

「あん・・・リョウ君・・・シャワー浴びさせて」

リョウ君は妻の言葉を無視して妻の淫部を舌先でなめようとします。

妻は必死に両脚を閉じてリョウ君の頭を挟み込むようにし、リョウ君のクンニを拒むのでした。

「○○脚を開いてよ」

妻を見ながらそう言うリョウ君を妻は起き上がり、「シャワー浴びてないから辞めて」とリョウ君の頭を両手で持ちそう言いました。

リョウ君も起き上がり妻に向かって「○○・・・俺にも○○の全てを感じさせて」そう言うって妻の唇をまたも奪いそのまま二人は倒れこむように抱き合い先程以上に激しくお互いの唇と舌を貪るようでした。

何度見ても妻が私以外の男とキスする瞬間は耐えようのない嫉妬と興奮が私を襲うのでした。

「好きだよ○○」そう言っては妻の淫部に手を伸ばし、妻の濡れているであろ淫部に指で愛撫します。

「私も・・・あぁぁ・・・好きだよ・・・リョウ君」

妻もそう答えるとリョウ君の膨れあがったズボンの部分へと手を伸ばし撫でるように愛撫しました。

その瞬間私に射精感が急に走ったかと思うと次の瞬間、私の愚息は痙攣を始めドクドクとトランクスの中で射精し始めました。

刺激も与えないのに射精してしまう程、二人の抱き合い愛撫し合う姿は今思い浮かべても勃起しそうなほど強烈な興奮でした。

そんな二人に「そろそろもういいだろ?」私がそう言っても二人からは返事はありませんでした、

私の声にも反応しなかった妻は射精を済ませた私には嫌悪感さへ抱かせるのでした。

私の呼びかけに何も答えない妻は私以外の男リョウ君の大きくなったものを自分の手で触り、自分はリョウ君に愛撫されながら激しいキスを繰り返していました。

私自信、射精する前程の興奮はありませんでした。

むしろ私の言葉を無視してリョウ君とキスする妻に苛立ちを覚えました。

そんな私に妻の声が聞こえて来ました。

「抱いて」

その言葉で私は妻が本当にリョウ君に好意を持っているのは間違いないと確信しました。

好意ではなく、リョウ君に私と同じように愛情を抱いているのかもしれません。

江崎のときとはまったく違う妻の態度や眼差しは私をどんどん嫉妬ではなく不安にさせていきました。

そんな私の心の中も知らない妻はリョウ君に全てを委ね、生まれたままの格好にされ身体の隅々までリョウ君に唇で愛撫されていました。

「あぁぁ・・・リョウ」

リョウ君ではなくリョウと呼ぶ妻・・・なぜか感じながら、そう呼ぶ妻を見て寂しさがこみ上げてきました。

「まゆみ!もう辞めてくれ!」怒鳴るように二人に向かって私はそう叫んでいました。

驚いたように妻は起き上がり慌てて私の方へとやってきました。

「パパどうしたの?」

「もう帰ろう」

「嫌だった?」

「・・・・」

次に私へ妻からでた言葉は今までの妻なら決して言わなかった言葉でした。

「見てるのが嫌なら先に帰ってくれてもいいよ」

次の瞬間私は妻に始めて手を上げました。

私に手を上げられた妻は自分の頬を手で押さえてその場にしゃがみこみました。

「おい!何するんだよ!あんた何考えてんだよ!」

リョウ君が慌ててこちらにやってきて妻を抱きかかえるようにして私に向かってそう言いました。

私はリョウ君に何も答えずに逃げるようにしてホテルを出ました。

ホテルを出てしばらく歩き、妻からの電話を待ちましたが妻からの電話はありませんでした。

一人駅に向かい、新幹線の切符を買い新幹線に乗り込みました。

新幹線で何度も携帯を見ては着信メールはないかと確認はしますが妻からのメールはありませんでした。

車窓から流れるように消えていく景色を見ていて私の頭に浮かぶことは私がホテルを出てからの二人の行動を想像したものでした。

泣きじゃくる妻を慰めるように妻にキスをし、二人はいつの間にか激しいセックスをしているような想像ばかりでした。

興奮なんてモノはありませんでした。

一人家に着くと下の娘が「おかえりあれママは?」と不思議そうに私にそう聞きました。

「喧嘩しちゃった・・・ママはもう少ししてから帰って来ると思う」

「もぉ喧嘩なんて辞めてよね」

娘がそう言いましたが私は娘に疲れたからと告げ、寝室へと行きベットの上に寝転びました。

天井を見上げてても私の頭に浮かんでくることは妻がリョウ君にだかれ感じている姿ばかりでした。

いつの間にか私は眠りに付いていました。

朝目が覚めると妻が私の隣で眠っていました。

少し安心し、私は妻を抱きしめるように身体をくっ付けましたが、妻は私を拒みました。

「怒ってるんだ」私がそう妻に言いましたが、妻からは返事は帰って来ませんでした。

あの日依頼、私と妻はどこかギクシャクしながらの生活を送り、もちろんのこと妻とセックスするこはありませんでした。

お互いにあの日のことを話す訳でもなく、生活していく中での最小限度の会話をするくらいで、別々の時間に寝室へ行き寝る毎日でした。

ただいえる事は、妻とリョウ君とは毎日のようにチャットをしているのは間違いの無いことでした。

そんな生活が2ヶ月程続いたころの日曜日の昼頃のことでした。

妻が娘達と買い物に出かけたのですが、私は一人家に残りのんびりと過ごしていたときでした。

妻の携帯の着信音がキッチンのカウンターから聞こえて来ました。

私は妻が携帯を忘れたんだと思いましたが、わざわざ知らせる必要もないと思っているとまたもや妻の携帯が鳴りました。

明らかにその着信音はメールが来たことを告げるものでした。

いつもならそんなに妻の携帯を意識することなどなかったのですが、その日はなぜか妻の携帯が気になって仕方がありませんでした。

カウンターに行くと妻の白い携帯がピカピカとメールがあったことを知らせるように点滅しています。

今まで妻の携帯を見ることなんて考えませんでしたが、妻の携帯を見ていると自分の鼓動が激しくなるのを感じました。

妻は誰とどんなメールをしているのか・・・気になって仕方ありません。

夫婦といえども相手の携帯を見ることなんてありえないと思っていた私でしたが、妻との関係がギクシャクしていて妻がリョウ君とどんな状態かもわからない為、妻の携帯を手にしてしまったのです。

見てはいけない・・・いや・・・見てもいいだろ・・・私の中で二つの思いが駆け巡ります。

私は妻の携帯を開いてしましいました。

妻を信用していない私の初めての行動でした。

携帯を開くと着信メールが届いているのが直ぐにわかり、見てはいけないものを見ている罪悪感からか心臓の高鳴りはドンドン増して行くのです。

受信ボックスを見ようと携帯を触るとロックはかかっていませんでした。

受信ボックスを見て驚いたのは、リョウ君からのメールと同じくらいに飲み屋で一緒になったケンジ君からのメールもありました。

妻の携帯が2度鳴ったのもリョウ君とケンジ君からでした。

リョウ君からのメールは挨拶程度のメールや楽しそうな言葉のキャッチボールのようなものでしたが、ケンジ君からのメールはそうでは無く、私との関係のことなどの相談や妻を誘う内容のものでした。

さっき来たケンジ君からのメールの内容はこんな風でした。

(まゆみ大丈夫かな?この間結構落ち込んでいたから。何かあればいつでも電話しろよな。俺はまゆみの為ならいつでも力になるから。)

そのメールを見て以前のメールも見てみると

(明日の昼過ぎなら時間取れるから。近くまで行ったころ電話するよ)

私が予想もしなかったことを妻はしていたようです。

妻が送ったメールを見ると私とのこうなった経緯を伝えるメールや今のこの生活に耐えられないことなどがケンジ君に送られていました。

順番に見ていると妻からケンジ君に逢いたいよと一言だけ書かれたメールが送られていました。

妻はやはりケンジ君と逢っていたのでした。

それだけでも同様を隠せない私でしたが、ケンジ君にはありませんでしたが、リョウ君に送ったメールの中に何通か添付ファイルの付いたものがありました。

それは自分で写した妻の下着姿の上半身や下半身でした。

(おはよう。今日もお仕事頑張ってね)との内容で送られていました。

見てはいけないものを私は見てしまったようです。

見なければ妻にこれほど腹立たしく思うことはなかったでしょう。

私自信妻とギクシャクしてエッチな気持ちすら湧いて来ないほど妻との関係をどのようにすれば元に戻せるのかと毎日思っていたのに、それなのに妻は・・・

私はそっと妻の携帯を元の場所に置き、妻の帰るのを待ちました。

夕方のなり娘二人と楽しそうに戻って来た妻はカウンターに置かれた自分の携帯を見て

「あぁ~やっぱり家に忘れてたんだ。どこかに忘れたんじゃなくってよかった」そう娘達に言い、洗濯物を取り込みにベランダへと行きました。

私は娘二人に「今晩ママと少し大事な話がしたいので出かけてもいいかな?」と聞くと娘達も私達がギクシャクしているのはわかっていましたので、了承してくれました。

洗濯を取り込んで戻って来た妻に、「少し話ししたいことがあるから、夕飯の後少し出かけないか?」と言うと妻は

「改まって何の話し?話があるなら家で話せばいいじゃない」と不機嫌そうに私に目を合わせることもなくそう言いました。

私が一瞬ムッとした顔になったときに上の娘が私達に言いました。

「パパ私と理奈でカラオケにでも行くから家で話せばいいよ。それならいいでしょ?」

「お前達がそんなに気を使わなくってもいいんだぞ」

「ううん。丁度久しぶりに行きたかったからね。ね?理奈?」

私に目で合図を送ってくれる娘達に本当に悪いなと心からそう思いました。

夕飯を食べて娘達が気を効かせて出ていってくれた後、キッチンで後片付けをしている妻に

「少しいいか?」と言うと妻は何も言いませんでした、洗い物が終わると私の座るソファーの近くへと来ました。

「単刀直入に言うけど、ケンジ君と遭ってるんだろ?」

妻はそれまただついているだけのテレビの画面を見ていましたが、そう言った私の方を慌てたような顔をして見ました。

「どうなんだ?」

「・・・」

何も言わずにまたテレビの方へと顔を向ける妻でしたが、私が「まゆみはいったい何を考えてるんだ!」と少し怒鳴るように言うと

「パパにそんなこと言われたくない!ケンジ君と逢って悪い?リョウ君だってそうじゃない勝手に怒って」

「勝手に怒る?お前がおかしいからだろ!」

「おかしい?どこがよ!大体パパが悪いんじゃない!自分から私に自由にしてもいいって言っておいて!」

妻がこれほど私にきつく言うことは今までありませんでした。

このときからあれだけ仲良かった私達夫婦の歯車がどこかで狂いだしたのでした。

「俺が悪い?確かに俺も悪いかもしれないけどお前はどうなんだよ!隠れて二人の男とこそこそと!」

「だったら最初からこんなことしなければいいいじゃない!私だってこんな風になりたくなかったわよ!」

「だから二人で話し合って決めたじゃないか!隠し事したりしないって!」

「全て話せる雰囲気?話したくったって話せないじゃない。どうせ私が悪いんでしょ!もういいわよ!」

そう言って妻は立ち上がり自分のバックを持ち家を出て行こうとします。

「どこ行くんだよ!今から男の所にいくのか!」

「どうしてそうなるの!!どうせそんな風にしか思ってないんでしょ!!」

「あぁ思ってるさ!好きなようにしろよ!」

妻は私がそう言うと何も言わずに玄関のドアをバタンと閉めて出て行きました。

あまりの腹立たしさに私は机を蹴り上げ、ソファーのあったクッションまでも壁に投げつけました。

一人リビングのソファーに寝転び、怒りが治まるのを待ちましたが一向に治まることはありませんでした。

妻が出て行って2時間くらいしたころ娘達が帰ってきて私に向かって上の娘が言いました。

「パパ?ママと喧嘩したんでしょ?ママから電話あったよ。しばらくおばぁちゃんの所に行くって言ってた。私はパパ達の喧嘩の原因はよくわからないけど、ママを悲しますようなことだけはしないでね」

「わかってる。少しパパも頭を冷やしてからママと話をするよ。心配することないから」

「うん。わかった・・・パパお風呂に入ったの?私達入ってもいいかな?」

「あぁ先に入ればいいよ」

「じゃぁお風呂入って寝るね」

娘達は自分の部屋に行き順番に風呂に入り、しばらくしてから寝に行きました。

私は風呂に入り缶ビール片手に妻にメールをしました。

(少しお互いに頭を冷やしてから話しをしよう。)

そう書き込み送信しました。

次の日の朝、娘二人が妻の代わりをしっかりとしてくれ、会社へと向かいました。

結局妻は次の週末になっても帰ってくることはありませんでした。

その間、妻のいない我が家は娘達が色んなことをしてはくれますが、私の方が娘達に気を使いいつものような訳にはいきませんでした。

日曜日の夕方になっても妻が帰って来ないため、私は妻の実家に妻を迎えにいくことにしました。

妻の実家に着き玄関のドアを開け「こんばんは」と挨拶すると妻の母親が出てきて「あぁ○○さん。入れ違いになったね。さっき家がやっぱり心配だからって帰ったとこよ」と笑顔にあわせてしっかり二人でやりなさい!といいたいような表情でそう言ってくれました。

私は妻の母に挨拶し、急いで車で我が家に戻りました。

家に着くとキッチンで洗い物を妻はしていました。

「迎えに行ったんだけど、入れ違いだったな」私はそう妻に言いましたが、妻は何も言いませんでした。

「何か言えよ」と私が言うと洗い物を辞めて私の方を振り返った妻の顔はどこかいつもの妻と違ったように見えました。

「話があるからあの子達が寝てからにして」

いつもの暖かな妻の表情はありませんでした。どこか冷たさを感じるような妻の表情は私にとってとても辛いものでした。

娘達も風呂に入り、それぞれの自分の部屋へと行き、妻も風呂から上がるとリビングでテレビを見ている私の前に来て私が見ていたテレビを消しました。

「少しは冷静になったのか?」私の問いかけに妻は大きく息をはき話しはじめました。

「パパが隠さずに話せって言うから全て話します」

「あぁそうしてくれ」

「実家に泊まったのは1日だけ、出て行った日はケンジ君と朝まで車で話してた。次の日は学生時代の智子のお家に行って色々話していたら前の日寝てなかったからいつの間にか寝てしまって」

「・・・・・・」

「その次の日から昨日まではケンジ君のところに泊まっていました」

淡々と無表情で次から次へと話す妻には驚きを覚え、そして同時に怒りもこみ上げてきました。

「なんなんだそれ!俺も娘達もこんなに心配しているのにお前はいったい何を考えているんだ!」

私が大きな声でそう言うと妻は声を詰まらせながら私に言いました。

「そうよ・・・パパが言うように私はそんな女なの・・・夫や子供がいても・・・別の男の所に行くそんな女なの!!」

最後の部分だけ声を荒げてそう言う妻でした。

「この間までリョウかと思えば今度はケンジかよ!お前はいつからそんな女になったんだよ!」

「・・・」

「なぁ!!俺へのあてつけか!どうなんだよ!!」

「・・・・・・」

何も言わずに下を向いてる妻でした。

「黙っていてもわからないだろ!なんとか言えよ!」

「・・・・・・」

「こんな・・・私に・・・したのは誰?」

妻まゆみのその言葉は私の心の中を突き刺すように響き渡りました。

「今まであなたとギクシャクしてたとき・・・私を支えてくれたのはあなたではなく・・・ケンジ君だった・・・こんな私が嫌なら離婚してください」

妻は私に憎しみさへ抱くような表情で私を見てそう言いました。

「離婚するとか簡単に言うなよ!あいつらはどうするんだよ。お前がいない間、本当に俺に気を使って色々してくれたんだぞ」

「・・・・・・」

「俺が我慢すればいいんだろ!ケンジのところに行きたければ行けばいいさ!好きにしろ!」

私はその場を立ち、寝室へと行きました。

妻が後から寝室に来ることはありませんでした。

その日から心まで私以外に奪われた妻との同居生活が始まりました。

妻と言い合ったあの日から、妻は私と別の部屋で寝るようになりました。

当然そのことに娘二人も気が付かないわけもなく、必要以外しゃべらなくなった私と妻に気を使い、私達に話を振ってきたりと娘達は本当にこんな私達をなんとかしようとしてくれました。

