私は17歳の高校2年生です。
高校生と聞けば、皆さんはどの様なことを頭に思いうかべるのでしょうか。
やはり、恋愛や部活や勉強のことを思いうかべるのでしょうか。
とりあえず、卒業した方も、まだ入学していない方もほとんどの人たちが楽しいイメージを持っていると思います。
では実際にはどうなのでしょうか。
高校生は皆が皆、楽しい生活を送っているのでしょうか。
私の周りを見てみたところ、確かにほとんどの者は楽しそうに高校生活を送っています。
皆さんのイメージ通りです。
しかし皆が皆が楽しい生活を送っているかどうかとなると、それは違うと思います。
なぜなら僕がそうだからです。
楽しんでいる者達の裏で地味にひっそりと学生生活を送っている者達が少なからず存在します。
それはそうです。
皆が皆閉ざされたクラス、学校社会のもとで平等に過ごせるわけはありません。
見えないながらも確実に階級ができてしまいます。
人気者の1軍
一般的な学生生活を送れる2軍
地味で権力の弱い3軍
というように閉ざされた教室の中では自分の立ち位置が自然にできあがってしまいます。
そしてこの教室での地位が学校全体での地位にもつながります。
では、私は一体何軍なのでしょうか。
そうです。もちろん、答えは3軍です。
日々、一軍や二軍の目をうかがいながらひっそりと学生生活を送っています。
3軍の者は一歩間違えるといじめられっこに転落してしまいます。
特に1軍に目をつけられると終わってしまいます。
だから、大体面倒くさい役割は最終的に、僕を含めた少数の3軍に回ってきます。
さらに僕の通っている高校は決して頭の良い学校ではなく、半分が進学、半分が就職といった形の高校でヤンキーやチャラ男の類が少なくはありません。
そして、そのヤンキーやチャラ男たちが1軍を占めているため、権力の弱い自分が逆らえるわけもなく、ほぼ奴隷のような生活を送っています。
おそらく他の進学校などのヤンキー、チャラ男が少ない学校の3軍に比べてだいぶと辛い日々を過ごしていると思います。
皆さんも感じたことがあると思いますが、中学や高校ではヤンキーやチャラ男のような活発で元気で多少気性の荒い者達に人気がでるのです。
女の子にもモテます。
それに比べて私は地味で平凡です。
入学する前から私の3軍は決定していたのかもしれません。
しかし、三軍で辛い日々を送る自分にも安息の時は存在します。
それは登下校の時間です。
僕には小さい頃から思いを寄せている幼馴染がいます。
AKBの横山由依ちゃんに似ていてかわいい女の子です。
ですのでここでは由依と呼ばせてもらいます。
僕はその由依とあろうことか毎日一緒に登下校を共にしています。
何故地味で根暗な僕が好きな女の子と登下校を共にできるのか。
実を言うと由依と私の家は隣同士で、本当に幼いころから小学校、中学校と仲良くしてきました。
そして、私がこの高校へ進学すると知ると、何故か僕が行くならと一緒の高校についてきたのです。
由依は自分よりも数段頭が良く、進学校でも上のランクに行く実力をもっています。
それなのに僕についてこの学校にきたのです。
そして、さらに由依から毎日一緒に登下校しようよと誘ってくれて今に至ります。
僕も地味ながらも男です。
そんなことをされたら由依は自分に気があるのではないかと嫌でも思ってしまいます。
僕は正直、きもいと思われるかもしれませんが付き合ってもいないのに将来は由依と結婚したいと思っています。
そんな由依と共に過ごせる時間が本当に僕の癒しなのです。
辛い高校生活を癒してくれる女神です。
しかし、そんな由依にも今は告白などできません。
由依は学校全体でみてもかわいい部類に入り、僕と違って明るく社交性も高いため1軍とは言えないものの友達も多く楽しい生活を送っています。
いくら仲がよくても3軍の僕が告白する勇気はありません。
それに登下校以外では学校において僕と由依に接点はなく、由依が僕に気があるというのは勘違いかも知れないし
とにかく今の僕では由依に告白する自信なんてみじんも生まれませんでした。
また、由依が僕以外の特定の男の子と親密にしている姿もこの一年半で見たことがなかったので特に早く告白しなければならないという焦りも生まれませんでした。
