僕が彼女と付き合い始めたのは高校時代。
正直、彼女は僕にはもったいないぐらいの存在で、容姿は本〇翼ちゃんに似ていた。
一方、僕はというと、これといってとりえもない、何もかも中の下レベルの男で、傍から見ても彼女とつり合いが取れているとは言えないレベルの男だった。
正直何故、僕なんかと付き合ってくれたのかはわからないが、彼女は僕の優しさと、一直線な真面目さに引かれたと言ってくれていた…..。
彼女が、その容姿と明るさから、他の多くの男に人気があったことから考えても
本当に、この交際は奇跡だった。
僕的には3年間同じ部活に属していたことが、一番大きかったと思っている。
そして本当に彼女はよくできた女の子で関係も順調だった。
彼女のはじめてを、もらえた時にはもう死んでもいいとさえ思えた。
お互い、性にはあまり積極的ではなかったことから、あまりそういう行為は
多くはなかったけれども、本当に心からお互いに通じ合っていた。
その証拠に、大学も二人で話し合って同じところに進学することになった。
僕は、正直彼女よりも頭が大分と良くなかったが
彼女が絶対に僕とは離れたくないと、全力で勉強をサポートしてくれた。
その結果、無事に二人で目指していた大学に合格でき、本当に涙が出るほどうれしかった。
だから、この当時は、彼女が他の男の女になることなんて想像もしなかった…..。
悪夢の始まりは、入学後、とあるサークルに入ったことから始まった。
そのサークルは、よくある季節のスポーツをワイワイ楽しむ様なサークルで、飲み会の多いことで有名な、大学生、大学生したサークルだった。
正直、僕が最も苦手とするノリのサークルではあったが、彼女が新しくできた友達に誘われて、そのサークルに加入したいらしく、元々、同じサークルに入ろうと二人で決めていた件もあったので僕も、結果として渋々そのサークルに参加することになった。
そして、そこで僕の彼女を寝取った最悪の男ケンジと出会うことになる。
このケンジという男は本当に厄介な男で、イケメンで色黒の、絵に書いたようなチャラ男DQNで、入学後、数週間ですでに多くの女と関係を持っていた。
この男と初めて絡んだのは新歓コンパで、彼女が自己紹介で、僕が彼氏だと紹介してくれた時に、
「不釣り合いだー」「何の弱み握ったんだよー」
などといきなり罵倒してきたことを覚えている。
ケンジは本当にクズなやつで、可愛い女、
もしくは自分と同等か、それ以上の権力をもった人間以外
にはゴミの様な扱いをする奴だった。
そして、僕もそのゴミの様な扱いを受ける一人だった。
また、サークルのノリ的にケンジほどでないにしてもチャラい奴らは大勢いて
しだいに僕はそのノリについていけなくなりサークルにあまりでなくなっていった。
それでも彼女との関係は良好で、大学にいるときも基本は彼女といつも一緒だった。
彼女も僕がサークルに出なくなったことに気を気にして、一緒に辞めようかと提案してくれたが、
すでに彼女に、サークル内に多くの友達がいることは知っていたし、そういうことを考えると
うん辞めようとは情けないし、言えなかった。
それに、さすがに彼氏がいるとわかっている女に手を出すような男はいないだろう、
たとえケンジの様な奴であっても彼氏持ちには手をださないだろうと思い、
彼女にはそのままサークルを楽しんでもらっていた。
しかしそれが大きな間違いだった。
僕がサークルに完全に顔をださなくなって数か月後のある日の夜、ケンジの取り巻きの女の一人から、いきなりlineに一通の動画が送られてきた。
意味がわからず、とりあえず再生ボタンを押すと、