単なる夫婦喧嘩とそのときは娘達も思っていたのでしょう。

今まで一番近くに居た妻の存在がこれほど遠くに思えたことはありませんでした。

私と話すときも笑顔すらなく、無表情で答えるだけの妻を腹立たしく思える毎日でしたが、私自信自分がまいた種だと思っていましたので妻には何も言いませんでした。

そんな生活の中私が一番気になることはやはり、リョウとケンジとの現在の妻とのことでした。

ある日いつもなら家事を終えて風呂に入ると私がリビングでテレビを見ていても「先に寝ます」と一言告げて客間へと寝に行く妻が珍しく私からは少し離れた場所には座っていましたが、私が見ていたテレビを見ていました。

バラエティ番組だった為、妻の様子を見ていると時々くすっと笑顔がありました。

久しぶりに見る妻の笑顔を見た私は、若い頃妻がみんなで集まっていたときにでも周りのみんなは大笑いしているのですが、一人くすっと笑うだけの妻を思い出しました。

私が妻を見る目も変わっていたのでしょうが、今まで空気のような存在だった妻ではないことを気付かされた瞬間でした。

テレビを楽しそうに見る妻に「ビールでも呑むか?」と久しぶりに妻へ話しかけました。

「・・・」

妻からは返事はありませんでしたが、立ち上がりキッチンに行き冷蔵庫にある缶ビールを2本取り出して1本は私の前の机の上に置き、もう1本は自分で空けて呑み始める妻。

一瞬その行動に戸惑いはありましたが、私も妻が置いてくれた缶ビールを開けて呑み、一番気になる事を妻に問いかけてみました。

「まだあいつ達とは連絡取ってるのか?」

私のその問いかけに妻の動きが一瞬止まったように見えました。

「どうなんだ?」

「・・・・・・」

「それくらい答えてくれてもいいじゃないか」

私がそう言うと大きなため息をつき妻が話し始めました。

「会ったりはしてません。・・・リョウ君とは時々メールはしています」

「ケンジは?」

「・・・・・・・電話で少し話しはしています」

妻はそう言ってビールを持ち立ち上がり「先にねます」そういつもの一言を私の目もみずに客間へと行きました。

あの日依頼、パソコンも私がいるときにはしている様子もありませんでしたので、妻がさきほど言ったこともまんざら嘘でもないような気がしましたが、やはりケンジのことは気になる私でした。

その日久しぶりに私は情けないことですが、妻の脱いで洗濯カゴに入っている妻の薄いピンクのパンティをこっそり取り、寝室へと持って行き一人で慰めました。

妻の下着を自分の勃起したモノに巻きつけ、妻が私の知らないところで隠れてケンジにだかれていることを妄想しながら・・・

あっというまの射精でした。

射精し、妻の淫部の当たる部分へと私のモノから放出された白い男汁を見ているといったい何をしているのか・・・虚しさだけがこみ上げてきました。

そっと私のモノが付いた妻のパンティを洗濯カゴに戻す私の姿とその行為は自分を攻めるだけでした。

それから私は時々、妻の脱いだ下着を楽しむようになりました。

押さえきれない欲望を妻の下着によって解消し、その行為が終わると罪悪感と虚しさに襲われる日が続きました。

そんな行為も妻に気付かれない訳もなく、いつのまにか妻は自分の脱いだ下着を風呂場で直ぐに洗い風呂から上がると自分の寝ている部屋に干すようになりました。

以前の妻なら私がそんな行為をしている事に気付くと

「パパ!私の下着でエッチなことしてるでしょ!もぉ~変態なんだからぁ~」なんて言うのでしょうが、何も言わずに自分の下着をすぐに洗ってしまう妻は無言の軽蔑を私に投げかけている様に思えました。

そんな妻との生活が2ヶ月ほど続いたある日、私が会社から戻ると必要以外に私としゃべることもなかった妻が私が帰ると直ぐに話しかけてきました。

「明日出かけてきてもいいですか?」と目をそらしながら私にそう言う妻に私は「どこに行くんだ?ケンジと会うのか?」との私の問いかけに

「はい。・・・ダメなら辞めておきます」と俯きながら私にそう言いました。

「まゆみはどうしたいんだ?少し話を聞かせてくれよ」

私がそう言っても妻は下を向いているだけで何も答えませんでした。

「だまっていてもわかんないじゃないか。会いたいのか?」

そう言った私に妻は直ぐに答えました。

「会いたくなければこんなこと聞きません」

「そっか・・・ダメだと言っても会いたいなら隠れてでも会うだろな」

「・・・・」

「ケンジって結婚していないのか?」

「・・・・」

「どうなんだよ」

「離婚して・・・今は一人」

「そうなんだ。まゆみが会いたければ行けばいいし、どこかで俺のことを思う気持ちがあるのなら行くな」

私のその言葉に妻は何も答えることはありませんでした。

それから風呂に入り、娘達もいなかったために無言での妻との二人だけの夕食を済ませてお互い違う部屋へと寝に行く私と妻でした。

第12章
次の日の朝、以前なら妻に「パパ!起きなさぁ~い」と起こされていた毎日にでしたが、あの日依頼自分で目覚ましを掛けてその音で目覚める毎日でした。

朝食をとりにキッチンへと行くといつものように私が座ると妻からの「おはよう」との挨拶も無く、コーヒーと新聞が私の前に置かれ、トーストを焼き始める妻でした。

とくに今日ケンジに会う話も妻はしませんでした。

朝食をすませて身支度を終え会社へと向かう私は、妻からの「今日辞めておきます」の言葉を待ち望みましたが、その言葉を聞くことはありませんでした。

駅へと向かう毎日通いなれた道のりが遠く思えた私は、家に引き返し妻に「行くのを辞めてくれ!」と言いたい気持ちでいっぱいでしたが、私にその勇気は無くそのまま駅から電車に乗り会社へと向かいました。

会社に着き、今日の妻のことが気になって仕方なかったことも仕事の忙しさで、そんなことも思う暇も無いほど、時間に追われる私でした。

ふと気が付くとあたりは暗くなっていて時間を見ると7時を過ぎたころでした。

明日の準備を済ませて会社を後にし、家へと向かう私の足取りはとても重かったのを覚えています。

妻からのメールも電話もなく重たい足取りで我が家の玄関までたどり着き妻が私のことを思って行かないでくれることを少し期待しながら玄関のドアを開けてみました。

私の期待を裏切るように玄関のドアには鍵がかかっていました。

居ないのか・・・やっぱり行ったんだな・・・そんな言葉を心の中で思いながらバックから鍵を取り出し玄関のドアを開けて家へと入りました。

こんな関係になってからも私が家に帰ると一言「おかえり」とだけは言ってくれた妻も今日はいません。

寂しさがこみ上げて、リビングへ向かう足取りもふらついているようでした。

テーブルを見ると夕飯の用意はしてあり、メモが一緒に置かれてあり、見てみるとおかえりなさい。温めて食べてください。早く帰るようにします。と妻の字で書かれていました。

ただそのメモを何度も読み返す私でした。

それを見ていたとき2階から階段を下りてくる足音がしました。

「パパお帰り。ママ出かけてるよ。ご飯温めようか?」と下の娘が私にそう言ってくれました。

「いたんだ。玄関鍵が閉まってたから居ないのかと思ったよ」

「ママも居ないし怖から鍵掛けてたんだ」

娘はそう言って妻の用意してくれた夕飯をレンジで温めてくれました。

手を洗い着替えて夕飯を食べていると娘が「パパお風呂入れようか?」と聞いてくれたので、「いいよ。シャワーで済ますよ」と言うと「私もそうしたんだ」とニコッと笑って自分の部屋へと戻って行きました。

夕飯を終えてシャワーを浴びて缶ビール片手にボーッとテレビを見ていると玄関が開く音がしたので、妻かと思うと上の娘でした。

上の娘も食事を終えて自分の部屋へと行ったころ、また玄関のドアが開く音がしました。

妻が帰ってきました。

戻って来た妻は私を見るなり「遅くなりました。今日はすみませんでした」そう言って自分の部屋に行き、着替えを持って風呂場へと行きました。

風呂場の扉が閉まる音を聞いた瞬間、私の頭の中に妻の脱いだ下着・・・そう浮かびました。

いつものように当然下着を洗う為に風呂場へと自分の下着を持って入っている妻ですので手に取ることは出来ないのですが、どうしてもどんな下着を着けていったのか気になる私でした。

そっと脱衣所を覗くとやはり下着はありませんでした。

妻が風呂から出ていつものように自分の寝る部屋へバスタオルに包み自分の下着を持ち「おやすみなさい」と一言私に声を掛けてリビングを出て行きました。

妻に今日のことを何も聞けなかった私は一人妻がケンジに抱かれてきたであろうことを一人妄想し自分のモノにそっと手を伸ばし一人慰めようとしましたが、やはり今日の妻の下着が気になりこっそりと妻が眠る客間の引き戸を開けました。

真っ暗な妻の寝ている客間を廊下の明かりが少し照らします。

薄明かりに照らされた客間にひかれた布団に眠る妻の姿と障子の窓の上に小さな下着干しに吊るされた赤い妻の下着が私の目に飛び込んで来て、気が付くと私は客間に入り妻の眠る頭元に佇んで妻を見下ろしていました。

寝ている妻と干された赤い下着を交互に見る私は、その下着をケンジに見せ、そして脱がされ感じる妻を想像しその場で自分のモノを扱き始めました。

それに気が付いたのか、それともまだ眠っていなかったのか妻は眼を開け、私のその姿を見て

「何してるの!出て行って!」大きな声ではありませんでしたが必死にそう言う妻でした。

次の瞬間、私は布団に包まる妻の布団をめくり、妻を押さえ込み無理やり着ているTシャツをめくり上げ必死に妻の乳首に貪りつきました。

「やめてって!」必死に抵抗する妻ですが、私も必死で妻のジャージをずらし、パンティをも下げました。

妻は脚をバタバタとし私を蹴ることまでしましたが。

無理やりに脚を開かせ間に入り、いきり立った私のモノを妻の濡れもしない淫部へ押し込みますが妻も抵抗するためになかなか挿入できません。

妻の両手を頭の上で押さえ付け、抵抗する妻に向かって言いました。

「ケンジに抱かれたんだろ!」

「辞めてって言ってるでしょ!」

「どうなんだよ!」

「辞めてって」

少し声が弱々しくなる妻でした。

同時に今まで必死に抵抗をしていた妻の身体の動きも止まり、私は自分のモノにツバを付け妻の中に挿入しました。

「お願いだから辞めて」

「ここに入れて来たんだろ!!どうなんだよ!」

「・・・・」

言葉と同じように妻を激しく突き上げます。

「おい!まゆみ!抱かれてきたんだろ!正直に言えよ!」

「・・・・」

何も答えない妻でしたが、胸を激しく私にもまれながら、淫部も私の硬くなったモノで突き上げられているからか少し濡れてき、表情も必死に感じるのを我慢しているようでした。

「言えよ!」そう聞くたびに同じように妻を突き上げます。

「愛し合って二人でしたんだろ!」

「うッ・・・」

一瞬妻の口から喘ぎが漏れました。

「嫌な俺に無理やりこんなことされて感じてるんだ!」

「・・・」

「抱かれたんだろ!こんな風に」

苦痛かのような表情を浮かべて必死に耐えていた妻が

「抱かれました」そう言った瞬間に「いやぁ~~~~~~」と大きな声を上げて私から顔を背け、妻が絶頂を迎えたようでした。

「抱かれたんだな。よかったんだろ!」

「あぁぁ~~~いやぁ~~~辞めてぇ~~」

私に犯されながら感じる妻でした。

嫌がりながらも決して感じていると答えない妻は私に付かれながら、「逝くぅ~~~」とは言わずに「いやぁ~~~~」と声を上げながら何度も絶頂を迎えました。

そんな妻を見ても私の興奮は最高潮に達し、逝きそうになり妻にキスしようとしました。

そのとき私のキスを避けて顔を背ける妻を見た瞬間。私の興奮は一気に冷め、動きが止まってしまいました。

妻は慌てて私から離れ、恥ずかしそうに胸を押さえて、Tシャツを着そしてパンティとジャージを身につけて部屋の隅に行き

「お願い・・・出て行って」

脅えるように私を見てそう言う妻を私は一瞬だけ見て部屋を出て行きました。

その日から夫である私が妻であるまゆみを夫婦でありながらも妻がケンジと会って帰って来た日には無理やり犯してしまうそんな日が続くのでした。

妻まゆみとの間にすっかり深い溝がが出来た心の繋がっていない夫婦の関係を続けることはお互いにとても辛い毎日でした。

初めて嫌がる妻を無理やり犯す様に抱いてから、私は妻がケンジと会って帰って来た日の夜には妻の寝ている部屋へと行き嫌がる妻を無理やり犯し続けました。

家に帰って来て風呂に入り洗濯をして私に「先に寝ます」と一言だけ目も見ないで自分の寝る客間へと行く妻に私も何も言わないで、娘たちが寝静まるのを待ち妻の寝ている部屋へと行くのでした。

そっと引き戸を開けるとスースーと寝息を立てて寝ている妻の布団にそっと入ります。

妻は私が布団に入って来たのが解ると最初の数回は抵抗しましたが、いつのまにか仰向けになりただ目を閉じてじっとしているだけになりました。

そんな妻の着ているものを興奮を抑えきれずに荒々しく脱がせて妻の両脚を開き先程までケンジのもので満たされたであろう妻の淫部をマジマジと眺めてから私の唇と舌で丹念に舐めるのでした。