そして、そんなこんなで毎日、平凡で辛い日々を送っていると、学生最大のイベントが実施される時期がやって来ました。
修学旅行です。
修学旅行といえば学生の皆が楽しみにしているイベントです。
しかし、僕ら3軍にとっては決して良いイベントではありません。
なんせ嫌いな1軍の奴らと3日間も行動を共にしなければならないのですから、しかも行動班がヤンキーやチャラ男と同じになったらもう最悪です。
そして今日はその最悪な班決めの日でした。
うちのクラスはくじ引きで班とホテルの部屋を決めるのですが、今日の結果で修学旅行の良しあしが決まります。
くじ引きは朝に行い、発表は帰りのホームルームで行われます。
私はそのせいで発表までの数時間まったく授業に集中できませんでした。
そして帰りの発表時、待っていたのは最悪の結果でした。
僕の行動はんはチャラ男2人に少しケバイ女の子2人、ホテル部屋はチャラ男とヤンキーと僕でした。
本当に最悪でした。
「なんでこいつがこの班にいるんだよ」
「まじでこいつと同じ部屋無理」
とか様々な罵倒が僕に浴びせられました。
そして帰り道、案の定、由依から修学旅行の話題がでました。
僕はその日は精神的に由依の話を真剣に聞く余裕もなく、話の半分も理解しないまま帰宅しました。
そして次の日から修学旅行に関する話し合いが忙しくなり、どこのクラスも帰りのホームルームを延長する状態になりました。
しかし僕はというと班のみんなからは嫌な目で見られ、半ば強制的に帰らされることになりました。
他のクラスの人々が楽しそうに修学旅行の話題で盛り上がっている中、私はひっそり帰路の廊下をひたひたと歩いていました。
すると由依の楽しそうな笑い声が唐突に耳に流れてきました。
私が思わずその方向に目を向けると、そこには僕の知らないイケメンと楽しそうに話す由依がいました。
本当に爽やかで顔の良い男でした。
私がむなしく仲間はずれにされている中、由依は楽しそうにしています。
別にいつもなら特別何も思わないのでしょうが、先ほどのこともありその日の私の精神は大変なことになりました。
そして数日たった修学旅行も間近となった日、いつものように机の上で寝たふりをしている僕の耳にある会話が聞こえてきました
「健二、次は由依ちゃんって子狙ってるみたいだな」
「ほんとあいつ、とっかえひっかえだよな」
「そのために班決めも細工したみたいだぜ」
「修学旅行でモノにするだってよ。あのヤリチン」
僕はゾッとしました。
由依っていうのは僕の知っている由依なのか。
もしそうならば由依を狙っているイケメンは、もしかしてこの前由依と楽しそうにしゃべっていたイケメンか。
私はさりげなくいつもの帰り道で由依に修学旅行のことについて多くのことを聞きだしました。
するとやはり時たま健二という名前が会話の中にでてきていました。
健二は由依の中ではおもしろい友達だそうです。
僕は由依が本当に危ない状態にあるのではないかと改めて認識しましたが、結局、何もできずに修学旅行の日が来てしまいました。
修学旅行は京都です。
いざ修学旅行が始まると、僕は班の奴らと行動を共にするのに必死で由依のことなどすっかり忘れていました。
そして、ある神社についたところで、班の奴らがいきなり妙なことを言い出しました。
「もうすぐだな。おまえら隠れろ。」
僕が何のことかわからずボケっとしてると、顔にパンチを一発入れられ強制的に木の裏にしゃがまされました。
数分すると、なんとそこに由依と健二がやってきました。
会話を聞いていると
「みんなどこいったんだろ」
「迷子になっちゃったね。携帯もつながらないし」
「とりあえずここで一休みしよっか」
と小さいながらも微かに声が聞こえてきました。
おそらく意図的に二人は迷子になったのでしょう。
そして私はこの状況はやばいと把握したと同時に由依と健二の前に3人ほどのチンピラが突然現れました。
一瞬、健二の友達なのかなと思い出しましたが。
チンピラは健二に喧嘩を売ると同時に由依を連れて行こうとしました。
すると一瞬のうちに健二はチンピラに殴り掛かり、モノの数分でチンピラたちをボコボコにしました。
それを見て僕の班の奴らはニヤニヤしています。