そこには割り箸をもったケンジと、僕の彼女であるサヤが向かい合う姿がおさめられていた。
そして、周りからの「キース、キース」という大勢の声がうるさく聞こえ
一瞬で王様ゲームをしていることに気がついた。
その時点で、僕の頭はすでに混乱していたが、僕にはどうすることもできない。
目の前の動画には今にも泣きそうなサヤが映っている。
サヤも逃げ出そうと思えば逃げ出せるはずだが、周りの奴らがそれを許さない環境を大勢でつくりだしている。
そしてそうこう考えているとケンジがサヤの顎を片手でクイッと持ち上げ、次の瞬間
「ちゅッ♥」という音とともに
ケンジと、僕の彼女サヤの唇が重なった。
そして、すぐにお互いの唇は離れたが、ケンジはそれでは終わらせない
すぐさま、サヤの顔を両手で抑えてまた、キス。
しかも次はケンジがサヤの口に舌を滑り込ませた、僕とはしたこともないような濃厚なキス。
サヤも抵抗をしようとするが男の力にはかなわない
周りからは「ヒューヒュー」「エロいぞー」などの歓声
僕はその動画を見ながらさらに混乱が高まる。
しかし、そうこうしているうちに、僕は嫌がっていたサヤの表情に変化が表れていることに気がついた。
明らかにサヤの頬が火照り、目がとろーんとしてきているのだ。
動画の中では、ケンジとサヤのキスが3分ほど続いており、
もはや諦めたのだろうか、抵抗の素振りはなく、
完全にケンジと見つめあい、そのキスを受け入れているサヤがそこにはいる。
そのキスは、もはや他から見れば恋人同士する濃厚なキスへと進化していたのだ。
もはやケンジのキスのテクニックで何も考えることができなくされているのだろう
サヤは完全にメスの顔をしてしまっていた。
「ちゅッ♥っちゅ♥ちゅっ♥~」と聞きたくもない淫靡な音がスマートフォンから漏れてくる。
そして、さらに、サヤ自信はその快楽から気がついてもいないのだろう
ケンジの右手はサヤの服の中に伸びていき、ブラジャーをいとも簡単に取り外し
生でサヤのきれいな乳房をわがもの顔で揉みしだいている。
服の中で揉んでいるため外からは見えないが、その手の動きから
いかにケンジが女性の乳房の扱いになれているかが良く分かる。
その手の動きに合わせて
「あっ…ん…あっ..あああ♥♥♥!!」とサヤの嬌声も鳴り響く
周りのサークルの男女の歓声もさらに高まり、中にはその光景をスマホにおさめたり
オナニーをしている奴らまでいた。僕という彼氏がサヤにいることを知っていて皆どういうつもりなのだろうか。
そしてしばらくし、ケンジとサヤの唇が唾液に糸を垂らしながら離れ、長いキスが終わると、
あろうことか、ケンジから信じられない言葉が発せられた
「今日から、おまえは俺の女だ」と。
僕は信じられずもう一度聞き直すが、やはり、ケンジの口からでた言葉は
「今日から、おまえは俺の女だ」だった。
周りからの「ヒューヒュー」という大きな歓声がまたもやスマホ越しに聞こえる。
サヤはキスが解除さ、れ正気に戻ったが、まだ現状を読み込めていないのだろう、「いやっ」と青ざめた顔をしてケンジをつき放す。
が、サヤはすぐさま、ケンジにまた唇を奪われ、
「チュッ♥っちゅ♥ちゅっ♥~」と二人がキスをしている場面を最後に動画が終わった。心なしか二回目のキスでは、もはやサヤはあまり抵抗しておらず、すぐにケンジの舌を受け入れてしまった印象をもった。本人はそのつもりはないであろうが快楽を求める人間の本能なのであろうか。
僕は怒り以前に、何が起こっているのか頭が整理できずに真っ白になっている。
サヤに電話をかけてもつながりもしない。