妻から喘ぐ声は漏れません。

ただじっとしているだけの妻でしたが私自信、そんなマグロ状態の妻にもその時は逆に興奮していたように思えます。

いつものようにじっとしている妻の淫部を舐めて妻の乳房や身体中を綺麗にするように私は舐め、自分のいきり立ったモノを妻の淫壷へと挿入するのでした。

挿入する時にはじっとしている妻も「うっ」と一瞬声を上げます。

「今日は何回したんだ?」

「いっぱい感じたのか?」

「ケンジのと俺のどっちがいい?」

「アナルも入れられてるのか?」

「中に出したのか?」

何も答えない妻に一人、病的に質問攻めして勝手に果てる私でした。

今から思えば本当にその頃の私はどこかおかしかったのだと思います。

昔からの妻と共通の友人達もその頃心配をして男性の友人は私を女性の友人は妻の話を聞きなんとか私達を元に戻そうと努力してくれました。

しかし女性の友人から妻が友人に話すことは私のことは非難ばかりで、ケンジとのことは楽しそうに話すと聞きました。

女性の友人は妻とケンジが関係を持っていることも知っていました。

男性の友人は妻とケンジが関係を持っていることを知ると皆、許せない、直ぐに別れろと私に意見してくれました。

そんな友人達も私達が長い時間そんな関係を続けていると、知らぬ間に遠ざかって行きました。

愛する妻が浮気をしているのに、それに何も言わない夫。夫のことを非難ばかりし別の男のことばかり話す妻。

友人達のように普通の男女であればどうして一緒に暮らすのか解らなかったのでしょう。

もちろん妻がなぜそうなったのかのきっかけを私も妻も友人達には話さなかったからです。

そんな頃いつものようにケンジと逢って帰ってきた妻を私が無理やり抱こうとしたとき妻の口から思いもしない言葉が出て来ました。

ただじっとしている妻に私が挿入しようとしたときでした。

「もうこんな関係終わりにしませんか?」

薄明かりの中、私の顔をじっと見つめながらそういう妻でした。

「終わり?どういうことだ?」

「はい・・・もう心も身体も私は限界です。あなたと一緒に暮らすことは出来ません」

「出て行ってケンジのところに行くってことか?」

「いいえ・・・一人で暮らそうと思ってる」

「子供達にはなんて話すんだ?」

「あの子達には、もう話しました。離婚するかはわからないけどパパと別々に少しの間暮らそうかと思ってると」

「それでどう言ってるんだ?」

「二人共悲しそうにしてたけど、パパの面倒を見てあげてと頼むと一応解ったとは言ってくれた」

「どうしてそんなこと勝手に話しするんだよ!」

「このままこんな関係を家で続ける方があの子達にとって辛いだけだと思うから」

「俺は何も変わってないぞ!お前が勝手に男に惚れるからじゃないか!」

「・・・」

「俺はそんなこと許さないからな!」

「私が悪いんです。現実から逃げようとケンジ君にどんどん惹かれていったのだから」

「それは俺のせいでもあるだろ!お前一人が悪い訳じゃないだろ?」

「・・・・・・」

「もう一度やり直せばいいじゃないか!」

妻はこらえていたものを一気に吐き出すように大粒の涙を流して私を見て言い出しました。

「無理なの!もう無理なのよ・・・私は・・・あなたと一緒にいれないの」

「ケンジが好きだからか?俺よりケンジがいいからか?」

妻は私がそう言うと首を何度も横に振りました。

「じゃあどうしてなんだよ!」

少しの間何も答えなかった妻が唇をかみ締めながら言い始めました。

「私が家を出て行ったとき・・・実家に帰ったときにね」

「あぁ俺と喧嘩したときだろ」

「うん・・・あの日・・・友達のところに泊まってないの」

「え?どこに泊まったんだよ」

「ケンジ君に電話したんだけど・・・丁度出張で居なくって」

「・・・」

「ファミレスで時間潰していたんだけど閉店になったから・・・どこか開いてるお店に行こうと歩いているときに声掛けられたの」

「・・・」

「変な人かと思ってずっと無視して歩いていたんだけど、私がファミレスに居たの知っていて何かあったの?とかずっと話してくるから」

「それでついていったのか?」

「丁度タクシーが通ったから、タクシーに乗ろうとしたときに、腕組まれてとにかく楽しいことしよう!って引っ張って走らされたの」

「・・・」

「走ってるとなんだかすっとして」

「一緒にどこかへ行ったんだな」

「うん」

「抱かれたのか?」

「・・・」

「そうなんだな?」

「うん」

妻の頷きながら「うん」と答えた姿を見たときはショックでした・・・

ケンジのことだけでもいっぱいいっぱいだった私は、それを受け入れることはそのときはできませんでした。

結局その3日後、妻は家を出て一旦実家へと行きました。

妻がいなくなって娘達は妻のいる実家に週末近くになると泊まりに行き、その他の日は私の面倒を文句一つ言わないで良くしてくれました。

必要以上にしゃべることもしなかった妻との生活でもいなくなった後よりも良かったように思えました。

1ヶ月ほど経った頃に娘から妻が仕事をしだして、アパートを借りたと聞きました。

その間私の頭の中にはケンジとのことよりも妻が声を掛けられ、楽しそうに男とはしゃぎ、いつの間にかホテルに行き抱かれていることを思い浮かべては腹立たしさと悔しさで一杯でした。

興奮はまったくありませんでした。

スポーツクラブに通い始めて、どんどん綺麗に若々しくなって行った妻に私自身が喜び、そして私の性癖から江崎と関係を持たせ、リョウやケンジとのことを何度も何度も思い出してもそのときの私にはまったく興奮を覚えることはありませんでした。

自分自身妻を愛していなくなったのかとも思いました。

そんなある日、仕事を終えて家に戻って来ると下の娘がリビングで泣いているので娘にどうして泣いているのかと聞いても何も答えてくれませんでした。

何度もどうしたのかと聞いてみても「大丈夫」と答えるだけで、しばらくすると自分の部屋へと行きました。

次の日、会社でそろそろ昼飯を食べに行こうかと思っていたときに上の娘からメールがありました。

(パパ今晩遅くなるかな?家以外で少し話したいんだけど)

私はそんなに遅くならないと娘に返事を送ると娘から駅前のファミレスに来て欲しいと時間を記して返信がありました。

仕事を終えてファミレスへ行くと上の娘だけが一人で私を待っていました。

「すまんすまん。待たせて。何か食うか?」

「ううん。家で用意してあるから、このコーヒーだけでいいよ」

「そっか。ところでどうしたんだ?」

「ママのことで」

「ママがどうかしたのか?」

「うん・・・理奈がね」

「理奈が?」

「理奈がママのアパートに行ったときにね」

「うん。どうかしたのか?」

「・・・・・・男の人がいたのを見たみたいなの」

「そっか・・・それでこの間泣いていたんだな」

「パパは知ってたの?」

「・・・あぁ」

「そうなんだ・・・離婚するの?」

「・・・」

「あのママが・・・信じられないよ」

「とにかくお前達は心配するな。理奈にはパパから話をするよ」

「・・・・・・パパ・・・ママのこと許せないの?」

「パパもよくわかんないんだ」

「・・・」

「理奈は家にいるのか?」

「・・・うん・・・いるよ」

「そっか・・・じゃぁ帰ろう」

そう言って泣く娘を連れて我が家へ帰りました。

家に戻ると心配そうに下の娘が私達を待っていて私を見た瞬間、「パパ・・・お願い・・・ママを」とワンワン泣き叫びました。

そんな二人の娘を見ると私自身も泣かずにはいられませんでした。

いっきに今までモヤモヤしていた私の胸の中で何かが弾けたような気がして、私は娘達に妻が住んでいるアパートの場所を聞き、夕飯もとらずに妻の住むアパートへと向かいました。

娘に聞き車で探して見つけた妻の住むアパートは2階立ての少し古びれたモノでした。

娘に聞いた部屋の前まで来て私はドアの横にある呼び鈴を押しました。

ピンポーンと昔ながらの呼び鈴の音がします。

ガチャ・・・とドアの鍵が開く音がすると少しだけドアを開けて私が来たのを覗き窓から見たのかわかっていたように出て来ました。

「どうしたの?」と少し開けたドアから顔を出し私にそう言う妻でした。

「ケンジが来てるのか?」

「え・・・・・・うん」

「話しをさせてくれないか?」

「・・・今度ではダメかな?」

「理奈が見たんだよ・・・お前達のこと」

「・・・じゃ少し待ってくれる」

妻はそう言ってドアを閉めてケンジに話をしに行ったのでしょう。

長い間私は待たされ、もう一度呼び鈴を押そうかと思ったときにドアが開き、妻が出て来て「どうぞ」と私を部屋の中へと入れてくれました。

狭い玄関にはケンジのものと思われる靴が置かれ、小さな下駄箱の上には赤いバラの一輪挿しが飾られていました。

部屋に入ると一緒に夕飯を食べていたのか小さなテーブルには妻が作ったであろう料理が置かれていて、ベットにもたれてこっちを見るケンジがいました。

「ご無沙汰してます」そう私の顔を見て言うケンジに私は「ご無沙汰?よくもそんなことが言えたもんだな」と言うと妻が「喧嘩するのなら帰って」と私に血相を変えて言いました。

私は小さなテーブルのケンジがいる反対側に座り、こみ上げて来る怒りを抑えながら話し始めました。

「あんたはまゆみをどうするつもりなんだ?結婚でもするのか?」

「はぁ?結婚?しませんよ。そんなめんどくさいモノ」

「ふざけるなよ!じゃぁまゆみとはどうなんだ!」

「ふざけてませんよ。私も彼女も結婚なんて考えてませんよ」

「じゃぁまゆみとどうしたいんだ」

「どうもこうもないですよ。反対にあなたに聞きたいくらいですよ。あなたの方こそ彼女をどうしたいんですか?」

「俺はまゆみとは離婚はしない」

「それが彼女を苦しめていることが解らないのですか?」

「苦しめている?」

「そうですよ。あなたの勝手な行動で彼女は心が病んでしまったんでしょ?それすらわからないのですか?」

「俺だけのせいでもないだろ」

「そうですかね。もしもですよ、私が今いなければ彼女はどうなりますか?あなたに今の彼女を支えられますか?」

「支えることなんてできませんよ!あなたは彼女を性の捌け口にしているだけでしょ!まだわからないのですか!」

「お前にそんなこと言われる筋合いはない!とにかくまゆみとは別れてくれ!」

「それは私が決めることじゃないですよ。彼女が決めることですから。今彼女にとってあなたと私がのどっちが必要か彼女に聞いてみればいいじゃないですか」

ケンジは自信ありげに妻を見ながらそう言いました。

「まゆみは家に戻る気はないのか?香奈や理奈達が心配ないのか?」

私が妻に向かってそう言うと妻は少し考えて言いました。

「心配です・・・でもそれよりあなたと一緒に暮らす方が今の私にとっては辛いことかもしれません。ごめんなさい」

「そうなのか・・・じゃぁ香奈と理奈はどうするんだ?」

「あの子達には私から話をします。解ってもらえるように」

「理解できる訳ないだろ・・・そんなこと」

私がそう言ったときにケンジが少し笑いながら私に向かって言いました。

「じゃぁ娘さん達にあなたがいろんな男に母親を抱かせたんだって理解してもらうしかありませんね」

その言葉を聞いた瞬間、私はケンジを蹴り飛ばし、ケンジも私に殴りかかってきました。

妻が必死に泣き叫びながら私を止めようとしますが、私の怒りは収まることはありませんでした。

しばらく殴りあった私とケンジは妻の必死の仲裁によって少し冷静さを取り戻しましたが、私はその場にいるとまたケンジに殴りかかりそうなので妻に「とにかく一度家に戻って来い」と言い残し家へと帰りました。

家に戻ると私の腫れ上がった顔と鼻血で汚れた服を見て娘達は驚き、そして泣き出しました。

そして下の娘がそんな私を見て寂しそうに「パパ・・・もういいよ」そう言ったのを今も忘れることは出来ません。

自分の性癖から招いてしまったことを泣きじゃくる二人の娘を見ながら後悔する私でした。

ケンジと殴りあった日から、娘達との3人での生活も娘達は娘達で妻のことには触れないようにとしていて、私も仕事が早く終わり家に帰ったときに娘達がいると今までに無いほどに二人の娘といろんな会話をするようにしていました。

3人共に妻のことが気にならない訳では無かったでしょうが、妻が居るとき以上に娘達の存在が近くに感じる毎日に私は救われていたのかもしれません。

しかし娘達も自分の部屋に行き、私一人になると妻のことを考えずにはいられない毎日で、私の心の中には妻を許せない自分と、そうでない自分が毎日のように戦っているようでした。

仕事先や外出したときに何事もないように楽しそうに二人で歩く同年代の夫婦を見るたびに、妻と何もなかった頃のことを思い出してはあの頃に戻ることは無いのだろうなと思い、どうして私達夫婦だけがこんなことになったのかと後悔と腹立たしさで胸が締め付けられる思いでした。

久しぶりに娘二人と外食に出かけたときのことでした。

3人で食事をを楽しみ、そろそろ帰ろうかと思ったときに下の娘がポツリと誰にともなく言いました。

「ママは私達のこと捨てたんだね」

上の娘が慌てて怒りました。

「理奈!!何を言い出すのよ!ママのことは言わないって約束したでしょ!」

「だって・・・お姉ちゃんは我慢できるの?私は出来ないよ」

「我慢できるわけないでしょ!子供じゃないんだから諦めるしかないでしょ!」

「諦められないよ・・・本当にママは私達より男の人を選んだの?」

「もう辞めてよ!ママだって好きで出て行ったわけじゃないでしょ!色々考えて出て行ったんだから!」

「わかってるよ・・・わかってるけど・・・ママは男の人と毎日楽しくいるんでしょ・・・許せないよ・・・そんなこと」

「楽しくしているかどうかわかんないでしょ。もう辞めよこの話は。わかった?」

ショックでした・・・いつまでも子供だとばかり思っていた娘達がこんなに私と妻に気を使い自分達の思いを我慢しているとは。

家に帰り下の娘は風呂も入らずに、そのまま自分の部屋に行き泣きながら寝てしまったようでした。

上の娘が風呂から出てきて私の前に座り、私の飲んでいたビールを持って来たコップに入れて飲み始め私に話し始めました。

「あの子ショックだったんだと思う。私もママが男の人と一緒だと思うだけでもショックだったから。尚更それを目にしたのだからね」

「そうだな」

「私も理奈も信じられないの・・・あのママが男の人を選んだなんて・・・考えたくないんだよ」

「お前達がそう言ってくれるだけでパパは十分だよ」

「どうして?パパはママを許せないでしょ?」

「毎日そのこと考えてるよ。反対にお前達はママがもしこの家に帰って来ることがあれば許せるか?」

「・・・・・・・・・・・・」

「そんなことお前達に聞く俺が悪いよな。すまない」

「許せるかどうかわかんないけど・・・戻って来て欲しいと思う気持ちは少しはあるよ」

「そっか・・・すまないな辛い思いさせて」

「辛いのはパパもでしょ」

上の娘は我慢していたモノを押さえることが出来なくなったのか泣き出し私に向かってこう言いました。

「パパぁ・・・ママが病気だと思ってぇ・・・お願いだからぁ・・・ママの病気を治して・・・パパしかいないの・・・ママを治せるの」

必死に泣くのをこらえながら大粒の涙をこぼし、必死に私にそう訴える娘を私は娘が小学生の頃依頼、強く抱きしめました。

そんな娘を抱きしめながら私の中でモヤモヤしていたものが一気に晴れ上がりました。

友人や人にどう思われようが、どんなことがあっても妻を攻めずにこの家に戻って来さそうと。

私は娘を部屋まで連れて行き「心配するな。パパがなんとかするから」と告げてリビングに戻りました。

リビングに戻った私は妻が携帯を変えてないことを願いながら妻の携帯番号を出し発信ボタンを押しました。

何度か呼び出し音が鳴っても妻は出ません。あと数回呼び出して出ないのならメールしようと思ったときに妻が出ました。

「もしもし」小さな声で脅えたように電話に出る妻でした。

「携帯変えてなかったんだ?」

「うん・・・どうかした?」

「明日時間無いか?少し話がしたいんだ」

そう言ったときに後ろからケンジの声で「誰なの?」と聞こえて来ました。

一瞬ムカッとしましたが、さっきの娘の姿を思うと不思議と我慢することが出来ました。

「話し?何の?」

「お願いだから少し話がしたいんだ」

「わかった・・・仕事終わってからなら」

「じゃぁ7時頃でもいいかな?電話するから」

「はい。わかりました」

そう言って電話を切りました。

電話を切った後、妻とケンジが今何をしていたのか直ぐにわかりました。

こんな私達3人のことも何も知らずに二人でセックスしていることに不思議なくらい冷静でいることが出来ました。

翌日、仕事が終わり妻の携帯に連絡をしてから、妻の住む近くの駅前の居酒屋で妻と会うことにしました。

私の方が先に着いたのか、店に入ると妻はまだ来ていませんでした。

一人でビールを注文し、飲んでいると妻が店に入ってくるのがすぐにわかりました。

久しぶりに見る妻は以前の妻よりも一段と若々しく見え私が言うのもなんですが、いい女に見えました。

「ごめんなさい。少し明日の用意頼まれて」

「なんの仕事してるんだ?」

「介護の仕事してる」

「そっか大変だろ?」

「うん。毎日クタクタになるかな」

そう言った妻の笑顔は久しぶりに見る妻の笑顔でした。

「ケンジとは一緒に暮らしているのか?」

「ううん・・・昨日はたまたま来ていたの」

「そっか。どうなんだ?ケンジとは?」

「どうって?」

「上手くいってるのか?」

「わかんない」

「今の生活は楽しいか?」

「・・・・・・」

「楽しくないのか?」

「毎日大変かな・・・仕事もしてるから」

「久しぶりに見ると綺麗になったな」

「そうかな・・・あなたも変わったね」

「そうか?カッコよくなったか?」

「少し・・・老けたね」

「なんだそれ??まぁ苦労してるからな」

「ごめんなさい」

そう言って俯く妻でしたが、私自信ここへ来るまで妻に会ってどんな話をしようか、いきなり顔を見て妻が言うことに腹が立ち殴ってしまえばどうしようかなど考えていましたが、以前に話すときよりもすらすらと話せることが自分でも不思議でした。