そうです。やらせです。漫画のようなやらせです。
漫画ではバカらしくて笑ってしまうやらせですが。
今日見てわかりました、実際にこういう場面にでくわすと、緊迫感があり笑えません。
由依も泣きそうな表情をしていました。
そしてやらせのチンピラを撃退した健二は泣きそうになっている由依をそっと引き寄せ抱きしめました。
由依は拒みませんでした。
そして由依と健二の目がすぐに合いました。
お互いにじっと見つめあった状態です。
私は本当にやばいと思いました。
本来ならすぐにでも出て行かなければなりません。
しかし、身体が動いてくれません。
脳だけが錯乱した状態です。
本当に僕の臆病さを恨みます。
そしてそうこうしているうちにあろうことか数秒後、健二と由依の唇が僕の目の前で重なっていました。
そして「やっぱり健二はすげぇわ」という班の奴らの声が僕の耳を虚しく通り過ぎました。
「あれ、いっつもお前と一緒に帰ってる子だろ?」
「残念、健二にとられちゃいました?」
と放心状態の僕の耳元で声がします。
こいつらは僕が由依と仲良くしてることを知ってて僕をここに連れてきたのです。
そこからの記憶はあまりありません。
気付いたら就寝の時間になっていました。
僕は何も考えられず目をつむり眠りにつこうとしました。
しかし、神様は僕を眠らせてくれませんでした。
同じ部屋で午後も行動を共にしていたヤンキーがいきなり僕をぶん殴り、無理矢理、壁の方に僕の顔を押さえつけました。
気付くと部屋にはそいつの他に知らない奴らが数人いました。
そこには小さな穴があいていました。
「覗け」と殴られたので泣く泣く穴を除くとそこには大きなイチモツをギンギンにした全裸の健二の姿がありました。
そしてそこには健二しかいません。
そこで数秒間色々と考えたのち、今ここにいる知らない奴らが健二の部屋の奴らだと僕は気付きました。
さらに色々考えていると健二の部屋から唐突にノックの音が聞こえてきました。
私は誰がその部屋に入ってくるのか、
今の状況から最悪な予測を立てることができました
そして次の瞬間、最悪な予測がいとも簡単に現実になってしまいました。
そうです、由依が健二の部屋に入ってきたのです。
あの神社での出来事のあと、僕が知らないうちにさらに二人の仲は親密になったのでしょうか。
数々の女を手籠めにしてきたヤリチン一軍の健二にとっては決して不可能なことではありません
私はこれから起こるかもしれない最悪の状況から目を背けなければ自分が壊れてしまうと
壁から顔を離そうとしましたがしっかり押さえつけられ動けません。
しかし、由依は僕の最悪の予想とは反対に全裸の健二を数秒見て、やはり自分には耐えられないと思ったのか、恥ずかしそうに顔を隠しながら部屋から出ていこうとしました。
僕は「最悪な状態は回避できた、まだ由依は健二に堕ちていない」と安堵しました。
しかし、一瞬で私の安堵はかき消されてしまいました。
すぐに全裸の健二は由依のそのきゃしゃな右上を捕まえ、その鍛え抜かれた数々の女を虜にしてきた肉体に引き寄せました。
健二はその甘いマスクで由依を見つめています。
それに合わせて由依の顔に赤みがかかります。
(やめろ・・やめてくれ・)と心の中で叫びましたが、いとも簡単に健二によってまた、由依の唇が奪われました。
今度は長いキスでした。
健二は慣れた舌使いで由依の舌をかき回しているようでした。
由依も表情ががだんだん締まりのないとろっとしたものに変化してきました
そして健二から
僕には見せたことのないような火照った雌の顔をした由依に
「バンザイして」という言葉が優しく発せられました。
由依は数秒ためらっていましたが、その体の火照り、今まで体験したことのない空気に耐えられなかったのでしょう
健二の支持通り素直に両腕を上にあげてしまいました。
その瞬間、私は絶望でもう見ていられないと自らの目を頑なに閉じましたが、
僕を押さえつけている奴らに
「目ぇ開けねえと殺す」
と何度も頭や腹を殴られ、結局重い瞼を広げました。
するとそこにはブラジャー姿で由依がいました。
そして数秒後、健二の慣れた手つきにより両肩のブラジャーの紐がほどかれ由依の美しい乳房があらわになりました。