すると動画を送ってきたケンジの取り巻きの女からまた、lineが送られてきた。
そしてやりとりをするうちに色んなことがわかってきた。
僕がサークルに顔をださなくなってから、ケンジがサヤを狙いだしたこと。
しかし、サヤのガードが固すぎて相手にもされなかったことなど。
しかし、それが悪かった。ケンジは大体の自分の欲しい女は、その容姿から簡単に手に入れてきたため、今回の様な自分を相手にもしないサヤに逆に燃えてしまったようだった。
そこから、サヤを手に入れるためのケンジの計画がはじまった。
あろうことか、常識では考えられないが、まずサヤの友達を味方につけることから始めたようだ。そのほとんどがケンジの肉体の虜にされたそう。この取り巻きもその一人である。
ケンジに抱いてもらいたいがため、ほとんどの女がケンジのいうことを聞く。
すでにサークルの同学年のほとんどが、僕がいなくなってからケンジに掌握されていたのだ。
そこでこの王様ゲーム。
完全にケンジがサヤを堕とすための仕組んだ罠だったのだ。
そしてこの王様ゲームは今日、ついさっきの出来事だったということがわかった。
僕は怒りと焦りでサヤに何度も電話をかけるがやはりでない。
さらに取り巻きにサヤの居場所を何度も聞くが「知らない」の一言。
僕がもはや何をすればわからず放心状態になっていると、
また、lineにあらたな動画が送られてきた…….。
僕は、新たにlineに送られてきた動画を開かざるを得なかった。
いやな予感しかしないが僕の指は再生ボタンを押していた。
すると、そこにはまず、複数の男女の下着が床に散らばっている光景が広がっていた。
ブラジャーやトランクスが無造作に脱ぎ捨てられている。
その数から推測するに男女4人ずつ程のものだろうか。
そして数秒後、遠くの方から「あっっ!!んあっ…んんんーーーー…!」と複数の男女の乱れる声。
(パンパンパンパン!パンパンパンッ!)と男女の肉体と肉体が重なる音が鳴り響く。
聞こえてくる音であろうことか不覚にも僕のあそこは勃起してしまった。
ここに彼女であるサヤがいるかもしれないというのにだ…。
数秒後アングルが変わる。
そこには、僕も顔を知るケンジの取り巻きの男女が二組ずつSEXをする光景。
自分の知っているものがSEXをしている光景はとてつもなくエロかった。
二人ともバックでケンジの悪友にすごく激しく突かれ嬌声をあげている。
不覚にもさらに僕のあそこはそそり立つ。
しかし、サヤへの心配の方が格段に大きく、僕は、すぐに今にも吐き出しそうになる。
しばらくはその光景が続いたが、やはりそこにサヤの姿はない。
その後もしばらく同じ光景を見せつけられる。
もちろん、このままサヤがこの場にいないことを僕は願うが
そうした場合、ケンジの取り巻きの女が送ってきたこの動画の意図がわからない。
僕は悪い方にしか考えられない
そうこう考えていると少し、動画のアングルが少しブレ
僕の視界に唐突に、一枚の脱ぎ捨てられたホットパンツが飛び込んできた。
すると僕の心は一気に気持ち悪くなる。
それと同時に身体から力が抜ける。
なぜならば、間違いなくそれはサヤの着ていたホットパンツだったからだ。
それと同時に一瞬、スラリとのびる女の脚と、鍛えられているであろう筋肉質の男の脚が絡まる光景が映し出される。が、それより上はカメラから見切れていてみれない。
そして数秒後、またすぐにアングルは元にもどされ、先ほどのケンジの取り巻きの男女がSEXしている光景が目の前に広がる。
僕は、聞こえてくる女たちの嬌声を聞きながら、もう放心状態であった。