「昨日さ・・・香奈に言われたんだよ」

「香奈が・・・元気にしてる?あの娘達」

「俺の前では元気にしてくれてるよ」

「・・・」

「理奈はまだ子供のところがあるから時々泣いたりするけど」

そう話したとたん妻の眼は真っ赤になり涙で一杯でした。

「ごめんね」

「香奈は本当に俺にも理奈にも気を使ってお前の代わりしてくれてるよ」

「うん」

「けどな、昨日我慢してたんだろな今まで・・・大声でワンワン泣いて俺に言ったんだ」

「・・・・・・」

「お前を病気だと思って治してくれってさ」

妻はハンカチで鼻を押さえて何度も何度も「ごめんね・・・香奈・・・ごめんね・・・理奈」と言い泣き崩れてしまいました。

「誤るならあいつらにそう言ってやってくれよ」

「俺はお前のしたことに何も言うつもりはない」

「これからもお前のしたことで苦しむだろうけど、それも俺にも原因があるから」

「もちろんまゆみも俺がしたことや言ったことで苦しむだろうけど一度考えて欲しいんだ」

妻はじっと下を見つめたまま私が言うことを聞いていました。

「どうかな?考えてくれないか?」

しばらく何も答えずに下を向いたままの妻が私の方を見て言いました。

「気持ちは物凄く嬉しい・・・けどもう一度あなたを以前のように見れるかどうかはわからないから」

「それは俺も同じさ。けどお互い前向きに考えれば変われるかもしれないだろ?」

「あなたは私を許せる?昔の私とは違ってしまったのよ」

「わかんないさ俺にも・・・けど俺は諦めない。確かにまゆみが言うようにまゆみが嫌で嫌で仕方ないと思うときもある」

「・・・・・・うん」

「それはお互い様じゃないかな」

「それはそうだけど・・・ケンジ君はね・・・あなたとは全然違うの・・・好きな音楽も似てるし、私が興味持つものも興味持ってくれるし」

「まぁ確かにまゆみと俺は全然好み違うからな」

「そうだったね・・・全然好きな音楽も食べるモノの好みも違ったしね」

「俺にいつも合わしてくれてたからな」

「あなたには悪いんだけど・・・こんなに何もかも合う人っているんだってケンジ君といると思うの」

「そっか・・・セックスも合うんだな」

「・・・・・・うんそうかも知れない」

「ケンジ無しでは生きれないか?ケンジのセックスがなくなれば生きていけないか?」

私は穏やかに話していたつもりがいつの間にかセックスの話題になったとたん変わってしまいました。

「またそんな言い方するでしょ」

「すまない・・・つい・・・けどそんなにいいのかケンジのは」

「もぉ辞めよその話は」

「愛されてるのか?ケンジに」

「わかんない」

「なんだそれ?」

「いいんだ・・・愛されてなくっても」

「俺にはまゆみの身体目当てに思えるときもあるけどな」

「そう感じるときがあっても一緒に居て楽しいって思って・・・おまけに抱かれてる女なのよ・・・今の私は」

「・・・」

「そんな私を愛せるわけないでしょ」

妻は本当に身体を震わせるようにワナワナさせて真っ赤な目をして寂しそうに私を見てそう言いました。

「私の身体目的って不安で不安で仕方なくってもケンジに抱かれて喜んでいる私なのよ」

「どうして解っているのに・・・そこまで」

「あの娘達が言うように・・・病気なんだね」

「今ケンジと一緒にいると楽しいって言ったじゃないか!!なのに病気だって思うんだったら辞めてしまえよ!!ケンジなんか辞めろよ!!」

周りの客達が私を見るほど大きな声で妻にそう言いました。

「不安になって何度も辞めようと思ってもケンジに抱かれると・・・また抱かれたいって」

「お前はどこまで堕ちたんだよ!ケンジにそこまでされて・・・俺がケンジと話をしてやる!」

そう言った私を大きな眼に涙を一杯浮かべて私を見つめて妻が首を何度も横に振りました。

私が次の言葉を話そうとする前に妻が私を制止するように言いました。

「パパ・・・ありがとう・・・その気持ちだけで十分だよ」

真っ赤な目をし、涙を流しながらも久しぶりに私に、にこりと微笑みながらそう言う妻でした。

「とにかく一度ケンジと話をさせてくれないかな?」

私を見て泣きながらも少し穏やかな表情をしていた妻にそう問いかけてみました。

「また喧嘩になっても嫌だから」

「絶対にこの間のようなことはしないから。週末には来るんだろ?」

「いつも来るから来ると思うけど・・・ケンジもあなたと冷静に話し出来そうにないと思うから」

「そうだろうな・・・けど俺は今なら何を言われても我慢できるよ。とにかく一度話をさせてくれ」

しばらく妻は何も答えませんでしたが、思いつめた表情で

「・・・ケンジに話をしても・・・何も変わらないよ・・・きっと」

私をじっと見つめてそう言う妻はやはり、先程少し以前のような妻を感じましたが、私からは距離のあることを思い知らされました。

「わかったよ。まゆみがそう言うなら無理には会わない。けど・・・俺の妻で無くなってしまうことは仕方のないことだけど、あいつらの母親であることだけは辞めないで欲しい」

「・・・」

「二人共、お前がケンジといることが信じられないと思っているからな」

「うん・・・わかった」

「じゃぁ元気でいろよ」

私はそう言ってレシートを取り店を後にしました。

第13章
しばらく妻がどうしているのかも解らない日々が続き、私と娘二人との妻を抜きにした生活もなんとか落ち着いて来た頃でした。

会社の車でたまたま妻が住む近くを通りかかった時に、信号を待つ私の車の前を妻とケンジが仲良さそうに横断歩道を渡っているのを見つけてしまいました。

私の車は先頭から3台目だったので妻とケンジは気が付くことはありません。

妻とケンジを見つけた瞬間、身を伏せる私が居ました。

何も隠れることなんてないはずが二人を見た瞬間、身を伏せて二人の様子を伺う私は妻の楽しそうにケンジに話しかける姿に心が痛みました。

心が痛むと同時に、すでに私の妻ではないことを痛感させられたようでした。

家に帰った私は娘二人を前にして娘達に話をしました。

「今日、ママを見かけたんだ。楽しそうだったよ・・・パパはお前達のパパであることは変わりない、そしてママもいつまでもお前達のママだってことは解るよな?」

私がそう言うと下の娘が「やっぱり離婚するの?」と不安げな表情で私に向かってそう言いました。

「それはママと話し合って決めるけど、パパは今までなんとかママがこの家に戻れるようにと考えてきたけど、ママにはそれは無理かもしれない」

「パパが諦めればママが戻ろうと思っても戻ってこれないでしょ」上の娘が訴えるように私にそう言いました。

「ママが戻って来たいと思えばパパは何も言わないさ。けどパパのせいで辛い思いをしたからママは家を出たんだ。それはお前達もわかってやって欲しいんだ」

「そんなの解ってるよ」

「ママはお前達のことを考えてパパと暮らす方がいいと思っているよ。経済的にもな・・・けどお前達がママと暮らしたいと思うのならママと暮らせばいい。一度二人共考えて欲しいんだ」

「・・・・・・・・・・・・」

娘達は何も言いませんでした。

下の娘は泣き出し、そして上の娘が下の娘を抱きかかえながら私に言いました。

「そんなの決められないよ・・・どうしてそんなことを言うの?今まで通りにママが帰って来るの3人で待てばいいじゃない。パパがママと暮らすのが嫌になっただけじゃないの!逃げたいんでしょ!ママから」

「逃げたりしてないさ。パパは今でもママをこの家に戻らせたいさ。けどそれでママが辛くなるから」

「そんなのわかんないでしょ!パパが勝手に思ってるだけじゃない!私がママに逢ってくるよ!」

返す言葉がありませんでした。

妻にも娘にも自分勝手な私のせいでここまで辛い思いをさせる自分が本当に情け無くなりました。

生きる気力が無くなるって気持ちはこんなものかと初めて知りました。

呆然とする私を見ながら娘二人は私に向かって「今からママの所へ行ってくるから」そういい残して出て行きました。

一人我が家に残った私は自分を攻め続けました。

そのとき私の頭の中に娘達が妻の所に行って、もしケンジがいると・・・血の気が引いていくようでした。

私は慌てて携帯を取り出し妻に連絡しました。お願いだ電話に出てくれ!早く出てくれ・・・そう心の中で叫びながら妻が電話に出るのを待ちました。

「もしもし?」妻のその声を聞いた瞬間ほっとした気分になりました。

「すまない突然電話して・・・今ケンジは来てるのか?」

「え??・・・あ・・・・うん」

少し言いにくそうに妻がそう答えました。

「香奈と理奈がそっちに行くんだ!」私は必死に妻にそう訴えました。

「え??どうして?」

「とにかくケンジを帰らせてくれ!頼むから!」

慌てて必死に訴える私のその声から妻もすぐに「わかった。とにかくまた連絡する」と言って電話を切りました。

なんとか間に合えばいいが・・・そう祈るしかない私でした。

静まりかえった我が家で何もしないまま、ただじっとしてるだけの私の携帯が鳴り、その音が静まり帰った我が家に響き渡りました。

「何かあったの?」妻からの電話でした。

私は家でのことを妻に電話で伝えると妻は少し戸惑っているようでしたが、二人の話を聞いて、また私に連絡してくれると告げて電話を切りました。

その日の夜遅くに娘二人を自分の所に泊めるのでと連絡がありました。

次の日何度も鳴るインターホンの音で私は目が覚めて慌ててインターホンを取ると娘二人の後ろに妻が下を向いて立っている姿がインターホンのモニターに写っていました。

慌てて玄関の鍵を空けに行きドアを開けると娘二人が「おはよう。ママに送ってもらったよ」とニコニコして私に言い私と妻を残し家に入って行きました。

妻を見ると顔を引きつらせながら、「送ってきただけだから帰るね」と言い残し帰ろうとする妻に「上がっていけよ」と私が言うと妻の動きが止まりました。

妻は振り返り「上がれないよ・・・あの娘達と一晩話せてよかった。ありがとうね連絡くれて」そう私に言いました。

「一緒に朝飯でも食っていけばいいじゃないか」

「ううん・・・今日は帰る・・・今晩時間あるかな?」

「いいけど」

「じゃぁ私の所に8時に来てくれるかな?」

「わかった。8時に行くよ」

私がそう答えると妻は深々とお辞儀をする姿は私だけにでは無く、妻が暮らしなれた我が家全体に対して妻の今の気持ち全てを表しているかのようでした。

深々とお辞儀を終えた妻は暮らし慣れた我が家とは反対方向を向きゆっくりと歩いていくのでした。

妻のその姿はとても寂しそうで私に対する思いや、それ以上に愛する娘達への思いに答えられない自分の辛さを物語るかのようでした。

ゆっくりと遠くに消えていく妻のその姿を見て、私は涙が止まりませんでした。

部屋に入ると娘達は「ママ帰ったんだ」と二人が私を見てそう言うと上の娘が「ママと朝まで話してたの。ママと話せてよかったよ」と私に言うので「ママも一緒のこと言ってたよ。お前達と話せてよかったって」

娘二人の顔には、なんの不安な表情もありませんでした。

母娘で一晩中色んな話をしたのでしょう。私は詳しくも聞きませんでしたし、娘達も私には「パパ、ママが戻って来るの待とうね」と言うだけでした。

夜になり私は妻の住むアパートへと迎いました。

8時より少し前に妻のアパートへ着き、呼び鈴を押すとしばらくしてからドアが開き妻が出てきて「どうぞ」と私を部屋の中に入れてくれました。

「ごめんね。わざわざ来てもらって、その辺に座って。食事は済ましたの?」

「まだだけど食べる気にはならないよ」と告げると「じゃぁコーヒーでいいかな」と言って小さなキッチンに立ちコーヒーを沸かしてくれました。

妻がコーヒーを持って来てくれたときに玄関のドアが開く音がして見てみると、私が居ることに驚いた表情でケンジが立っていました。

ケンジは妻の近くに行き私に聞こえないような小さな声で妻に何かを言いましたが妻は「ごめんね。ケンジもそこに座ってくれる?」

そう言って妻も座り、渋々ケンジも妻の隣に座りました。

「二人に話しておきたいことがあるの。娘達と約束したことを」

「なんなんだ約束って?」

「・・・・・・もう・・・ケンジとは遭わないって」

そう妻が口にした瞬間、妻の話など関係ないとも思っているかのように、ずっと他ばかり見ていたケンジが妻に食い入るように言いました。

「なんだよそれ!それってこんな奴のところに戻るってことか?」

「ううん。そうじゃないの」

「じゃぁ何なんだよ」

「あの娘達の母親に戻りたいの」

「母親に戻るって、最初から母親じゃないか?どうして俺と遭わないなんて言い出すんだよ」

「あなたと一緒にいるとあの娘達を傷つけてしまうから」

「じゃぁ、嫌なこいつと一緒に暮らすの?あれだけ辛い思いをしたのに?」

「いいえ、この人とも一緒には暮らしません」

私は妻がそう言うまでに妻がそんな話をするような気がしていました。

「じゃぁ俺が家を出ればいいんだな?」

私が妻にそう言うと

「そうじゃないの。今のままで私の所にいつでも安心して、あの娘達がこれる様にしたいの」

妻はケンジに向かって訴えるような目でそう言って続けました。

「ケンジには本当に良くしてもらったと思う・・・私を支えてくれてなかったら今ごろ私は」

そう言う妻にケンジは「じゃぁ俺はどうなるんだよ・・・やっとまゆみと楽しい時間が過ごせるときが来たのに」

「まゆみだってそう言ったじゃないか・・・俺が仕事で転勤になって遭えなくなって寂しくってどうしようもなかったって言ってたじゃないか。だから俺とまた出会えたのも運命かもって」

「ごめんなさい」

「どうしてそうなるんだよ!娘さんたちとは遭いたいときに遭えばいいじゃないか。この間みたいに俺がどこかへ行けば」

「そうはいかないの・・・お願いわかって・・・ケンジ」

「わかんないよ!そんなこと!どうして急にそんなこと言うんだよ。まゆみが結婚したって聞いて俺がどれだけ辛かったか・・・まゆみだって」

「そんなことがあったんだ。俺と出会う前に」私がそう言うとケンジは私を睨みつけて言いました。

「そうだよ!まゆみはあんたに出会う前までずっと俺のことを・・・そして今度のことでまゆみは苦しんだんだ!あんたのせいで!!」

「まゆみはそうかもしれないけど、あんたはじゃぁどうなんだよ!結婚して失敗までしたんだろ!何を都合いいこと言ってんだよ!」

「俺のこと何も知らないで、そんなこと言うなよ!あんたが変態でなければまゆみはこんなに苦しむことなかったんだ!」

「辞めて二人共」

まゆみは私とケンジを交互に見て私達が言い争うのをとめました。

「ケンジはね・・・私をずっと好きでいてくれたんだよ・・・私もあなたと出会う前まではそうだった」

「けどね・・・あなたと出会って・・・どんどんケンジを忘れていったの・・・けど不思議なものよね・・・あの日再会するなんて」

「私はね、ケンジに遭って・・・ケンジのこと必死で忘れようとした・・・けどあなたはケンジともって・・・だからリョウ君とのことでケンジを消し去ろうとしたの」

「なのに・・・あなたは・・・」

「あんたは今でも俺とまゆみがセックスしてるの想像して興奮してるんだろ!そうなんだろ!」

「辞めてケンジ!」

「どうなんだよ!見たいんだろ俺とまゆみが抱き合うところ!なんなら今から見せてやろうか!」

私はケンジが言うことなんてどうでもよかったのでした。

妻がそんなことを思い・・・それを何も知らずに・・・

「すまなかった・・・まゆみ」

それしか言えませんでした。

そんな私に気が付くこともなくケンジは私をののしり続け挙句の果てに妻の胸を鷲づかみにして嫌がる妻の唇に強引にキスをしました。

「辞めてって!」

妻はケンジを押しのけ私の後ろに隠れるように逃げて来ました。

「辞めとけよ!そんなことすると俺と一緒じゃないか!」

私のその言葉でケンジは我に返ったように冷静さを取り戻し私に言いました。

「まゆみはあんたから逃げてきて、俺との関係で今までのことを忘れ始めたんだよ。あんたによっておかしくされたモノを元に戻そうとしてるんだ」

「まゆみを思うのなら、このままにしてやってくれよ。俺もまゆみが言うようにするから・・・俺はまゆみが他人抱かれるなんて絶えられない」

「そんなことする女にしたくないんだ」

「わかったよ・・・あんたがそこまでまゆみのことを考えているのなら、俺がいない方がまゆみの為になるよ」

「けど・・・あんたからすればただの変態なんだろうが・・・俺はまゆみでしか興奮しないんだ・・・他の女なんて考えたこともない」

「そんなわけないだろ!そんな嘘を付くなよ!」

「嘘じゃない・・・まゆみしか興奮しないんだ・・・世の中の夫は長い間夫婦を続けていると嫁にはまったく興奮しないで、他の若い女や嫁以外の女だと興奮するって奴が多いが、俺はまったくその逆なんだよ」