由依は恥ずかしさから真っ赤な顔ですぐに胸を隠しましたが、
健二の「きれいだよ。もっと見せて」の声に両腕を胸からどかされてしまいました。
健二はすかさず結衣の乳首に舌を這わせ、その大きな手で優しく由依の胸を征服しました。
「んっ、、あっ・・・・ん」
と由依の嬌声が聞こえてきます。
やはり健二は女の扱いに慣れているのでしょう
いろんな手つきで由依の胸を揉みしだいています。
由依は胸を揉まれているだけなのに
漏れる嬌声を両手でおさえながら
これでもかというくらい状態を反らしながら体をびくびくさせています。
そして、そこから健二の手が由依のパンツとズボンを一瞬で引き落とし、由依が全裸にされるまでにそう時間はかかりませんでした。
そしていつのまにか由依は両脚をカエルの様に広げられ、まだ誰にも見せたことのないアソコを健二によってまじまじと凝視されていました。
次に健二は結衣の全身をくまなくなめまわしました。
あたかも自分の所有物の様に由依も舐められることに興奮するのか「んあっ・・!!んんんんんんっ!!」と気持ちよさそうな声をあげています。
さらに由依は乳首が敏感なのか、乳首をいじくられるといっそう大きなエロい声で鳴きます。
それに気付いたのでしょう。
健二は母乳を吸う赤ん坊の様に由依の乳首に執拗に吸い付いていました。
私の大好きだった女の子が今目の前で乳首を吸われています。
私は何とも言えない気持ちになりました。
僕と由依の10年以上の仲は何だったのだろうか。
そして数分後、健二は由依の全身を味わい尽くすと今度は由依の両手をつかみ、由依のその大きな瞳を見つめながら自らの大きなイチモツを由依のアソコに擦りつけながら腰を振り始めました。
健二は由依のアソコにイチモツを決して挿れようとはしません。
ひたすら擦りつけながら腰を振ります。
健二は由依に疑似SEXをさせているようです。
「ああああ・・・・!!んああああ」
と挿入してないにも関わらず由依は気持ちよさそうな喘ぎ声をあげています。
由依と健二はお互いに見つめあいながらこの疑似SEXを10分程続けています。
健二はさっきから
「挿れなくてこれだよ、挿れたらどうなるかな?」
「由依、大好き、愛してる」
など色んな言葉を使いながら腰を振っています。
数分後由依の顔は今までに見たことのないようなとろっとろのエロい顔になっていました。
健二がニヤっとしたかと思うと
「挿れてほしかったら俺の唾液飲んで」
「ほら口開けて」とすぐに聞こえてきました。
しばらくすると由依は恥ずかしそうに口を開きました。
その瞬間由依の口内に健二の唾液が垂らされ「よっしゃ」という言葉と同時に、一瞬でコンドームの付けられたイチモツが由依のアソコにぶち込まれました。
私はそこから由依と健二のSEXを朝まで見せつけらました。
最初こそぎこちなかった由依も時間が経つにつれて健二に身体を完全に預けるようになり、気持ち良さそうに嬌声をあげていました。
私は不覚にもこんな状況下でも何度もアソコを立たせてしまい、罰として同じ部屋にいる奴らにみせしめとして強制的に何度もオナニーさせられてしまいました。
修学旅行一日目は最悪な結果に終わってしまいました。
結局一睡もせずに朝を迎え、朝食場に向かっているとあろうことか前から由依が歩いてきました。
私が目の置き場に困っていると「おはよー」と何もなかったかのようにいつも通りの挨拶を由依はしてきます。
由依は僕に罪悪感はないのだろうかと感じましたが、確かに僕と由依は付き合っていません。
罪悪感など感じる必要はもともとないのかもしれません。
それに由依は昨晩の健二との営みを僕に見られていたなど微塵も思ってもいないでしょう。
このまま由依は健二と付き合ってしまうのでしょうか。
僕は今まで味わったことのないモヤモヤを心に抱えたまま2日目の修学旅行を迎えました。
いざ町にでるともう僕の班の人間は僕を絶望に陥れることしか頭になく、2日目の計画は由依の班をこっそり尾行するということになりました。
しばらく尾行を続けると案の定、由依と健二が2人で本来の班から離脱しました。
私の班の奴らは俺の方を向いてニヤニヤ心ないことをしてきます。
結局僕は由依と健二を尾行することになりました。