あの二人の脚はケンジとサヤのものではないのかと。
もはや脱ぎ捨てられているホットパンツからしても、そうとしか考えられなかった。
なにが起こっている、嘘だろうと僕が頭の整理をできず混乱していると
急に視界の外から
「あっ・はっ・んっ・んっ・あっ・はっ・んあああああ!!」
と、他の女の喘ぎ声をかき消す、すごい女のとろけ声。
今まで声をあげることを我慢していたのだろうか、ものすごい爆発力のある女の鳴き声だった。
そしてものすごいリズムの早いピストン音
その後しばらく画面外でその女の喘ぎ声とピストン音は続く。
すぐに僕の心は死んだ。何度聞いても僕の知っている声
サヤの声だったからだ。
しかし実際は、僕はサヤのこんなにもエロい女の声は聞いたことはない
すると、これまた画面外から
「いっぱいイかせてやるからな」とケンジの声
僕の目には涙がこぼれおちる。まだ実際にその光景を目にしてもいないのにだ。
それほど、その淫靡な嬌声がサヤのものであるという確証があった。
何年も一緒にいたサヤの声を間違えるわけがないのだ。
僕が何も考えられず涙を流していると、
ゆっくりと動画のアングルが右に右にとシフトされた。
そして僕が今まで生きてきた中で、一番最悪な光景が
ついに目の前に広がった。
僕はリアルにその瞬間ゲロを吐いた。
そこには、ガシッと腰を掴まれて、ケンジの良いようにもてあそばれるサヤがいた。
お互い裸で絡まりあう男女の周りには
精液のはいった複数の使用済みコンドームと、くしゃくしゃになったティッシュのやま
もう何回ケンジにイかされたのだろうか、
サヤは完全にケンジのものを受け入れ、僕も見たことがないような雌の顔をしていた。
そしてしばらくするとサヤは対面座位の格好にさせられ、ケンジにそのきれいな乳房を
執拗にむしゃぶりつかれている。
完全に、ケンジは自分の所有物であるかの如く
サヤの乳房をもみしだき、乳首をなんども口に含み吸い上げる。
サヤも、もう何も考えられないのだろう
ケンジのその行為に、ただただ悦楽の表情で
「あっ・・ああっ・・んっ、ああっ・・あっ」と可愛い嬌声を口から漏らし、腰を打ち付けられる。
その後も動画に中では、サヤはバックで動物の交尾のような体制で
その可憐なお尻を鷲掴みにされ
ケンジの巨根に激しく突き上げられ
「あっ、んっ・・あっ、ああっ・・くっ、んっ・・あ、あぁん・・ひぁあっっ!!」などと
今まで聞いたことのないような強制を僕の脳内に響き渡らせる。
そして僕の目の前で何度もケンジとサヤがキスをする。
完全にもう何度も連れ添いあったようなカップルがする自然なキス
サヤは完全にケンジの舌を受け入れ蕩けた顔をする。
その後もケンジはモノのように、僕のサヤの綺麗な身体をもてあそぶ
が、もはやサヤに抵抗の意志は皆無、完全に恋人同士のSEXだった。
僕は一度もサヤをイかしたことはない、むしろ正常位以外の体位で交わったこともない。
そのサヤが目の前で、僕の嫌いなケンジに何度もイかされ、色んな体位で犯され、女の喜びをその身体に教え込まれる。
サヤはその快楽からもはや何も考えられなくなってしまったのだろう。
無意識であろうが、気が付くと正常位の体制から
サヤの両足はケンジの腰を下からがっちりと挟み、その両手は首に回され、
ケンジの熱いキスを受け入れている。
僕はもう、本当に何も考えられない。
そうこうしていると
サヤはいつのまにか、ゴムを外したケンジから
その可愛い顔に、大量の精液をマーキングの如くぶっ掛けられる。
もちろん僕はサヤにこんな卑劣な行為をしたことはない……..