「俺にはそんなこと信じられないね」

「あんたはまゆみとこれから10年セックスしてもまゆみで興奮できるか?10年たってもまゆみを見ただけで興奮できるか?俺は今でも出来るんだ」

「・・・・・・」

「だからまゆみが感じている姿や、他の男に抱かれたまゆみも見てみたいんだよ・・・そして興奮するんだよ。それがあんたの言う変態って奴だとも思うけど、まゆみフェチなんだよ俺は」

私はそうケンジに言い残し私の後を追うように玄関まで来た妻にも「ケンジとのことも、そのうち香奈と理奈もわかってくれる日が来るさ。今はまゆみの思うようにすればいいよ」と言い残してアパートを後にしました。

どこかぽっかりと穴が開いた寂しい気持ちのまま、家には戻らずに朝方まで一人で呑みました。

朝方こっそりと家に帰り、妻が変わり始めた頃に取り貯めた写真を眺めていつのまにか一人で慰める私でした。

妻がケンジと私とも距離を置くと言ってから1週間ほどが経ちましたが、妻からは何も言ってくることも無く、娘達が一度妻と一緒に夕食をとったときに娘達から妻は元気にしていると聞いたくらいでした。

妻が娘達の母親とし、もう一度やり直そうとしてくれたことを私は感謝しましたし、妻をなんとか家に戻って来れるように願う毎日で、一度妻と話をしなければと思っていました。

ある金曜日の夕方でした。

仕事で得意先から直帰することになったとき、妻の住む近くを通って帰るので一度妻と話をしようと思い、妻の携帯に電話を入れました。

何度か呼び出し音を鳴らして待ちましたが、留守番電話になってしまいました。

私の頭中に一瞬、まさか・・・ケンジと。

いや、私にあの日言った妻の言葉は間違いないであろうと思う気持ちもありましたが、やはり疑う気持ちもありました。

そう思った瞬間、いてもたってもいれずに、私は妻の住むアパートへと向かいました。

妻のアパートのドアの前までくると私の心臓は激しく鼓動し、インターホンを押すのを辞めようか迷いましたが、緊張しながらもインターホンのボタンを押しました。

ピンポーン・・・呼び鈴が鳴りますが妻が出て来る気配はありません。

もう一度インターホンを押してみました。

やはり妻は出て来ませんでした。

震える手で玄関のドアノブを廻してみましたが、鍵がかかっていました。

そっと耳を澄ましても中から物音は聞こえてきませんでした。

張り詰め緊張していた気持ちが一気に収まっていくのが解りました。

耳を澄ましたときに、中から妻の悩ましい声でも聞こえてくればどうしようかと・・・一人そう思っていた私でした。

まだ仕事から戻ってきていないのかと思い、妻の玄関のドアに背を向けて帰ろうと振り返ったときに通路の向こう側から両手に荷物を持った妻が歩いて来ました。

私がいることに気が付いた妻は照れたような表情で「どうしたの?」とこちらへ歩きながら私にそう言いました。

「いや・・・仕事の帰りに近くを通ったから話したくって、電話したんだけど出なかったから」

「そうなんだ。今日、朝急いで出たから携帯忘れたんだよね。上がっていくでしょ?」

「いいのか?」

「いいよ。私も話をしたかったから」

妻は両手の荷物を置き、バックの中から部屋の鍵を探して玄関を開けて、私を部屋へといれてくれました。

以前と違って少し落ち着いた気持ちで妻の住む部屋を見回してみると、綺麗に整頓され最小限度のモノしか置かれていない落ち着いた部屋でした。

ベランダに出る窓のカーテンレールに吊るされて干されている妻の薄いブルーのブラとパンティへ私の目が行った瞬間、「ごめんね・・・こんなところに」と慌てて下着を取り、片付ける妻でした。

その下着は私が見たこともないモノで、きっと家を出てから購入したものでしょう。

「そんなに慌てて隠さなくっても」と私が妻に言うと「だって恥ずかしいじゃない」と言って買い物してきた食材を冷蔵庫に入れ始めました。

「夕飯まだなんでしょ?」

「あぁまだだけど」

「食べて行けば?」

「あいつらに連絡しないと、怒られるからな」

「へぇ~怒るんだ。いつも連絡するの?帰りに食べたりするときには」

「あぁするよ。メールでだけど」

「変わったね(笑)」

「変わったさ。掃除機もかけるんだぞ。それと洗濯もするし」

「私の大変差が少しはわかるでしょ」

そう言いながらテーブルの前に座る私にお茶を出してくれました。

「なんだか久しぶりだな・・・まゆみとこうして話すの」

「そうだね」

「そろそろ戻って来ないか?」

私は唐突に妻にそう言ってみましたが、妻は何も答えませんでした。

それから妻が食事を作ってくれる間、しばらく沈黙がおとずれ、気まずい雰囲気になりました。

「あ!連絡するの忘れていた!」

私が突然大きな声でそう言うと黙っていた妻も

「怒られるよ。香奈にメールするの?」

「いいや。二人共(笑)」

私は娘二人に仕事関係の人と食事することになって遅くなるから戸締りをしっかりとしておくようにと、嘘のメールを娘二人に送りました。

妻のところで食事すると送ろうかとも思いましたが、反対に心配かけるかもと思いそうしました。

あり合わせで出際良く作ってくれた、久しぶりの妻の手料理は私の空腹感だけではなく、胸をも一杯にしてくれました。

今まで当たり前のように食べていた、妻まゆみが作った手料理がこれほどあり難く、そして美味しく思えたことはありませんでした。

「ご馳走様・・・美味しかったよ」

「何も用意してなかったから、たいした物できなかったけどね」

妻は私の食べ終わった食器を持って流し台へと行き洗い物を始めました。

「荒いものも、洗濯も一人だと簡単に終わるから、楽でいいよ」

「そうだろな・・・今日は俺の分まで増えたけどな」

もちろんそんなときでも私は、今食事をした食器も全てケンジの為に買ったものを使ったのだろうと思っていました。

食器棚もなく、簡単なカラーボックスみたいなモノにテーブルクロスの様なモノを垂らしているだけのものでしたが、そこには2組の食器があるのが見えていたからです。

洗い物を終えた妻はコーヒーを入れてくれ、私の前に座りました。

「話って?」と妻が私にそう尋ねて来ました。

「うん。あれからどうしてるかと思って」

「ケンジとのことでしょ?」

「いや・・・それだけでもないよ」

「パパには悪いけど・・・あれから1回だけ遭った」

「そっか」

「約束破ったようだけど・・・しっかり話はしたよ」

「まぁ俺も今日こうしてまゆみと逢ってるからな」

「そうだね・・・私も話しをしておきたかったから」

「まゆみは俺に何の話し?」

「ケンジと遭ったこととそのとき話したこと」

「どんな話をしたんだ?」

妻は私がそう聞くと「ビールでも買ってこようか?」と私に笑みを浮かべてそう言いました。

「俺が買ってくるよ」

「いいよ。私が買ってくるから」

「じゃぁ一緒に行こう」

「いいって、いいって、すぐそこだから私が行ってくるから待ってて」

「いいのか?」

「うん」

妻はそう言ってバックを持ちコンビニへとビールを買いに行ってくれました。

妻がいなくなって一人で妻が暮らす部屋にいると、このベットでケンジと・・・そんな思いがこみ上げてきました。

今までなら嫉妬と興奮がこみ上げて来る私でしたが、そのときはそんなモノはありませんでした。

ただただ悔しさと寂しさだけがこみ上げて、どうしようもなかったことを覚えています。

そんなやるせない気持ちで妻を待っていると

「このビールでよかったよね?」そういいながら妻が戻ってきました。

「何でもいいよ」

私がそう言うと袋からビールを出して何本かは冷蔵庫に入れて2本だけ持って来て私の前へと座り私に1本渡してくれました。

「一人だとビールも呑まないから、久しぶりに呑むと美味しいね」

「呑んでないんだ?」

「ここでは呑まないよ」

「俺は毎晩呑んでるけどな」

「あの娘達は大丈夫?」

「なんとか元気にしてるよ」

「そう。よかった」

「ケンジとはどんな話をしたんだ?」

「うん・・・ケンジは納得してくれないから・・・困ってるの、けど自分の気持ちを全部話して、なんとか解ってくれたと思う」

「そっか・・・ケンジよりまゆみはどうなんだよ?本当にそれでいいのか?」

「わかんないよ・・・けどあの娘達は悲しませたくないから」

「遭いたいんだろ?」

私がそう言った瞬間、妻の穏やかな表情が厳しい表情に変わって私に向かって言いました。

「どうしてそんなこと言うのよ」

「どうしてって」

「私がケンジと御終いにするって決めたのに」

「わかってるよ・・・けど」

「けど何よ?」

「ケンジを愛してるだろ?俺より」

「だからそれを御終いにしたいの・・・私は」

「うん・・・解ってるさ。それより戻って来いよ」

「・・・」

「ケンジの方が俺より大事でも、俺はいいから」

「・・・」

「一からやり直せばいいじゃないか・・・二人でもう一度」

「・・・・・・それが辛いの」

「辛い?」

「うん・・・パパがそう言ってくれるのが一番辛いの」

「俺のことなんてどうでもいいよ。まゆみがその気があれば戻って来いよ」

「・・・・・・ケンジだけじゃないんだよ・・・パパを裏切ったの」

「わかってるさ」

「いくらどうかしてたって解っていても・・・家を飛び出してその日に遭った人とだよ?」

「・・・・・・・うん」

「パパはいつもそうなんだよ・・・自分は我慢するっていいながら突然怒り出したりするから」

「・・・・」

「私がパパを裏切ったこと、パパは一生忘れないんだよ?今日だってそうでしょ・・・電話に出ないからひょっとしてって思ったでしょ?」

「・・・・・・あぁ・・・思ったよ」

「でしょ?・・・ずっと私を信用できなくって何かあれば私のことを怪しむんだよ」

「そんなのわかんないじゃないか」

「ううん。パパは絶対にそう思うって・・・自分でその気持ちを抑えこんでくれると思うけど」

「けど、また信頼関係を築けばいいじゃないか」

「それができればいいけど・・・ケンジだけなら」

「そんなこと気にするなよ・・・俺は大丈夫だって」

「じゃぁ・・・今から話すこと聞いてもそう言える?」

「何を聞くんだよ?」

「パパだから・・・知っていて欲しいから」

「だから何なんだよ」

「あの日ね・・・寂しくって辛くってどうしようもなかったの・・・だからどうでもいいような投げやりな気持ちでいたから」

「あぁ・・・わかってるよ」

「話しかけてきた人と一緒にホテルに行って」

「うん」

「だめだって・・・思って・・・最初は嫌だって言ったけど」

「流されてしまったんだろ?誘惑に」

「うん・・・嫌なこと忘れさせてやるって言われて・・・そして・・・凄く激しかった」

「・・・・」

「いつの間にか・・・夢中で抱かれている私だった」

「そっか・・・」

「遊びなれてる人だったから・・・自分でも信じられない程になって」

「うん」

「何度も求めたの・・・私からよ・・・恥ずかしいことだけど」

「・・・・」

「気が付くと彼が電話番号とメルアド書いた紙を寝ている私に渡してくれて・・・また電話しておいでって・・・いつでも嫌なことがあればって」

「・・・まさか・・・ひょっとしてまゆみ」

「うん・・・電話した」

頭を鈍器で殴られたような衝撃が私を襲いました。

「また違う日に抱かれたんだ」

「・・・・・・うん」

怒りと悲しみが押し寄せて来ました。

「自分から抱かれに行ったんだ」

「・・・・・・うん」

「ケンジはそのことを知っているのか?」

「ううん・・・話してない」

「どうして隠してたんだよ・・・・・・どうして今そんなこと言うんだよ」

「・・・だから・・・こんな私でも戻って来いって言ってくれる?」

不思議なくらい今までなら興奮し、嫉妬して頭が真っ白になってその場で妻を押し倒して抱いた私でしたが、興奮なんて全く無く、悔しさと怒りだけがこみ上げて大声で叫びたいほどでした。

「初めて遭った日以外に何度遭ったんだ?そいつとは?」

その言葉を発するのが精一杯の私でした。

少し戸惑いながら下を向いていた妻が顔を上げて私を見つめて

「1回だけ」

「そっか。それからは遭ってないんだな?」

「うん」

「好きとかじゃないんだろ?」

「うん・・・」

「うん」と答える妻の方が私には辛かったのが率直な思いでした。

「好きでもないのに・・・どうして?」

「・・・・・・」

「どうしてだよ!!まゆみ!!どうしてお前は」

「パパ・・・・・・ごめんなさい」

「どうしてなんだよ・・・・・・どうして・・・」

私は悔しさで知らないうちに涙がこぼれていました。

座っている自分の太ももを必死に両手で掴みながら、身体中が震えてくるのが解りました。

そんな私を妻が横に来て私の頭を抱きしめました。

「ごめんなさい」

何度もそう言いながら。

「触るなよ!!」

とっさに私の口からその言葉が出て、妻を跳ね除けていました。

妻はその場に倒れこみ泣き崩れました。

第14章
それから何もお互い話をせずに、どれくらい時間が経ったのかわかりませんが、私の頭の中では色んな葛藤が駆け巡っていました。

妻の方はシクシクと泣きながらもその場に倒れこんだままでした。

私はあえて妻と出合ってからのことを思い浮かべました。

シーンと静まりかえった妻の部屋で、倒れこみ泣きじゃくる妻を見ながら・・・

妻と出会って、すぐに娘達が生まれて、必死に自分のことも気にせずに娘達を育ててきた妻の様子やその時々の娘達の様子を回想シーンのように私の頭のなかで浮かばせながら自分の気持ちを落ち着かせようとしました。

なんの愚痴を言う訳でも無く、自分の事など気にもせずに、私と娘二人の為にだけ必死に家事をこなし、家庭を守って来てくれた妻。

空気のような存在の妻が家を出て行ってから妻のあり難さを始めて痛感した私。

そして・・・今妻の口から聞かされた信じられない行動を告白した妻。

どれもが現実の妻と私の姿でした。

私は自分自身に言い聞かせるように口を開きました。

「まゆみ・・・そんなに辛かったのか」

私がそう言った瞬間に起き上がり泣きながら、私の前に正座をする妻でした。

「忘れたかったんだ」

「・・・・」

「もし俺がこのまま怒って帰っていれば、また会うかもしれないよな」

「・・・ううん。もうそんなことはしない」

「わかんないだろ!嫌なことがあれば逃げ出すためにセックスしに行ったんだろ!」

「・・・・」

「そいつとのセックスで嫌なことを忘れられるから快感だったんだろ」

「・・・・」

「ケンジとのセックスでは満たされないからだろ」

「・・・・」

「どうんなんだよ!黙っていてもわからないだろ」

妻がゆっくりと話し始めめした。

「そうかもしれない・・・いつもいつもあなたの事や、あの娘達の事、そしてケンジの事ばかり考えてた」

「・・・・・・」

「辛くって・・・辛くって・・・毎日考えるのが辛かったの」

「・・・・」

「ダメだって解っていても・・・あの日のことを思い出して・・・電話して・・・遭ったの」

「その時だけは忘れられたんだろ?」

「・・・・・・うん。けど家に帰ってくると・・・もっともっと落ち込んだ」

「当たり前だろ」

「・・・・・・うん」

「まゆみ?今晩泊まってもいいか?」

「え?」

「まゆみが嫌でなければ俺をここに泊めてくれ」

妻は大きな眼をまん丸にして私のその言葉に驚いたようでした。

「ダメか?」

しばらく何かを考えて俯いたまま、私を見ることは無く

「パパがそう言うなら・・・」

私は妻の部屋に泊まることにしました。

「あの娘達に連絡はしないでいいの?」

「遅くなるときは朝方になることもあるけど、朝心配するといけないからもう少ししてからメールしておくよ」

「そう・・・」

妻は少し不安げな表情を浮かべて机の上の空になった缶ビールを台所の方へ持っていきました。

私が泊めてくれと言ってから口数が極端に減った私と妻でした。

「そろそろ寝ようか?」

私は二人でテレビを見て何も話さない妻にそう言うと妻は「私はここで寝るから」と机の上のモノを片付け出しました。

「ベットで二人で寝れないか?」

その言葉を恐れていたかのように妻の動きが一瞬止まりました。

「お風呂に入らないの?」

私のその問いかけを避けるように妻は私からの視線を合わせないように片付けながらそう問いかけて、台所へと。

「入ってもいいかな?」

私がそう言うと

「いいよ。シャワーでいい?それともつかりたい?」

「うん。シャワーでいいよ」

「そう?じゃぁバスタオル出すね」

そう言って小さなタンスからバスタオルを出して私に渡してくれました。

私が風呂場へと向かおうとしたときに「着替えないでしょ?」と聞いてきたので、「別にいいよ。このままで」と答えると

「パンツくらい履き替えないと。さっきコンビにで買ってくればよかったね。今から買ってくるよ」

「いいって。今度は俺が行ってくるから」

私はそう言って脱ぎ掛けたシャツをもう一度着なおしてコンビニへと向かいました。

妻の部屋を出て、コンビニまで行く間、私は娘達に会社の同僚とサウナに泊まるからとメールを打ちました。

コンビニに着くまでに二人の娘から直ぐに返事が帰って来ました。

(何かあったんじゃないよね)娘二人は本当に同じ内容のメールを私に返信してくれました。

つくずく二人の娘に心配をかけていることを痛感し、二人の娘に(何もないよ。同僚とゆっくり風呂につかりながら話をしたいから。朝には帰るね)と嘘の返信をしました。

直ぐに二人から殆ど同時に(わかった。おやすみ)とメールが帰って来ました。

コンビニで自分のパンツを買って妻のアパートへ戻った私は、風呂場に行き、シャワーから勢い良く出る少し温目のお湯を頭から被りながら、自分自身に嘘を付かずに妻と向き合えるようにと願う私でした。

「お先に入らせてもらったよ」と風呂から出て妻にそう言うと妻は「じゃぁ私も入るね」といい私に隠すようにバスタオルでタンスの引き出しから自分の着替えを出して風呂場へと行きました。

自分の妻がただ風呂へ入りに行っただけの事でコレだけ気を使うことなんて、今までありませんでした。

今までなら私も素っ裸で風呂から出てきて、うろうろしていたのにその時はきっちり着ていた服を着てから、妻のいるところに戻りましたし、妻もまたジャージに着替えて髪の毛をタオルで拭きながら風呂場から出て来ました。

風呂から出てきて妻が出してくれた缶ビールを呑みながらテレビを見ている私の横に、妻も冷蔵庫から缶ビールを出して来て座りました。

何も話さない私と妻。

ただテレビの音だけがしている部屋でした。

しばらく何もしゃべらずに、ビールを呑みながらテレビを見る私と妻でしたが、ビールを呑み終えた私がもう一度妻に「そろそろ寝るか?」と問いかけると妻は「はい」と一言だけ返事して開いた缶ビール二つを台所に持って行きました。

「ダブルじゃないから狭いかもだよ」

「いいよ。俺が奥に寝ればいいかな?」

「どっちでもいいよ」

夫婦とは思えないよそよそしく、まるで初めて彼氏が彼女の部屋に泊まったときのようでした。

私が先にベットへ仰向けに寝ると電気を消してから妻がそっと私の隣に入って来ました。

「何か緊張するな」

「うん・・・そうだね」

妻は私に背を向けてそう答えました。

「まゆみ?俺が嫌か?」

「・・・」

「そんなにこうして一緒に寝るの嫌か?」

「そんなことないよ」

「そっか」

「うん」

「じゃぁ戻ってくればいいじゃないか。こうして寝るのと何も変わらないだろ?」

「・・・・」

「色んなことを考えれば考えるほど、辛くなるだけじゃないかな?」

「そうだけど・・・・・・けど」

「けど何だよ?」

「今までのようには出来ないよ」

「そうする必要ってあるのかな?」

「だって・・・パパは嫌でしょ?」

「嫌って言うよりもまゆみが居ない方が俺は嫌かな」

「こんな私だよ?」

「どんなまゆみなんだよ・・・どこか変わったか?」

「・・・・・・」

「まゆみが俺を生理的に受け付けないのならこうして一緒に寝れないだろ?今苦痛か?」

「苦痛じゃないけど」

「それがただの情で苦痛じゃないかもしれないけど・・・嫌だと思う奴とはこうして一緒に寝れないだろ?」

「・・・」

「俺も一緒に寝れるかどうかって思ったけどさぁ・・・苦痛じゃない」

「そうなんだ・・・」

「うん。まゆみがしたこと考えると叫びたくなるほど悔しくって、辛くって仕方ないよ」

「・・・」

「けど・・・まゆみをそうさせたのも俺だから」

「パパだけのせいじゃないよ」

「正直に言うと」

「うん。何?」

「今、まゆみを抱けるかっていうと抱けないと思う」

「・・・」

「まゆみだって同じだろ?」

「・・・」

「前までの俺ならきっと・・・まゆみがどんな風に抱かれたんだろって思ったと思う」

「うん」

「けど・・・今は抱かれたってこと忘れたいくらいかな」

「・・・」

「まゆみを以前のように信頼できるかって聞かれれば、うんとは答えられない」

「・・・」

「それもまゆみと一緒だと思う」

「ううん・・・私はパパを疑ったりはしないよ」

「それって、まゆみ以外の女とってことだけだろ?」

「そんなことないよ・・・パパに裏切られたなんて思ってないから」

「じゃぁ・・・どうして・・・したんだよ」

「・・・」

「どうして・・・抱かれたんだよ」

「ごめん・・・」

「俺は辛くってもまゆみ以外の女に逃げたりしない」

「・・・・・・」

「どうして・・・・・・どうしてまゆみは・・・抱かれるんだよ・・・悔しいよ」

怒りよりも悔しさしか、そのときはありませんでした。

自分の愛する妻が、ただ嫌なことを忘れるために好きでもない男に抱かれたことに悔しくて仕方ありませんでした。

そんな私に妻がこう言って来ました。

「じゃぁどうしてパパは私を自由にさせたの?どうして他の男の人に抱かれて来いなんて言ったの?」

「それは・・・」

「どうしてパパだけにしてくれなかったの?嫌なら・・・」

「嫌じゃなかったよ」

「嫌じゃなかった?じゃぁどうして悔しいの?」

「どうしてって」

「それって・・・自分の妻が軽い女って思うからでしょ?私が軽い女ってことに耐えられないんでしょ?だから悔しいのでしょ?」

「・・・」

「私を軽蔑してるのでしょ!」

妻が少し声を荒げてそう私に言います。

「だからパパと一緒に入れないの・・・そう思ってるって私にはわかるから!」

「・・・」

「汚い女って思うから抱けないのでしょ!!パパがそう思ってるから・・・だから・・・だから」

感情をむき出しにして私にそう言う妻でした。

「そんなのわかってるさ!自分でも嫌になるくらい!まゆみに言われなくっても!」

「じゃぁどうして戻って来いなんて言うのよ!!」

「自分でもわかんないさ!許せないって気持ちもあるってことも」

「じゃぁどうしてそんなこと言うのよ!そんな簡単に!」

その時の妻の表情は今でも忘れません。

私が始めて見た、憎しみをも持つような表情で私に怒鳴るようにそう言いました。

「わかってくれよ・・・」

「何をわかれって言うのよ!私はパパが思ってる様な誰とでも寝る女なの!汚い女なのよ!」

「・・・」

「好きでもない男に抱かれて喜ぶ女なの!だから・・・もう戻れないの!」

「・・・」

「わかったでしょ!」

「まゆみ・・・本気でそう言ってるのか?」

「本気だって!パパが思ってるような女じゃないの!それくらいわかってるでしょ!」

「わかってるさ・・・・・・けど」

「けど何よ・・・もういいって」

妻の声が小さくなりました。

「いいことなんかないって」

「無理だよ・・・パパ」

「無理なんてことないんだよ」

「もういいから・・・これ以上憎しみ合うのは嫌だ」

「憎しみ合ってないだろ」

「一緒にいると・・・ずっとこんなことで言い合いになるんだよ。お互い自分が制御できなくなって」

「まゆみはそんなに簡単に終わりにできるんだ・・・」

「・・・」

「何度も何度も考えても・・・俺には出来ないんだよ」

「私だってあの娘達のこと考えるとパパと暮らす方がいいって思う・・・けど・・・きっと毎回こんなことで言い合いになるって」

「まゆみはケンジがいるからそんなに簡単に割り切れるんだろ?」

「ケンジにも話すよ。パパに今日話したこと」

「・・・」

「ケンジもパパと同じ思いすると思う・・・だから御終いにしようって思ったの」

「そっか・・・」

「そうよ」

「俺は・・・俺は諦められない」

「・・・」

「何度も何度もまゆみを・・・嫌いになろうと思っても・・・・・・なれないんだよ」

「・・・」

「どれほど嫌いになれれば楽かと思ってるよ・・・けど・・・出来ないんだよ!」

「・・・」

「まゆみが苦しんでるように俺も苦しんでるんだ・・・まゆみがしたこと許せなくっても・・・汚い女だって思っても・・・嫌いになれないんだよ」

「・・・」

「そんな俺どうすればいいんだよ・・・」

「・・・」

それが私の本音でした。そして妻も同じように私に言ったことがそのときの本音だったと思います。

しばらく何も言わなくなった私と妻でしたが、妻が起き上がりベットから出てベットの傍に立ちゴソゴソとしだしました。

真っ暗な部屋の中を目を凝らしてゴソゴソする妻を見たとき妻は着ているものを全て脱ぎ、私を見下ろすようにこういいました。

「パパがそこまで言うなら私を抱いてみてよ」

真っ暗な部屋の中で薄明かりに照らされた、久しぶりに見る自分の妻の裸体はどこか以前の妻のようには見れずに、目をそらす私でした。

すらっと伸びた長い脚、年齢の割には引き締まったウエスト、そして大きくはない少し膨らんだ程度の乳房、時々私の目に飛び込むその姿はとても綺麗に見えました。

「どうして目をそらすの?私の身体を見るのも嫌?」

「そんなことはないよ。ただ長い間見ていなかったから」

私がそう言うと妻は生まれたままの格好で私の寝ている横にそっと入って来ました。

そして黙ってじっと天井を見つめている妻でした。

「まゆみ?どうして抱いてなんて言うんだ?」

「・・・・・・」

「俺はそんなつもりで今日ここへ泊めてもらった訳じゃない」

仰向けに寝ていた妻が私のその言葉を聞いて私の方を向き、私を見つめていました。

「パパは私を抱けないでしょ?」

「そんなことはわからないよ」

「だったら抱いてよ。抱きたくないでしょ?」

「まゆみは心底、俺に抱いて欲しいと思ってるのか?」

「思ってるよ・・・だからこうして」

「本当に?」

「うん」

「すまない。その気にならないんだ・・・まゆみが嫌じゃなくって」

「私が軽い女だからでしょ・・・」

「そんなんじゃないよ」

私がそう言った瞬間に妻は私に抱き付いて来ました。

「お願い抱いてよ」

そう言って私の愚息を愛撫し出す妻でした。

私のトランクスの中に手を入れて来て、私のまだ小さな愚息を愛撫し出しました。

妻の愛撫の仕方すら、どこか私の知っている頃の妻とは違う気がしました。

なかなか大きくならない私の愚息を妻は起き上がり、自分の口で愛撫し始め、私の袋から、そして時々乳首まで愛撫をする妻の動作一つ一つが違って感じる私はどれだけ妻の愛撫を受けても私の愚息が大きくなることはありませんでした。

いくら自分の口と手を使っても大きくならない私の愚息に痺れをきらせたのか、妻は片手で私の袋とアナル、そして愚息とを順番に優しく撫でるように愛撫しながら私に言いました。

「パパは本当に私のこと嫌だって思ってるんだね」

「・・・」

「身体は正直だよ・・・」

「そんなことないって」

「ううん・・・いいよ無理しなくっても」

「無理なんかしていないって」

「だって・・・わかるんだ」

「何を?」

「パパは興奮してないって・・・」

「・・・」

「嫌だよね・・・こんな女」

「そうじゃないって・・・じゃぁまゆみはどうなんだよ?」

「何が?」

「興奮してるのか?」

「してるよ・・・・・・触ってみてよ」

私の手を取り自分の股間へと導く妻でした。

久しぶりに触れる柔らかい妻の陰毛の感触は懐かしい気がしました。

そして導かれるまま妻の淫唇に私の指が導かれたとき、妻のその部分はすでに熱くなりヌルヌルした愛液で満たされていました。

「興奮してるでしょ?」

「あぁ」

「俺、自分でもよくわからないんだよ」

「何がわからないの?」

「今まではまゆみが他の男に抱かれたって聞くだけで、凄く興奮したんだ」

「・・・」

「けど今・・・まゆみが俺を感じさせようとしてくれた一つ一つが前と違うって思っちゃうんだよ」

「かわってないと思うけど」

「いや・・・変わってるよ。まゆみが気が付かないだけだって」

「そう?そんなことないよ。パパがそんな風に思うからだよ」

妻は私に背を向けてそう言いました。

「わかんないんだよ・・・本当にどうして興奮しないのかが」

「嫉妬もしない?」

妻は寂しそうにポツリと私に背を向けたまま、そう言いました。

「まゆみが行きずりの男にどんな風に抱かれたって聞きたいって思う気持ちが無いって言えば嘘になる・・・けれどそれを想像すると」

「興奮しないのね」

「嫌なのかどうなのかさへ、自分でもわからないんだ」

「ごめんなさい」

「まゆみが誤ることないって・・・まゆみは俺とセックスできるのか?」

「出来ると思う・・・たぶん」

「本当に?」

「でも・・・・・・前とは少し違うかな」

「前と違う?」

「うん。前までなら上手くいえないけれど、エッチしたいって気持ちじゃなくって」

「今はエッチな気持ちなのか?」

「ううん。そうじゃないけど・・・ぎゅっと抱きしめて欲しいって思う気持ちの先にエッチがあったように思う」

「今は違うだろ?」

「うん・・・違うね」

私に背を向けていた妻が、私の方へ向き直り、少し私によりそって来ました。

「エッチしなくっていいじゃないか?」

「うん・・・パパがそれでいいのなら・・・私はいいよ」

「うん」

妻はベットから出て下着を取りそれを身につけ、そしてTシャツを着て、そのままトイレへと立ちました。

第15章
妻がトイレから出てきて、冷蔵庫を開けて私に「もう1本呑む?」と聞いてきたので私もベットから抜け出し、妻の差し出してくれた缶ビールの栓を開け喉に流し込みました。