しかし、ケンジから精を受けるサヤの顔は、嫌悪感ではなく
淫らな達成感に満ち溢れているようだった。
本当に最悪なことだが、その精をうけたサヤの蕩けきった顔に僕のアソコは
これまた過剰な反応を示してしまった。
「今日から、お前は本当に女な」
僕はもう完全に終わったと思った……………
しかし、サヤからは「私には彼氏がいる、絶対にあんたの女になんかならない」と拒否する。
僕はその言葉に本当に一瞬でも安堵したし、
いつでももう一度サヤとやりなおす心はできていた。
しかし、その言葉に信憑性がないことに僕はすぐに気が付く。
肩で息をしながら抵抗の言葉を述べるサヤの
その顔は完全に女にされた雌の顔
ケンジも「そのエロくなってる顔で、その言葉は説得力がないよ」
とニヤけながらサヤを押し倒し、サヤも、もうしわけ程度の抵抗を残し2回戦突入。
動画からは、またケンジの凶器のようなペニスがサヤに当てがわれ、
ぎし、ぎし、ぎし、とベッドが小刻みに揺れると同時に男女の濃密な交尾が始まり、動画は終了した。
ホームに戻ると、この動画送ってきたケンジの取り巻きの女から複数のメッセージが溜まっていた
内容は、サヤも必死に始めは抵抗していた。
けど環境がやっぱりそれを許さなかったというものだった。
他の人の激しいSEXを見せつけられ、サヤも初めは「もう一回だけ」とケンジにキスをせがまれたり、その巨根をさわらせられる程度だった。そうすれば帰らせてあげる条件だったから。しかし、要求は徐々にエスカレートされ、また、周りのみんながSEXをしている雰囲気に流されたのか、
いつの間にかサヤはケンジに素っ裸にされ、身体を交わらせていた。
始めはサヤもマグロの様だったけど、星の数ほど女を抱いたケンジのテクニックに
動画の様な感じで雌にされてしまったというものだった。
サヤは一応は今も抵抗の意志はあるものの身体は完全に堕ちてしまっているとのことだった。
そして、ケンジが本当にサヤを自分の女にしようとしていることがわかった。
取り巻きとは違う本当の女に。
その証拠に他の6人の男女はとっかえひっかえ入れかえでSEXを楽しんでいるそうだが
ケンジはサヤを誰にも渡すことを許さず、ずっと一人で抱き続けているとのことだった。
こんなにケンジが一人の女に執着することは今までなく、本当に本気だと思うよとのことだった。
そして今も隣でサヤがケンジにずっと抱かれていて羨ましいとのことだった。
「すっごいエロい顔してるんだもん、サヤ」と一言
僕はそれを聞いて必死に、サヤに電話をかけるがでるわけもなかった。
そして僕は屍のように眠りについた。
翌日、学校にはサヤの姿もケンジの姿もなかった。家を訪ねてもいなかった。
今だに連絡もとれず、ただただ、学校では
サークルの奴らからの憐みとひやかしの視線が僕に集まり、痛かった。
そして、サヤと会えない日が3週間ほど続いた。
僕は学校でも特に友達をつくろうともせず、ずっとサヤといっしょだったため、
今は一人になってしまい、しだいに学校にもいかなくなってしまった。
そんなある日、またケンジ取り巻きからlineに動画が送られてきた。
案の定、「あっあんっ!あんっあっ!だめっ!だめっ!だめぇっ!
んっ!んっ!あっ!やだっ・・あっ、はぁっ!」という嬌声とともに
サヤとケンジがSEXをしている動画だった。
容姿の整った男女のSEX。
蕩けきった甘い表情と声を浮かべながら
ケンジにその逞しい男根で、胸を後ろから揉みくちゃにされ、力強く突かれるサヤがいた。
完全にもうただのカップルのラブラブSEXだった。
しかも、もう二人の男女の結合部にはすでに障壁すらもない。
いつのまにか、サヤとケンジは、対面座位の格好で
粘膜と粘膜を溶け合わせ、お互いの子種を残すための本物のSEXをしている。
(パン!パン!パン!パンパン!)と二人が愛し合う渇いた音がスピーカーから流れ出る。
もう完全にサヤの胸もケンジの所有物なのだろう、
何の抵抗もなくサヤはケンジにその胸を好きにさせ嬌声をあげる。
二人は見つめあいながら何度も
「チュッ..チュッ….♥」と唇を重なり合わせる