缶ビールを手に持ち、体育座りをしながら私に向かって妻が言いました。

「パパ・・・帰るよ」

少し恥ずかしそうにそう言う妻でした。

「それがいいよ。明日一緒に一度家に帰るか?」

「・・・それでも良いけど・・・直ぐには昔のようには戻れないよ」

「あぁ・・・気にしないでいいさ」

「うん・・・エッチも以前のようにはだよ?」

「いいって」

「本当に?」

「うん」

「もしね・・・もしエッチして・・・パパがさっき言ったように私が・・・違っても大丈夫?」

「大丈夫だ・・・そんなに変わったのか?さっき変わってないって言ったじゃないか」

「ううん・・・変わってないよ」

少し意味深な答え方の妻でした。

「本当は前より別人のようなまゆみになっているんじゃないのか?」

私が冗談ぽくそう言うと妻は少し同様しながら私に言いました。

「ううん・・・大丈夫」

「本当か?(笑)」

「うん・・・たぶん」

「何か不安があるのなら、言ってみろよ」

「うん・・・いいよ」

「俺に気を使わなくって、言ってくれればいいよ」

少し考え込む妻がポツリポツリと話し始めました。

「後でね・・・パパが嫌な思いをすると嫌だから・・・話すね」

「うん」

「ケンジとのエッチに夢中になった・・・パパに言うことじゃないけれど」

「・・・・」

「抱かれていても、前にもパパに言ったけど、これほど何もかもが合う人っていないって」

「エッチもってことだろ?俺よりもってことだろ?」

「・・・・・・・うん」

「そっか・・・」

「ごめん」

「いいよ・・・正直なまゆみの思ったことなんだから」

「けどね・・・」

「けど?」

「うん・・・拓さんに抱かれてから」

「拓?ナンパされた男か?」

「うん」

「拓って言うんだ・・・そいつの方がケンジより良かったんだ?」

「うん・・・」

「そんなに凄いのか?」

「うん」

「それで?ケンジとのセックスでは満足できなかったのか?」

「そうじゃないけれど・・・何か違うって」

「満足してないのと同じじゃないか」

「そうなのかな・・・だからケンジにも解ったのかな」

「ケンジが解った?」

「うん・・・ケンジは私とエッチして私が変だって気にしてた」

「そうなんだ」

「うん・・・だから・・・パパにも今日抱いてもらおうと思ったの」

「まゆみ?一つだけ聞いてもいいか?」

「うん・・・何?」

「正直に答えてくれよ」

「わかった」

「まゆみはオナニーしてる?」

「え?・・・」

「どうなんだ?正直に答えてくれ」

少し戸惑いながらも顔を少し赤らめて、照れた表情で私をチラッと見てから

「うん・・・少しだけ」と答える妻でした。

「そっか。じゃぁ、そのときは何を頭の中で考えてオナニーしてる?まさかAV見てたりじゃないだろ?」

「えぇ~~そんなのないない!!」

「何も考えたり想像したりしないでオナニーしてるの?」

「考えないよ・・・」

「嘘だろぉ~思い出したりして興奮してるだろ?」

「え??・・・」

「その拓とか言う奴とのことを思い出していない?」

「・・・・・・そんなときも・・・あるかな」

「そっか・・・思い出しても興奮するんだろな・・・まゆみは」

「そんなこと・・・ないよ」

「正直に言ってくれてよかったよ。俺はそれを聞いても大丈夫かも」

「大丈夫?」

「うん」

私は妻にそう言って自分の股間を指差しました。

妻はそれを見て、にこりと微笑みながら「ばーーーか」と昔の妻のように私に向かってそう言いました。

普通で考えればバカな夫なのかもしれません。

けれども、そのときの妻の表情を見て、少し嬉しく思った私は妻に勇気を出して言ってみました。

「まゆみ・・・抱いていいかな」

妻は久しぶりに私を優しい目で見つめながら私の方へ来て

「パパ・・・ありがとう」

そう言って私の硬くなったモノにそっと手を触れて私にキスをしてきました。

戸惑いながらも私と妻はお互いの唇を激しく吸い合い、そしてベットへと。

今までの妻ならそのまま仰向けに寝るのでしたが、私が寝転ぶのを待って私の硬く大きくなったものに顔を寄せて咥えてくれるのでした。

温かい妻の舌と口の中の感触を久しぶりに味わう私は、やはり妻のフェラさへも変わっていることが解りました。

今まで以上に激しく、そしていやらしい音を立てながら私のそそり立つものを時々私の表情を見つめながら舐めあげる妻。

私の頭の中に妻が私とセックスをしなくなって以来、私以外の男を喜ばせるために変わってしまった妻の口技を屈指して喜ばせていたシーンが頭に浮かびます。

そんな私に妻は「パパ気持ちよくない?」と私のモノを舌で舐めながら聞いてくるのでした。

その一つ一つがケンジにも・・・そしてリョウにも・・・そして拓と妻が呼ぶ男にもと・・・私をそう思わせるのでした。

「気持ちいいさ・・・まゆみにしてもらうのは久しぶりだから」

「変わった?」

「うん・・・変わったな」

それを聞いて妻が急に「・・・・・・私のもして」

妻はそう言って私の顔を跨いで自分のモノを押し当ててきました。

流石に妻のその行為には驚きました。

今までなら殆どが受身だった妻が、大胆に自分から行動する、そんな妻に驚きを隠せない私でした。

妻の押し当てた淫部を舐めてはいたのですが、私の変化に妻はすぐに気が付きました。

「パパ・・・考えないで・・・お願い」

妻は自分で腰を振り私の口へ自分の濡れた淫部をいやらしくこすり付けます。

そんな妻の姿にさへ、戸惑いを隠せずに、妻の淫部を舐められなくなった私に妻は私の顔から横に寝て、私にキスをしてくる妻でした。

先程のようには、激しく答えることの出来ない私は、どんどん自分で自分を攻め始め、結局硬くなっていたものも萎えてしまったのです。

「すまない・・・まゆみ」

そう言う私に少し顔を引きつらせながら「ううん・・・いいよ。気にしないで」

そう言いながら私の横に寝そべる妻。

「パパも変わったね」

妻がポツリとそう言いました。

「変わったな・・・自分でもそう思うよ」

「うん・・・どうして?」

「わからないよ」

「前なら嫉妬してくれたよね・・・私が嫌だから?」

「嫌じゃないよ」

「私はパパのこと嫌じゃないよ」

その言葉に私は我慢できませんでした。

「だったらどうして!!」

「・・・」

「俺も悪いさ!まゆみだけが悪い訳じゃないってのも解るよ!・・・けど・・・・けど・・・だったらどうしてするんだよ!!」

「・・・」

「俺はずっとまゆみだけが好きだよ!!誰かに逃げたりしないよ!」

「・・・」

「なのにまゆみはどうして・・・どうして俺から逃げるんだよ!!」

何も答えない妻を見て、私はこみ上げていた怒りを押さえようと必死でした。

「すまない・・・怒鳴ったりして」

何も言わなかった妻が「ううん。いいよ・・・間違いのないことだから」と涙をいっぱい目に溜めてそう言いました。

「まゆみが苦しんだこともわかってる・・・俺だけのこと言ってすまなかった」

「・・・」

しばらく二人の間に沈黙が訪れ、部屋の外の音だけが私の耳にも、妻の耳にも聞こえていました。

妻が動く気配がし、私の手を取り話しはじめました。

「パパ・・・お願いがあるの・・・さっき家に帰るっていたけど」

「お願い?」

「うん・・・パパが許してくれれば」

「家に帰るって言ったけど帰るの嫌になったか?」

「ううん・・・そうじゃない。私がそう感じたから」

「なんだよ?お願いって」

「ケンジの所に行かせてください・・・それと拓さんの所にも」

「・・・・・・」

「行かせてくれれば・・・必ず家に戻るから・・・パパの許へ戻るから・・・お願い」

私は妻の口から出たその言葉が信じられませんでした。

「どうしてそんなことを言うんだよ。さっき帰るって」

「ごめんなさい」

「二人に会う必要なんて、どうしてあるんだよ」

「・・・ケンジには・・・本当に支えてもらったから」

「支えてもらったからって・・・この間しっかり話をしたんじゃないのか?」

「したよ・・・でも私が一方的に」

「ケンジは納得してないのか?」

「わからないけど・・・もう一度だけ会って欲しいってずっと言ってるから」

「・・・」

怒りどころか、身体が震えるほどショックでした。

「お願い・・・行かせて欲しいの」

「ケンジもそうだけど、拓って奴のところにまでどうして行く必要があるんだよ!」

「何も聞かないで行かせてください」

私以上に心まで奪われた男ケンジと、そして快楽を求めるだけの男拓と会いたいと言う妻。

悩みに悩みました。

「行けば抱かれるんだろ?」

「・・・それは・・・わからない。でもこれできっと終わりに出来るから」

妻の頭の中がまったく私には理解できませんでした。

自分の妻が私以外の男に抱かれることに興奮をするのに気が付き、私の手によって妻を自由にさせて妻が他人に抱かれるたびに興奮した私。

自分に心がないとわかり、相手に心まで奪われ、妻がその男に抱かれることに耐えられない私。

忘れられない程の快楽をもう一度味わいたくなり、快楽のためにだけ、身体を任せた妻を軽蔑した私。

どれもが私であることは間違いありませんでした。

そしてそんな妻でも愛し続けて、離婚すらできない私も現実の私でした。

私は妻に問いかけてみました。

「まゆみ?・・・もしも俺がNoと言えば行かないでくれるか?」

しばらく妻も考えてから私こういいました。

「もし許してくれないのなら・・・家に戻ってもきっと離婚すると思う」

そう言う妻は先程までの妻ではなく、私と距離を置く妻でした。

妻の口から出たその言葉もその時の私には理解できませんでした。

何も答えることの出来ない私。

時間だけが過ぎ去って、いつのまにか辺りが明るくなって来ていました。

鳥達がチュンチュンと鳴きだす音が聞こえだし、私が出した答えはこうでした。

「二人と会ってから俺の許に戻って来るなら、まゆみの好きなようにすればいい。ただ・・・もし・・・もしも二人と会って戻って来れないとまゆみが思えば戻ってこなくていい。離婚しよう」

そう言った私に妻は一言だけ言いました。

「ありがとう・・・パパ」

結局私は、妻のアパートで寝ることは無く、妻に二人の男のもとへ行ってもいいと妻に告げてから、娘達が待つ家へと戻りました。

妻は少しでも寝ていけばと私に言ってはくれましたが、とてもそんな気分にはなれずに妻に礼を言って部屋を出ました。

家に戻り私はベットにもぐりこみ、少し眠ろうと思うのですが、妻の言ったケンジと拓のところに行きたいと言った妻の言葉が何度も頭の中に浮かんで来ました。

どうしようもないくらい、何に叫びたいのかわからないけれども大声で叫びたくなるほど虚しさや悔しさがこみ上げてくるのでした。

いつのまにか私は眠ってしまい、気が付いたときには昼の2時を過ぎた頃でした。

少し寝不足のような身体のけだるさが残るまま、リビングに行くとテーブルの上にメモが置かれていて、見てみると娘の伝言でした。

(パパ起きたかな?おはよう!冷蔵庫にサラダがあるからトーストでも焼いて一緒に食べてね^^頑張れ!パパ)

いつもならそんなメモも置いてあることもなかったのですが、書いてある文字で下の娘が書いたとわかりました。

私はそのメモを手に取り、何度も何度も読み返し、娘の優しさに歓喜し我慢していたモノが崩れ去ったかのように涙があふれ・・・

この何ヶ月の間、娘二人は本当に私を気遣い、そして支えてくれました。

そんな娘達の気持ちが痛いほど伝わり、すまない・・・それしか私に言えることはありませんでした。

少し落ち着きを取り戻し、娘の用意してくれたサラダを冷蔵庫から取り出し、トーストを焼き、そしてコーヒーを入れて娘に感謝しながら一人で朝食兼、昼食をとりました。

ふと気が付くと携帯を寝室に置いたままになっていることに気が付き、寝室へと携帯をとりに行くと携帯に着信があったことを告げるランプが点滅していました。

携帯を開けて着信履歴を見ると、妻からでした。

ほんの数分前に着信があったようです。

携帯のアドレスから妻の番号を表示させて発信ボタンを押しました。

4回ほど呼び出し音がなって妻が出て

「電話くれたんだ」

「ごめん・・・起こしたかな?」

「いいや、起きてたよ。電話に気が付かなかった」

「ごめんね。昨日話したことなんだけど」

「うん」

「今日の夕方・・・ケンジに会ってくるね」

「そっか」

「うん・・・早い方がいいかなって思ったから」

「俺は何も言うことはないよ・・・ただ」

「ただ?」

「・・・戻って来いよ」

「・・・うん・・・ありがとう」

「じゃぁな」

「あ!待って!」

「ん?どうした?」

「ケンジと会って、次の日に拓さんに会うから」

「そっか」

「うん。電話するね」

「わかった。俺からは連絡しないからな」

「うん・・・私からするね」

「じゃぁ」

そう言って電話を切って、私はベットに寝転び何も考えられなく、ただただ天井を見つめ、時間だけが過ぎて行きました。

私はその日の夜、早い時間から酒を浴びるように呑み、娘二人に怒られながらも呑み続けました。

次の日の朝、二日酔いの気持ち悪さで眼が覚め、頭がガンガンするほど痛く、大変な朝を向かえ、ふと携帯を見ても妻からのメールも電話もありません。

心が折れそうになる、自分自身に向かってしっかりしろ!そう何度も呼びかけては気持ちを切り替えるようにしていた私でしたが、二日酔いのせいもありその日は1日起きることすらできませんでした。

娘二人もバイトに明け暮れる毎日で、その日も日曜日でしたが、娘二人は家にはおらず、1日何も口に出来ないほど、気分も悪く流石に久しぶりにダウンした状態で、ようやく夕方頃に冷たいお茶を口にすることができました。

夜になっても妻からの連絡は無く、私の気持ちはどん底に落ちていました。

やっぱり無理だったか・・・そう何度も思う私でしたが、そう思っても「ただいま」と妻が突然帰ってくると信じている私がいたと思います。

月曜日も妻からは連絡も無く、そして火曜日も・・・・・・

結局金曜日の夜になっても妻からの連絡は無く、妻が家に戻ってくることはありませんでした。

この1週間、妻と結婚してからの妻が綺麗に整理したアルバムを見つけ何度も一人、酒を呑みながら見ていた私でした。

結婚する前に妻と出かけて撮った写真にもカメラを持つ私に向かって無邪気に笑う妻の姿、そして結婚式の写真では友人達に囃し立てられて、嬉しそうにウエディングドレス姿で私の頬にキスする妻。

上の娘が生まれて直ぐに撮った、スッピンで命を掛けて娘を産み、疲れ果てた表情で娘を抱く妻、下の娘の時には少し疲れながらも笑顔で下の娘を抱く妻、そして小さな娘二人と楽しそうに遊ぶ妻の写真。