恥じらいながらケンジと
「・チュ・ンッ・・チュ・ン・チュ・チュ」と何度も小刻みに
ケンジとキスをするサヤの顔は本当に美しかった。
もう僕と彼女がした回数より多くのキスをしたのだろう何の違和感も二人のキスからは感じられない。ただのカップルのキス。
しばらくするとケンジのピストン音が徐々に激しくなっっていった、
と同時にサヤの両足は彼の腰をがっちりと挟み、
両手はその力強い背中に回された。
そして、数分後、ケンジの「イクぞ・・・・っつ」という言葉と共に
サヤはケンジをいっそう強く抱きしめる。
「あっっ、ああッ!あっあっ、あっッ、ああっ!あッあッあアァアアアッ!!イクッッ!」という解放された雌のエロい嬌声が力いっぱい動画から鳴り響く。
そして数秒後
(びゅるっ、びゅるるっ)、とケンジの熱い子種がサヤの中に放出された。
僕は中だしなんて考えたこともなかった。
しかし実際に目の前ではサヤとケンジの子作りといっても過言ではない
SEXが行われ、サヤの子宮にケンジの強い子種がたっぷりと注ぎ込まれた。
僕の心は完全に壊れた。
結婚もしてない男女が中だしなんてありえないし
あのサヤが、そんな行為を受け入れるなんて思いもしなかった
それからケンジとサヤはお互いに数分間は、その余韻を楽しむかの様に
静かに、肌と肌を合わせ抱き合った。
そしてケンジが
「お前は完全にもう俺の女だ….。誰にも渡さねぇ」と最悪な一言を残し
頭をなでながら自分の胸にサヤを抱いた。
……….そして、動画には
ケンジの腕の中でコクッと無言のまま頭を下げ
その返事を承諾するサヤがいた。
そしてまた数秒後
「・チュ・ンッ・・チュ・・チュ・チュ」という音声がスマホから漏れるとともに動画が終了した。
・・・僕の人生は完全に終わった。
翌日久しぶりにサヤから会いたいと言われた。
「ごめんなさい」
「もう私に、あなたに愛してもらう資格はありません」
と唐突に僕に言葉を投げかけ、彼女は泣きながらその場を立ち去った。
僕はもう生きる意味を失った。こんなにも僕と彼女の関係があっけなく終わるなんて思いもしなかった。
そこから何をするにも意欲がでず、数か月後には大学を退学した。
その数か月後にはケンジも退学したことを僕は後から知る。
そして十年たった今、僕はゴミの様に生きている。
一方でケンジはどうなったのかと言うと
本当にサヤに本気になっっていたみたいだ。サヤを妊娠させて、上記にも書いてあるよう
サヤを養うために大学を辞め、仕事に就いた。
仕事もケンジの親はそこそこ大きな会社をもっているそうで、そこを継いだみたいだった。
正直ケンジにとっては、すでに将来は決まっているようなもんで
大学なんてどうでもよく、女漁りにきているだけの様なものだったのだろう。
そこで運悪く
美人で性格も良い完璧な僕の彼女だったサヤが、ケンジの目にとまってしまった。
後から取り巻きから聞いた話だが「あんな上玉な女はもういない、あの女は俺の一生ものの女にする」と僕らがサークルに入って、しばらくしてから公言していたようだ。
チャラ男DQNのケンジがこんなことを言うなんてありえないもんだから、
周りはみんな驚いていたそうだ。
そして実際に、サヤは時間をかけてケンジに堕とされ
僕に別れをつげた前日に、ケンジの女になったのだ
大学でサヤを見なかった3週間、彼女はずっとケンジに抱かれていたみたいだった。
サヤもケンジと関係をもってしまってからは
なるべくケンジには会わないように頑張ってたみたいだけど
周りのケンジの取り巻きのはからいで、結局会わざるを得ない環境を作り出され
何度も抱かれ、その快楽の虜になっていってしまったそうだ。
やはり美しい雌が、強い雄にとられてしまうのがこの世界の節理であり
雌は本能的に強い雄とくっつきたいと願うことを遺伝子的に組み込まれているのだろう。
サヤも強い雄の魅力には勝てなかった。
そして今や、言葉通り、ケンジはサヤを嫁にし、3人の子供に恵まれ、
会社の役員になり何不自由ない生活をしている。
名実ともに僕の彼女だったサヤは
俺が嫌いな男ケンジの女になったのだ………..。