娘二人の入学式に卒業式に娘と並んでスーツ姿で写る妻。

年月を物語るかのように妻も変わっていき、娘達も・・・

どの写真を見ても変わらないのは、カメラを覗く私に向かって微笑む妻のその時その時の表情が私への愛情が満ちたものでした。

そのどれもの妻の笑顔がもう私に向かって微笑むことはきっと無いと確信した私は、あれから1週間経った土曜日の夜妻の住むアパートへと行くことにしました。

もちろん、離婚を決意して。

妻のアパートまで来ると妻の部屋には灯りは灯っていませんでした。

インターホンを押しても妻は出てきません。

ショックでした・・・妻はケンジか拓のところに行って戻って来ていないのかと・・・

何度も妻に電話しようと思いましたが、私から連絡しないと妻にも言ったから、そして自分でもしないと決めていたので、妻への電話はしませんでした。

妻はきっと二人の男に抱かれ・・・そして自分で家に帰ると言ったけれども帰ってこれない何かが妻の心の中に起こったのでしょう。

私自身、妻がケンジのもとから拓の所へ行けば必ず私のもとへ戻ってくると思っていました。

しかしケンジのところで拓の所にもいけない気持ちに妻はなったのだと思った私でした。

今までなら妻がこの間、ずっと他の男に抱かれていると思うだけで、いろんな妄想で興奮し、いてもたってもいられないほどでしたが、興奮はまったくありませんでした。

それどころか、妻が抱かれていないようにと願う気持ちさへありました。

もう妻は私のところには戻って来ない・・・

私は諦めて、家へと戻りました。

第16章
家へと近くなるにつれて、ひょっとして・・・

家の駐車場に車を止めて車から降りたとき、最後の私の望みである、ひょっとして妻が家に戻って来ているかと・・・

そんな気持ちで玄関のドアを空ける私がまだいました。

ドアを開けて玄関を見ると・・・・・・

そこには私が期待していたことは無く、妻の靴はありませんでした。

それでもひょっとして家の中にと入っても・・・妻の姿はありませんでした・・・

終わった・・・そう思う私でした。

リビングに入り、妻のいないことがわかった私は落胆し、ソファーに腰掛け妻からの連絡の無い携帯を、ただ何もせずに見つめるだけでした。

本当に何も考えることすら出来ない私でした。

いつの間にか私はそのまま眠りに就き、朝を迎え娘達に気落ちしたことを悟られないようにするだけで精一杯でした。

娘二人が出かけてから、家にいるのが辛く私は一人車に乗り、あてもなく車を走らせました。

高速道路を飛ばし、気が付くと妻と知り合って始めて一緒に旅行に来た、とある場所へと来ていました。

海の見える高台に車を止めて、当時も同じように妻と二人、その場所から一面に広がる雄大な海を私一人で眺めて、当時にこの海を見ながら妻と話したことを思い出す私でした。

「まゆみ?結婚しようか?」

突然の私のその言葉に妻はびっくりしたような表情で私を見て、しばらくしてからこう答えました。

「本当に私でいいのかな・・・良く考えてね」

妻から帰ってきた予想していた以外の妻の言葉に困惑した私でした。

「ええ??どうしてそんなこと言うんだよ?普通さぁ~ありがとうか、いいよじゃないの?」

同様を隠せないまま、妻にそう言った私に、今私が見下ろす当時と同じような穏やかな海を見つめながら答えました。

「結婚って大変だって思うの・・・今の私達がずっと続くとは限らない・・・私はどんなことがあってもあなたを好きでいたいけど・・・あなたは本当に私でいいのかなって思うから」

妻のその言葉をこの場所に来るまで、思い出すことは結婚してからはありませんでした。

当時妻がそう言った言葉に対して私は妻にこう言いました。

「まゆみ以上に俺はまゆみのこと、ずっと好きでいれるよ。だから結婚しよう」

「ありがとう」

海を見つめながら、ありがとうと眼を真っ赤にしならが微笑んだ妻の顔を思い出し、私は自分の携帯を手にしました。

妻の電話番号を出し、発信ボタンを押すと直ぐに「お客様のおかけになった」

時間をおいて妻に何度も電話しましたが、私の携帯から聞こえてくるのは「電源が入っていないか」のアナウンスでした。

我が家へ戻る途中の高速道路のサービスエリアに入って妻に電話をしても同じアナウンスが流れるだけでした。

私は妻が意図的に電源を切っているとは思えませんでした。

必ず連絡をすると言った妻が連絡して来なかったのは、妻に何かが起こったからじゃないのかと、そのとき始めて思いました。

妻を疑えば切りはありません。

しかし、もしも何かの理由で妻が私に連絡できない状態にであれば・・・

どうして今までそう思わなかったのか・・・今までのモヤモヤした気持ちが一気に消え去りました。

妻をどう捜せば・・・警察に行けばいいのか・・・いろんなことが私の頭の中に駆け巡りました。

高速道路を降りて、我が家までもう少の所まで来たときに私の携帯が鳴りました。

携帯を見ると妻からでした。

私は慌てて車を止めて電話に出でました。

「もしもしまゆみ?」

「・・・」

「おい!どうしたんだよ!どこにいるんだ!」

「・・・・・・・パパ・・・」

パパと呼ぶ妻の声は泣きじゃくりながら、そしてなんとか必死に話そうとして出た言葉のようでした。

「・・・・・・パパ・・・」

「どうしたんだよ?今どこにいるんだ」

「・・・・う・・・う」

泣きながら言葉にならない妻でした。

「うっ・・・う・・・今ね」

「あぁ、どこにいる?」

「○○駅」

「○○駅?どうして?」

「ケンジと来たの」

「今も一緒なのか?ケンジと」

「う・・・ううん」

「わかった。今からだと3時間くらいかかるけど、そっちに行くから待ってられるか?」

「・・・・・・うん・・・・・・うぅ・・・・・・ごめんなさい」

「駅近くまで行けば連絡するからな」

私は妻にそう言って電話を切り、もう一度高速道路へと戻り、妻のいる○○駅まで車を飛ばしました。

妻はどうして今までケンジと一緒にいて、連絡もして来ないで、私から連絡があってから連絡をしてきたのか。

高速を走りながら、そのことだけを考えていました。

高速を降りて駅までの道を走る頃には、あたりも暗くなりはじめようやく妻の言った○○駅近くまで来ました。

妻と一度その街には行こうと話をしていましたが、妻とは一度も来た事のない街でした。

ただカーナビの案内通りに駅近くまで来て、妻に電話をかけました。

「もしもし」

「駅近くまで来たよ。どこにいる?」

「駅のビルにある喫茶店にいる・・・駅前まで出ていく」

「わかった・・・駅前に△△ホテルがあるから、その前に車を止めているから」

「うん・・・わかった」

私は妻を待つ間に、上の娘に事情を話しここまで来ていることを伝えました。

横断歩道が青になり、沢山の人が一斉に横断歩道をわたる中に、ジーンズ姿の妻を見つけました。

妻はとぼとぼと歩きながら、横断歩道を渡りきったところで私の車を見つけこちらへと歩いてきました。

車の助手席側から私を覗き込む妻の顔は化粧は崩れ、スッピンに近い顔で、私が乗れと言うと車のドアを開けて助手席へと乗り込んで来ました。

「ごめんなさい・・・迷惑かけて」

「それより何があったんだ?」

私はハザードランプを消して、車を走らせました。

「連絡できなくって・・・ごめん」

「とにかく、帰ろう」

「うん」

「道中長いからゆっくり何があったか聞かせてくれ」

私は来た道をゆっくり車を走らせながら妻の話を聞きました。

「パパに連絡して。ケンジのところに行ったの・」

「あぁ」

「ケンジに全てを話したの」

「・・・・」

「ケンジ・・・凄く悲しんで・・・そして・・・拓さんのこと・・・聞きたくないって」

「そっかぁ」

「うん・・・けど・・・好きだって言ってくれた」

「うん・・・」

「でも・・・やり直そうと思ってるからって言ったの」

「・・・・」

「ケンジが・・・何度も考え直してって」

「うん」

「でも・・・でもね・・・やり直したいって伝えた」

「・・・・」

「ケンジも納得してくれて・・・最後に一緒に○○に行って欲しいと言われたから」

「○○はまゆみとケンジの思い出の場所なのか?」

「・・・うん・・・一度だけ二人で旅行に行ったところ」

「そうだったんだ・・・じゃぁこの1週間ずっと今日まで○○に居たのか?」

「ううん・・・仕事休めないからって・・・昨日から来たの」

「じゃぁその間は?拓って奴のところに?」

「ううん・・・拓さんには断られた」

「断られた?どうして?」

「ケンジのところから帰って、会いたいって連絡したの」

「うん」

「夜に拓さんのところに行ったの」

「・・・・」

「少し話をして・・・キスされて」

「うん」

「私がいつもと違うって・・・言われた」

「そうなんだ」

「どうかしたの?って聞いてきたから・・・パパとの事を話をしたの」

「・・・・」

「そしたら・・・それがいいよって言ってくれた」

「抱かなかったのか?拓って奴は?」

「うん・・・アパートに帰れって言われたよ」

「・・・」

「帰るとき頑張れって言ってくれた」

「まゆみは抱かれたくなかったのか?」

「前までと違ってれ冷静だった」

その頃には妻の表情もどこか落ち着いて時々笑顔も見せるほどになっていました。

「俺が想像していたような男でもなかったんだな、その拓って奴」

「バカな女だって言われた」

「じゃぁそれからはアパートに?」

「うん・・・パパに連絡しようと思ったんだけどケンジと○○に行ってからにって」

「そうだったんだ」

「ごめんなさい」

「それでケンジとは?」

「○○の色んなところ一緒に行ったの・・・昔を思い出すように」

「・・・・」

「昨日の夜・・・ホテルに泊まって」

「うん・・・」

「今晩だけ全て忘れて欲しいって言われて・・・ケンジには支えてもらったから」

「それで?」

「・・・・・・」

「抱かれたんだ?」

「・・・・・・うん」

「そっか」

「うん」

妻は何も話さなくなり、窓の外をしばらく見つめているだけでした。

私の方も妻に何も話しかけられずに、ただ車を走らせるだけで、精一杯で妻がケンジに抱かれたと聞いて、ある程度は覚悟はしていましたが妻の口からきかされるとショックでした。

当然のように同様を隠せない私に妻も気付いていたことでしょう。

丁度サービスエリアの標識が出ていたので、妻に「少し休憩してもいいかな?」と聞くと

「あ・・・ごめんなさい。ずっと運転だったね・・・運転変わるよ」

妻が言ってくれたので、サービスエリアに入り、飲み物を買い、トイレを済ませて妻と運転を代わりました。

サービスエリアから出て高速道路の本線に入ろうと加速をしだしたときに妻が話し始めました。

「ケンジね・・・パパを怨んでた」

「・・・・」

「今日ね・・・帰らないでずっと一緒に居て欲しいって言われた・・・もう1日だけでも一緒にいて欲しいって」

「・・・」

妻は運転を交代してから何か吹っ切れたかのように一人話し続けました。

「○○へ来てからパパのこと非難ばかりしてた・・・自分とパパの違いをずっとしていて」

「・・・」

「昨日・・・抱かれたときもずっとそうだった」

「・・・」

私は何も答えることもできないまま、妻の話を聞いていました。

「今日も・・・パパのところに戻っても何も良いことないよって・・・もう一泊しようって誘われた」

「・・・・・・うん」

「断ったの・・・・・・家に帰るって決めたからって」

「そっか」

「うん・・・でもね・・・悲しかった」

「・・・」

「ケンジは本当に良くしてくれたから・・・パパとギクシャクしてから」

「・・・そっか・・・だからそれで電話くれたときに泣いていたんだ」

「うん・・・ごめん・・・でもどうしてもパパに伝えたかったから」

「そっか・・・けどどうして電話の電源を?」

「あぁ・・・ケンジが一緒に居る間はパパから電話があると嫌だからって・・・電源を切って欲しいって」

「そうだったんだ」

「うん・・・あのね・・・パパと知り合う前はね・・・本当に好きだったんだ・・・ケンジのこと」

「・・・・・・・うん」

「ケンジと一緒に○○に来て、ケンジと前に来たこと思い出して懐かしかった」

「・・・・」

「パパに出会うまで・・・本当に○○に来たことも・・・ケンジと過ごしたことも忘れること出来なかった」

「・・・・」

「でもね・・・パパと知り合って、パパを好きになって・・・忘れてたよ」

「・・・・」

「結婚してケンジのことなんて全然忘れてた」

「うん」

「それが良くわかったの・・・○○に来て」

「・・・・」

「だからね・・・だからぁ・・・パパが・・・許してくれるならぁ」

その時、妻の横顔を見ると妻の頬から流れる涙が、対向車のヘッドライトに照らされて光っていました。

「もういいって俺が悪いんだから・・・まゆみがしたいようにすればいいさ」

「・・・」

少し何も答えないでハンドルを握りながら時々鼻を押さえる妻が言葉を詰まらせながら言い出しました。

「パパはぁ・・・いつも・・・うっ・・・そう・・・じゃない」

「・・・」

「私のぉ・・・したい・・・・ようにって」

「・・・・」

「どうしてそうなのよ・・・嫌なら嫌って言ってよ・・・パパはずるいよ」

「・・・・・・」

「私は家を出るときも・・・パパに言ったつもりだよ」

「・・・」

「家を出てから辛かった気持ちを支えてくれて楽しくさせてくれたのはケンジだった」

「・・・・・・」

「パパはいつも・・・自分の気持ちを素直言ってくれないでしょ」

「・・・」

「私がしたければすればいいいし・・・とか・・・好きなら言って来いとか」

「・・・」

「だから・・・抱かれて帰って来たときに・・・パパに抱かれると嫉妬してくれて嬉しかった・・・なのに・・・パパは私を信用してくれなくなって」

「・・・」

そう妻に言われると本当に何も答えることはできませんでした。

妻が言うように私はこの間、ずっと妻を信用していなかったと思います。

しばらくして妻が言葉を詰まらせることもなく私に問いかけてきました。

「パパは覚えてる?・・・結婚しようって言ってくれたときのこと」

「・・・」

「パパが結婚しようって言ってくれたけど・・・私が良く考えてねって言ったこと」

「あぁ・・・覚えてるよ」

「私はね・・・ずっとそのときパパが言ってくれたこと・・・忘れたことなかったよ」

「・・・・」

「けど・・・パパ・・・ギクシャクし始めてから私を信用してくれてなかったでしょ」

「・・・」

「どうしてなの?って何度も何度もパパに訴えていたつもりだった」

「・・・・」

「そのうち私もパパから逃げるようになっていた」

「そんなことないだろ・・・俺がまゆみを信用できなかったから」

「ううん・・・私もパパから逃げてばかりで悪かった」

「・・・」

「私は・・・あのときパパに言った言葉は嘘じゃないよ」

「そんなこと・・・ないだろ」

「やっぱりパパはそう思ってるんだね」

「だって」

「もういいよ・・・パパの気持ちわかったから」

「何をだよ?」

「私がケンジと拓さんのところに行かせてって言ったこと・・・自分の気持ち抑ええて私の我がまま聞いてくれたよね」

「・・・・」

「パパが行かせてくれるって言ってくれたときに、私は思ったんだ」

「思った?」

「うん。どんなことがあっても二人とお別れしなくっちゃって」

「・・・」

「ケンジと○○で過ごしてよく解ったよ・・・ケンジはそんなこと出来ないよ」

「そうでもないんじゃないか?」

「ううん・・・昨日の夜もよくわかった・・・ケンジはパパとは違うって」

「どうして?」

「どうしてもなの」

「なんだそれ」

「きっとパパはまた、私のこれまでのことをきっと忘れさせてくれる・・・そう思うから」

「今は自信ないかも」

「パパがどう思っていても、私はもう逃げないから・・・パパから逃げないから」

「・・・・」

「これからどんなことがあっても私はパパから逃げない」

「パパぁ~~~起きなさいよぉ~~起きないと遅刻するよ!!」

妻の元気のいい声で毎日眼が覚める私は、その声を聞くたびに当時のことを今でも思い出します。

すっかりあの頃の妻はどこかに行ってしまったようですが、お互い時々ギクシャクする時もあります。

けれど今、私達夫婦は長い年月をかけて積み上げて来たものを私と妻まゆみとで、あの時一瞬に崩してしまったモノを一つ一つ積み上げながら生活をしています。

そんな私も妻もあの頃の事を決して忘れた訳ではありません。

一度開いた二人の溝はそう簡単に埋まるものでもないのはわかっています。

妻の5人目の男・・・妻が我が家に戻ってきてから1年ほど経ったころのことでした。

そのことも、ここに書いてきたことも普通の夫ならば決して許せないことなんでしょうが、私のような夫は世の中の普通の人たちからすればおかしいのかもしれません。

けれど・・・

どんなことがあっても私は妻まゆみフェチなのですから・・・